[HOW TO] ファイル複製サービスのファイル フィルタとフォルダ フィルタの使用方法

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文書番号: 296944 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、ファイル複製サービス (FRS) によって複製されるコンテンツに対し、ファイル フィルタとフォルダ フィルタを設定する方法について説明します。

FRS は、Microsoft Windows NT 3.x および 4.0 の LAN Manager Replication (LMREPL) サービスに代わるマルチスレッドでマルチマスタの複製エンジンです。Windows 2000 ベースのドメイン コントローラおよびサーバーでは、FRS を使用することにより、Windows 2000 ベースのクライアントとそれ以前のクライアントのシステム ポリシーおよびログオン スクリプトが複製されます。

また、FRS によって、同一のフォールト トレラントな分散ファイル システム (DFS) ルートまたは子ノードの複製物をホストする Windows 2000 ベースのサーバー間で、コンテンツを複製することもできます。

概要

ファイル フィルタとフォルダ フィルタは、NTFRS-Replica-Set クラスの fRSFileFilter 属性および fRSDirectoryFilter 属性によって管理されます。ファイル フィルタとフォルダ フィルタは、次のような FRS 複製物ごとに保持されます。
  • Sysvol。Sysvol の複製は暗黙的に有効になる。
  • 複製が有効になっているフォールト トレラント ルート。
  • 複製が有効になっている Windows 2000 ベースのサーバーに配置された DFS 子ノード。DFS の複製は、1 つ以上の Windows 2000 ベースのサーバーまたはドメイン コントローラによって "バックアップ" されている DFS 名前空間のレベルごとに、分散ファイル システム マネージャ スナップイン (Dfsgui.msc) で有効にする必要がある。

DFS のファイル フィルタとフォルダ フィルタを使用する

NTFRS-Replica-Set オブジェクトにファイル フィルタとフォルダ フィルタを適用すると、Windows 2000 システム ボリュームや複製される DFS ボリューム上の特定のファイルが複製されるのを防ぐことができます。ファイル フィルタとフォルダ フィルタは、各 FRS 複製物に対して個別に Active Directory サービスに定義できるほか、レジストリに定義することもできます。レジストリを使用した場合は、そのサーバーによってホストされているすべての FRS 複製物が影響を受けます。複製物に最終的に適用されるフィルタは、Active Directory およびレジストリの設定を基に、次の構成に従って作成されます。
Active Directory に設定された値 : なし
レジストリに設定された値 : なし
結果として使用されるフィルタ文字列 : デフォルトのファイル フィルタ (*.tmp、*.bak、~*)、フォルダ フィルタなし

Active Directory に設定された値 : なし
レジストリに設定された値 : あり
結果として使用されるフィルタ文字列 : レジストリからの値

Active Directory に設定された値 : あり
レジストリに設定された値 : なし
結果として使用されるフィルタ文字列 : Active Directory からの値

Active Directory に設定された値 : あり
レジストリに設定された値 : あり
結果として使用されるフィルタ文字列 : Active Directory からの値とレジストリからの値
デフォルトでは、Active Directory のファイル フィルタの値は "*.tmp, *.bak, ~*" に設定され、レジストリの値は設定されません。フォルダ フィルタは Active Directory にもレジストリにも設定されません。

管理者が FRS 複製物に含まれるすべてのファイルを複製しようとして Active Directory のデフォルトのファイル フィルタを削除しても、上記の構成に基づき、結果として複製物に適用されるフィルタによって、名前に *.tmp、*.bak、および ~* を含むファイルが除外されます。デフォルトのファイル フィルタが使われないようにするには、Active Directory のファイル フィルタを空の値以外にする必要があります。フィルタをコンマ (,) に設定すれば、すべてのファイルが複製されます。

ntfrsutl ds コマンドを実行すると、FRS 複製物に対して Active Directory に定義されているファイル フィルタとフォルダ フィルタが表示されます。ただし、この結果は実際に複製物に適用されるフィルタとは異なる場合があります。ntfrsutl sets コマンドを実行すると、FRS 複製物に対する最終的なファイル フィルタとフォルダ フィルタが表示されます。これは、前述の構成に基づいて作成されたフィルタになります。

Active Directory で FRS 複製物に対するファイル フィルタとフォルダ フィルタを設定する

  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。
  2. [表示] メニューの [拡張機能] にチェック マークが付いていることを確認します。
  3. 左ペインで [System] をダブルクリックし、[File Replication Service] をダブルクリックします。

Sysvol にフィルタを設定する

  1. [Domain System Volume (SYSVOL share)] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [複製物セット] タブで、ファイル フィルタとフォルダ フィルタを適切に構成します。
  3. [OK] をクリックして設定を保存します。

DFS 複製物にフィルタを設定する

  1. [ Dfs Volumes ] をダブルクリックし、[ Dfs Root ] コンテナをダブルクリックします。
  2. 変更しようとしている DFS 複製物を示すオブジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [複製物セット] タブで、ファイル フィルタとフォルダ フィルタを適切に構成します。
  4. [OK] をクリックして設定を保存します。

レジストリ エントリを使用する

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリの編集方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「キーと値の変更」、「キーと値を変更する」または「キーおよび値を変更する」を参照してください。または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」または「レジストリの情報を追加または削除する」、および「レジストリ情報の編集」または「レジストリ情報を編集する」を参照してください。レジストリの編集を行う前に、必ずレジストリのバックアップをとってください。Windows NT または Windows 2000 を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) も更新する必要があります。

次のレジストリ エントリを使用すると、サーバー上でホストされているすべての複製物セットに対し、ファイル フィルタとフォルダ フィルタを設定できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Ntfrs\Parameters

名前 : File Exclusion Filter List
種類 : REG_SZ
データ : 複製時に除外するファイル名

名前 : Directory Exclusion Filter List
種類 : REG_SZ
データ : 複製時に除外するフォルダ名
: サーバー間で複製ポリシーの一貫性を保つためには、レジストリに設定したフィルタを、各複製物のメンバであるすべてのサーバーに設定する必要があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 296944 (最終更新日 2001-11-02) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 296944 - 最終更新日: 2004年3月3日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
キーワード:?
kbhowtomaster jptrf KB296944
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