Xmlinst.exe の実行後、Microsoft SQL Server 2000 などのアプリケーションが正常に動作しなくなることがあります。
この問題を解決するには、「
Fix it で解決する」に進んでください。自身でこの問題を解決する場合は、「
自分で解決する」セクションに進んでください。
この問題を自動的に解決するには、[この問題を解決する] リンクをクリックします。続いて [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、このウィザードの手順に従います。
注: - このウィザードは英語版のみである場合がありますが、自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。
- 操作しているコンピューターに問題がない場合、自動的な解決をフラッシュ ドライブまたは CD に保存して、問題のあるコンピューターで実行することができます。
「
問題が解決されたかどうかの確認」セクションに進んでください。
この現象は、Xmlinst.exe 実行時にこれまで使用していた Microsoft XML パーサー (MSXML) のレジストリの ProgID 値が、最新の MSXML .dll ファイルを MSXML パーサーで使用する設定で上書きされることが原因で発生します。
この現象を回避して、システムを前回 Xmlinst.exe 実行時の状態に戻すには、
xmlinst.exe -u を実行して既存のレジストリ キーを削除します。次に、Regsvr32.exe を実行して、使用する特定バージョンの .dll ファイルを登録します。この場合には、使用中のすべてのバージョンの MSXML パーサーを登録することをお薦めします。特定バージョンの MSXML パーサーをインストールするには、「
詳細」の表を参照してください。この表には、MSMXL バージョンの詳細情報が掲載されています。たとえば、MSXML 2.6 パーサーを登録するには、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
regsvr32.exe msxml2.dll
問題が解決されたかどうかを確認します。問題が解決された場合、この資料の作業は完了していることになります。問題が解決されていない場合は、
サポートに問い合わせる
(http://support.microsoft.com/contactus)
ことができます。
この動作は仕様です。
Xmlinst.exe は、開発者が独自開発のアプリケーション内で最新の MSXML パーサーを実行するためのものです。これにより、開発者は既存のアプリケーションのリコンパイルや更新をすべて自分でしなくても、アプリケーション側で最初に指定したバージョンと関係なく常に最新の MSXML パーサーを使用し、テストすることができます。
MSXML パーサーは "side-by-side" (並存) モードでインストールされることを想定しています。このモードでは、特定バージョンの MSXML パーサーがインストールされますが、インストールしたパーサーは別のパーサーに影響を与えないので、異なるバージョンの MSXML パーサーを共存させることができます。また、異なるバージョンのパーサー .dll ファイルをシステムに共存させることも可能です。
置換モードを使用して MSXML パーサーをインストールする方法もあります。置換モードでは、すべてのバージョンの MSXML パーサーへの参照情報が更新され、最新のパーサーのみが使用されるようになります。
上記のモードを使用すると、Xmlinst.exe 実行後に、特定バージョンのパーサーに依存するアプリケーションでエラーが発生します。
注: Xmlinst.exe を実行すると、システムが不安定になる、またはアプリケーション エラーが発生することがあります。Xmlinst.exe 実行後のシステムはサポートの対象外になります。さらに、Xmlinst.exe による変更はこのファイルを実行したシステム全体に影響するので、MSXML パーサーに依存するすべてのアプリケーションが影響を受けます。
MSXML を置換モードでインストールしても、.dll ファイルの上書きまたは削除は実行されず、単にレジストリが更新されます。Xmlinst.exe は、各バージョンの MSXML パーサーのすべてのレジストリ エントリを、最新の MSXML パーサーを参照するように更新します。このため、システムを前回 Xmlinst.exe 実行したときの状態に戻すには、旧バージョンの .dll ファイルがすべてシステムに存在している必要があります。Xmlinst.exe のコマンドとその説明を次の表に示しています。
元に戻す全体を表示する
| コマンド | 動作 |
|---|
| xmlinst | (置換モード) 既存の MSXML パーサーを Msxml3.dll に更新する。 |
| xmlinst -u msmxl | Msxml.dll によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。 |
| xmlinst -u msxml3 | Msxml3.dll によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。 |
| xmlinst -u | すべてのバージョンの MSXML Parser によって作成されたレジストリ エントリを完全に削除する。 |
| xmlinst -? | ヘルプを表示する。 |
MSXML パーサーのバージョンを変更する方法
MSXML パーサーのバージョンを変更するには、次の手順に従います。
- コマンド プロンプトに次のように入力します。pathname には、Xmlinst.exe のパスを指定します。
pathname\xmlinst.exe -u
上記のコマンドによって、レジストリ エントリが完全に削除されます。 - 使用する DLL ファイルをレジストリに登録します。
- Msxml.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
regsvr32 msxml.dll
- Msxml2.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
regsvr32 msxml2.dll
- Msxml3.dll を登録するには、コマンド プロンプトに次のように入力して Enter キーを押します。
regsvr32 msxml3.dll
MSXML のバージョン
元に戻す全体を表示する
| バージョン | ファイル名 | ファイルのバージョン |
|---|
| 1.0 | Msxml.dll | 4.71.1712.5 |
| 1.0a | Msxml.dll | 4.72.2106.4 |
| 1.0 Service Pack 1 (SP1) | Msxml.dll | 4.72.3110.0 |
| 2.0 | Msxml.dll | 5.0.2014.0206 |
| 2.0a | Msxml.dll | 5.0.2314.1000 |
| 2.0b | Msxml.dll | 5.0.2614.3500 |
| 2.5 ベータ 2 | Msxml.dll | 5.0.2919.38 |
| 2.5a | Msxml.dll | 5.0.2919.6303 |
| 2.5 | Msxml.dll | 5.0.2920.0 |
| 2.5 Service Pack 1 (SP1) | Msxml.dll | 8.0.5226 |
| 2.6 January 2000 Web Release | Msxml2.dll (January Web Release) | 7.50.4920.0 |
| 2.6 ベータ 2 | Msxml2.dll | 8.0.5207.3 |
| 2.6 | Msxml2.dll | 8.0.6518.1 |
| 3.0 March 2000 Web Release | Msxml3.dll (March Web Release) | 7.50.5108.0 |
| 3.0 May 2000 Web Release | Msxml3.dll (May Web Release) | 8.0.7309.3 |
| 3.0 July 2000 Web Release | Msxml3.dll (July Web Release) | 8.0.7520.1 |
| 3.0 September 2000 Web Release | Msxml3.dll (September Web Release) | 8.0.7722.0 |
| 3.0 Release | Msxml3.dll | 8.0.7820.0 |
製品に含まれている XML のバージョン
元に戻す全体を表示する
| オペレーティング システムまたはプログラム | Internet Explorer バージョン | MSXML バージョン |
|---|
| * | Microsoft Internet Explorer 4.0 | 1.0 ファイルのバージョン: 4.71.1712.5 |
| Windows 95、OEM Service Release 2.5 | Microsoft Internet Explorer 4.0a | 1.0a ファイルのバージョン: 4.72.2106.4 |
| * | Microsoft Internet Explorer 4.01 Service Pack 1 (SP1) | 2.0a ファイルのバージョン: 5.0.2014.0206 |
| * | Microsoft Internet Explorer 5.0 | 2.0 ファイルのバージョン: 5.0.2014.0206 |
| Microsoft Office 2000 | Microsoft Internet Explorer 5.0a | 2.0a ファイルのバージョン: 5.0.2314.1000 |
| 再配布用の MSXML | | 2.0a ファイル名: Msxmlr.dll ファイルのバージョン: 5.0.2314.1000 |
| Microsoft Windows 98 Second Edition | Microsoft Internet Explorer 5.0b | 2.0b ファイルのバージョン: 5.0.2614.3500 |
| Microsoft Windows 95 または Microsoft Windows 98 | Microsoft Internet Explorer 5.01 | 2.5a ファイルのバージョン: 5.0.2919.6303 |
| Microsoft Windows NT 4.0 | Microsoft Internet Explorer 5.01 | 2.5a ファイルのバージョン: 5.0.2919.6303 |
| Microsoft Windows 2000 | Microsoft Internet Explorer 5.01 2.5 | ファイルのバージョン: 5.0.2920.0 |
| Microsoft Windows 2000 | Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 1 (SP1) | 2.5 Service Pack 1 (SP1) ファイルのバージョン: 8 .0.5226 |
| Microsoft Windows 95 または Microsoft Windows 98 | Microsoft Internet Explorer 5.5 | 2.5 Service Pack 1 (SP1) ファイルのバージョン: 8.0.5226 |
| Microsoft Windows NT 4.0 | Microsoft Internet Explorer 5.5 | 2.5 Service Pack 1 (SP1) ファイルのバージョン: 8.0.5226 |
| Microsoft Windows 2000 | Microsoft Internet Explorer 5.5 | 2.5 Service Pack 1 (SP1) ファイルのバージョン: 8.0.5226 |
| Microsoft Windows 2000 Service Pack 1 (SP1) | Microsoft Internet Explorer 5.5 | 2.5 Service Pack 1 (SP1) ファイルのバージョン: 8.0.5226 |
元に戻す全体を表示する
| SQL Server | MSXML のバージョン |
|---|
| Microsoft SQL Server 2000 ベータ 2 | 2.6 b2 ファイルのバージョン: 8.0.5207.3 |
| Microsoft SQL Server 2000 | 2.6 ファイルのバージョン: 8.0.6518.1 |
元に戻す全体を表示する
| BizTalk | MSXML のバージョン |
|---|
| BizTalk (Technology Preview) | 2.6 ファイルのバージョン: 8.0.6518.1 |
| BizTalk (Beta) | 2.6 ファイルのバージョン: 8.0.6518.1 |
GUID および ProgID 情報
MSXML 3.0 ベータ リリースは、side-by-side モードでインストールされます。このモードによって、Msxml.dll および Msxml2.dll ファイルに依存するアプリケーションが正常動作するようにシステムを保護します。side-by-side モードを使えば、使用するパーサーをプログラム コードで指定することもできます。MSXML をside-by-side モードで実行して、プログラム コードに前のバージョンの ClassID と ProgID を指定すると、MSXML 3.0 ベータ リリースの新機能は使用されません。アプリケーションで MSXML 3.0 ベータ リリースの機能を使用するには、パーサーを置換モードで実行します。
注: 置換モードでパーサーを実行すると、置換モードが原因となって、旧バージョンの ProgID を使用する XML アプリケーションが以前と異なる動作をすることがあります。
シンボリック名、GUID、および ProgID の組み合わせの違いについては、次の表で簡単に説明します。
元に戻す全体を表示する
| シンボリック名 | GUID | ProgID |
|---|
| CLSID_DOMDocument | 旧:{2933BF90-7B36-11D2-B20E-00C04F983E60} 新:{f6d90f11-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4} | 旧:Microsoft.XMLDOM, MSXML.DOMDocument 新:MSXML2.DOMDocument |
バージョンによって異なるもの CLSID_DOMDocument30 | {f5078f32-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.DOMDocument.3.0 |
| CLSID_FreeThreadedDOMDocument | 旧:{2933BF91-7B36-11D2-B20E-00C04F983E60} 新:{f6d90f12-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4} | 旧:Microsoft.FreeThreadedXMLDOM, MSXML.FreeThreadedDOMDocument 新: MSXML2.FreeThreadedDOMDocument |
バージョンによって異なるもの CLSID_FreeThreadedDOMDocument30 | {f5078f33-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.FreeThreadedDOMDocument.3.0 |
| CLSID_DSOControl | 旧:{550DDA30-0541-11D2-9CA9-0060B0EC3D39} 新:{f6d90f14-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4} | 旧:Microsoft.XMLDSO 新:MSXML2.DSOControl |
バージョンによって異なるもの CLSID_DSOControl30 | {f5078f39-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.DSOControl.3.0 |
| CLSID_XMLHTTP | 旧:{ED8C108E-4349-11D2-91A4-00C04F7969E8} 新:{f6d90f16-9c73-11d3-b32e-00c04f990bb4} | 旧:Microsoft.XMLHTTP 新:MSXML2.XMLHTTP |
バージョンによって異なるもの CLSID_XMLHTTP30 | {f5078f35-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.XMLHTTP.3.0 |
| CLSID_XMLSchemaCache | {373984C9-B845-449B-91E7-45AC83036ADE} | MSXML2.XMLSchemaCache |
バージョンによって異なるもの CLSID_XMLSchemaCache30 | {f5078f34-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.XMLSchemaCache.3.0 |
| CLSID_XSLTemplate | {2933BF94-7B36-11d2-B20E-00C04F983E60} | MSXML2.XSLTemplate |
バージョンによって異なるもの CLSID_XSLTemplate30 | {f5078f36-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} | MSXML2.XSLTemplate.3.0 |