データ変換サービス (DTS) を使用して Microsoft Access データベースから SQL Server データベースにデータをエクスポートする方法

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文書番号: 285829 - 対象製品
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難易度 : 低。シングル ユーザー コンピュータのユーザー インターフェイスに関する知識が必要です。

この資料は Microsoft Access データベースについてのみ記述したものです。

Microsoft Access 2000 については、次の資料を参照してください。250616
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概要

データ変換サービス (DTS) は、Access データベースから Microsoft SQL Server にデータを移行する際に使用できる、新しい方法です。

: Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine の以前のバージョンは、Microsoft Data Engine (MSDE) と呼ばれていました。MSDE とは異なり、SQL Server 2000 Desktop Engine には、DTS および DTS インポート/エクスポート ウィザードは含まれていません。

: DTS を使用して Access のテーブルを移行すると、Unicode 文字のフィールドである nChar、nVarChar、および nText がデフォルトで作成されます。これらのフィールドは、Unicode がサポートされていない Access 97 からリンクする際に問題を引き起こすおそれがあります。Access 97 からリンクする場合は、これらのフィールドを Char、VarChar、および Text に変換することをお勧めします。

詳細

DTS には、SQL Server と任意の OLE DB または ODBC データ ソースとの間でデータをインポートおよびエクスポートする機能が用意されています。Microsoft Access も対象となるデータ ソースに含まれます。SQL Server には、DTS および DTS インポート/エクスポート ウィザードが含まれています。このウィザードを使用すると、対話的に DTS パッケージを作成し、実行できます。

DTS インポート/エクスポート ウィザードを使用すると、SQL Server 上にテーブルを自動的に作成した後、その新しい SQL Server テーブルに Access からデータをコピーできます。DTS では Microsoft Access のアップサイジング ウィザードよりも高速にデータを移動できますが、DTS が Access のアップサイジング ウィザードの機能をすべて提供しているわけではありません。Access のアップサイジング ウィザードでは実行できて、DTS インポート/エクスポート ウィザードでは実行できない処理の一覧を以下に示します。
  • Access のテーブルに主キーがある場合、Access のアップサイジング ウィザードでは、SQL Server 上に生成するテーブルに主キーが自動的に再作成されます。DTS ではこれが行われません。
  • Access のアップサイジング ウィザードでは、テーブル内に存在するすべての入力規則およびデフォルト値が SQL Server に自動的に移行されます。DTS ではこれが行われません。
  • Access データベースのテーブルに関連付けがある場合、アップサイジング ウィザードでは SQL Server 上でこれらのリレーションシップが自動的に再作成されます。DTS ではこれが行われません。
  • DTS では、Access データベース内に存在するクエリはアップサイズされません。

DTS インポート/エクスポート ウィザードの使用方法

次の手順は、DTS インポート/エクスポート ウィザードを使用して、サンプル データベース Northwind.mdb から "受注" テーブルと "受注明細" テーブルを新しい SQL Server データベースにコピーする方法を示しています。

SQL Server 2000 がインストールされたコンピュータで .mdb ファイル形式をインポートするには、以下の手順を実行します。
  1. Microsoft Windows XP およびそれ以前のバージョンの Windows では、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft SQL Server] を順にポイントし、[データのインポートとエクスポート] をクリックします。
  2. データ変換サービス ウィザードが起動したら、[次へ] をクリックします。
  3. [データ ソースの選択] ページで、[データ ソース] ボックスの一覧の [Microsoft Access] をクリックします。
  4. [ファイル名] ボックスの横にある参照ボタン (...) をクリックし、サンプル データベースの Northwind.mdb をクリックします。
  5. [Northwind] をダブルクリックし、[次へ] をクリックします。
  6. [変換先の選択] ページで、[変換先] ボックスの一覧の [Microsoft OLE DB Provider for SQL Server] をクリックします。
  7. [サーバー] ボックスの一覧の [(local)] をクリックします。
  8. [SQL Server 認証を使用] をクリックし、サーバー上にデータベースとテーブルを作成する権限を持つユーザーとして SQL Server や MSDE に認識されるユーザー名とパスワードを入力します。
  9. [最新] をクリックし、[データベース] ボックスの一覧の [<新規>] をクリックします。
  10. [名前] ボックスに MyNwind と入力します。[データ ファイル サイズ] と [ログ ファイル サイズ] の各ボックスに表示されるデフォルト値を確認し、[OK] をクリックして確定します。
  11. [次へ] を 2 回クリックします。
  12. テーブルの一覧で、[受注明細] と [受注] の各テーブルをクリックします。
  13. [次へ] を 2 回クリックし、[完了] をクリックします。
  14. DTS インポート/エクスポート ウィザードで作成した DTS パッケージが実行されます。DTS パッケージが完了したら、[OK] をクリックした後、[終了] をクリックしてウィザードを閉じます。
SQL Server 2005 がインストールされたコンピュータで .accdb ファイル形式をインポートするには、以下の手順を実行します。
  1. SQL Server Management Studio でデータベース エンジンに接続し、[データベース] を展開します。DatabaseName を右クリックし、[タスク] をポイントし、[データのインポート] をクリックします。
  2. [データ ソースの選択] ページで、[データ ソース] ボックスの一覧の [Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスで、[データ ソース] にファイル名 DatabaseFile.accdb を入力し、[OK] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  4. [変換先の選択] ページで、[変換先] ボックスの一覧の [Microsoft OLE DB Provider for SQL Server] をクリックします。
  5. [サーバー] ボックスの一覧の [サーバー名] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  6. [テーブルのコピーまたはクエリの指定] ページで [1 つ以上のテーブルまたはビューからデータをコピーする] を選択し、[次へ] をクリックします。
  7. [コピー元のテーブルおよびビューを選択] ページでインポート対象のテーブル TableName を選択し、[次へ] をクリックします。
  8. [パッケージの保存および実行] ページで [次へ] をクリックします。
  9. [ウィザードの完了] ページで [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。

関連情報

DTS および DTS インポート/エクスポート ウィザードの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトにある SQL Server Books Online を参照してください。
http://msdn.microsoft.com/library/ja/default.asp?url=/library/ja/dtssql/dts_basic_5zg3.asp

プロパティ

文書番号: 285829 - 最終更新日: 2007年10月10日 - リビジョン: 8.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Access 2007
  • Microsoft Office Access 2003
  • Microsoft Access 2002 Standard Edition
キーワード:?
kbdatabase kbdesign kbexport kbimport kbhowto KB285829
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