証明書サーバー データベースとログ ファイルを移動する

この記事では、証明書サーバーのデータベースとログ ファイルを移動する方法について説明します。

適用対象: Windows Server 2012 R2
元の KB 番号: 283193

重要

この記事には、レジストリの変更に関する情報が含まれています。 レジストリを変更する前に、レジストリのバックアップを必ず作成し、問題が発生した場合にレジストリを復元する方法について確実に理解しておいてください。 レジストリをバックアップ、復元、編集する方法については、次の記事番号をクリックして、Microsoft サポート技術情報の記事を表示してください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明

証明書サーバー データベースとログ ファイルを移動する

警告

レジストリ エディターの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。 マイクロソフトは、レジストリ エディターの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。 レジストリ エディターは、自己の責任においてご使用ください。

証明書サーバー データベースとログ ファイルの場所を変更するには、次の手順に従います。

  1. Certificate Services サービスを停止します。

  2. データベース ファイルとログ ファイルを新しい場所にコピーします。 既定のデータベース パスは %SystemRoot%\System32\CertLog です。

  3. 次のレジストリ エントリのデータベース パスを変更して、新しいパスを反映します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CertSvc\Configuration\DBDirectory

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CertSvc\Configuration\DBLogDirectory

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CertSvc\Configuration\DBSystemDirectory

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CertSvc\Configuration\DBTempDirectory

  4. Certificate Services サービスを開始します。

  5. 証明書サービス サービスが正常に開始されたことを確認するには、CertSvc イベント 26 のアプリケーション イベント ログを確認します。 サービスが正常に開始されない場合は、警告メッセージが表示されます。 これが発生した場合は、レジストリ内のパスの構文をチェックします。

システム アカウントにフル コントロールのアクセス許可を付与するには、NTFS アクセス許可を編集する必要がある場合があります。 既定では、システム アカウントと管理者およびエンタープライズ管理者グループには、CertLog フォルダーのフル コントロール アクセス権があります。