Windows Datacenter プログラムおよび Windows 2000 Datacenter Server
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この資料では、Microsoft Windows 2000 Datacenter ソフトウェアと、マイクロソフトおよび認定を受けた OEM ベンダが共同で提供する関連サービスについて説明します。Datacenter の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/datacenter/default.asp (http://www.microsoft.com/japan/windows2000/datacenter/default.asp)
Windows 2000 Datacenter 製品および提供されているサービスの購入を検討されている場合は、OEM ベンダまでお問い合わせください。
詳細はじめにWindows Datacenter プログラムは、認定を受けたサーバーの製造元である OEM とマイクロソフトが共同で、ハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを統合的に提供する、Microsoft Windows 2000 Datacenter Server オペレーティング システム専用のプログラムです。このプログラムは特に、企業における厳しい要件に対応することを目的としており、ハードウェアのスケーラビリティ、サーバー製造元と共同での統一的な窓口でのサポート、システム全体を対象とした厳重なシステム テストや認定を提供します。また、Windows Datacenter プログラムには、保守に際しての協力態勢や、ハードウェアやソフトウェアの更新に関する変更管理も含まれています。Windows Datacenter プログラムは、オペレーティング システム製品、OEM との提携、およびサービスの提供を統合したもので、ハイエンドのコンピューティング ソリューションをユーザーに提供します。Windows Datacenter プログラムで想定される利用環境は、主に、大規模で分割不可能なデータベース、サーバー連結、および大容量のファイル サーバーやプリント サーバーを含むものです。 プラットフォーム : ハードウェアWindows Datacenter プログラムでは、少なくとも 8 個の IA-32 (Intel Architecture-32) 物理 CPU (Central Processing Unit) がコンピュータでサポートされている必要があります。サーバーの CPU が 8 個より少なくてもかまいませんが、ユーザーのニーズや要件の拡大に応じて、少なくとも 8 個まで CPU を拡張できる必要があります。8 個の CPU を搭載可能なコンピュータとしては、Profusion チップ セットで構成されたコンピュータなどがあります。Windows 2000 Datacenter Server では、最大で 32 個までの IA-32 CPU がサポートされます。また、Windows 2000 Datacenter Server はハードウェアのパーティショニングにも対応しており、これによりユーザーは、1 台の物理サーバー内でオペレーティング システムの複数インスタンスを実行することが可能です。Windows 2000 Datacenter Server には、マイクロソフト認定の OEM を通じて入手可能なフォールト トレラント ハードウェア ソリューションが用意されています。フォールト トレラント ハードウェアの唯一の要件は、ハードウェア ソリューションに 8 個以上の CPU が搭載されていることです。また、Windows 2000 Datacenter Server のオペレーティング システムおよび Service Pack は、各 OEM のハードウェア プラットフォーム専用に BIOS ロックされたメディアの形式で、OEM から提供されます。 注 : Datacenter Server はハードウェアのパーティショニングをサポートしていますが、実行にパーティション構成を変更することはサポートされていません。このような "動的パーティショニング" をサポートするハードウェア プラットフォームは存在しますが、Windows 2000 Datacenter Server でこの機能を使用することはできません。 プラットフォーム : オペレーティング システムWindows 2000 Datacenter Server は、Windows 2000 オペレーティング システムと Service Pack 1 (SP1) をベースにした 32 ビット オペレーティング システムです。Windows 2000 Advanced Server には含まれていない重要なソフトウェア機能を以下に示します。
ライセンス モデルユーザーは、認定を受けた OEM を通じてのみ、Windows 2000 Datacenter Server を入手できます。Windows Datacenter Server のライセンスは、ハードウェア プラットフォーム内に存在する CPU の数に基づいて供与されます。マイクロソフトは OEM に対し、製品のライセンスを次の 3 つのパッケージで供与しています。
この資料で前述したソフトウェア ライセンスに加えて、Windows 2000 Datacenter Server には、OEM を通じて入手できる更新可能なサブスクリプションがあります。更新サブスクリプションにより、Windows 2000 Datacenter Server のバージョン リリース、追加ファイル、および Service Pack がユーザーに提供されます。更新サブスクリプションは年単位の契約に基づいて利用でき、ユーザーがサブスクリプションのメリットを享受するには、毎年 OEM との間で契約を更新する必要があります。更新サブスクリプションは購入しなくてもかまいませんが、その場合、バージョン リリース、追加ファイル、Service Pack がユーザーに届けられることはありません。当初は更新サブスクリプションを購入せず、後になって購入することにした場合は、未購入部分のサブスクリプションをさかのぼって購入することができます。 認定要件Windows Datacenter プログラムでは、網羅的なテストを受け、高い信頼性が証明された認定済みサーバーの一覧をユーザーに提供します。Windows Datacenter プログラムには、マイクロソフトの現在のハードウェア互換性要件を拡張する形で設計された認定プロセスが用意されています。この詳細については、次の Microsoft ハードウェア互換性リスト (HCL) Web サイトにアクセスしてください。http://www.microsoft.com/japan/whdc/hcl/search.mspx (http://www.microsoft.com/japan/whdc/hcl/search.mspx)
互換性リストに掲載されたすべてのサーバー コンポーネントは、高利用環境での互換性を検証済みです。また、ハードウェア コンポーネントやシステム カーネル コンポーネントに何らかの変更が加えられた場合は、7 日間のサーバー構成再テストが新たに課せられます。ただし、クラスタ化されていないスタンドアロン Datacenter Server のデータセンタ認定ホスト バス アダプタ (HBA) に接続されているハードウェア ストレージ アレイまたはハード ディスクの変更は、例外的に再テストの対象となりません。
Windows Hardware Quality Labs の役割Windows Hardware Quality Lab (WHQL) は、マイクロソフト製品と連携して効率的かつ最適に動作する、高品質なハードウェアおよびソフトウェアが OEM で製造されていることを認定します。OEM 製品は、ハードウェア互換性テスト (HCT) に合格する必要があります。合格した製品は、ハードウェア互換性リスト (HCL) に登録され、"Designed for Windows" ロゴを表示できます。ハードウェア製品に Windows ロゴがある場合、その製品は Windows オペレーティング システムとの互換性に関するマイクロソフトの基準を満たしています。Windows 2000 Datacenter Server 用のハードウェアは、以下のページにある『Hardware Design Guide for Microsoft Windows NT Server, Version 2.0 (SDG 2.0)』に記載されている仕様に従って設計されている必要があります。http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/platform/pcdesign/desguide/serverdg.mspx (http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/platform/pcdesign/desguide/serverdg.mspx)
また、サーバーの設計に関する一般的な Q&A については以下のページを参照してください。
http://www.microsoft.com/whdc/archive/SDG2FAQ1.mspx (http://www.microsoft.com/whdc/archive/SDG2FAQ1.mspx)
Windows Datacenter プログラムの検査を受けたサーバーを購入することで、ユーザーは、すべてのハードウェア コンポーネントおよびカーネル レベルのソフトウェア製品が厳格なテストに合格した、完全な構成を確実に入手することができます。追加のテストおよび構成の調整を実施し、総合的なユーザー サポート プログラムを用意できる OEM にのみ、Windows 2000 Datacenter Server が提供されます。その結果、サーバーの信頼性が高まります。OEM では、以下のコンポーネントについてテストを行い、Windows 2000 Datacenter Server を実行しているサーバー上で正常に連携して動作することを保証する必要があります。
注 : Windows Logo プログラム対象外のデバイス ドライバは、署名されず、また署名のチェックも行われません。 サーバー可用性の保証 : 14 日間テストHCL に記載されるためには、Windows Datacenter プログラムのサーバーを一定以上の期間にわたってテストする必要があります。マイクロソフトは認定を受けるベンダに対して、Windows 2000 Datacenter Server を実行するサーバーをセットアップし、Windows Datacenter プログラムのテストに合格することを求めています。ベンダは 14 日間の負荷テストを行い、この間、Windows 2000 Datacenter Server を実行しているサーバーがスケジュールに対して 99.9% 以上の可用性を達成する必要があります。Windows 2000 Datacenter Server HCLWindows Datacenter プログラムの規定に準拠しているサーバー プラットフォームは、Windows NT サーバーおよび Windows NT クラスタ サーバーと同じように HCL に登録されます。Windows Datacenter プログラムは新しいプログラムであり、既存のロゴまたは HCL リストを置き換えるものではなく、これらを補完する側面を持っています。Windows 2000 Datacenter Server HCL ではより厳しい認定資格が採用されているため、Windows 2000 Datacenter Server HCL に登録されているハードウェアは当然 Windows 2000 Server HCL の認定条件もクリアしています。サードパーティ コンポーネントOEM 製のサーバーでは、サードパーティ製のアダプタ、ユーティリティ、またはその他のコンポーネントが統合されていることがよくあります。Windows Datacenter プログラムの枠組みの中でも、これを行うことが許されています。OEM には、Datacenter HCL の認定を受ける全体構成を提出する前に、サードパーティ製コンポーネントを統合し、テストする責任があります。構成検査ツール初期構成とカーネル ドライバが元の完全な状態のままであることを保証することは、このプログラムの重要な部分です。Windows 2000 Datacenter Server は、BIOS やハードウェア コンポーネントのファームウェアのリビジョン レベルを含む、サーバー構成を反映したファイルと共に提供されます。テスト済みの構成に何らかの変更を加えると、構成チェック用のツールがこれを検出して、差異の詳細を通知するメッセージを表示します。注 : 構成を変更しても、Windows 2000 Datacenter Server のセットアップや読み込みには影響しません。 継続プログラムの要件OEM には、Windows Datacenter プログラムの要件を満たした構成を維持することが要求されます。ベンダは、Service Pack やオペレーティング システムの新しいバージョンをインストールした場合は必ず、その構成について検査を受ける必要があります。ベンダからドライバの更新版がリリースされた場合、OEM は更新された構成ファイルをユーザーが入手できるようにする必要があります。さらに、このプログラムでは、Windows 2000 Datacenter Server の該当するバージョンが有効である期間中は、OEM が、提供しているプラットフォームをサポートすることが求められています。具体的には、新しいバージョンがリリースされてから 18 か月が経過するまでは、サポートを提供する必要があります。サービスMicrosoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter ProgramMicrosoft Gold Certified Support Partner for Support Services は、Windows 2000 Datacenter パートナー各社がマイクロソフトと共同でハードウェア/ソフトウェアの統合サービスを提供できるように設置されたマイクロソフト認定ゴールド パートナー制度です。Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter Program は、Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services を基盤とする拡張プログラムとして位置付けられています。Windows 2000 Datacenter Server を販売する OEM は、Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services の要件を満たしたうえで、さらに Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter の要件も満たす必要があります。Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter Program の条件を満たしたパートナーは、ユーザーに高いレベルの可用性を提供するため、マイクロソフトのリソースを利用することができます。また、重大なビジネス システムにサポートを提供するための協力体制を個別に設定できます。Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter Program は、パートナーとマイクロソフトが協力して、Windows 2000 Datacenter を使用するハイエンド環境に必要とされるサービスを提供するため、次のようにさまざまなサービスを提供します。
基本サービスDatacenter OEM パートナーは、下記のサービスをユーザーに提供する必要があります。ただし、各 OEM が異なる実施モデルを選択するため、サービスの提供形態は異なる可能性があります。これらのサービスの多くについてマイクロソフトがその提供に関与することもありますが、マイクロソフトの目標は、個々の Datacenter OEM パートナーがこれらの基本サービスを中心として魅力的なビジネス モデルを構築することです。99.9% 以上の稼動時間保証Datacenter OEM は、オペレーティング システム レベルで稼動時間の 99.9% のシステム可用性を保証するサービスをユーザーに提供する必要があります。クラスタ化された環境を使用して、システムの稼動時間を増加させることができます。インストールインストール サービスで要求される最低条件は、Datacenter オペレーティング システムのインストールです。これには、すべてのハードウェア コンポーネントおよびソフトウェア コンポーネントのインストールと Windows 2000 Datacenter Server の起動、システムが Datacenter HCL の構成ファイルと対応しているかどうかの確認作業が含まれます。これにより、ユーザーは完全に認定条件を満たしたシステム構成で Windows 2000 Datacenter Server の運用を開始することができます。可用性評価可用性評価サービスは、Datacenter ユーザーの環境の評価、サポート能力、およびシステムやインストール全体の安定性に寄与するプロセスです。これには最低でも、物理環境条件の評価、制御変更プロセス ギャップの特定、容量の見積もり、バックアップと回復の手順、およびフォールト トレランスと障害復旧の戦略とプロセスが含まれます。オンサイト レスポンスオンサイト レスポンス サービスは、企業の従業員または外注サービスが提供する、Datacenter Server のユーザーの現場で対応するサービスです。派遣される人員に MCSE 認定は必要ありませんが、Joint Support Queue エンジニアのトラブルシューティングとデータ収集を支援できる必要があります。Joint Support QueueJoint Support Queue には OEM とマイクロソフトの両方から人員が配置され、ハードウェア ベンダとオペレーティング システム ベンダの間の緊密な協力を確実なものにします。Joint Queue は、すべての OEM Datacenter HCL ハードウェア構成にアクセスして、問題の再現と切り分けを行います。変更制御変更制御サービスをユーザーに提供する必要があります。変更制御サービスとは、ハードウェアやソフトウェアの更新が、再認定を受けた単一の Datacenter HCL システムとして提供されるように調整を保証するプロセスのことです。変更制御サービスでは、ある Datacenter HCL 認定構成から次の構成へと、ユーザーが定期的に自分のシステムを移行、更新する手段を提供する必要があります。信頼性測定Datacenter HCL で認定されたプラットフォームと Microsoft Gold Certified Support Partner for Support Services Datacenter のサービスを組み合わせることにより、Windows 2000 Datacenter Server は、これまでの Windows ベースの製品中で最高の信頼性を提供することができます。Windows Datacenter プログラムの品質を正確に評価するため、OEM には次の項目に関するレポートが要求されています。
提供モデルOEM パートナーマイクロソフトは、OEM パートナーを通じてサービスの提供を実現します。OEM パートナーは、Windows Datacenter プログラム ベースの基本サービスを中心としたビジネス モデルを構築するためのユニークな位置付けになっています。各 OEM は、自社のユニークな付加価値を構築する形で、基本サービスや追加サービスを提供します。Microsoft アライアンスユーザーによっては、マイクロソフトが包括的な契約相手になることを希望する場合があります。この要求を実現するため、Microsoft アライアンスは、ユーザーに代わってそれぞれの OEM からサポートおよびサービス契約を購入できます。次にマイクロソフトは、自社のリソースに対する追加コストを加えたうえで、そのサービスをユーザーに再販売できます。こうすることで、マイクロソフトが OEM のサービス販売と競合することを回避できます。まとめWindows 2000 Datacenter Server の価値と品質は、Windows Datacenter プログラムがあって初めて達成されるものです。マイクロソフトとその OEM パートナーによって、オペレーティング システム、ハードウェア プラットフォーム、システム認定、およびサポートやサービスを統合した形で、ハイエンドの Windows ベース コンピュータ ソリューションがユーザーに提供されます。Windows Datacenter プログラムは、Windows オペレーティング システムに対する人々の考え方を一変させます。
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