[PRB] SQL Server の Net-Library を使用して DSN を設定する

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文書番号: 289573 - 対象製品
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目次

現象

Microsoft SQL Server ODBC ドライバを使用して ODBC のデータ ソース名 (DSN) を作成または設定するときに、次のような問題が発生することがあります。
  • Net-Library のプロトコルが切り替わります。
  • 古い DSN に新しい DSN のプロトコルが使用されたり、その逆が発生します。

原因

複数の DSN を作成する際にサーバー名 (たとえば、SQL Server インスタンス名) を使用した場合、DSN のいずれかのネットワーク プロトコルを変更すると、その名前を使用しているすべての DSN に影響が及びます。

また、MDAC (Microsoft Data Access Components) 2.6 以降では、デフォルトのネットワーク ライブラリは TCP/IP です。サーバー名を使用すると (つまり、サーバー別名を作成しないと)、名前付きパイプを使用するように DSN を設定しても、TCP/IP に戻ります。この問題を解決するには、「回避策」に記載されている手順を実行します。

解決方法

ODBC アドミニストレータまたは SQL Server のクライアント ネットワーク ユーティリティ (Cliconfg.exe) で、必要な Net-Library の設定を使用してサーバーの別名を作成し、使用します。詳細については、この資料の「詳細」を参照してください。

回避策

  1. SQL Server クライアント設定ユーティリティで、サーバー名以外の名前を使用して別名を作成します。
  2. DSN を作成または変更して、手順 1. で作成した別名 (サーバーではなく) をサーバー名として選択します。
  3. DSN を保存して、再度開きます。
今度は、ネットワーク ライブラリが維持されます。

詳細

DSN の作成中に ODBC アドミニストレータから表示される [SQL Server に接続するための新規データ ソースを作成する] ダイアログ ボックスでサーバー名を指定または選択すると、指定した名前で別名が作成されます。これは、サーバー名自体ではなく、サーバー別名です。複数の DSN に同じ名前が使用されている場合、それらのすべての DSN で、そのサーバー別名の最新のプロトコル設定が使用されます。

サーバー別名の設定情報は、レジストリの次のキーに格納されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\Client\ConnectTo

ODBC アドミニストレータ

ODBC アドミニストレータを使用してサーバー別名を追加するには、次の手順を実行します。
  1. コントロール パネルの [データソース (ODBC)] を開きます。
  2. [追加] をクリックし、[SQL Server] をドライバとして選択します。次に、DSN の名前と説明を入力します。[サーバー] ボックスで、新しいサーバー別名を指定し、[次へ] をクリックします。
  3. [クライアントの設定] をクリックします。[接続パラメータ] セクションの [サーバー名] ボックスに SQL Server の名前を入力します。また、[ネットワーク ライブラリ] セクションで、必要な Net-Library を選択します。[OK] をクリックして、DSN の作成手順を完了します。

クライアント ネットワーク ユーティリティ

クライアント ネットワーク ユーティリティ (Cliconfg.exe) は、Microsoft SQL Server や MDAC (Microsoft Data Access Components) バージョン 2.1 SP2 以降など、複数の製品に付属しています。

このユーティリティは、通常、Microsoft Windows 2000 および Microsoft Windows NT システムの場合は C:\WINNT\SYSTEM32 フォルダ、Microsoft Windows 9x システムの場合は C:\WINDOWS\SYSTEM フォルダに格納されています。

このユーティリティを起動するには、以下の手順を実行します。
  1. SQL Server クライアントがインストールされている場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft SQL Server] を順にポイントして、[クライアント ネットワーク ユーティリティ] をクリックします。
  2. それ以外の場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  3. [名前] ボックスに cliconfg と入力し、[OK] をクリックします。
サーバー別名を追加するには、以下の手順を実行します。
  1. [別名] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
  2. [サーバー別名] ボックスに新しい別名を入力し、[ネットワーク ライブラリ] セクションで必要な Net-Library を選択します。
  3. [接続パラメータ] セクションの [サーバー名] ボックスに、SQL Server の名前を入力します。また、Net-Library に基づいた追加パラメータも設定できます。[OK] をクリックします。

    : [別名] タブの [削除] および [編集] を使用すると、既存のサーバー別名を削除および変更できます。

関連情報

詳細については、次の MSDN (Microsoft Developer Network) Web サイトの「Net-Library とネットワーク プロトコル」を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/adminsql/ad_1_server_3oxf.asp
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
257434 INF: The Protocol in Existing DSN Is Replaced by the Protocol in New DSN to the Same SQL Server Name
250550 HOWTO: クライアント ネットワーク ユーティリティを使用せずにデフォルト ネットワーク ライブラリを変更する
260249 PRB: DSN Network Library Shown as "Other" in ODBC Administrator

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 289573 (最終更新日 2003-12-05) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 289573 - 最終更新日: 2006年8月25日 - リビジョン: 5.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft ODBC Driver for Microsoft SQL Server 3.7
  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
  • Microsoft Data Access Components 2.6
キーワード:?
kbinfo kbprb KB289573
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