Virtual Machine Manager でデバッグ ログを有効にする方法

この記事では、Microsoft System Center 2016 Virtual Machine Manager (SC 2016 VMM)、System Center 2019 Virtual Machine Manager (SC 2019 VMM)、System Center 2022 Virtual Machine Manager (SC 2022 VMM) でデバッグ ログを有効にする方法について説明します。 VMM イベント トレース ログ (ETL) ファイルは、さまざまな VMM の問題のトラブルシューティングに役立つデバッグ ログを提供します。

元の製品バージョン: Microsoft System Center Virtual Machine Manager
元の KB 番号: 2913445

VMM デバッグ ログを有効にする手順

  1. C:\vmmlogs という名前のフォルダーを作成します。

  2. VMM サーバーまたはホスト コンピューターで管理者特権のWindows PowerShell ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。

    logman delete VMM
    

    上記のコマンドは、トレースの既存の定義を削除します。 受信した "データ コレクター セットが見つかりませんでした" エラーは無視しても問題ありません。

    logman create trace VMM -v mmddhhmm -o $env:SystemDrive\VMMlogs\VMMLog_$env:computername.ETL -cnf 01:00:00 -p Microsoft-VirtualMachineManager-Debug -nb 10 250 -bs 16 -max 512
    
  3. 管理者特権のWindows PowerShell ウィンドウで次のコマンドを実行して、トレースを開始します。

    logman start VMM
    
  4. 問題を再現します。

  5. 問題を再現したらすぐに、次のコマンドを実行してトレースを停止します。

    logman stop VMM
    

    注:

    ETL ファイルは C:\vmmlogs にあります。

  6. トレース ファイルを変換するには、コマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

    Netsh trace convert <filename>
    

    このコマンドでは、プレースホルダー <ファイル名> は、手順 5 で見つけた ETL ファイルの名前を表します。 変換されたトレース ファイルには、ファイル名>.txt形式<の名前が付けられます。