文書番号: 2768648 - 対象製品
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目次

現象

Microsoft Office 2013 プログラムを使用する際に、視覚機能がコンピューターによって異なる場合があります。たとえば、あるコンピューター上では、Excel でワークシートをスクロールするときにアニメーションが表示されるが、別のコンピューターでは、同じアニメーションが表示されない、などの現象があります。

また、Office プログラムの機能が制限される、次の現象が 1 つ以上発生する場合もあります。
  • ある Office プログラムがぼやけて表示される。
  • 画面でちらつきや点滅が発生する。
  • ある Office プログラムがほとんど白または黒で表示される。
  • ドキュメントのテキストが正しく表示されない。
  • Office プログラムがクラッシュする。
  • Office プログラムのパフォーマンス (起動とシャットダウン以外) が低い。
  • Microsoft Lync でビデオ通話を使用する際にビデオの遅延または速度低下が発生する。

原因

アプリケーションの表示とアプリケーションのアニメーションを担当する、Office 2013 の機能セットと互換性のないビデオ構成をコンピューターで使用している場合に、これらの現象が発生することがあります。

解決方法

解決方法は、お使いの Windows のバージョンと、発生している現象に応じて異なります。

現象: Office ドキュメントのテキストの表示品質が低い

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Office ドキュメントのテキストの表示品質が低い現象が発生している場合は、まず以下の解決方法を試してください。それ以外の場合は、次のセクションである「その他すべての現象」に進みます。

手順 1: "ClearType テキスト チューナー" 設定を使用する

  1. ClearType を検索する

    Windows 8

    スタート画面で "ClearType" を検索し、[設定] を選択します。

    Windows 7

    [スタート] ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索] ボックスに「ClearType」と入力します。
  2. [ClearType テキストの調整] を選択します。
  3. [ClearType テキスト チューナー] で、[ClearType を有効にする] オプションを有効にして、[次へ] をクリックします。
  4. [ClearType テキスト チューナー] の手順を実行してモニターを調整し、[完了] をクリックします。
ClearType 設定を調整した後も依然として問題が発生する場合は、手順 2. に進んでください。

手順 2: 部分ピクセル機能を無効にする

Word 2013 の既定では、部分ピクセル テキス レンダリングを使用します。この機能により間隔が最適になりますが、ユーザーによっては、コントラストが少し強くなる、ピクセルをスナップしたテキストの方が見やすい場合があります。Word 2013 で部分ピクセル機能を無効にするには、以下の手順を実行します。
  1. [ファイル] タブの [オプション] をクリックします。
  2. [詳細設定] をクリックします。
  3. [表示] グループで、[フォントを滑らかにするために部分ピクセルを使う] オプションをオフにします。
  4. [OK] をクリックします。

部分ピクセル テキスト レンダリングの設定を無効にした後も依然として問題が発生する場合は、[フォントを滑らかにするために部分ピクセルを使う] 設定を再度有効にしてから、手順 3. に進んでください。

手順 3: Windows 7 クライアントに Windows 8 Interoperability Pack をインストールする

Windows 8 を使用している場合は、このセクションをスキップして、この資料の「その他すべての現象」の手順に進んでください。

Windows 7 を使用している場合は、以下の資料に記載されている、ビデオ関連のコンポーネントを強化するための更新プログラムをインストールしてください。

2670838: Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のプラットホーム更新プログラムについて
http://support.microsoft.com/kb/2670838/EN-US (リンク先は英語の場合があります)


上記の手順を実行してもOffice ドキュメントのテキストの表示品質が低い現象が解決されない場合は、この資料の次のセクションに記載されている手順を実行して、問題のトラブルシューティングを続行してください。
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その他すべての現象

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以下の手順を記載されている順に実行してください。この順序は検証に基づくもので、Office 2013 プログラムにおけるビデオ関連の問題を解決するための最も適切なアプローチであることが実証されています。

手順 1: ビデオ ドライバーを更新する


ビデオ ドライバーを更新する最も適切な方法としては、Windows Update を実行して、お使いのコンピューターに新しいドライバーが利用可能であるかどうかを確認します。

お使いのバージョンの Windows に基づき Windows Update を実行するには、以下の手順を実行します。

Windows 8
  1. スタート画面で、チャーム バーの [設定] をクリックします。
  2. [PC 設定の変更] をクリックします。
  3. PC 設定アプリで、[Windows Update] をクリックします。
  4. [更新プログラムを今すぐチェックする] をクリックします。
  5. 更新プログラムが利用できる場合は、インストールするドライバーをクリックし、[インストール] をクリックします。


Windows 7
  1. [スタート] ボタンをクリックします。
  2. [プログラムとファイルの検索] ボックスに「Windows Update」と入力します。
  3. 検索結果の [更新プログラムの確認] をクリックします。
  4. 更新プログラムが利用できる場合は、インストールするドライバーをクリックし、[インストール] をクリックします。
ビデオ ドライバーを更新した時点で Office のビデオ関連の問題が修正された場合、それ以上の操作は必要ありません。ビデオ ドライバーを更新しても Office 2013 のビデオ関連の問題が修正されなかった場合は、手順 2. に進みます。

注: ビデオ カードの製造元は、多くの場合、パフォーマンスを改善するため、または新しいプログラムとの互換性の問題を修正するために、更新プログラムをリリースします。
Windows Update 経由でお使いのコンピューター用の更新版のビデオ ドライバーが見つからず、ビデオ カード用の最新のドライバーが必要である場合、最新のドライバーをダウンロードしてインストールする方法の詳細については、ビデオ カードの製造元の Web サイトでサポートまたはダウンロードのセクションを参照してください。

手順 2: Office でハードウェア アクセラレータを無効にする

ビデオ ドライバーを更新しても問題が解決しない場合は、ビデオ ドライバーの製造元から修正プログラムがリリースされるまでの回避策として、ハードウェア アクセラレータをオフにする方法があります。この場合、必ずビデオ カードに対する更新プログラムを定期的に確認してください。

ハードウェア アクセラレータを無効にするには、以下の手順を実行します。
  1. 任意の Office 2013 プログラムを起動します。
  2. [ファイル] タブの [オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスの [詳細設定] をクリックします。
  4. 使用できるオプションの一覧で、[ハードウェアのグラフィック アクセラレータを無効にする] チェック ボックスをオンにします。

    例として、次の図に Microsoft Excel でのこのオプションを示します。

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  5. [OK] をクリックします。

詳しい知識のあるユーザー向け: お使いのビデオ構成が Office 2013 と互換性があるかどうかを確認する方法

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この手順の内容は主に情報提供のみを目的としているため、省略してもかまいません。この手順の目的は、お使いのビデオ構成が Office 2013 の互換性リストに存在するかどうかを判別できるようにすることのみです。

ビデオ ドライバーを更新した後も依然として Office のプログラムでビデオ関連の問題が発生する場合、またはコンピューター用の更新版のビデオ ドライバーが見つからなかった場合、次の手順では現在のビデオ構成が Office 2013 と互換性があるかどうかを確認します。Office Configuration Analyzer Tool (OffCAT) を使用すると、このことを確認できます。

OffCAT をインストールするには、コンピューター上の管理者である必要があります。管理者でない場合は、OffCAT をインストールしようとすると、以下の図に示すようなエラー メッセージが表示されます。

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エラー メッセージのスクリーンショット


管理者としてログインできない場合は、この手順をスキップして、に進むことを推奨します。

  1. マイクロソフトのダウンロード サイトの次の場所にある OffCAT ツール ページにアクセスします。

    http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36852
  2. [OffCAT.msi] を選択し、[Next] をクリックします。

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    手順 2. のスクリーンショット

  3. OffCAT ツールのダウンロードに関するメッセージが表示されたら、[実行] をクリックします。
  4. OffCAT がインストールされた後、OffCAT を起動します。
    • Windows 7

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      OffCAT 1.2 のショートカットのスクリーンショット



      [スタート] メニューに [OffCAT 1.2] アイコンが表示されていない場合は、[すべてのプログラム] メニューから [Microsoft Office Configuration Analyzer Tool] の下にあるアイコンを見つけます。

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    • Windows 8

      スタート画面の [OffCAT 1.2] タイルをクリックします。

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      スタート画面の OffCAT 1.2 のスクリーンショット


  5. 左側パネルの [Start a scan] をクリックします。
  6. [Select an Office Application to Scan] ウィンドウで、任意の Office プログラムを選択します。
  7. [Start a <プログラム名> scan] ウィンドウで、Office 2013 のインストールに使用した方法に応じて、[2013 (ClickToRun)] と [2013 (MSI)] のいずれかを選択します。

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    手順 7. のスクリーン ショット


  8. [Start a <program name> scan] ウィンドウで、[Start scanning] をクリックします。
  9. スキャンが完了したら、結果が自動的に表示されます。
  10. (問題が検出された場合は) [All Issues] タブで、[System Details] セクションまで下にスクロールします。
    1. [Symptoms:Display] の下に次の警告が表示されている場合は、現在のビデオ構成は Office 2013 と互換性がありません。

      Hardware acceleration is disabled by Office

      この警告は次の図のように示されます。

      元に戻す画像を拡大する
      手順 10. のスクリーンショット



      この場合の対処:
      • 30 日 (またはそれ以上) 待ってから、この資料の手順を再度実行してください。必ず、「手順 1: ビデオ ドライバーを更新する」から開始します。

        次回、この資料の手順を実行するときに、ビデオの製造元が、Office 2013 と互換性のある更新版のドライバーを提供している場合があります。
      • この資料の次のセクションの手順 (手順 3: Office でハードウェア アクセラレータを無効にする) には進まないでください。

        現在のビデオ構成は Office 2013 と互換性がないため、ハードウェア アクセラレータは Office のプログラムにより自動的に無効になります。次のセクションの手順を実行して手動でハードウェア アクセラレータをオフにしても、現在のビデオ構成には影響しません。
    2. OffCAT レポートの [System Details] セクションの下に "Hardware acceleration is disabled by Office" という警告が表示されていない場合は、この資料の次のセクション (手順 3: Office でハードウェア アクセラレータを無効にする) に進んでください。3333
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詳細

警告 レジストリ エディターまたは別の方法を使用してレジストリを誤って編集すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、このような問題の解決に関して、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

[ハードウェアのグラフィック アクセラレータを無効にする] オプションの管理

必要に応じて、グループ ポリシーを使用してこの設定を展開できます。適切なグループ ポリシーの設定を構成するには、以下の手順を実行します。
  1. Office15.admx ファイルと Office15.adml ファイルをドメイン コントローラーに追加します。
  2. ローカル グループ ポリシー エディターで、[Microsoft Office 2013] ツリーの [Miscellaneous] ノードを選択します。次の図にこの設定を示します。

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グループ ポリシーを管理するために .admx ファイルと .adml ファイルを使用する方法の詳細については、次のマイクロソフト TechNet Web サイトを参照してください。
グループ ポリシーの ADMX ファイルを管理する方法


一部のビデオ カードに関するハードウェア アクセラレータの自動的な無効化

既定では、Office 2013 プログラムの起動時に特定のビデオ カードとビデオ カード ドライバーの組み合わせが検出された場合、Office 2013 プログラムではハードウェア アクセラレータが自動的に無効になります。プログラムによりハードウェア アクセラレータの自動的に無効された場合も、この変更が行われたことは通知されません。たとえば、[オプション] ダイアログ ボックスの [ハードウェアのグラフィック アクセラレータを無効にする] オプションを調べても、ユーザーが以前に有効にした場合を除いて、このオプションは有効になりません。

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この、ハードウェア グラフィック アクセラレータの自動的な無効化を発生させるビデオ カード/ビデオ ドライバーの組み合わせのリストは文書化されていません。これは、リストは Office 2013 プログラムにハードコードされていて、Office 2013 プログラムで問題の原因になる追加のビデオの組み合わせが見つかると、常に変化するためです。そのため、別のコンピューターで表示される同じアニメーション機能が、あるコンピューターで表示されない場合は、「手順 1: ビデオ ドライバーを更新する」に記載されている手順を実行して、ビデオ ドライバーを更新することをお勧めします。想定されるアニメーションが依然としてコンピューターで表示されない場合は、すぐに再度ビデオ ドライバーを更新します。マイクロソフトは、この問題に関して主要なビデオ カードの製造元と連携しています。ビデオ カードの製造元は、ビデオ ドライバーの開発が完了した時点で新しいビデオ ドライバーをリリースします。

注: 2 台のコンピューターで同じビデオ カード/ビデオ ドライバーの組み合わせを使用している場合、一方のコンピューターが Windows 7 を搭載していてもう一方のコンピューターが Windows 8 を搭載していると、依然として 2 台のコンピューターの間で Office 2013 のアニメーション機能が異なって表示されることがあります。Windows 7 を搭載しているコンピューターでは、ビデオ カード/ビデオ ドライバーの組み合わせが非互換性リストに存在する場合、Office 2013 のアニメーションが無効になります。ただし、Windows 8 ではビデオ機能が強化されているため、Windows 8 上の同じビデオの組み合わせではアニメーションが無効になりません。

プロパティ

文書番号: 2768648 - 最終更新日: 2014年6月20日 - リビジョン: 14.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Word 2013
  • Microsoft Excel 2013
  • Microsoft Lync 2013
  • Microsoft Outlook 2013
  • Microsoft PowerPoint 2013
  • Microsoft OneNote 2013
  • Microsoft Publisher 2013
  • Microsoft Visio Professional 2013
  • Microsoft Access 2013
  • Microsoft Project 2013 Professional
キーワード:?
KB2768648
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