[PRB] IWAM アカウントの構成済みの ID が正しくない

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 297989 - 対象製品
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

現象

既存の ASP (Active Server Pages) ページを参照すると、ブラウザに "HTTP 500 - 内部サーバー エラー" または "Server Application Error" エラー メッセージが表示される場合があります。エラー メッセージが表示された後でサーバーのシステム イベント ログを確認すると、以下の 2 つのエントリが表示されます。
ソース : W3SVC
エラー : Configured identity is incorrect
および
ソース : DCOM
エラー : ユーザー IWAM_ComputerName はログオンできません。
アプリケーションで基本認証のみを有効にし、アプリケーション保護を "低" に設定すると、アプリケーションは再び正常に機能します。また、このエラー メッセージが表示された後で新しく作成する ASP アプリケーションは、参照してもエラーは表示されません。

関連エラー メッセージ

以下のエラー メッセージが表示される場合もあります。

ブラウザ
HTTP 500 - 内部サーバー エラー
または
Server Application Error
The server has encountered an error while loading an application during the processing of your request. Please refer to the event log for more detail information. Please contact the server administrator for assistance.
システム イベント ログ
ソース : DCOM
エラー : DCOM でエラー "ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。" が発生しました。サーバー: SERVERNAME を実行するために .\IWAM_SERVERNAME をログオンできませんでした。
および
ソース : W3SVC
エラー : "サーバーはアプリケーション '/LM/W3SVC/1/Root/op' の読み込みに失敗しました。エラーは '構成された ID が間違っているため、サーバー プロセスを開始できませんでした。ユーザー名とパスワードを確認してください。' でした。"
または
ソース : W3SVC
エラー : "サーバーはアプリケーション '/LM/W3SVC/4/Root' の読み込みに失敗しました。エラーは 'c000003b' でした。"
および
ソース : W3SVC エラー : "COM アプリケーション '{3D14228D-FBE1-11d0-995D-00C04FD919C1}' は '/LM/W3SVC/4/Root' でアウト プロセスのアクティブ化に失敗しました。"
: [IIS 5.0 プロセス分離モードで WWW サービスを実行する] チェック ボックスがオンになっている場合、このエラー メッセージは Microsoft インターネット インフォメーション サービス 6.0 (IIS 6.0) に表示されます。[IIS 5.0 プロセス分離モードで WWW サービスを実行する] チェック ボックスをオンにする手順については、この資料の「詳細」を参照してください。

原因

IUSR_ComputerName アカウントおよび IWAM_ComputerName アカウントのユーザー名およびパスワードは、以下の 3 つの場所に格納されます。

  • Internet Information Server (IIS) メタベース
  • ドメイン ユーザー マネージャ (Windows NT) またはローカル ユーザーとグループ (Windows 2000)
  • Microsoft Transaction Server (Windows NT) またはコンポーネント サービス (Windows 2000)
この 3 つの場所のユーザー名およびパスワードが同期されていない場合、上記のエラー メッセージが表示されます。

解決方法

この問題を解決するには、上記 3 つのすべての場所の IUSR アカウントおよび IWAM アカウントのパスワードを同期させる必要があります。IUSR アカウントおよび IWAM アカウントのパスワードを同期させる方法は、2 つあります。ユーザー マネージャ (Windows NT) またはユーザーとグループ (Windows 2000) で IUSR アカウントおよび IWAM アカウントのパスワードを設定し、IIS メタベースでパスワードを変更してパスワードを同じにします。または、IIS メタベースで IUSR アカウントおよび IWAM アカウントのパスワードを設定し、ユーザー マネージャ (Windows NT) またはユーザーとグループ (Windows 2000) のパスワードを同じパスワードに変更します。以下のいずれかの方法を使用してパスワードを同期させます。

: 管理スクリプト ユーティリティ (Adsutil.vbs) の使用方法および Microsoft Transaction Server (MTS) またはコンポーネント サービスでパスワードを変更する方法については、「詳細」を参照してください。

方法 1 : ユーザー マネージャまたはユーザーとグループでパスワードを変更し、IIS メタベースのパスワードと一致させる

  1. コマンド ウィンドウで、Adsutil.vbs ファイルが格納されているフォルダに移動します。Adsutil.vbs ツールを使用して IIS メタベースから IWAM アカウントおよび IUSR アカウントのパスワードを取得します。
  2. Windows NT で IUSR パスワードまたは IWAM パスワードを変更するには、以下の手順を実行します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール (共通)] の順にポイントして [ドメイン ユーザー マネージャ] をクリックします。ドメイン ユーザー マネージャで、すべての Windows NT ユーザー アカウントおよびグループのアカウント情報を変更できます。
    2. [IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] をダブルクリックし、手順 1. で取得した IIS メタベースのパスワードと同じになるように、[IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] のパスワードを変更します。
    Windows 2000 で IUSR または IWAM のパスワードを変更するには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[コンピュータの管理] をクリックします。
    2. [システム ツール]、[ローカル ユーザーとグループ] を順に展開し、[ユーザー] をクリックします。[ユーザー] で、すべての Windows 2000 ユーザー アカウントとグループのアカウント情報を変更できます。
    3. [IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] を右クリックし、[パスワードの設定] をクリックします。
    4. 手順 1. で取得した IIS メタベースのパスワードと同じになるように、[IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] のパスワードを変更します。
  3. 問題が解決しているかどうかを確認するため、エラー メッセージが表示された ASP ページを参照します。

方法 2 : IIS メタベースを変更して IUSR および IWAM のパスワードを一致させる

  1. Windows NT で IUSR または IWAM のパスワードを変更するには、以下の手順を実行します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール (共通)] の順にポイントし、[ドメイン ユーザー マネージャ] をクリックします。ドメイン ユーザー マネージャで、すべての Windows NT ユーザー アカウントおよびグループのアカウント情報を変更できます。
    2. [IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] をダブルクリックし、新しいパスワードを入力します。
    Windows 2000 で IUSR または IWAM のパスワードを変更するには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[コンピュータの管理] をクリックします。
    2. [システム ツール]、[ローカル ユーザーとグループ] を順に展開し、[ユーザー] をクリックします。[ユーザー] で、すべての Windows 2000 ユーザー アカウントとグループのアカウント情報を変更できます。
    3. [IUSR_ComputerName] または [IWAM_ComputerName] を右クリックし、[パスワードの設定] をクリックします。新しいパスワードを入力します。
  2. コマンド プロンプトで、Adsutil.vbs ファイルが格納されているフォルダに移動します。Adsutil.vbs ユーティリティを使用して IIS メタベース内の IWAM アカウントおよび IUSR アカウントのパスワードを設定します。
  3. 問題が解決しているかどうかを確認するため、エラー メッセージが表示された ASP ページを参照します。
: Microsoft Transaction Server (Windows NT) およびコンポーネント サービス (Windows 2000) のパスワードは通常、IIS メタベースと一致しますが、依然として問題が発生する場合は、Microsoft Transaction Server (MTS) またはコンポーネント サービスの IWAM パスワードを更新します。詳細については、「詳細」の「MTS またはコンポーネント サービスでパスワードを変更する方法」を参照してください。

状況

この動作は仕様です。

詳細

Adsutil.vbs の使用方法

IIS には Adsutil.vbs という名前のスクリプト ファイルが付属しています。Adsutil.vbs ファイルを使用すると、IIS メタベースの IUSR アカウントおよび IWAM アカウントのパスワードの取得および設定ができます。Windows NT 4.0 では、Adsutil.vbs ファイルは通常、<Drive>\WINNT\System32\Inetsrv\Adminsamples フォルダにあります。Windows 2000 では、Adsutil.vbs ファイルは <Drive>\Inetpub\Adminscripts フォルダにあります。

次の表は、Adsutil.vbs ユーティリティのさまざまな機能の構文の一覧です。

元に戻す全体を表示する
機能 構文
IUSR アカウントのパスワードの取得 cscript.exe adsutil.vbs get w3svc/anonymoususerpass
IWAM アカウントのパスワードの取得 cscript.exe adsutil.vbs get w3svc/wamuserpass
IUSR アカウントのパスワードの設定 cscript.exe adsutil.vbs set w3svc/anonymoususerpass "password"
IUSR アカウントの変更 cscript.exe adsutil.vbs set w3svc/anonymoususername "username"
IWAM アカウントのパスワードの設定 cscript.exe adsutil.vbs set w3svc/wamuserpass "password"
IWAM アカウントの変更 cscript.exe adsutil.vbs set w3svc/WAMusername "username"

: Windows NT 4.0 でパスワードを取得すると、パスワードはクリア テキストで表示されますが、Windows 2000 ではパスワードはアスタリスクで表示されます。Windows 2000 でパスワードをクリア テキストで表示するには、マスクをかけずにパスワードが表示されるように Adsutil.vbs を変更する必要があります。Adsutil.vbs を変更するには、以下の手順を実行します。
  1. メモ帳で、Adsutil.vbs を開きます。
  2. [編集] メニューの [検索] をクリックします。IsSecureProperty = True と入力し、[次を検索] をクリックします。
  3. "IsSecureProperty = True" を "IsSecureProperty = False" に変更します。
  4. 変更内容を Adsutil.vbs に上書き保存し、メモ帳を閉じます。

MTS またはコンポーネント サービスでパスワードを変更する方法

Windows 2000

IIS 5.0 では Synciwam.vbs ファイルが提供されており、アウトプロセスで実行されるすべての IIS COM+ アプリケーション パッケージの開始 ID を更新できます。Synciwam.vbs スクリプトは <Drive>\Inetpub\AdminScripts フォルダにあります。Synciwam.vbs スクリプトは CScript でも WScript でも実行できます。

Synciwam.vbs を使用するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
cscript.exe synciwam.vbs -v
すべての変更を有効にするために、IIS の再起動が必要な場合があります。IIS を再起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、iisreset と入力して、[OK] をクリックします。

: Synciwam.vbs を使用すると、すべてのアウトプロセス アプリケーション (中および高の分離プロセス) が IWAM_ComputerName にリセットされます。

Windows NT 4.0

IIS 4.0 では Synciwam.vbs のようなツールは提供されていません。MTS エクスプローラを使用して、別のメモリ プロセスで実行されている各アプリケーションの IWAM パスワードを手動で変更する必要があります。IWAM パスワードを手動で変更するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Windows NT 4.0 Option Pack]、[Microsoft Transaction Server] の順にポイントして、[Transaction Server エクスプローラ] をクリックします。
  2. Transaction Server Explorer で、[Microsoft Transaction Server]、[コンピュータ]、[マイ コンピュータ]、[インストールされたパッケージ] の順に展開します。
  3. インストール済みのパッケージを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. パッケージを IWAM_ComputerName のユーザー ID で実行している場合、[このユーザー] をクリックし、[ID] タブで、IIS メタベースと一致するパスワードを入力して、[OK] をクリックします。
  5. インストールされている各パッケージについて、手順 3. 〜 4. を実行します。
  6. 加えた変更を有効にするため、IIS を再起動します。IIS を再起動するには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、cmd と入力して [OK] をクリックします。
    2. コマンド プロンプトで、以下のコマンドを順に入力します。
      • net stop iisadmin /y
      • net start w3svc
      • net start msftpsvc (FTP サーバーを実行している場合は、このコマンドを使用)
      • net start smtpsvc (SMTP サーバーを実行している場合は、このコマンドを使用)
      • net start cisvc (インデックス サーバーを使用している場合は、このコマンドを使用)

IIS 6.0 WWW サービスを IIS 5.0 分離モードで実行する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに inetmgr と入力し、[OK] をクリックします。
  3. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ ウィンドウで、[Web サイト] フォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [Web サイトのプロパティ] ダイアログ ボックスの [サービス] タブで、[IIS 5.0 プロセス分離モードで WWW サービスを実行する] をクリックします。
  5. [OK] をクリックして [Web サイトのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
  6. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ ウィンドウを閉じます。

関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
255770 [PRB] プロセス外で Web を実行した場合の "ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています" エラー メッセージ
240225 メタベースを修正する Adsutil と MetaEdit ユーティリティ
240941 [IIS]IIS メタベースの概要

プロパティ

文書番号: 297989 - 最終更新日: 2006年12月20日 - リビジョン: 5.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Internet Information Server 4.0
  • Microsoft Internet Information Services 5.0
  • Microsoft Internet Information Services 6.0
キーワード:?
kbprb kbsecurity kbserver kbsysadmin kbwebserver KB297989
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com