クォーラム ドライブの構成について

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 280345 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP280345
すべて展開する | すべて折りたたむ

概要

この資料では、クォーラム ドライブの構成について説明します。

詳細

Microsoft クラスタ サービスをインストールする場合、ハードウェア レベルで記憶域を構成する必要がありますが、こうすることによってオペレーティング システムとクラスタ サービスは、クラスタを使用するために物理デバイスを別々に 2 つ持つようになります。たとえば、ディスク アドミニストレータまたはディスクの管理には、次のディスクが表示されます。
  • ディスク 0 (通常はドライブ C)
  • ディスク 1 (クォーラム)
  • ディスク 2 (データ ドライブ)
最低でも、クォーラム ディスク用に少なくとも 1 つの物理ドライブと、データ用にもう 1 つ別に物理ドライブを作成する必要があります。各ドライブは NTFS としてフォーマットする必要があります。

NTFS アーキテクチャは、ディスク ボリューム上でファイル属性のインデックスを有効にするよう構造化されています。この機能によって、ファイル システムは、ある基準に適合するファイルを効率的に見つけることができるようになり、ソート処理と検索処理がより高速に機能するようになります。ただし、クォーラム ドライブには、入出力 (I/O) が集中的に行われるプログラムは置かないでください。クラスタ以外の入出力トラフィックが大量に発生すると、クラスタがディスクに書き込む機能が妨げられる可能性があり、このことが原因でクォーラム リソースが失敗することがあります。クォーラム リソースが失敗した場合は、クラスタ全体も失敗する可能性があります。

クォーラム ディスクのサイズが 500 MB になるように構成することをお勧めします。このサイズは、効率的な NTFS パーティションのための最小サイズです。さらに大きいディスク サイズも可能ですが、現在は必要ありません。また、クォーラム ドライブとして使用するためには、ハードウェア ミラーリングまたはハードウェア RAID など、ハードウェア レベルで何らかのフォールト トレランス構成を行うことも推奨します。クォーラム ドライブが失われると、クラスタが利用できなくなる可能性があります。

クォーラム リソースは、クラスタの操作において重要な役割を占めています。どのようなクラスタにおいても、クォーラム リソースとして単一のリソースを指定します。クォーラム リソースは、次の機能を持っていればどのリソースでもかまいません。
  • 永続的なアービトレーションの手段が提供されること。永続的なアービトレーションとは、クォーラム リソースが、単一のノードに、そのノードの物理的な制御を許可して、その制御を保護する必要があることを意味します。たとえば、SCSI (Small Computer System Interface) ディスクは、永続的なアービトレーションのために Reserve and Release コマンドを使用することができます。
  • クラスタ内の任意のノードがアクセスできる物理記憶域を提供すること。クォーラム リソースには、クラスタ ノード間の通信障害の後で回復するために重要なデータが格納されます。
Windows Server 2003 では、マジョリティ ノード セット (MNS) と呼ばれる新しい種類のクォーラム リソースが導入されています。MNS は、地理的に分散したクラスタ専用に作られています。

MNS の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
838612 [TechNet Support Webcast] Microsoft Windows Server 2003 クラスタにおけるマジョリティ ノード セットのサポート
: クラスタ サービスの将来のリリースで変更があった場合に、より大きなクォーラム ディスク サイズが必要となることがあります。したがって、製品の将来のリリースでは、推奨クォーラム ディスク サイズが変更されることがあります。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
251284 クォーラム ディスク領域が一杯になると、クラスタ サーバーが開始できない
245762 消失または破損したクォーラム ログの回復
168948 クラスタグループについての情報

プロパティ

文書番号: 280345 - 最終更新日: 2005年11月29日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
キーワード:?
kbarttypeinf kbenv kbinfo KB280345
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com