大きな Windows コンポーネント ストア (WinSxS) ディレクトリが原因で発生するディスク領域の問題を解決する方法

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文書番号: 2795190 - 対象製品
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現象

C:\Windows フォルダーのサイズを調べたときに、C:\Windows\winsxs ディレクトリが多くのディスク領域を使用していることに気づくことがあります。

原因

Windows コンポーネント ストア (C:\Windows\winsxs) ディレクトリは、Windows インストールのサービシング処理中に使用されます。サービシング処理には、Windows 更新プログラム、Service Pack、修正プログラムのインストールなどが含まれます (ただし、これらに限定されません)。

コンポーネント ストアには、Windows のインストールに必要なすべてのファイルが含まれます。それらのファイルの更新プログラムもインストールされるので、それらの更新プログラムもコンポーネント ストアに含まれます。これにより、時間の経過と共にインストールに追加される更新プログラム、機能、役割が増えるためにコンポーネント ストアが大きくなります。コンポーネント ストアは、Windows プラットフォームの堅牢性を強化するためにストア自体と他の Windows ディレクトリ間の NTFS ハード リンクを使用します。

コンポーネント ストアのディレクトリ サイズが大きく表示されるのは、エクスプローラー シェルがハード リンクを計算する方法のためです。Windows シェルは、ハード リンクの各参照を、ファイルが置かれているディレクトリごとにファイルの 1 つのインスタンスとしてカウントします。たとえば、advapi32.dll という 700 KB のファイルがコンポーネント ストアと \Windows\system32 ディレクトリに含まれている場合、エクスプローラーは、ファイルが 1,400 KB のハードディスク領域を消費すると誤って報告します。

解決方法

NTFS ハード リンクのために、コンポーネント ストアをシステム ボリューム以外のボリュームに置くことはできません。コンポーネント ストアを移動しようとすると、Windows 更新プログラム、Service Pack、役割、または機能を正しくインストールできなくなります。さらに、コンポーネント ストアからファイルを手動で削除することはお勧めしません。

Windows インストールのコンポーネント ストア ディレクトリのサイズを小さくするために、Service Pack のインストールを恒久化し、Service Pack ファイルに使用されている領域を再利用することができます。ただし、Service Pack のインストールを恒久化した場合、Service Pack は削除できなくなります。

Windows インストールから Service Pack ファイルを削除するには、次のファイル整理ユーティリティを使用します。
  • Windows Vista Service Pack 1 インストール済み: VSP1CLN.EXE
  • Windows Vista Service Pack 2 または Windows Server 2008 Service Pack 2 インストール済み: Compcln.exe
  • Windows 7 Service Pack 1 または Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 インストール済み: DISM /online /Cleanup-Image /SpSuperseded またはディスク クリーンアップ ウィザード (cleanmgr.exe)

Windows Vista および Windows Server 2008 のインストール時に、システム上で削除イベントを強制的に実行することで清掃を事前に行うこともできます。清掃では、インストールから不要なシステム バイナリを削除し、Windows がディスク領域を再利用できるようにします。Windows のインストールでアンインストール イベントを実行するには、まだインストールされていない不要なシステム コンポーネントを追加および削除し、Windows のインストールを再開します。清掃は、次のオペレーティング システムの再起動中に実行されます。

注: Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のインストールでは清掃が自動的に実行されます。

詳細

システム上で追加のディスク領域を再利用できにようにするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索] に、「ディスク クリーンアップ」と入力します。
  2. [ディスク クリーンアップ] アイコンをクリックし、ディスク クリーンアップ ツールを実行して、構成を基にして削除できるファイルを特定します。
次の方法で、システム ボリューム上の領域を節約することもできます。

  • ページング ファイルをシステム上の別のボリュームに移動する。
  • システムの休止状態を無効にする。
  • 専用のダンプ ファイル オプションを使用して、システム上の別のボリューム上でメモリ ダンプ ファイルをキャプチャする。
  • ユーザー プロファイルとプログラム ファイル ディレクトリをシステム上の別のボリュームにオフロードする。
  • クライアント インストールでシステム復元ポイントを無効にする。
  • ディスク クリーンアップ ウィザード (cleanmgr.exe) を使用して、すべての一時ディレクトリとフォルダーを消去する。
  • インストールから未使用のアプリケーションまたはユーティリティをアンインストールする。


WinSxS フォルダーの詳細については、以下の Web サイトを参照してください。



ディスクのシステム要件の詳細については、以下の Web サイトを参照してください。


注意
  • Windows インストーラーによって製品がインストールされるときには、元の .msi データ ファイルの小さいバージョンが Windows インストーラー キャッシュ (%windir%\Installer) フォルダーに保存されます。時間の経過に伴い、このフォルダーが大きくなることがあります。修正プログラムや累積的な更新プログラムなどのインストール済み製品の追加の更新プログラムをインストールしたり、Service Pack をセットアップしたりするたびに、関連する .msp ファイルまたは .msi ファイルが Windows インストーラー キャッシュに保存されます。時間の経過に伴い、このフォルダーが大きくなることがあります。マイクロソフトは、このフォルダー内のファイルを削除したり別のコンピューターからのファイルと置き換たりすることをサポートまたは推奨しません。アプリケーションの更新は、このフォルダー内に保存されているファイル内の使用可能な情報に依存します。この情報がないと、更新のインストールを正常に実行できません。
  • %windir%\softwaredistribution\downloads フォルダーは、Windows Update によってダウンロードした更新プログラムを保存するために使用されます。このフォルダーは Windows によって管理されるため、通常はユーザーが管理する必要はありません。このフォルダーの一般的なサイズは、オペレーティング システムのバージョン、その時点で利用可能な更新プログラムなどのいくつかの要因によって決まります。そのため、一般的なサイズを予想することは困難です。このフォルダーが多くのディスク領域を使用している場合、最初にシステムで利用可能なすべての更新プログラムをインストールしてからコンピューターを再起動します。それでもサイズが大きいままになっている場合、この問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。
    1. 管理者特権を持つコマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します。
      Net Stop WUAUSERV
    2. %windir%\softwaredistribution\downloads フォルダーの内容を削除します。
    3. 管理者特権を持つコマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します。
      Net Start WUAUSERV

プロパティ

文書番号: 2795190 - 最終更新日: 2013年8月30日 - リビジョン: 7.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Vista Enterprise
  • Windows 7 Enterprise
  • Windows 7 Service Pack 1
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
キーワード:?
KB2795190
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