Windows クラスタリングで既存の共有ディスクのディスク領域を拡張する方法

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文書番号: 263590 - 対象製品
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重要 : この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合に備えて、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Description of the Microsoft Windows Registry
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目次

現象

この資料では、Windows クラスタリングを使って、 ハードウェアで定義されたディスク のディスク領域を拡張する方法について説明します。ハードウェア レベルで既存のクラスタ サーバー ディスクに追加領域を追加する場合、コンピュータ システムがこの追加のディスク領域を認識することを保証するために、追加手順を実行する必要があります。

解決方法

ハードウェア レベルで既存のクラスタ サーバー ディスクにディスク領域を追加するには、以下の方法のいずれかを使用してください。

方法 1 : 現在の物理ディスク上に新しいパーティションを作成する

現在の物理ディスク上に新しいパーティションを作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
175278 How to Install Additional Drives on the Shared SCSI Bus
175278 [NT]共有 SCSI バス上に追加のドライブをインストールする方法

方法 2 : 現在のパーティションを削除して、新しいパーティションを作成する

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

既存のパーティションを削除して、利用可能なディスク領域をすべて含む新しいパーティションを作成できます。これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. ノード 2 で、以下の項目のスタートアップ値を [手動] に変更します。
    • Clusdisk (コントロール パネルの [デバイス] ツールに存在します)
    • Cluster Service (コントロール パネルの [サービス] ツールに存在します)
  2. ノード 2 を再起動します。
  3. [ OS Loader Boot ] メニューが表示されたら、Space キーを押します。これにより、Microsoft Windows NT での読み込みが停止します。

    : この処理は、一部のハードウェア構成で共有 SCSI バスのターミネーションを管理するのに必要です。
  4. ノード 1 で、以下の項目のスタートアップ値を [手動] に変更します。
    • Clusdisk (コントロール パネルの [デバイス] ツールに存在します)
    • Cluster Service (コントロール パネルの [サービス] ツールに存在します)
    : Clusdisk リソースを停止しないでください。これを停止すると、以下のエラー メッセージが表示されることがあります。
    Error 2191: The requested pause or stop is not valid for this service.
    エラー 2191:要求した一時停止または停止は、このサービスには無効です。
  5. ノード 1 を再起動します。 重要 : ハードウェア ベンダの説明に従って必要な手順を実行し、この手順によってハードウェア レベルで既存のディスク領域を拡張する必要があります。

  6. 拡張する共有ディスク上のすべての情報をバックアップします。バックアップが完了し、内容が正確であることを確認する必要があります。

    注意 : ボリュームを拡張するとすべてのデータが破損するため、データを復元するには完全なバックアップが必要になります。
  7. 拡張する共有ディスク上のすべてのパーティションを削除します。
  8. 共有ディスク上のすべての空き領域を使って新しいパーティションを作成し、ディスクを NTFS ファイル システムでフォーマットします。次に、以前ディスクが持っていたのと同じドライブ文字をそのディスクに指定します。
  9. すべてのデータを共有ディスクに復元します。
  10. データが正しく復元されていることを確認した後で、Regedt32.exe ファイルを実行します。
  11. HKey_Local_Machine を検索します。ドロップダウンの [レジストリ] メニューの [ハイブのロード] をクリックします。[ハイブのロード] ダイアログ ボックスで、\%System_root%\Cluster を参照し、Clusdb ファイルをクリックします。そのファイルを開き、レジストリ キーの名前を入力するように指示されたら、それに "cluster" (二重引用符は入力しません) という名前を付けます。
  12. クラスタ ハイブを展開し、Resources キーを展開します。GUID ( global universal identification ) を持つリソースの一覧が表示されます。最初の GUID をクリックします。画面の右側に、この GUID に関する情報が表示されます。拡張したディスクの GUID が見つかるまで、続けて GUID をクリックします ("type" は物理ディスクを示し、"name" は探しているディスクを指します)。
  13. 拡張したディスクを見つけたら、そのディスクの GUID キーを展開します。Parameters キーが GUID キーの下にあります。Parameters キーをクリックすると、画面の右側に Diskinfo キーと Signature キーの 2 つの値が表示されます。画面の右側で Diskinfo キーをクリックし、それを削除します。

    重要 : Signature キーを削除しないでください。
  14. クラスタ ハイブのルートに戻り、ドロップダウンの [レジストリ] メニューをクリックします。そして、[ハイブのアンロード] をクリックします。そのキーとそのキーのすべてのサブキーが削除されることを伝えるメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、通常の動作です。
  15. Regedt32.exe ファイルを閉じます。

    C:\winnt\cluster ディレクトリで CLUSDB を見つけ、フロッピーまたは両方のノードで利用可能な他の場所にコピーします (共有ディスクにコピーしないでください)。
  16. Explorer.exe プログラムを起動し、クォーラム ドライブを参照します。クォーラム ドライブ上の MSCS フォルダに移動します。MSCS ディレクトリに Chk***.tmp という名前の 1 つ以上のファイルが存在することがあります。MSCS フォルダ内のすべての .tmp ファイルの名前を変更します (それらを削除することもできますが、名前を変更する方がより安全です)。
  17. クラスタ ディスク デバイスを手動で起動し、そのスタートアップ値を [システム] に再設定します。
  18. Cluster Service を手動で開始し、そのスタートアップ値を [自動] に再設定します。
  19. コンピュータでクラスタ アドミニストレータを起動して、すべてのリソースがオンラインであることを確認します。

    • ノード 1 をシャットダウンします。
    • ノード 2 を起動します。
    • 上記の手順 8. に基づいて、再作成したパーティションが正しいドライブ文字を持っていることをディスク アドミニストレータで確認します。
    • 上記の手順 15a. で使用したフロッピーまたは他の場所から C:\winnt\cluster ディレクトリに CLUSDB をコピーします。
    • 以下のスタートアップ値をデフォルトに戻します。ただし、開始しないでください。

      a. クラスタ ディスク デバイス - スタートアップ値を [システム] に戻します。
      b. Cluster Service - スタートアップ値を [自動] に再設定します。
  20. : Clusdisk リソースを停止しないでください。これを停止すると、以下のエラー メッセージが表示されることがあります。 ノード 2 をシャットダウンし、ノード 1 を再起動します。すべてが機能し続けるはずです。
  21. : Clusdisk リソースを停止しないでください。これを停止すると、以下のエラー メッセージが表示されることがあります。 すべてのリソースがオンラインの場合、ノード 2 を起動します。
  22. : Clusdisk リソースを停止しないでください。これを停止すると、以下のエラー メッセージが表示されることがあります。 いずれかのノードでオンラインになることを確認するために、クラスタ ノード間を相互に移動し、新しく拡張したディスクを保持するリソース グループをフェールオーバーします。

状況

この動作は仕様です。

詳細

重要 : この資料は、ディスク署名が変更されていないことを前提にしています。"コンテナ" または物理ディスクを削除して再作成した場合は、新しいディスク署名を持っています。新しいディスク署名を処理するには、以下の処理を実行してください。
243195 Event ID 1034 for MSCS Shared Disk After Disk Replacement
ハードウェアで定義されたディスクの中には、ディスクに既に存在するすべてのデータを消失または復元せずに、それらに割り当てられた領域を拡張することができるものがあります。このような種類のディスクがハードウェア レベルでその割り当てられた領域を拡張するときには、ディスクの終端に追加の空き領域が存在することがコンピュータのオペレーティング システムによって示されます。ただし、コンピュータのオペレーティング システムはディスク上の既存のパーティションが実際に拡張されたことを示しません。

パーティションを拡張する 1 つのモデルとして、以前のディスク領域と新しく追加した領域で構成されたソフトウェア ボリューム セットを作成するという方法があります。この方法を使用する場合、現在のパーティションを拡張して、新しいディスク領域を確実に追加できます。ただし、Windows クラスタリングはソフトウェア フォールト トレラント セットをサポートしないため、Windows クラスタリング サーバーにおいて上記で説明した方法は有効なオプションではありません。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
171052 Software FT Sets Are Not Supported in Microsoft Cluster
171052 [NT]MSCS ではソフトウェア FT セットがサポートされない
237853 Dynamic Disk Configuration Unavailable for Server Cluster Disks

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 263590 (最終更新日 2002-06-11) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 263590 - 最終更新日: 2003年5月13日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
キーワード:?
kbprb kbclustering KB263590
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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