受信トレイ修復ツール (Scanpst.exe) は、個人用フォルダー (.pst) ファイルに関連する問題の修復を目的としています。
受信トレイ修復ツールは、使用するオペレーティング システムに応じて、他の Microsoft Outlook インストール オプションと共に自動的にインストールされます。このツールを使用するには、エクスプローラーでアプリケーション フォルダーを見つけ、Scanpst.exe ファイルを実行します。
注: Microsoft Office 2000 以降では、Microsoft Office 97 の場合とは異なり、受信トレイ修復ツールはメニューに表示されません。
ビデオ: Outlook 個人用フォルダー (.pst) のファイルを修復する方法 (ビデオは英語版です)
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http://www.microsoft.com/ja-jp/showcase/details.aspx?uuid=864d6ddc-b810-4c61-9737-9c4a1d6ca023
(http://www.microsoft.com/ja-jp/showcase/details.aspx?uuid=864d6ddc-b810-4c61-9737-9c4a1d6ca023)
手順 1: 受信トレイ修復ツールを見つける
このツールを使用するには、エクスプローラーで以下のいずれかのフォルダーを見つけ、Scanpst.exe ファイルを実行します。
Outlook 2013 の Scanpst.exe ファイルは、次のフォルダーにあります。<ディスク ドライブ>\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15
他のバージョンの Office の Scanpst.exe ファイルは、異なるフォルダーにあります。
Scanpst.exe ファイルは、以下のフォルダーのいずれかにあります。
<ディスク ドライブ>:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\
<ディスク ドライブ>:\Program Files\Common Files\System\MSMAPI\1033
Microsoft Windows NT および Microsoft Windows 2000 の場合:
C:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT
Microsoft Windows 95 および Microsoft Windows 98 の場合
C:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\95
Outlook 2007 の Scanpst.exe ファイルは、通常は次のフォルダーにあります。
<ディスク ドライブ>:\Program Files\Microsoft Office\Office12
<ディスク ドライブ>:\Program Files(x86)\Microsoft Office\Office12
Outlook 2010 の Scanpst.exe ファイルは、通常は次のフォルダーにあります。
<ディスク ドライブ>\Program Files\Microsoft Office\Office14
<ディスク ドライブ>\Program Files\Microsoft Office(x86)\Office14
手順 2: 受信トレイ修復ツールを実行する
受信トレイ修復ツールを実行するには、以下の手順を実行します。
- Microsoft Outlook を終了します。
- [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントします。
- [ファイルまたはフォルダーの名前] ボックスに「scanpst.exe」と入力します。
注: [検索] ボックスに Scanpst.exe ファイルが見つからない場合は、手動でこのファイルを見つけてください。 - Scanpst.exe ファイルをダブルクリックして受信トレイ修復ツールを開きます。
- [調べるファイル名] ボックスに個人用フォルダー (.pst) ファイルのパスとファイル名を入力するか、[参照] をクリックして、Windows ファイル システム内のファイルの場所を指定します。
- [開始] をクリックします。
受信トレイ修復ツールを実行した後で Outlook を再起動すると、回復したフォルダーが Outlook の左側のナビゲーション ウィンドウに表示されます。次に、回復したアイテムを、プロファイルに新しく作成した個人用フォルダー (.pst) ファイルに移動します。これを行うには、次のセクションの手順を実行します。
手順 3: 受信トレイ修復ツールを実行した後でアイテムを回復する
受信トレイ修復ツールを実行した後、必要なアイテムを回復できます。詳細については、「必要なアイテムを回復する」に進みます。または、バックアップの個人用フォルダーから追加の修復したアイテムの回復を試行できます。詳細については、「バックアップ ファイルから修復したアイテムを回復する」に進みます。
修復したアイテムを回復する
受信トレイ修復ツールを実行した後は、修復したアイテムを回復できるようになります。初めに、プロファイルに新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルを作成します。次に、回復したアイテムを新規に作成した個人用フォルダー (.pst) ファイルに移動します。
- 受信トレイ修復ツールを実行した後、Outlook を起動します。Outlook で複数のプロファイルを使用している場合は、必ず修復する個人用フォルダー (.pst) ファイルを含むプロファイルを選択します。
- Ctrl + 6 キーを押し、フォルダー一覧表示を有効にします。
- フォルダー一覧に、次のような回復したフォルダーが表示されます。
回復した個人用フォルダー
予定表
連絡先
削除済みアイテム
受信トレイ
履歴
注意事項
送信トレイ
送信済みアイテム
タスク
これは再構築された .pst ファイルであるため、これらの回復したフォルダーには通常、アイテムは保存されていません。"Lost and Found" という名前のフォルダーもあることを確認します。このフォルダーには、受信トレイ修復ツールによって回復されたフォルダーとアイテムが含まれます。"Lost and Found" フォルダーにも見つからないアイテムは、残念ながら修復に失敗しています。 - プロファイルに新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルを作成します。実行している Outlook のバージョンに応じて、手順は異なる場合があります。
Outlook 2010 および Outlook 2013- リボンの [ファイル] タブをクリックし、メニューの [情報] タブをクリックします。
- [アカウントの設定] をクリックし、もう一度 [アカウントの設定] をクリックします。
- [データ ファイル] タブをクリックします。
- [追加] をクリックして、[Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] ダイアログ ボックスを開きます。
- 新しい Outlook データ (.pst) ファイルのファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
- プロファイルには、新しい Outlook データ (.pst) ファイルが必要です。
Outlook 2007- [ファイル] メニューの [データ ファイルの管理] をクリックします。
- [追加] をクリックして、[新しい Outlook データ ファイル] ダイアログ ボックスを開きます。
- [データ ファイルの種類] ボックスで [Office Outlook 個人用フォルダー ファイル (.pst)] をクリックして選択し、[OK] をクリックします。
- [Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] ダイアログ ボックスで、新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルの場所とファイル名を選択し、[OK] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
- プロファイルには、新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルが必要です。
Outlook 2003- [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[Outlook データ ファイル] をクリックします。
- [OK] をクリックして、[Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] ダイアログ ボックスを開きます。
- 新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルのファイル名を入力し、[OK] をクリックして、[Microsoft 個人用フォルダーの作成] ダイアログ ボックスを開きます。
- 新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルのファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
- プロファイルには、新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルが必要です。
Outlook 2002- [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[個人用フォルダー ファイル (.pst)] をクリックします。
- [作成] をクリックして、[Microsoft 個人用フォルダーの作成] ダイアログ ボックスを開きます。
- 新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルのファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
- プロファイルには、新しい個人用フォルダー (.pst) ファイルが必要です。
- 回復したアイテムを "Lost and Found" フォルダーから新規に作成した個人用フォルダー (.pst) ファイルにドラッグします。
- すべてのアイテムの移動が終了したら、回復した個人用フォルダー (.pst) ファイルをプロファイルから削除します。これには、"Lost and Found" フォルダーも含まれます。
- 回復した情報に問題がなければ、作業は完了していることになります。ただし、関連情報を回復する場合は、「バックアップ ファイルから修復されたアイテムを回復する」に進みます。
手順 4: バックアップ ファイルから修復されたアイテムを回復する (オプション)バックアップ ファイルから修復されたアイテムを回復する (オプション)
注: 受信トレイ修復ツールを実行する前にオリジナルの個人用フォルダー (.pst) ファイルを開くことができなかった場合、次の手順は実行できません。この手順を実行しても問題が解決しない場合は、残念ながら関連情報を回復することはできません。オリジナルの個人用フォルダー (.pst) ファイルを開くことができた場合は、次の手順に従って、破損した個人用フォルダー (.pst) ファイルから他のアイテムも回復できる可能性があります。
受信トレイ修復ツールを実行すると、元の個人用フォルダー (.pst) ファイルのバックアップを作成するオプションが自動的に選択されます。このオブションは、使用しているハード ディスク上に "
ファイル名.bak" (二重引用符は付きません) という名前のファイルを作成します。このファイルは、オリジナルの
ファイル名.pst ファイルのコピーで、拡張子を変えています。上記の手順を完了した後にまだ回復されないアイテムがあると思われる場合は、次の手順に従って、このバックアップ ファイルから他の情報を回復できる可能性があります。
.bak ファイルを見つけます。このファイルは、オリジナルの個人用フォルダー (.pst) ファイルのフォルダーにあります。
- .bak ファイルを見つけます。このファイルは、オリジナルの個人用フォルダー (.pst) ファイルのフォルダーにあります。
- .bak ファイルのコピーを作成し、拡張子を .pst にして新しいファイル名を付けます。たとえば、"新しい名前.pst" (二重引用符は付きません) という名前にします。
- 前の手順で作成した 新しい名前.pst ファイルを、Outlook のインポートとエクスポート ウィザードを使用してインポートします。これを行うには、以下の手順を実行します。
- [ファイル] メニューの [インポートおよびエクスポート] をクリックします。
注: Outlook 2010 では、リボンの [ファイル] タブをクリックし、[開く] をクリックし、[インポート] をクリックします。 - [他のプログラムまたはファイルからのインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [個人用フォルダー ファイル (.pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [インポートするファイル] ボックスで、[参照] をクリックして、作成した 新しい名前.pst ファイルをダブルクリックします。
- [オプション] で [重複したらインポートしない] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [インポートするフォルダーの選択] で個人用フォルダー (.pst) ファイルを選択し、[サブフォルダーを含む] をオンにします。
- [以下のフォルダーにアイテムをインポートする] をクリックし、新規に作成した個人用フォルダー (.pst) をクリックします。
- [完了] をクリックします。
注: バックアップ ファイルは、元の破損したファイルであるため、Lost and Found フォルダーに回復されたアイテム以外は、何も回復できない場合もあることに留意してください。Newname.pst ファイルを Outlook にインポートできない場合、残念ながら Lost and Found フォルダーに存在しない情報はすべて失われています。
受信トレイ修復ツールでは、検出されるすべての問題を修復できるとは限りません。完全に削除されたか、修復できないほど破損している場合など、アイテムは回復されない可能性があります。
受信トレイ修復ツールの詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
287497
(http://support.microsoft.com/kb/287497/ja/
)
受信トレイ修復ツールを使用して Outlook で電子メールを回復する方法
文書番号: 272227 - 最終更新日: 2013年3月22日 - リビジョン: 13.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Outlook 2013
- Microsoft Outlook 2010
- Microsoft Office Outlook 2007
- Microsoft Office Outlook 2003
- Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
- Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
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