マイクロソフト自動トラブルシューティング サービスとサポート診断プラットフォームについて

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文書番号: 2598970 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、マイクロソフト自動トラブルシューティング サービス (MATS) とサポート診断プラットフォーム (SDP) に関してよく寄せられる質問 (FAQ) に回答します。マイクロソフト サポートでは MATS を使用して Windows ベースのコンピューターから診断情報を収集し、既知の根本的な原因がないか収集されたデータを分析し、見つかった問題に対する適切な解決策を判断します。また、収集された情報を使用して、一般的なトラブルシューティング作業を自動的に実行するか、コンピューター上の既知の問題を自動的に修正することができる場合もあります。ユーザーが収集したデータの結果は、マイクロソフト サポートにアップロードできます。

トラブルシューティングを行うには、このドキュメントの「トラブルシューティング」を参照してください。

詳細

Q1: 診断パッケージを実行する方法について教えてください。
Q2: インターネットに接続されていないコンピューターで SDP 診断を実行する方法について教えてください。
Q3: MATS/SDP 診断によってシステム構成を変更できますか。
Q4: マイクロソフト サポートの診断パッケージを実行できるオペレーティング システムを教えてください。
Q5: サポートされていないため、診断パーケージを実行できないインストール環境がありますか。
Q6: 診断パッケージを実行するには必要条件がありますか。
Q7: 診断するコンピューターに PowerShell をインストールできない場合はどうすればよいですか。
Q8: MATS によってマイクロソフトにファイルがアップロードされた後、どのコンポーネントおよびファイルがコンピューター上に残りますか。
Q9: 診断パッケージによって PowerShell 実行ポリシーを変更できますか。
Q10: Windows Server 2008 R2 の Server Core インストールで診断パッケージを起動する方法を教えてください。
Q11: 一部の診断パッケージの実行時に "システム情報を更新しています..." ウィンドウが表示される理由を教えてください。
Q12: Internet Explorer セキュリティ強化の構成 (IESC) が有効である Windows Server ベースのコンピューターで診断を実行する方法について教えてください。
Q13: 診断パッケージを実行するためにファイアウォール/プロキシで構成する必要がある URL を教えてください。
Q14: 使用している環境が非常に複雑である場合、診断を実行するコンピューターを選択する方法を教えてください。
Q15: 診断パッケージによってアップロードされた情報をマイクロソフト サポートがどのように使用するかについて教えてください。

T1: 診断を実行すると、[This computer] オプションが淡色表示されていて診断を実行できない
T2: 診断パッケージを実行すると、"We were unable to download the necessary components from our server. Please try again later" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する
T3: マイクロソフト サポートにファイルを転送するときに、"The application was unable to contact the diagnostic server. Please make sure that you are connected to the Internet, then try again" エラー メッセージが表示される
T4: 移植可能な診断パッケージ ("Portable_Diagnostic.exe") を実行すると、"This application is not supported on this Operating System" または "This diagnostic tool does not support your computer's configuration" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する
T5: 診断を実行すると、"This troubleshooter doesn't apply to this computer" (エラー 0x80005005) または "This troubleshooter doesn't apply to your system" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する
T6: 診断を実行すると、"We are sorry but your passkey for this diagnostic tool is outdated or has expired" エラー メッセージが表示され、診断を実行できない
T7: 診断を実行すると、"We're sorry, but the program encountered an error trying to contact the server. Please try again later. [Code 80072EE7]" エラー メッセージが表示される
T8: 診断を実行すると、"The results files are too large to be sent to Microsoft..." エラー メッセージが表示される
T9: Windows XP または Windows Server 2003 コンピューターで診断を実行すると、"このアプリケーションを実行するランタイムのバージョンが見つかりません" エラー メッセージが表示される
T10: Windows Server コンピューターで [実行] ボタンをクリックして診断を実行した後、"現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません" エラー メッセージが表示され、診断が実行されない
T11: Windows Server ベースのコンピューターで [実行] ボタンをクリックして診断を実行するときに、[保存] と [キャンセル] のオプションしか使用できない
T12: [実行] ボタンをクリックして診断を実行すると、"We're sorry, but an error occurred: Cookies are either not enabled in your browser or have been deleted" エラー メッセージが表示される

Q1: 診断パッケージを実行する方法について教えてください。

  • インターネットに接続されているコンピューター上で、次の手順を実行します。
    1. マイクロソフトが指定した URL をクリックするか、URL をコピーして Web ブラウザーのアドレス バーに貼り付けます。
    2. ページが読み込まれたら、ページに表示されている大きな [実行] ボタンをクリックし、ファイルを実行するか保存するかをたずねるメッセージが表示されたら、[実行] (または [開く]) ダイアログ プロンプトを選択します。
    3. MATS によるコンピューターの変更を許可するかどうかをたずねるユーザー アカウント制御 (UAC) のダイアログ ボックスが表示される場合があります。[はい] ボタンをクリックします。
    4. 指示に従って実行した後、診断により生成されたデータをアップロードします。
  • インターネットに接続されていないコンピューターでの操作については、Q2 を参照してください。

Q2: インターネットに接続されていないコンピューターで SDP 診断を実行する方法について教えてください。

  1. インターネットに接続されているコンピューター上で、次の手順を実行します。
    1. マイクロソフトが指定した URL をクリックするか、Web ブラウザーのアドレス バーに URL を貼り付けます。
    2. ページが読み込まれたら、大きな [実行] ボタンをクリックし、ファイルを実行するか保存するかをたずねるメッセージが表示されたら、[実行] (または [開く]) ダイアログ プロンプトを選択します。
    3. MATS によるコンピューターの変更を許可するかどうかをたずねる UAC のダイアログ ボックスが表示される場合があります。[はい] ボタンをクリックします。
    4. MATS が起動した後、[Accept] ボタンをクリックします。
    5. [A different computer] を選択し、[Next] ボタンをクリックします。
      注: 対象のコンピューターで既に PowerShell がインストールされているか、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を搭載しているコンピューターである場合は、チェック ボックスをクリックして [The computer already has Windows PowerShell installed] オプションをオンにする方法があります。
    6. [Begin] ボタンをクリックします。
    7. USB ドライブまたはネットワーク共有上に診断を保存します。"Portable_Diagnostic.exe" という名前のファイルが生成されます。
  2. 診断するコンピューター上で、次の手順を実行します。
    1. "Portable_Diagnostic.exe" ファイル (インターネットに接続されているコンピューター上で生成されたファイル) を実行します。診断が始まります。
    2. [Accept] ボタンをクリックし、指示に従って診断を実行します。
    3. 診断が完了した後、結果を確認し、保存してアップロードするよう求められます。USB ドライブまたはネットワーク共有上に結果を保存します。結果を保存するために選択した場所に、先頭が "Upload Results" という語句であるサブフォルダーが作成されます。
  3. インターネットに接続されているコンピューター上で、次の手順を実行します。
    1. (この資料で既に説明した手順 2c. の) Upload Results フォルダー内に保存されている結果を参照し、"Upload_results.exe" ファイルを実行します。
    2. [送信] ボタンをクリックして、マイクロソフト サポートに結果をアップロードして返送します。

Q3: MATS/SDP 診断によってシステム構成を変更できますか。

はい。MATS/SDP 診断によりコンピューターの構成が変更されることがあります。たとえば、診断ではデバッグに関連したログ記録が有効になり、ユーザーには発生している問題を再現する必要が生じる場合があります。診断パッケージがトラブルシューティング情報をマイクロソフト サポートにアップロードするまで、このログ記録の一部は有効のまま維持される場合があります。

また、診断パッケージを実行するために、MATS では PowerShell などのランタイム パッケージをインストールする可能性もあります。診断パッケージが完了した後、MATS によるすべての構成変更が元に戻るとは限りません。具体的には、PowerShell がインストールされた場合、PowerShell がコンピューターから自動的に削除されることはありません。

さらに、一部の診断では特定の問題が検出される可能性もあります。診断で問題を自動的に検出し、修正できる場合は、修正を適用するオプションが表示されます。修正を適用する場合、その修正により行われた変更内容は、診断が完了した後も残ります。

Q4: マイクロソフト サポートの診断パッケージを実行できるオペレーティング システムを教えてください。

  • Windows XP (x86 および x64)
  • Windows Server 2003 (x86 および x64)
  • Windows Vista (x86 および x64)
  • Windows Server 2008 (x86 および x64)
  • Windows 7 (x86 および x64)
  • Windows Server 2008 R2 (x64)

Q5: サポートされていないため、診断パーケージを実行できないインストール環境がありますか。

新しい診断パッケージは、以下の環境では実行できません。
  • Itanium (IA-64)
  • Windows Server 2008 (非 R2) Server Core インストール オプション
対象のコンピューターで以上のいずれかの環境を実行している場合、(提供されていれば) 古い機能限定版の診断パッケージを実行できる場合があります。詳細については、Q7 を参照してください。

診断 Web ページで機能限定版のパッケージが提供されていない場合は、Itanium (IA-64) または Windows Server 2008 Server Core インストール オプションと互換性がある機能限定版の診断パッケージを送信するようサポート エンジニアに要請できることがあります。

Q6: 診断パッケージを実行するには必要条件がありますか。

対象のコンピューターのオペレーティング システムに応じて、診断パッケージを実行するにはさまざまな必須のコンポーネントがあります。診断では、こららの必須のコンポーネントかあるかコンピューターを自動的にチェックし、必須のコンポーネントが既にインストールされている場合は実行を開始し、コンピューターで必須のコンポーネントがまだ使用できない場合はインストールするよう求めるメッセージが表示されます。

注: 一部の診断パッケージでは PowerShell 2.0 が必要になることもありますが、これが MATS により自動的にインストールされることはありません。この資料に記載されているリンクを使用すると、PowerShell 2.0 をダウンロードできます。また、診断パッケージにはトラブルシューティングに固有の他の必須のコンポーネントが存在する場合があります。たとえば、Exchange Server のコンポーネントのトラブルシューティングを行うように設計されている診断パッケージでは、コンピューターに Exchange Server がインストールされていることが必要な場合があります。

以下のオペレーティング システムで診断を実行するための最小要件

Windows XP または Windows Server 2003
  • Windows XP (32 ビット) では Service Pack 3 以降が必要
  • Windows XP (64 ビット) および Windows Server 2003 の両方では Service Pack 2 以降が必要
  • Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0
  • .NET Framework 2.0 以降
  • Windows PowerShell 1.0 または 2.0 (Windows PowerShell 2.0 は Windows Management Framework の一部)

    注: 診断では PowerShell 1.0 が自動的にインストールされます。ただし、2.0 が必要である場合は、自分自身が手動でインストールする必要があります。
Windows Vista または Windows Server 2008
  • Windows PowerShell 1.0 または 2.0 (Windows PowerShell 2.0 は Windows Management Framework の一部)

    注: 診断では PowerShell 1.0 が自動的にインストールされます。ただし、2.0 が必要である場合は、自分自身が手動でインストールする必要があります。
Windows 7 または Windows Server 2008 R2
  • すべての最小要件が満たされています。
Windows 8 Consumer Preview または Windows Server 2012 Beta
  • .NET Framework 3.5.1

    注: Windows 8 Consumer Preview では、診断パッケージを初めて実行したときに、.NET Framework 3.5.1 を自動的にインストールすることを確認するメッセージが表示されます。この場合、Windows 8 Consumer Preview では、.NET Framework 3.5.1 をダウンロードしてインストールするために Windows Update に接続することが必要な場合があります。

最小要件のコンポーネントをダウンロードするための場所

  • .NET Framework (診断パッケージを実行するコンピューターに .NET Framework がまだインストールされていない場合は、以下のいずれかのインストールを選択します)
    • 2.0 - 32 ビット
    • 2.0 - 64 ビット (x64)
    • 3.5 ? 32 ビットと 64 ビット
  • Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0
  • Windows PowerShell 1.0 (診断パッケージを実行するコンピューターにまだインストールされていない場合は、診断で自動的にインストールされます)
  • Windows PowerShell 2.0 (Windows PowerShell 2.0 は Windows Management Framework の一部)

再起動の必要性

通常、最小要件のコンポーネントをインストールするために再起動する必要はありません。ただし、再起動が必要な状況があります。たとえば、コンピューターに PowerShell 1.0 がインストールされていて PowerShell を 2.0 にアップグレードした場合、またはコンピューターに更新プログラムが最近インストールされ再起動が保留されている場合などです。

Q7: 診断するコンピューターに PowerShell をインストールできない場合はどうすればよいですか。

対象のコンピューターが Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、または Windows Server 2008 を搭載していて、PowerShell をインストールできない場合は、機能制限版の診断パッケージを実行できることがあります。ただし、すべての診断に同等の "機能制限" パッケージが提供されているとは限りません。さらに、機能制限パッケージでは、標準パッケージで収集される全セットのデータが収集されない場合があります (収集できるのはサブセットに限定される場合があります)。

Q6 に記載されている最小要件のインストールが必要ない機能制限パッケージを実行できるかどうかを確認するには、電子メール メッセージでマイクロソフトにより指定されている URL を開き、「この診断パッケージを実行するためのその他の方法」を展開してください。「Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、または Windows Server 2008 では」というテキストが表示されている場合は、コンピューターで機能制限版のパッケージを実行できることを意味します。この場合、セクションを展開して [診断の実行] リンクをクリックする方法があります。以下の資料には、機能制限パッケージの実行方法に関する詳細情報が記載されています。

Q8: MATS によってマイクロソフトにファイルがアップロードされた後、どのコンポーネントおよびファイルがコンピューター上に残りますか。

Q3 に記載されているように、一部の設定やランタイム コンポーネントがコンピューター上に残る場合があります。たとえば、診断パッケージの実行中に PowerShell がインストールされた場合、コンピューターには PowerShell が残ります。

データ収集の時点で、MATS の診断情報は、フォルダー %WINDIR%\TEMP\SDIAG_{GUID} (GUID はランダムに生成される GUID で一意の診断実行インスタンスを表します)、%TEMP%\msdtadmin、または %APPDATA%\..\Local\ElevatedDiagnostics\{Folder} に一時的に格納されます。診断パッケージで実行が完了した後、これらのフォルダーは削除されます。

Q9: 診断パッケージによって PowerShell 実行ポリシーを変更できますか。

多くの診断パッケージでは、PowerShell 実行ポリシーに対する変更は行いません。ただし、リモート コンピューターから情報を収集する一部の診断パッケージでは、PowerShell 実行ポリシーを一時的に "RemoteSigned" に変更する場合があります。

診断パッケージは、情報収集が完了する前に構成を元のポリシーに変更して戻します。パッケージで実行が完了する前に診断をキャンセルすると、ポリシーが "RemoteSigned" のままになる場合があることに注意してください。

Q10: Windows Server 2008 R2 の Server Core インストールで診断パッケージを起動する方法を教えてください。

Windows Server 2008 R2 Server Core では、コンピューターで診断パッケージを直接実行する操作をサポートしていません。Windows Server 2008 R2 Server Core コンピューターを診断するには、サポート エンジニアに連絡して、リモート コンピューターを使用して Server Core R2 コンピューターから情報を収集するために使用できる、特定の診断パッケージを実行するためのパスキーを要請する必要があります。

Q11: 一部の診断パッケージの実行時に "システム情報を更新しています..." ウィンドウが表示される理由を教えてください。

このメッセージは、"システム情報" ユーティリティ (Msinfo32.exe) がコンピューターに関する情報を収集するときに生成されます。通常、診断パッケージはバックグラウンドで msinfo32 ユーティリティを実行しますが、データ収集処理を高速化するため、他の診断タスクをフォアグラウンドで実行します。この処理では、システムに関する情報の収集のみが行われ、コンピューター上の設定を更新することはありません。

Q12: Internet Explorer セキュリティ強化の構成 (IESC) が有効である Windows Server ベースのコンピューターで診断を実行する方法について教えてください。

次の 2 つのオプションを使用できます。
  1. "Internet Explorer セキュリティ強化の構成" が無効であるサーバー、または Windows Vista や Windows 7 などのクライアント オペレーティング システムを搭載しているコンピューターで移植可能な実行可能ファイルを生成します。次に、対象のコンピューターで移植可能な実行可能ファイルを実行します。移植可能な実行可能ファイルを生成する方法の詳細については、Q2 を参照してください。
  2. 以下のサイトを信頼済みサイトの一覧に追加します。
    • https://support.microsoft.com
    • ttps://diagnostics.support.microsoft.com

Q13: 診断パッケージを実行するためにファイアウォール/プロキシで構成する必要がある URL を教えてください。

診断パッケージを実行すると、以下の URL にアクセスします。
  • http://support.microsoft.com
  • https://support.microsoft.com
  • https://dcupload.microsoft.com
  • https://diagnostics.support.microsoft.com
  • https://dcodews.partners.extranet.microsoft.com
  • http://microsoft.com
  • https://microsoft.com

Q14: 使用している環境が非常に複雑である場合、診断を実行するコンピューターを選択する方法を教えてください。

どのコンピューターで診断パッケージをすればよいか明確でない場合は、マイクロソフト サポート エンジニアと問題の詳細を話し合ってください。

Q15: 診断パッケージによってアップロードされた情報をマイクロソフト サポートがどのように使用するかについて教えてください。

診断パッケージによりアップロードされるデータは、トラブルシューティングに使用されます。マイクロソフトは、お客様の同意を得ることなく、結果に含まれる情報を、マイクロソフト、その子会社および関連会社の外部に公開することはありません。

マイクロソフトは、個人情報のセキュリティの保護に取り組んでいます。マイクロソフトでは、多くのさまざまなセキュリティ関連のテクノロジと手段を使用して、権限のないアクセス、使用、または情報漏えいから個人情報を保護しています。たとえば、コンピューター システムに関して収集した個人情報を、制御された施設内で、アクセスを制限して保存しています。インターネット経由で機密性の高い情報を送信する際には、SSL (Secure Socket Layer) プロトコルなどの暗号化を使用して情報を保護します。

マイクロソフトのプライバシー保護に対する取り組みについては、以下の Microsoft オンライン プライバシーに関する声明の詳細情報をお読みください。
http://privacy.microsoft.com/ja-jp/default.mspx

トラブルシューティング

トラブルシューティングここでは、コンピューターで診断パッケージを実行する際に発生する場合がある一般的な問題について説明します。

T1: 診断を実行すると、[This computer] オプションが淡色表示されていて診断を実行できない

この問題は、実行しようとしている診断パッケージが、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がないことが原因で発生する場合があります。たとえば、Windows XP を使用しているが、マイクロソフト サポートが送信した診断パッケージが Windows 7 のみと互換性がある場合などです。この場合は、マイクロソフト サポートの担当者に連絡して、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がある診断パッケージを要請してください。

T2: 診断パッケージを実行すると、"We were unable to download the necessary components from our server. Please try again later" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する

通常この問題は、コンピューターがマイクロソフトのサーバーに接続してクライアント コンポーネントまたは診断パッケージをダウンロードできない場合に発生します。上記の Q13 に記載されているサイトにブラウザーでアクセスできることを確認し、この資料の後半の T3 に示すように WinHTTP を構成してください。https://diagnostics.support.microsoft.com を参照すると、アクセスが拒否されたことを示す Web ページが表示されることに注意してください。https://dcupload.microsoft.com および https://dcodews.partners.extranet.microsoft.com を参照すると、シンプルな "Hello from..." というテキスト メッセージが表示されます。

回避策としては、Q2 で説明されているように、インターネットに接続されている別のコンピューターを使用して移植可能な診断パッケージを生成するか、対象のコンピューターで実行するために、マイクロソフト サポート エンジニアに移植可能な実行可能ファイルを生成して送信するよう要請する方法があります。

T3: マイクロソフト サポートにファイルを転送するときに、"The application was unable to contact the diagnostic server. Please make sure that you are connected to the Internet, then try again" エラー メッセージが表示される

このエラーが発生するのは、マイクロソフト サポートに結果を転送するために使用されるコンピューターがマイクロソフトのサーバーに接続できない場合、またはサーバーとの通信で中断またはタイム アウトが発生した場合です。[Retry] ボタンをクリックした後も問題が継続する場合は、以下の手順を実行すると、この問題の追加のトラブルシューティングを実行できます。
  1. Q13 に記載されているサイトにブラウザーでアクセスできることを確認します。
  2. ブラウザー経由で診断 Web の URL に適切にアクセスできるが、依然としてマイクロソフトに結果をアップロードできない場合は、WinHTTP 構成に関連する問題が存在する可能性があります (MATS では WinHTTP を使用してマイクロソフト サポートにファイルを転送します)。ブラウザーでプロキシを使用してインターネットにアクセスしていて、Q13 に記載されているサイトに正常にアクセスできれば、ブラウザーのプロキシ構成を WinHTTP にインポートすることが必要な場合があります。これを行うには、管理者特権を持つコマンド プロンプトで、適切なコマンドを実行する必要があります。

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、または Windows 8 の場合

    Internet Explorer からプロキシ構成をインポートするには、次のコマンドを実行します。
    netsh winhttp import proxy source = ie
    既定の winhttp 構成を復元するには、次のコマンドを実行します。
    netsh winhttp reset proxy

    Windows XP または Windows Server 2003 の場合

    Internet Explorer からプロキシ構成をインポートするには、次のコマンドを実行します。
    proxycfg -u
    winhttp からプロキシを削除するには、次のコマンドを実行します。
    proxycfg ?d
  3. 上記の手順を実行した後も依然としてマイクロソフト サポートに結果をアップロードできず、結果の CAB ファイルのコピーを保存している場合は、マイクロソフトサポートに連絡して CAB ファイルの転送を手配してください。
  4. 結果のコピーを保存していないが、ファイル転送を開始した場合、診断が実行中であれば結果のコピーを取得できることがあります。ファイルは、"%TEMP%\msdtadmin\_{GUID}_" フォルダーまたは "\Windows\Temp\SDIAG_{GUID}" フォルダーに格納されます (GUID はランダムに生成される ID で、診断実行インスタンスを表します)。

T4: 移植可能な診断パッケージ ("Portable_Diagnostic.exe") を実行すると、"This application is not supported on this Operating System" または "This diagnostic tool does not support your computer's configuration" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する

この問題は、実行しようとしている移植可能な診断パッケージが、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がないことが原因で発生する場合があります。たとえば、Windows XP を使用しているが、マイクロソフト サポートが送信した診断パッケージが Windows 7 のみと互換性がある場合などです。この場合は、マイクロソフト サポートの担当者に連絡して、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がある診断パッケージを要請してください。

T5: 診断を実行すると、"This troubleshooter doesn't apply to this computer" (エラー 0x80005005) または "This troubleshooter doesn't apply to your system" エラー メッセージが表示され、アプリケーションが終了する

この問題は、実行しようとしている診断パッケージが、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がないことが原因で発生する場合があります。たとえば、Windows XP を使用しているが、マイクロソフト サポートが送信した診断パッケージが Windows 7 のみと互換性がある場合などです。この場合は、マイクロソフト サポートの担当者に連絡して、対象のコンピューターのオペレーティング システムと互換性がある診断パッケージを要請してください。

T6: 診断を実行すると、"We are sorry but your passkey for this diagnostic tool is outdated or has expired" エラー メッセージが表示され、診断を実行できない

このエラーは、マイクロソフトにより送信された URL が期限切れになったか、診断実行で許可されるアップロードの最大数に達したことが原因で発生する場合があります。この場合は、マイクロソフト サポートに連絡して、有効期限の延長、または新しい URL を要請する必要があります。

T7: 診断を実行すると、"We're sorry, but the program encountered an error trying to contact the server. Please try again later. [Code 80072EE7]" エラー メッセージが表示される

通常この問題は、コンピューターがマイクロソフトのサーバーに接続してクライアント コンポーネントまたは診断パッケージをダウンロードすることができない場合に発生します。Q13 に記載されているサイトにブラウザーでアクセスできることを確認し、T3 で説明されているように WinHTTP を構成してください。https://diagnostics.support.microsoft.com を参照すると、アクセスが拒否されたことを示す Web ページが表示されることに注意してください。https://dcupload.microsoft.com および https://dcodews.partners.extranet.microsoft.com を参照すると、シンプルな "Hello from..." というテキスト メッセージが表示されます。

回避策としては、Q2 で説明されているように、インターネットに接続されている別のコンピューターを使用して移植可能な診断パッケージを生成する方法があります。または、対象のコンピューターで実行するために、マイクロソフト サポート エンジニアに移植可能な実行可能ファイルを生成して送信するよう要請します。

T8: 診断を実行すると、"The results files are too large to be sent to Microsoft..." エラー メッセージが表示される

診断で収集されたデータが 2 GB よりも大きな圧縮ファイルになった場合、このエラーが表示されます。診断結果の CAB ファイルを自動的に生成してアップロードできるのは、ファイルが 2 GB 未満である場合に限られます。

このエラーが発生した場合は、結果の拡張バージョンを取得して、それらをマイクロソフト サポート エンジニアに手動で送信する方法があります。これを行うには、診断画面で [Close] をクリックする前に、%windir%\temp\SDIAG_{GUID}\Result (GUID は一意の診断実行インスタンスを表すランダムな ID) フォルダーを開き、結果をコピーして別のフォルダーに圧縮します。フォルダーの内容をコピーした後、診断に戻って [Close] をクリックし、一時フォルダーをクリーンアップします。最後に、サポート担当者に連絡してマイクロソフトへのファイルの転送を手配します。

T9: Windows XP または Windows Server 2003 コンピューターで診断を実行すると、"このアプリケーションを実行するランタイムのバージョンが見つかりません" エラー メッセージが表示される

このエラーは、コンピューターに .NET Framework 4.0 がインストールされているが、.NET Framework 2.0 または .NET Framework 3.5 がインストールされていない場合に発生する可能性があります。この問題を解決するには、コンピューターに .NET Framework 2.0 または .NET Framework 3.5 をインストールしてください。.NET Framework をインストールするためのリンクは、Q6 に記載されています。

T10: Windows Server コンピューターで [実行] ボタンをクリックして診断を実行した後、"現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません" エラー メッセージが表示され、診断が実行されない

このエラーは、コンピューターで Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効である場合に発生することがあります。Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効であるコンピューターで診断を実行するには、Q12 の指示に従ってください。

T11: Windows Server ベースのコンピューターで [実行] ボタンをクリックして診断を実行するときに、[保存] と [キャンセル] のオプションしか使用できない

この問題は、[インターネット オプション] で [暗号化されたページをディスクに保存しない] オプションが設定されている場合に発生する可能性があります。Windows Server ベースのコンピューターで [Internet Explorer セキュリティ強化の構成] が有効である場合、このオプションが自動的に設定されます。

このオプションが有効であるコンピューターで診断を実行するには、ファイルを保存し、ダウンロード フォルダーから診断を実行します。このオプションを無効にするには、[インターネットの設定] を開き、[詳細設定] タブを選択し、[セキュリティ] の [暗号化されたページをディスクに保存しない] チェック ボックスをオフにします。

T12: [実行] ボタンをクリックして診断を実行すると、"We're sorry, but an error occurred: Cookies are either not enabled in your browser or have been deleted" エラー メッセージが表示される

この問題は、ブラウザーで Cookie が無効になっている場合に発生することがあります。この問題を解決するには、ブラウザーで Cookie を有効にして、ページを更新してください。Internet Explorer で Cookie を有効にするには、[インターネット オプション] にアクセスし、[プライバシー] タブを選択し、[設定] の [既定] を選択して、スライダーを [中] 設定に移動します。

このエラーの別の考えられる原因としては、Windows Server ベースのコンピューターで "セキュリティ強化の構成" が有効であるが、Q12 に記載されているサイトの一部がセキュリティ サイトの一覧に追加されていない場合があります。この問題を解決するには、Q12 の手順に従ってください。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 2598970 - 最終更新日: 2012年5月31日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows 7 Enterprise
  • Windows 7 Home Premium
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-Based Systems
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Datacenter x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Datacenter x64 Edition with Service Pack 2
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition (32-Bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition KN
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition KN
  • Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Windows Server 2008 Datacenter
  • Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V
  • Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
  • Windows Server 2008 for Windows Essential Server Solutions
  • Windows Server 2008 for Windows Essential Server Solutions without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Foundation
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter without Hyper-V
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise without Hyper-V
  • Windows Server 2008 R2 for Embedded Systems
  • Windows Server 2008 R2 for Itanium-Based Systems
  • Windows Server 2008 R2 Foundation
  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server 2008 R2 Standard
  • Windows Server 2008 R2 Standard without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Service Pack 2
  • Windows Server 2008 Standard
  • Windows Server 2008 Standard without Hyper-V
  • Windows Vista Business
  • Windows Vista Business 64-bit edition
  • Windows Vista Business N
  • Windows Vista Business N 64-bit Edition
  • Windows Vista Enterprise
  • Windows Vista Enterprise 64-bit edition
  • Windows Vista Home Basic
  • Windows Vista Home Basic 64-bit edition
  • Windows Vista Home Basic Beta
  • Windows Vista Home Basic N
  • Windows Vista Home Basic N 64-bit Edition
  • Windows Vista Home Premium
  • Windows Vista Home Premium 64-bit edition
  • Windows Vista Home Premium Beta
  • Windows Vista Ultimate
  • Windows Vista Ultimate 64-bit edition
  • Microsoft Windows XP Professional N
  • Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
  • Microsoft Windows XP Service Pack 3
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