2 GB を超える物理メモリを使用できるように SQL Server を構成する方法

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文書番号: 274750 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、2 GB を超える物理メモリを使用できるように SQL Server を構成する方法について説明します。

Microsoft SQL Server 7.0 および Microsoft SQL Server 2000 では、必要に応じて動的にメモリを取得および解放します。1 台のコンピュータで SQL Server の複数のインスタンスを実行する場合、各インスタンスでは、自身のワークロード内の変更に応じて動的にメモリを取得および解放します。

SQL Server 2000 Enterprise Edition では、Microsoft Windows 2000 AWE (Address Windowing Extensions) の使用がサポートされ、Microsoft Windows 2000 Advanced Server で実行されるインスタンスには約 8 GB、Microsoft Windows 2000 Datacenter Server で実行されるインスタンスには約 32 GB のメモリをアドレス指定できます。SQL Server では、AWE のサポートによって、他のアプリケーションやオペレーティング システムで使用していないメモリを予約できます。ただし、このメモリを使用する各インスタンスでは、必要なメモリを静的に割り当てる必要があります。SQL Server では、この AWE によって割り当てられたメモリはデータ キャッシュにのみ使用でき、実行ファイル、ドライバ、DLL などには使用できません。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
283037 Windows Server 2003 および Windows 2000 では大容量メモリのサポートが使用できる
拡張メモリ サイズのオプションは、EMA (Enterprise Memory Architecture) 機能をサポートするオペレーティング システムとハードウェア上の Microsoft SQL Server 7.0 Enterprise Edition でのみ使用できます。個々のシステム構成において、EMA 機能を有効にするためのシステムの構成方法の詳細については、Microsoft Windows NT のマニュアルを参照してください。

システム ベンダによっては、SQL Server 7.0 Enterprise Edition で拡張メモリ サイズのオプションを使用できるように、Microsoft Windows NT 4.0 以降に対応した製品を提供している場合があります。Intel プラットフォームの場合は、PSE36 という機能を SQL Server 7.0 で使用できます。Alpha プラットフォームの場合、拡張メモリ オプションを使用可能にする機能は VLM (Very Large Memory) です。これらの製品の入手方法、インストール、および構成の詳細については、システム ベンダに問い合わせてください。

: AWE (Address Windowing Extensions) メモリを使用するには、Windows 2000 lock pages in memory 管理者権限が割り当てられた Windows アカウントで SQL Server 2000 データベース エンジンを実行する必要があります。

: SQL Server 2005 で 2GB を超える物理メモリを使用できるように構成する方法については、SQL Server 2005 Books Online の以下のトピックを参照してください。
  • メモリ アーキテクチャ
  • サーバー メモリ オプション
  • AWE の使用
  • 4 GB 以上の物理メモリに対するメモリ サポートの有効化
  • SQL Server の AWE メモリの有効化

オペレーティング システムの各バージョンのサポート

Windows 2000 Server

SQL Server 2000

通常、SQL Server 2000 Enterprise Edition と SQL Server 2000 Developer Edition では、最大 2 GB の物理メモリを使用できます。AWE を有効にすると、SQL Server では最大 4 GB の物理メモリを使用できます。

: Microsoft Windows 2000 Server では PAE (Physical Address Extension) を使用できないため、Windows 2000 Server で実行されるアプリケーションに 4 GB を超える物理メモリを割り当てることはできません。また、Windows 2000 Server の Boot.ini ファイルでは 3 GB スイッチを使用できませんが、Microsoft Windows 2000 Advanced Server および Microsoft Windows Datacenter Server の各バージョンでは、Boot.ini ファイルで 3 GB スイッチを使用できます。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
291988 4 GB RAM チューニング機能と物理アドレス拡張のスイッチの説明

SQL Server 7.0

SQL Server 7.0 バージョンでは最大 2 GB の物理メモリを使用できます。

: SQL Server 7.0 の拡張メモリ オプションは、Windows 2000 では使用できません。


Windows 2000 Advanced Server、Microsoft Windows 2000 Datacenter Server、または Windows Server 2003

32 ビットのアドレス指定モードでアドレス指定できる物理メモリの最大量は 4 GB です。Intel Pentium Pro から始まった IA-32 アーキテクチャ ベースのすべてのプロセッサでは、PAE (Physical Addressing Extension) という新しい 36 ビットの物理アドレス指定モードをサポートしています。PAE を使用すると、Windows 2000 Advanced Server では最大 8 GB の物理メモリ、Windows 2000 Datacenter Server では最大 32 GB の物理メモリを使用できます。この上限が設定されている理由は、Windows 2000 Datacenter Server でテストされたメモリの上限が 32 GB であるためです。PAE モードのカーネルには Intel アーキテクチャ プロセッサの Pentium Pro 以降と、Windows 2000 Advanced Server または Windows 2000 Datacenter Server のいずれかが必要です。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
268230 Intel PAE (Physical Address Extension) におけるメモリ追加とノード追加の使い分け


: Windows Server 2003 でサポートされるメモリの最大量は 4 GB です。ただし、Windows Server 2003 Enterprise Edition では 32 GB の物理 RAM がサポートされています。Windows Server 2003 Datacenter Edition では、PAE (Physical Address Extension) 機能を使用した場合、64 GB の物理 RAM がサポートされます。Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition、または Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition の Boot.ini ファイルでは、3 GB スイッチを使用できます。

SQL Server 2000

SQL Server 2000 Enterprise Edition と SQL Server 2000 Developer Edition の両方で次のオプションを使用できます。
  • Boot.ini で /PAE スイッチを使用し、SQL Server で AWE を有効にするオプションを使用すると、SQL Server 2000 で 4 GB を超えるメモリを使用できます。/PAE スイッチを使用しなかった場合、SQL Server で使用できるメモリは最大 3 GB までです。

    : Windows 2000 Data Center で AWE を使用して 16 GB を超えるメモリ範囲を使用できるようにするには、Boot.ini ファイルで /3GB スイッチが指定されていないことを確認します。Boot.ini ファイルで /3GB スイッチが指定されている場合、Windows 2000 では 16 GB を超えるメモリを正しくアドレス指定できないことがあります。

    32 GB システムで SQL Server に AWE メモリを割り当てると、Windows 2000 では、AWE を管理するために少なくとも 1 GB のメモリが必要になることがあります。

    次の例は、AWE を有効にして max server memory オプションに 6 GB の制限を設定する方法を示しています。
    sp_configure 'show advanced options', 1
    RECONFIGURE
    GO
    sp_configure 'awe enabled', 1
    RECONFIGURE
    GO
    sp_configure 'max server memory', 6144
    RECONFIGURE
    GO
    						

  • Boot.ini ファイルで /3GB スイッチを使用することにより、SQL Server 2000 では、最大 3 GB のメモリを使用できるようになります。

SQL Server 7.0

SQL Server 7.0 Enterprise Edition で最大 3 GB のメモリをアドレス指定するには、Boot.ini で /3GB スイッチを指定する必要があります。

: SQL Server 7.0 の拡張メモリ オプションは、Windows 2000 Advanced Server または Windows Datacenter Server では使用できません。

Microsoft Windows NT 4.0 Enterprise Edition

SQL Server 2000

SQL Server 2000 Enterprise Edition と SQL Server 2000 Developer Edition で最大 3 GB のメモリをアドレス指定するには、Boot.ini ファイルで /3GB スイッチを指定する必要があります。

: Windows NT 4.0 Enterprise Edition では AWE メモリ アーキテクチャがサポートされていないため、AWE を使用できません。

SQL Server 7.0

SQL Server 7.0 Enterprise Edition で最大 3 GB のメモリをアドレス指定するには、Boot.ini ファイルで /3GB スイッチを指定する必要があります。



関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
170756 Boot.iniファイルで使用できるスイッチ オプションについて
171793 4GT RAM チューニングのアプリケーションでの利用について
268363 Windows 2000 における Intel PAE (物理アドレス拡張)
292934 Datacenter Server では 16 GB を超えるメモリが見つからない
160606 Windows NT での SQL Server のパフォーマンス強化
SQL Server 2000 Books Online のトピック「AWE メモリの管理」の「複数のインスタンスの実行」と「フェールオーバー クラスタリングの使用」を参照してください。


プロパティ

文書番号: 274750 - 最終更新日: 2011年5月16日 - リビジョン: 8.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition
キーワード:?
kbsqlmanagementtools kbhowtomaster KB274750
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