運用サーバーでの Xmlinst.exe 実行後に発生するアプリケーション エラー

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文書番号: 278636 - 対象製品
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目次

問題の説明

Xmlinst.exe の実行後、Microsoft SQL Server 2000 などのアプリケーションが正常に動作しなくなることがあります。

この問題を解決するには、「Fix it で解決する」に進んでください。自身でこの問題を解決する場合は、「自分で解決する」セクションに進んでください。

Fix it で解決する

この問題を自動的に解決するには、[この問題を解決する] リンクをクリックします。続いて [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、このウィザードの手順に従います。


この問題を解決する
Microsoft Fix it 50193


注:
  • このウィザードは英語版のみである場合がありますが、自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。
  • 操作しているコンピューターに問題がない場合、自動的な解決をフラッシュ ドライブまたは CD に保存して、問題のあるコンピューターで実行することができます。
問題が解決されたかどうかの確認」セクションに進んでください。

自分で解決する

この現象は、Xmlinst.exe 実行時にこれまで使用していた Microsoft XML パーサー (MSXML) のレジストリの ProgID 値が、最新の MSXML .dll ファイルを MSXML パーサーで使用する設定で上書きされることが原因で発生します。 この現象を回避して、システムを前回 Xmlinst.exe 実行時の状態に戻すには、xmlinst.exe -u を実行して既存のレジストリ キーを削除します。次に、Regsvr32.exe を実行して、使用する特定バージョンの .dll ファイルを登録します。この場合には、使用中のすべてのバージョンの MSXML パーサーを登録することをお薦めします。特定バージョンの MSXML パーサーをインストールするには、「詳細」の表を参照してください。この表には、MSMXL バージョンの詳細情報が掲載されています。たとえば、MSXML 2.6 パーサーを登録するには、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
regsvr32.exe msxml2.dll

問題が解決されたかどうかの確認

問題が解決されたかどうかを確認します。問題が解決された場合、この資料の作業は完了していることになります。問題が解決されていない場合は、サポートに問い合わせることができます。

ステータス

この動作は仕様です。

Xmlinst.exe は、開発者が独自開発のアプリケーション内で最新の MSXML パーサーを実行するためのものです。これにより、開発者は既存のアプリケーションのリコンパイルや更新をすべて自分でしなくても、アプリケーション側で最初に指定したバージョンと関係なく常に最新の MSXML パーサーを使用し、テストすることができます。

詳細

MSXML パーサーは "side-by-side" (並存) モードでインストールされることを想定しています。このモードでは、特定バージョンの MSXML パーサーがインストールされますが、インストールしたパーサーは別のパーサーに影響を与えないので、異なるバージョンの MSXML パーサーを共存させることができます。また、異なるバージョンのパーサー .dll ファイルをシステムに共存させることも可能です。

置換モードを使用して MSXML パーサーをインストールする方法もあります。置換モードでは、すべてのバージョンの MSXML パーサーへの参照情報が更新され、最新のパーサーのみが使用されるようになります。 上記のモードを使用すると、Xmlinst.exe 実行後に、特定バージョンのパーサーに依存するアプリケーションでエラーが発生します。

注: Xmlinst.exe を実行すると、システムが不安定になる、またはアプリケーション エラーが発生することがあります。Xmlinst.exe 実行後のシステムはサポートの対象外になります。さらに、Xmlinst.exe による変更はこのファイルを実行したシステム全体に影響するので、MSXML パーサーに依存するすべてのアプリケーションが影響を受けます。

MSXML を置換モードでインストールしても、.dll ファイルの上書きまたは削除は実行されず、単にレジストリが更新されます。Xmlinst.exe は、各バージョンの MSXML パーサーのすべてのレジストリ エントリを、最新の MSXML パーサーを参照するように更新します。このため、システムを前回 Xmlinst.exe 実行したときの状態に戻すには、旧バージョンの .dll ファイルがすべてシステムに存在している必要があります。Xmlinst.exe のコマンドとその説明を次の表に示しています。
元に戻す全体を表示する
コマンド動作
xmlinst(置換モード) 既存の MSXML パーサーを Msxml3.dll に更新する。
xmlinst -u msmxlMsxml.dll によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。
xmlinst -u msxml3Msxml3.dll によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。
xmlinst -uすべてのバージョンの MSXML Parser によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。
xmlinst -?ヘルプを表示する。

MSXML パーサーのバージョンを変更する方法

MSXML パーサーのバージョンを変更するには、次の手順に従います。
  1. コマンド プロンプトに次のように入力します。pathname には、Xmlinst.exe のパスを指定します。
    pathname\xmlinst.exe -u
    上記のコマンドによって、レジストリ エントリが完全に削除されます。
  2. 使用する DLL ファイルをレジストリに登録します。
    1. Msxml.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
      regsvr32 msxml.dll
    2. Msxml2.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
      regsvr32 msxml2.dll
    3. Msxml3.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
      regsvr32 msxml3.dll
MSXML のバージョン
元に戻す全体を表示する
バージョンファイル名ファイルのバージョン
1.0 Msxml.dll4.71.1712.5
1.0aMsxml.dll4.72.2106.4
1.0 Service Pack 1 (SP1)Msxml.dll4.72.3110.0
2.0 Msxml.dll5.0.2014.0206
2.0aMsxml.dll5.0.2314.1000
2.0bMsxml.dll5.0.2614.3500
2.5 ベータ 2Msxml.dll5.0.2919.38
2.5aMsxml.dll5.0.2919.6303
2.5 Msxml.dll5.0.2920.0
2.5 Service Pack 1 (SP1)Msxml.dll8.0.5226
2.6 January 2000 Web ReleaseMsxml2.dll (January Web Release)7.50.4920.0
2.6 ベータ 2Msxml2.dll8.0.5207.3
2.6 Msxml2.dll8.0.6518.1
3.0 March 2000 Web ReleaseMsxml3.dll (March Web Release)7.50.5108.0
3.0 May 2000 Web ReleaseMsxml3.dll (May Web Release)8.0.7309.3
3.0 July 2000 Web ReleaseMsxml3.dll (July Web Release)8.0.7520.1
3.0 September 2000 Web ReleaseMsxml3.dll (September Web Release)8.0.7722.0
3.0 ReleaseMsxml3.dll8.0.7820.0
製品に含まれている XML のバージョン
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オペレーティング システムまたはプログラムInternet Explorer
バージョン
MSXML
バージョン
*Microsoft Internet Explorer 4.01.0
ファイルのバージョン: 4.71.1712.5
Windows 95、OEM Service Release 2.5Microsoft Internet Explorer 4.0a1.0a
ファイルのバージョン: 4.72.2106.4
*Microsoft Internet Explorer 4.01 Service Pack 1 (SP1) 2.0a
ファイルのバージョン: 5.0.2014.0206
*Microsoft Internet Explorer 5.02.0
ファイルのバージョン: 5.0.2014.0206
Microsoft Office 2000Microsoft Internet Explorer 5.0a2.0a
ファイルのバージョン: 5.0.2314.1000
再配布用の MSXML2.0a
ファイル名: Msxmlr.dll
ファイルのバージョン: 5.0.2314.1000
Microsoft Windows 98 Second EditionMicrosoft Internet Explorer 5.0b2.0b
ファイルのバージョン: 5.0.2614.3500
Microsoft Windows 95 または Microsoft Windows 98Microsoft Internet Explorer 5.012.5a
ファイルのバージョン: 5.0.2919.6303
Microsoft Windows NT 4.0Microsoft Internet Explorer 5.01 2.5a
ファイルのバージョン: 5.0.2919.6303
Microsoft Windows 2000Microsoft Internet Explorer 5.01 2.5ファイルのバージョン: 5.0.2920.0
Microsoft Windows 2000Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 1 (SP1) 2.5 Service Pack 1 (SP1)
ファイルのバージョン: 8 .0.5226
Microsoft Windows 95 または Microsoft Windows 98Microsoft Internet Explorer 5.52.5 Service Pack 1 (SP1)
ファイルのバージョン: 8.0.5226
Microsoft Windows NT 4.0Microsoft Internet Explorer 5.5 2.5 Service Pack 1 (SP1)
ファイルのバージョン: 8.0.5226
Microsoft Windows 2000Microsoft Internet Explorer 5.5 2.5 Service Pack 1 (SP1)
ファイルのバージョン: 8.0.5226
Microsoft Windows 2000 Service Pack 1 (SP1)Microsoft Internet Explorer 5.52.5 Service Pack 1 (SP1)
ファイルのバージョン: 8.0.5226

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SQL ServerMSXML のバージョン
Microsoft SQL Server 2000 ベータ 22.6 b2
ファイルのバージョン: 8.0.5207.3
Microsoft SQL Server 20002.6
ファイルのバージョン: 8.0.6518.1

元に戻す全体を表示する
BizTalkMSXML のバージョン
BizTalk (Technology Preview)2.6
ファイルのバージョン: 8.0.6518.1
BizTalk (Beta)2.6
ファイルのバージョン: 8.0.6518.1

GUID および ProgID 情報

MSXML 3.0 ベータ リリースは、side-by-side モードでインストールされます。このモードによって、Msxml.dll および Msxml2.dll ファイルに依存するアプリケーションが正常動作するようにシステムを保護します。side-by-side モードを使えば、使用するパーサーをプログラム コードで指定することもできます。MSXML をside-by-side モードで実行して、プログラム コードに前のバージョンの ClassID と ProgID を指定すると、MSXML 3.0 ベータ リリースの新機能は使用されません。アプリケーションで MSXML 3.0 ベータ リリースの機能を使用するには、パーサーを置換モードで実行します。

: 置換モードでパーサーを実行すると、置換モードが原因となって、旧バージョンの ProgID を使用する XML アプリケーションが以前と異なる動作をすることがあります。

シンボリック名、GUID、および ProgID の組み合わせの違いについては、次の表で簡単に説明します。
元に戻す全体を表示する
シンボリック名GUIDProgID
CLSID_DOMDocument旧:{2933BF90-7B36-11D2-B20E-00C04F983E60}
新:{f6d90f11-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4}
旧:Microsoft.XMLDOM, MSXML.DOMDocument
新:MSXML2.DOMDocument
バージョンによって異なるもの
CLSID_DOMDocument30
{f5078f32-c551-11d3-89b9-0000f81fe221}MSXML2.DOMDocument.3.0
CLSID_FreeThreadedDOMDocument旧:{2933BF91-7B36-11D2-B20E-00C04F983E60}
新:{f6d90f12-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4}
旧:Microsoft.FreeThreadedXMLDOM,
MSXML.FreeThreadedDOMDocument
新:
MSXML2.FreeThreadedDOMDocument
バージョンによって異なるもの
CLSID_FreeThreadedDOMDocument30
{f5078f33-c551-11d3-89b9-0000f81fe221}MSXML2.FreeThreadedDOMDocument.3.0
CLSID_DSOControl 旧:{550DDA30-0541-11D2-9CA9-0060B0EC3D39}
新:{f6d90f14-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4}
旧:Microsoft.XMLDSO
新:MSXML2.DSOControl
バージョンによって異なるもの
CLSID_DSOControl30
{f5078f39-c551-11d3-89b9-0000f81fe221}MSXML2.DSOControl.3.0
CLSID_XMLHTTP旧:{ED8C108E-4349-11D2-91A4-00C04F7969E8}
新:{f6d90f16-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4}
旧:Microsoft.XMLHTTP
新:MSXML2.XMLHTTP
バージョンによって異なるもの
CLSID_XMLHTTP30
{f5078f35-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} MSXML2.XMLHTTP.3.0
CLSID_XMLSchemaCache{373984C9-B845-449B-91E7-45AC83036ADE}MSXML2.XMLSchemaCache
バージョンによって異なるもの
CLSID_XMLSchemaCache30
{f5078f34-c551-11d3-89b9-0000f81fe221}MSXML2.XMLSchemaCache.3.0
CLSID_XSLTemplate{2933BF94-7B36-11d2-B20E-00C04F983E60} MSXML2.XSLTemplate
バージョンによって異なるもの
CLSID_XSLTemplate30
{f5078f36-c551-11d3-89b9-0000f81fe221}MSXML2.XSLTemplate.3.0

プロパティ

文書番号: 278636 - 最終更新日: 2009年10月26日 - リビジョン: 6.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft XML Parser 2.0
  • Microsoft XML Parser 2.5
  • Microsoft XML Parser 2.6
  • Microsoft XML Parser 3.0
  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
キーワード:?
kbfixme kbmsifixme kbproductlink kbmsxmlnosweep kbprb KB278636
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