承認を求めずにターミナル サーバー セッションをシャドウする方法

この記事では、承認を求めずにターミナル サーバー セッションをシャドウする方法について説明します。

適用対象: Windows Server 2012 R2
元の KB 番号: 292190

概要

ターミナル サーバー セッションでターミナル サーバー コンソール (セッション 0) をシャドウする場合、アクセス許可を求められたくない場合は、ターミナル サービスを実行しているサーバーでローカル グループ ポリシーを設定します。

詳細

他のセッションをシャドウするには、[RDP-TCP のプロパティ] ダイアログ ボックスの [リモート制御] タブで、[ユーザーのアクセス許可を要求する] チェック ボックスをオフにします。 コンソール セッションには影響しません。

承認を求めずにコンソールをリモート 制御するには:

  1. ターミナル サービスを実行しているサーバーでグループ ポリシー エディター (Gpedit.msc) を開きます。

  2. [ コンピューターの構成] で、[ 管理用テンプレート] を展開し、[ Windows コンポーネント] を展開して、[ ターミナル サービス] を選択します。

  3. [ ターミナル サービス ユーザー セッションのリモート 制御の規則を設定する] を右クリックし、[プロパティ] を選択 します

  4. [ 有効] オプションを選択します。

  5. [ オプション] でユーザーのアクセス許可を持たないフル コントロールを選択します。

  6. [OK] を選択し、グループ ポリシー エディターを終了します。 直後にローカル ポリシーを更新するには、コマンド プロンプトに移動し、次のコマンドを実行します。

    gpupdate /force
    

これで、リモート デスクトップ セッションを確立した場合は、コマンド プロンプトに移動し、次のコマンドを使用して、コンソールに接続し、リモート 制御できます。

Shadow 0

コンソールでアクセス許可の入力を求められません。