[FIX] マルチスレッド アプリケーションで ADO レコードセットを閉じると、アクセス違反が発生する

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文書番号: 272373 - 対象製品
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目次

現象

マルチプロセッサ コンピュータに高い負荷がかかっている状態でマルチスレッド ActiveX Data Objects (ADO) コードを実行すると、ADO の Recordset を閉じるときにアクセス違反 (AV) が発生することがあります。(適切なデバッグ機能がインストールされている状態で) AV が発生したときのコール スタックを調査した結果、スタック上の最後の ADO 呼び出しが、ADO 内部関数 msado15!CCollectionArray__Delete への呼び出しであることが明らかになりました。

回避策

ADO Recordset およびその親 ADO Connection オブジェクトを 2 つの異なるスレッドでまったく同時に閉じることを避けるか、または修正プログラムを適用します。

状況

Windows 2000

この問題を解決するためのモジュールは、Windows 2000 日本語版 Service Pack 2 以降に含まれております。
Windows 2000 日本語版の最新 Service Pack については、以下 Web サイトから入手できます。
http://support.microsoft.com/intl/japan/support/servicepacks/win2ksp.asp?sp=2

詳細

問題を再現するには、ADO Recordset およびその親 ADO Connection を 2 つのスレッドでまったく同時に閉じるか、または解放する必要があります。この問題は、マルチプロセッサ コンピュータのみで再現できることに注意してください。

最初の問題は、フリー スレッド モードに設定されている ADO で、Com+ アプリケーションの WFC (Windows Foundation Classes) ADO Java クラスを高い負荷がかかっている状態で使用することによって発見されました。Microsoft 仮想マシン (Microsoft VM) は、ガベージ コレクタがアクティブ化されるまで COM オブジェクトの解放を延期します。また、ガベージ コレクタは、バックグラウンド スレッドで COM オブジェクトの解放を実行します。WFC ADO Connection を閉じると、ガベージ コレクタによる将来のクリーンアップのために、ADO Connection COM インターフェイス ポインタをポインタのリストに配置します。引き続き主要なアプリケーション コードにより、ガベージ コレクタ バックグラウンド スレッドがその親 ADO Connection インターフェイスを解放するのと同時に ADO Recordset が閉じられると、アクセス違反が発生します。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 272373 (最終更新日 2001-02-22) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 272373 - 最終更新日: 2006年4月17日 - リビジョン: 5.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Data Access Components 2.5
  • Microsoft Data Access Components 2.5 Service Pack 1
  • Microsoft Data Access Components 2.6
キーワード:?
kbqfe kbprb kbgrpdsvcdb kbgrpdsmdac kbado kbhotfixserver KB272373
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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