Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) で、安全な電子メールがスパムとして検知される

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文書番号: 2669119 - 対象製品
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現象

Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) で、安全な受信電子メールがスパムとして検知されます。この場合、電子メールが以下のいずれかの処理を経由しています。
  • FOPE のスパム検疫メールボックスにおいて検疫されている。
  • スパムとして検知されてから、受信電子メール システムに配信されている。
  • FOPE サービスによりスパムとして拒否されている。
スパムとして誤って検知される電子メール メッセージは、誤検知のメッセージとなります。

原因

この問題は、以下のいずれかの状況に当てはまる場合に生じることがあります。
  • 送信 Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) 電子メール サーバーの送信者評価が何らかの形で危害を受けている場合
  • お客様が制御する FOPE ポリシー ルールにより、安全な電子メールメッセージがスパムとして検知される場合
  • FOPE によって安全な電子メール メッセージに割り当てられたスパム スコアが、電子メール メッセージをスパム判定する際に必要とされるしきい値に対し、誤って達している場合
メッセージがどのように処理されたか、また問題の原因を確認するには、誤検知されたスパム内のヘッダーにおいて、以下の情報を調査してください。
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ヘッダー値詳細診断解決方法
X-CustomSpam: …この値は、メッセージが、Additional Spam Filter (ASF) オプションを使用してフィルタリングされたことを示します。この値が記載されている場合は、誤検知が ASF オプションによって処理されたことを示しています。この値が表示されている場合は、「解決方法」セクションの方法 2 を参照してください。
X-BigFish: vps#...この値は、FOPE が以下の通りメッセージを処理したことを示します。


v: ウィルス スキャン済み
p: ポリシー スキャン済み
s: スパム スキャン済み
#: スパム スコア数
この値が記載されていない場合は、メッセージが FOPE を通過していないことを示します。

"s" 値がない場合は、スパム フィルターがバイパスされたことを示します。

"p" 値がない場合は、ポリシー フィルターがパイパスされたことを示します。
"s" 値がないけれどもフィルタリングが無効の場合は、「解決方法」セクションの方法 3を参照してください。

表示されないはずの "p" 値が表示されている場合は、「解決方法」セクションの方法 3 を参照してください。
X-SpamScore: # …この値は FOPE スパム スコアを示します。比較分析にのみ使用します。この値によって確認できる問題はありません。-
その他の問題の修復を試みる前に、電子メール アイテムを送信する SMTP サーバー上で送信者評価の問題があるか確認します。問題がある場合は、以下の事項について確認します。
  • 該当するサーバーからすべての電子メール アイテムに FOPE が割り当てるスパムスコアが、検出される送信者評価の問題によって自動的にインクリメントされている。
  • 送信者評価の問題は、送信 SMTP サーバーの管理者によって修復される必要があります。
送信者評価のスコアは、メッセージ ヘッダー で確認できます。

送信者評価スコアは、以下の SMTP サーバー セットアップに多くの場合、直接関連します。
  • HELO/EHLO 分析
  • 正引き/逆引き ドメイン ネーム システム (DNS) ルックアップ
  • 特定の送信者からのメッセージ上の Spam Confidence Level (SCL) レートの分析
  • 送信元がプロキシ テストを開いている
送信者評価に関する詳細情報については、以下の Microsoft TechNet Web サイトを参照してください。
「送信者評価について」

解決方法

この問題を解決するには、状況に応じ、以下のいずれかの方法を実行します。

方法 1: 追加のスパム フィルターのオプションを無効化する

追加のスパム フィルター (ASF) オプションを適用することにより、スパム スコアに有害な影響を及ぼす電子メール メッセージをカスタマイズすることができます。メール アイテムが 1 つ以上の AFS オプションにより確認されると、スパム スコアが高くなります。これにより、FOPE がアイテムをスパムと認識および検疫できる確率が高くなります。ASF の使用に関する詳細上については、以下の Microsoft TechNet Web サイトを参照してください。
「追加のスパム フィルターのオプションの構成」
ASF オプションによりスパムとして判定された電子メール アイテムは、FOPE サービスへのスパム署名の変更によりオーバーライドされません。このような誤検知は、しきい値以上に電子メール メッセージのスパムスコアが上昇させる ASF オプションを無効にすることにより修正する必要があります。

方法 2: FOPE スパム チームにスパム サンプルを送信する

FOPE データ センターのスキャン ヒューリスティックは、受信した電子メールの署名を除外して更新される必要があります。この場合、以下のいずれかの方法に従ってアイテムをスパムとして判定します。
  • Junk E-mail Reporting Add-In for Microsoft Office Outlook の使用

    メッセージがスパム検疫に表示されている際に、[Not Junk] ボタンが表示されない場合は、電子メールの管理者が適用した ASF オプションまたはカスタム ポリシー ルールの制限により、メッセージがフィルタリングされたことを示します。
  • 下記の手順に従って、電子メールを送信します。
    1. 新規の電子メール メッセージを作成してから、該当の誤検知メッセージを添付します。

      この場合、スパム メール アイテムを転送、または返信により送信しないでください。転送または返信により送信すると、確認に必要なメール ヘッダー情報が変更されます。
    2. 添付が誤検知であることを確認します。
    3. この電子メール メッセージを、false_positive@messaging.microsoft.com 宛に送信します。
FOPE スパム チーム は、false_positive@messaging.microsoft.com 宛に送信された電子メール メッセージを確認します。フィルター処理は即時に実行されるものではなく、時にはルールの一部の改善や新しいルールの作成が必要となる場合があり、これには長時間かかることがあります。FOPE は、ユーザーが受信を希望しない電子メールが送信されないよう設定をしますが、FOPE は、安全な電子メールが除外されないようルールの変更や改善を行うことを確認する必要もあります。ます。スパム チームが、フィルター ルールを可能な限り正確に精査できるよう、スパム メッセージの例を引き続き送信してください。ます。

提出されたレポートは、FOPE 管理センターより入手可能です。このレポートでは、組織により提出されたレポート数を確認することができます。レポートに関する詳細情報については、以下の Microsoft TechNet Web サイトを参照してください。
「FOPE で使用できるレポートの種類」

方法 3: カスタム ポリシー ルールを調整する

FOPE 管理者は、スパム フィルターに関する独自のロジックを管理する追加オプションを利用できます。これには、カスタマイズやお客様側で制御する基準に基づいた電子メール アイテムの有効化、検疫、または拒否の操作が含まれます。カスタム ポリシー ルールは、お客様の必要度に合わせ、スパム スキャン セキュリティ プロファイルを厳格、または緩和する際に使用することができます。

スパム フィルタリングのバイパス ルールの確立、もしくは安全な電子メール メッセージを誤ってスパムとして判定している既存のポリシー ルールの緩和が必要となる場合があります。

ポリシー ルールの作成方法に関する詳細情報については、以下の Microsoft TechNet Web サイトを参照してください。
この資料に記載されているサードパーティ製品は、Microsoft と関連のない他社の製品です。明示的または黙示的にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性について Microsoft はいかなる責任も負わないものとします。

プロパティ

文書番号: 2669119 - 最終更新日: 2013年9月25日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Forefront Online Protection for Exchange
キーワード:?
KB2669119
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