[XCCC] インスタント メッセージングのメソッドと応答コードの解析方法

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文書番号: 298421 - 対象製品
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目次

概要

Microsoft Exchange Server Instant Messaging では、TCP/IP ネットワーク接続を介した通信に RVP プロトコルが使用されます。この資料では、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) ログまたはネットワーク モニタ トレースで使用されるインスタント メッセージングのメソッドと HTTP (Hypertext Transfer Protocol) 応答コードの解析方法について説明します。インスタント メッセージングでは、RVP メソッド (Subscribe、Unsubscribe、Subscriptions、および Notify) と DAV (Distributed Authoring Version) メソッド (Propfind、Proppatch、および ACL) の両方が使用されます。

RVP メソッドの詳細情報については、次のマイクロソフト Web サイトにある RVP に関する文書を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/developer/exchange/techart/rvp.asp

詳細

インスタント メッセージングに使用される RVP メソッド

SUBSCRIBE : ログオンとリソースの "サブスクリプション" の有効化に使用するためのメソッドです。すべてのインスタント メッセージング通信で最初に呼び出されます。SUBSCRIBE メソッドはリソースのホーム サーバーを特定し、"メンバ (Watcher)" にプロパティの変更を通知します。"メンバ (Watcher)" がリソースをサブスクライブする時間は、デフォルトで 14,400 秒 (4 時間) に設定されています。4 時間が経過する約 5 分前に、インスタント メッセージング クライアントが個々のリソースを再度サブスクライブします。このタイムアウト オプションは変更できません。

UNSUBSCRIBE : SUBSCRIBE メソッドにより有効化されたリソース サブスクリプションをキャンセルするためのメソッドです。インスタント メッセージング クライアントを停止するか、Exchange Server Instant Messaging サービスからログオフすると、インスタント メッセージング クライアントの連絡先一覧に記載された各ユーザーに、クライアントから UNSUBSCRIBE メッセージが送信されます。

SUBSCRIPTIONS : そのコンピュータのステータスを参照している他のインスタント メッセージング ユーザーの一覧を取得するためのメソッドです。インスタント メッセージング クライアントで SUBSCRIPTIONS メソッドを使用するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[プライバシー] タブの [表示] をクリックします。

NOTIFY : ユーザーのステータスが変わったことをサブスクライバに通知するためのメソッドです。また、メッセージの送信にも使用されます。

Exchange Server Instant Messaging で使用される DAV メソッド

PROPFIND : サブスクライブされたリソースに関する情報 (連絡先の表示名や、オンライン、オフラインなどの在席状況を示す状態) を取得するためのメソッドです。

PROPPATCH : オブジェクトの状態を変更するためのメソッドです。オブジェクトの状態には、オンライン、オフライン、取り込み中、一時退席中、退席中、電話中、および昼休みの 7 種類があり、項目名はいずれも変更可能ではありません。インスタント メッセージング クライアントがログオンすると、インスタント メッセージングの状態はオンラインになります。オンライン状態の有効期間は 1,200 秒 (20 分) 間です。インスタント メッセージング クライアントは、15 分ごとに別の PROPATCH メソッドを発行して、この 20 分のタイムアウトをリセットします。インスタント メッセージング クライアントによって 20 分以内に状態が更新されない場合、そのユーザーの状態はインスタント メッセージング ホーム サーバーによってオフラインに変更され、リソースの全購読者に通知します。このタイムアウトは変更可能なオプションではありません。

ACL : インスタント メッセージングの状態の参照を、他のインスタント メッセージングの連絡先に許可または拒否するためのメソッドです。

共通の HTTP 応答コード

以下に記載する一覧は、Exchange Server インスタント メッセージングのトラブルシューティングで使用する、共通の HTTP 応答コードの一部について説明したものです。これらの応答コードを参照するには、IIS ログを開くか、ネットワーク モニタ トレースを実行します。IIS ログのデフォルトの保存場所は %windir%\system32\logfile フォルダです。

RFC 2068 には、以下の 5 つのクラスの応答コードが定義されています。
  • 1xx : Informational - 要求は受け入れられ、処理は続行中です。
  • 2xx : Success - 操作は正常に相手に受信され、解釈の後受け付けられました。
  • 3xx : Redirection - 要求を完了するには追加の操作を実行する必要があります。
  • 4xx : Client Error - 要求に誤った構文が含まれているか、実行不可能です。
  • 5xx : Server Error - サーバーが、明らかに有効な要求の実行に失敗しました。

Exchange Server インスタント メッセージングのエラー コード

202 Successful : 要求が正常に実行され、メソッドまたは呼び出しが 1 つパケットに含まれています。これはシングル ステータスの要求です。

302 Object Moved : サーバーが、要求されたユーザーのホーム サーバーではないことを示しています。応答には、正しいホーム サーバーの新しい URL が含まれます。この種の応答は、通常はインスタント メッセージング ルーターから送信されます。

401 Access Denied : 要求されたリソースに対し、ユーザー名とパスワードが無効であることを示しています。この応答コードは通常、クライアント ワークステーションがプロキシ サーバーを使用するよう構成されている場合に返されます。ログオン認証に NTLM が使用され、認証情報がプロキシ サーバーを介してインスタント メッセージング仮想サーバーに送信された場合、ログオンに失敗します。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
278974 [XCCC] インスタント メッセージングでの認証エラーのトラブルシューティング
: SUBSCRIBE 要求 1 件につき、アクセス拒否の応答が少なくとも 2 件返されますが、これは NTLM 認証プロセスの一環であり、正常な動作です。

認証プロセスに関する詳細情報については、次の Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/mspress/books/sampchap/4293.aspx
404 Not Found : 通常は、インスタント メッセージング クライアントで入力した電子メール アドレスが、有効なインスタント メッセージング ユーザーのアドレスに一致しないことを示します。インスタント メッセージング クライアントにログオンする際は、インスタント メッセージング ユーザーのアドレスを使用するようにします。このアドレスが有効かどうかを確認するには、次の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータを開きます。
  2. 該当するユーザーを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。
  3. [Exchange の機能] タブをクリックします。
  4. [インスタント メッセージング] をクリックして強調表示し、[プロパティ] をクリックします。
  5. インスタント メッセージング ユーザーのアドレスが表示されます。
: DNS で RVP レコードを作成した場合は、インスタント メッセージング ユーザー アドレス以外にもアクセス方法があります。詳細情報については、Exchange 2000 ヘルプの「インスタント メッセージング」および「DNS リソース レコード」を参照してください。 Instant Messaging ログの構成方法に関連する情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
266754 [XADM] インスタント メッセージング ログの構成方法

プロパティ

文書番号: 298421 - 最終更新日: 2014年1月23日 - リビジョン: 3.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbinfo KB298421
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