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Diskpart コマンドライン ユーティリティについて文書番号: 300415 - 対象製品 この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP300415 目次概要
この資料では、Diskpart.efi ユーティリティについて説明します。このユーティリティでは、スクリプト、リモート セッション、そのほかのコマンド プロンプトから記憶域を設定できます。Diskpart は、Disk Administrator グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を強化する機能です。
Diskpart は多くのコマンド ライン ユーティリティとは異なり、シングルライン モードでは動作しません。まずユーティリティを起動し、その後、標準 I/O からコマンドを読み取ります。読み取ったコマンドは、任意のディスク、パーティション、またはボリュームに送信されます。 詳細ディスクの管理との比較Diskpart は、ディスクの管理スナップインによってサポートされている操作をすべて含みます。スナップインでは、データの損失につながるような不注意なアクションは実行できません。Diskpart ではパーティションやボリュームを明示的にコントロールできるため、十分に注意して使用することをお勧めします。Diskpart を使用すれば、ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換できます。ベーシック ディスクは空白か、またはプライマリ パーティションか論理ドライブのいずれか、あるいはその両方を保持する場合があります。ベーシック ディスクは、データ ディスクまたはシステム/ブート ドライブです。ベーシック ディスクは、ストライプやミラーなどの FtDisk (フォールト トレラント ディスク ドライバ) セットを保持することはできません。Windows 2000 の Disk Management、または Windows XP にアップグレードする前のディスクの管理で事前に変換する必要があります。 Diskpart を使用して、ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変換できます。ダイナミック ボリュームは、変換する前に明示的に削除する必要があります。緊急の場合を除き、ダイナミック ディスクのパーティションは削除しないことをお勧めします。ドライブのすべてのボリュームを削除してから、ディスクをベーシックに変換してください。また、同一コンピュータ上にベーシック プライマリとダイナミック パーティションを混在させないでください。混在させると、コンピュータを再起動できなくなることがあります。 Diskpart では、ディスクのオフセットを明示的に指定して、パーティションを作成することができます。ディスクの管理スナップインでは、パーティションは、使用されている領域があればその最後、使用されている領域がなければ、十分な大きさを備えた最初の領域に配置されます。マスタ ブート レコード (MBR) ディスクでは、パーティションのオフセットとサイズは丸められて、必要なシリンダ配置がそのまま維持されます。オフセットは最も近い有効値に、サイズは常に次の有効値に丸められます。Diskpart では、新たに作成されたパーティションにはドライブ名が割り当てられません。assign コマンドを使用して、マウント ポイントまたはドライブ名を割り当てることができます。 Diskpart は、スナップインと同じポリシーに従います。ダイナミック ディスクは固定ディスク上のみに作成できます。1394 またはユニバーサル シリアル バス (USB) ドライブなどのリムーバブル ディスクは、ダイナミック ディスクに変換できません。 スナップインでは実行できなかったいくつかのパーティション削除処理が、Diskpart では許可されています。たとえば、Diskpart では MBR OEM パーティションを削除することができます。ただし、これらのパーティションには、多くの場合、プラットフォームの動作にとって重要なファイルが格納されています。Diskpart では、現在のシステム、ブート、またはページングのボリュームおよびパーティションを削除することはできません。また、ダイナミック ディスクの基本となるパーティションも削除できません。 Diskpart では、リムーバブル メディアにパーティションを作成することはできません。Windows は、リムーバブル メディアでは多くても 1 つの MBR パーティションしかサポートしていません。MBR 付きで製造されたメディアの場合、その MBR を変更することはできませんが、複数のパーティションや論理ドライブを設定した場合でも MBR が付くことになります。MBR なしで製造されたメディアの場合、そのメディアは "スーパーフロッピー" と見なされ、パーティション構造は書き込まれません。 リムーバブル ドライブのドライブ名は、メディアではなくドライブに関連付けられています。このドライブ名は、Diskpart を使用して変更することができます。 Diskpart によって、ディスク署名、GUID パーティション テーブル (GPT) ディスクのグローバル一意識別子 (GUID)、および GPT パーティションの GUID が生成されます。Diskpart では、これらのアイテムを明示的に設定することはできません。 スナップインと同様、Diskpart でも GPT と呼ばれる新しい IA64 ディスク パーティション スキーマがサポートされています。GPT ディスクは、x86 ベースの Windows XP または Windows 2000 コンピュータでは使用できません。Diskpart では、空白のディスクの場合のみ、GPT パーティショニングを MBR パーティショニングに変換することができます。 Diskpart を使用して、失われたダイナミック ディスクを削除することができます。ダイナミック ディスクは共有のデータベースを格納し、コンピュータ上にあるすべてのダイナミック ディスクが、同一コンピュータ上の他のダイナミック ディスクをすべて認識しています。ダイナミック ディスクを移動すると、オリジナル コンピュータはそのディスクが "失われた" と見なします。 ドライブ名は、Diskpart を使用したときに自動的に割り当てられるわけではありません。所定のパーティションまたはボリュームに確実にドライブ名を割り当てるには、明示的にドライブ名を割り当てる必要があります。ドライブ名は明示的に割り当てることができ、明示的に割り当てなかった場合は、次に使用可能なドライブ文字が割り当てられます。 フォーカスの設定多くの Diskpart コマンドは、ターゲットとなる特定のディスク、パーティション、またはボリューム上で動作します。ターゲット オブジェクトを、"フォーカス" が置かれているオブジェクトと呼びます。フォーカスを使用することによって、同一ディスク上に複数のパーティションを作成するような一般的な設定作業を簡単に実行できます。オブジェクトにフォーカスを設定するには、select コマンドを使用します。list、help、rem、exit、または help 以外のコマンドには、フォーカスが必要です。フォーカスは、select コマンドによって明示的に、または create コマンドなどの結果として暗黙のうちに変更されることがあります。ベーシック ディスクを管理するには、必ず事前にディスク フォーカスを設定する必要があります。ベーシック ディスクでは、パーティションのフォーカスとボリュームのフォーカスは同じものです。一方のフォーカスを変更すると、もう一方も暗黙のうちに変更されます。ダイナミック ボリュームでは、以前のパーティションのフォーカスは常に失われ、またディスク フォーカスはシンプル ボリュームの場合にしか重要性を持たないため、ボリュームのフォーカスのみが重要になります。 以下は、2 つのディスクを備えたコンピュータの例です。
スクリプトの作成Diskpart は、スクリプトによる操作をサポートします。Diskpart スクリプトを呼び出すには、diskpart /s script.txt コマンドを使用します。Windows XP、Windows 2000、Remote Installation Services (RIS) 無人インストール環境、または Windows Preinstall Environment (PE) for OEM では、スクリプトを使用して Diskpart を実行できます。デフォルトでは、スクリプトに問題がある場合、Diskpart はコマンドの処理を中止してエラー コードを返すことがあります。スクリプトの実行を継続するには、コマンドに noerr パラメータを設定します。このパラメータによって、ドライブの総数に関係なく、1 つのスクリプトですべてのデータ ドライブのすべてのパーティションを削除するような便利な使い方が可能です。 ただし、すべてのコマンドが noerr パラメータをサポートするわけではありません。noerr パラメータの有無にかかわらず、コマンドの構文エラーに対しては常にエラーが返されます。 Diskpart のエラー コードは、以下のとおりです。
コマンドの概要フォーカスの設定select コマンドは、指定したターゲットにフォーカスを設定します。フォーカス タイプのリストを取得するには、Type フィールドを空白のままにしておきます。ID を指定しなかった場合、現在のフォーカス オブジェクトが表示されます。select disk[=n] select disk コマンドは、指定した Windows NT ディスク番号のディスクにフォーカスを設定します。ディスク番号を指定しなかった場合、現在フォーカスが置かれているディスクが表示されます。 select partition[=n/l] select partition コマンドは、指定したパーティションにフォーカスを設定します。パーティションを指定しなかった場合、現在フォーカスが置かれているパーティションが表示されます。 ベーシック ディスクでパーティションを指定するには、インデックス、ドライブ名、またはマウント ポイントを使用します。ダイナミック ディスクでは、インデックスのみを使用できます。. select volume[=n/l] select volume コマンドは、指定したボリュームにフォーカスを設定します。ボリュームを指定しなかった場合、現在フォーカスが置かれているボリュームが表示されます。 ボリュームを指定するには、インデックス、ドライブ名、またはマウント ポイント パスを使用します。ベーシック ディスクでは、ボリュームを選択すると、対応するパーティションにもフォーカスが設定されます。 ディスク設定の表示概要を表示するには、list コマンドを使用します。詳細情報を表示するには、フォーカスを設定して detail コマンドを使用します。detail disk detail disk コマンドは、現在フォーカスが置かれているディスクの詳細情報を出力します。 Diskpart> select disk 3 Disk 3 is now the selected disk. Diskpart> detail disk Maxtor 90432D2 ディスク ID: F549D151 種類 : IDE バス : 0 ターゲット : 0 LUN ID : 0 Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ----- ---------------- ------- --------- -------- ボリューム 0 F My RAID Set NTFS RAID-5 4096 MB Healthy ボリューム 1 G FATSTRIPE FAT32 Stripe 6144 MB Healthy ボリューム 2 H My Mirror NTFS Mirror 2048 MB Healthy ボリューム 3 I My Span NTFS Spanned 9 GB Healthy detail partition コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションの詳細情報を出力します。 Diskpart> select disk 0 Disk 0 is now the selected disk. Diskpart> select partition 0 Partition 0 is now the selected partition. Diskpart> detail partition パーティション 0 種類 : 07 隠れた: いいえ アクティブ: はい Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ----- ---------- ------- --------- -------- * ボリューム 2 C NTFS パーティション 4110 MB Healthy System detail volume コマンドは、現在フォーカスが置かれているボリュームの詳細情報を出力します。 Diskpart> select volume 1 Volume 1 is now the selected volume. Diskpart> detail volume Disk ### Status Size Free Dyn Gpt -------- ---------- ------- ------- --- --- ディスク 1 オンライン 8 GB 0 B * ディスク 2 オンライン 8 GB 0 B * ディスク 3 オンライン 8 GB 0 B * list disk コマンドは、コンピュータの各ディスクの概要情報を出力します。アスタリスク (*) の付いているディスクが、現在フォーカスが置かれているディスクです。固定ディスク (integrated device electronics [IDE] または small computer system interface [SCSI]) またはリムーバブル (1394 または USB など) ディスクのいずれかのみがリスト表示されます。リムーバブル ドライブは表示されません。 Diskpart> select disk 3 Disk 3 is now the selected disk. Diskpart> list disk Disk ### Status Size Free Dyn Gpt -------- ---------- ------- ------- --- --- ディスク 0 オンライン 4118 MB 0 B ディスク 1 オンライン 8 GB 4002 MB * ディスク 2 オンライン 8 GB 0 B * * ディスク 3 オンライン 8 GB 0 B * ディスク M0 Missing 8 GB 0 B * list partition コマンドは、フォーカスが置かれているディスクの各パーティションの情報を出力します。 Diskpart> select disk 4 Disk 4 is now the selected disk. Diskpart> list partition Partition ### Type Size Offset ------------- ---------------- ------- ------- パーティション 1 第 1 4094 MB 31 KB パーティション 2 拡張 4581 MB 4094 MB パーティション 3 論理 2047 MB 4094 MB パーティション 4 論理 2533 MB 6142 MB タイプにかかわらず、すべてのパーティションが表示されます。 list volume コマンドは、コンピュータの各ボリュームの情報を出力します。 Diskpart> list volume Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ----- ---------------- ------- ---------- -------- ボリューム 0 F My RAID Set NTFS RAID-5 4096 MB Healthy ボリューム 1 G FATSTRIPE FAT32 Stripe 6144 MB Failed ボリューム 2 H My Mirror NTFS Mirror 2048 MB Healthy ボリューム 3 I My Span NTFS Spanned 9 GB Healthy ボリューム 4 D CDFS CD-ROM 0 B ボリューム 5 C NTFS パーティション 2047 MB Healthy System ボリューム 6 E NTFS パーティション 2063 MB Healthy Boot ボリューム 7 J My Primary NTFS パーティション 4095 MB Healthy ボリューム 8 K My Logical NTFS パーティション 2047 MB Healthy ボリューム 9 L My Next Log NTFS パーティション 2534 MB Healthy ベーシック ディスクの管理ベーシック ディスクの管理作業としては、パーティションの作成と削除、ドライブ名およびマウント ポイントの割り当てがあります。このセクションのコマンドは、ベーシック ディスクのみに適用されます。ダイナミック ディスクに有効なコマンド、またはベーシック ディスクとダイナミック コマンドを変換するコマンドについては、後のセクションを参照してください。すべての MBR ディスクについて、size または offset パラメータはシリンダ アライメントまで丸められます。GPT ディスクについては、size または offset パラメータはセクタ アライメントに丸められます。offset パラメータが指定されていない場合、パーティションは、使用されていない連続するディスク拡張のうち、十分な大きさがある最初のディスク拡張に配置されます。size パラメータが指定されていない場合、パーティションは、決定されたディスク拡張をディスク全体のサイズまで使用して拡張される場合があります。 新しいディスクが初めて検出されたときは、すべて MBR ディスクと見なされます。GPT パーティションを作成する場合は、事前にディスクを明示的に GPT に変換する必要があります。MSR は、データ ディスクでは最初のパーティションとして、システム ディスクまたはブート ディスクでは ESP の後に 2 番目のパーティションとして作成することをお勧めします。MBR を GPT に変換すると、ディスク上に自動的に MSR パーティションが作成されます。詳細については、GPT の frequently asked questions (FAQ) セクションを参照してください。 新しいパーティションを作成すると、パーティションのフォーカスはそのパーティションに移ります。パーティションを削除すると、パーティションのフォーカスは失われます。どの場合も、ディスクのフォーカスは変化しません。 active active コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションをアクティブに設定し、ファームウェアに対してそのパーティションが有効なシステム パーティションであることを示します。Diskpart は、パーティションの内容の妥当性は検査しません。このコマンドを使用すると、システムを再起動できなくなる場合があります。 assign [[letter=l]/[mount=path]] [noerr] assign コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションに、ドライブ名またはマウント ポイントを割り当てます。割り当てを指定しなかった場合は、次に使用可能なドライブ名が割り当てられます。そのドライブ名またはマウント ポイントが既に使用中のときは、noerr パラメータが指定されている場合を除き、エラーが発生します。 このコマンドを使用して、リムーバブル ドライブに関連付けられているドライブ名を変更することができます。 システム、ブート、またはページング ボリュームではドライブ名を割り当てることはできません。このコマンドを使用して、Msdata パーティション以外の OEM パーティションや GPT パーティションにドライブ名を割り当てることはできません。 create partition primary [size=n] [offset=n] [id=byte/guid] [noerr] create partition primary コマンドは、size を長さとし、offset を開始アドレスとするプライマリ パーティションを現在のドライブに作成します。 MBR ディスクに ID バイトが指定されていない場合は、タイプ "0x6" のパーティションが作成されます。ID パラメータには、任意のパーティション タイプ バイトを指定できます。ID バイトの有効性の確認や他のチェックは行われません。 GPT ディスクに ID GUID が指定されていない場合は、Msdata パーティションが作成されます。ID パラメータには、任意の GUID を指定できます。GUID の有効性の確認、複製、その他のチェックは行われません。パーティション インスタンス GUID は自動的に生成されます。 MBR および GPT パーティションが作成されても、Windows によって自動的にドライブ名が割り当てられることはありません。ドライブ名は、明示的に割り当てる必要があります。 create partition extended [size=n] [offset=n] [noerr] create partition extended コマンドは、size を長さとし、offset を開始アドレスとする拡張パーティションを現在のドライブに作成します。ドライブは、MBR ディスクでなければなりません。 パーティション作成後は、新たに拡張されたパーティションにフォーカスが移ります。1 つのディスクに対して、拡張パーティションは 1 つしか作成できません。論理ドライブを作成するには、拡張パーティションを作成する必要があります。 create partition logical [size=n] [offset=n] [noerr] create partition logical コマンドは、size を長さとし、offset を開始アドレスとする論理ドライブを現在のドライブの既存拡張パーティション内に作成します。ドライブは、MBR ディスクでなければなりません。 offset が指定されていない場合、論理ドライブは、拡張済みパーティションの連続するディスク拡張のうち、十分な大きさがある最初のディスク拡張に配置されます。size が指定されていない場合、拡張済みパーティション全体の大きさまでパーティションが拡張されることがあります。 パーティション作成後は、論理ドライブにパーティションのフォーカスが移ります。 create partition msr [size=n] [offset=n] [noerr] create partition msr コマンドは、MSR GUID E3C9E316-0B5C-4DB8-817D-F92DF00215AE によるパーティションの作成と同じ動作になります。 create partition esp [size=n] [offset=n] [noerr] create partition esp コマンドは、ESP GUID C12A7328-F81F-11D2-BA4B-00A0C93EC93B によるパーティションの作成と同じ動作になります。 delete partition [noerr] [override] delete partition コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションを削除できます。 Diskpart では、現在のシステム、ブート、またはページング ボユームを削除することはできません。ESP、MSR、または既知の OEM パーティションを削除するには、override パラメータを指定する必要があります。 extend [size=n][noerr] extend コマンドは、現在フォーカスが置かれているボリュームを、連続する未割り当てのスペースに拡張することができます。未割り当てのスペースは、フォーカスが置かれているパーティションより後 (そのパーティションよりセクター オフセットが大) でなければなりません。このコマンドは、既存のベーシック データ パーティションを、拡張ハードウェア Raid Lun 上に新たに作成されたスペースに拡張するためのコマンドです。. パーティションが以前に NTFS ファイル システムでフォーマットされている場合、ファイル システムはより大きなパーティションを使用するように自動拡張され、データの損失は発生しません。パーティションが NTFS 以外のファイル システム形式でフォーマットされている場合、コマンドは正常に終了せず、パーティションは変更されません。 Diskpart では、現在のシステムまたはブート パーティションは拡張できません。 remove [[letter=l]/[mount=path]/[all]] [noerr] remove コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションからドライブ名またはマウント ポイントを削除します。"all" を指定した場合、現在のドライブ名およびマウント ポイントがすべて削除されます。ドライブ名またはマウント ポイントが指定されていない場合、ドライブ名が削除されます。 このコマンドを使用して、リムーバブル ドライブに関連付けられているドライブ名を変更できます。 システム ボリューム、ブート ボリューム、またはページング ボリュームでは、ドライブ名は削除できません。このコマンドを使用して、OEM パーティション、認識されない GUID を持つ GPT パーティション、または ESP パーティションなどの特殊な非データ GPT パーティションのドライブ名を削除することはできません。 ダイナミック ディスクの管理ダイナミック ディスクの管理作業としては、ボリュームの作成と削除、フォールト トレラント ボリュームの修復、およびディスクのインポートなどがあります。size パラメータは、常に MB アライメントに丸められます。明示的オフセットを指定することはできません。ボリュームは常に、十分な大きさがある最初の未使用連続ディスク拡張に配置されます。サイズが指定されていない場合、可能な限り最大のボリュームが作成されます。 ボリュームを作成すると、ボリュームのフォーカスは新たに作成されたボリュームに移ります。ボリュームが複数のディスクにまたがるときは、現在のディスク フォーカスは失われます。また、ボリュームが削除されると、ボリュームのフォーカスが失われます。ボリュームを削除する前に有効なディスク フォーカスがあった場合、そのディスク フォーカスは維持されます。 注 :Diskpart では、空白のディスクをダイナミックまたは GPT に変換すると、強制的に MSR パーティションが作成されます。 active active コマンドは、現在フォーカスの置かれているボリュームをアクティブに設定し、ファームウェアに対してそのパーティションが有効なシステム パーティションであることを示します。Diskpart は、ボリュームがオペレーティング システムのブート可能イメージを収容できるかどうかのみを検証し、パーティションの内容の有効性確認は行いません。このコマンドを使用すると、コンピュータが再起動できない場合があります。 add disk=n [noerr] add コマンドは、指定したディスクの現在フォーカスが置かれているボリュームにミラーを追加します。ミラー プレックスは 2 つのみサポートします。現在フォーカスが置かれているボリュームは、シンプル ボリュームでなければなりません。 assign [[letter=l]/[mount=path]] [noerr] assign コマンドは、現在フォーカスが置かれているボリュームに、ドライブ名またはマウント ポイントを割り当てます。割り当てが指定されていない場合、次に使用可能なドライブ名が割り当てられます。そのドライブ名またはマウント ポイントが既に使用中の場合は、noerr パラメータが指定されている場合を除き、エラーが発生します。 システム ボリューム、ブート ボリューム、またはページング ボリュームでは、ドライブ名を割り当てることはできません。 break disk=n [nokeep] [noerr] break コマンドは、現在フォーカスが置かれているミラーを解除します。 デフォルトでは、両方のミラー プレックスがシンプル ボリュームになるため、ミラー プレックスの内容は維持されます。nokeep パラメータが指定されている場合は、指定したプレックスのみが維持され、もう一方のプレックスは削除されて空き容量に変換されます。 オリジナル ボリュームのドライブ名またはマウント ポイントはすべて維持されます。プレックスが維持されない場合、フォーカスは、指定したディスクの維持されたシンプル ボリューム上に残ります。プレックスが維持された場合、フォーカスは、指定したディスクの指定した維持されたプレックスに変更されます。プレックスがシンプル ボリュームになっても、新しいボリュームにドライブ名は割り当てられません。 create volume simple [size=n] [disk=n] [noerr] create volume simple コマンドは、size を長さとするシンプル ボリュームを、指定したディスクに作成します。 size が指定されていない場合、新しいボリュームはディスクに残っている連続する空き容量を使用します。ディスクが指定されていない場合は、現在フォーカスが置かれているディスクが使用されます。 ボリューム作成後、ディスクのフォーカスはターゲットのディスクに移ります。 create volume stripe [size=n] disk=n[,n[,...]] [noerr] create volume stripe コマンドは、指定したディスクにストライプ セット ボリュームを作成します。ストライプ ボリュームのサイズ総量は、size にディスク数を掛けた (*) ものになります。 size が指定されていない場合、可能な限り最大のストライプ ボリュームが作成されます。使用可能な連続する空き容量のサイズが最も小さいディスクが判定されます。その空き容量のサイズによって、ストライプ ボリュームのサイズが決まります。各ディスクに同じサイズが割り当てられます。 create volume raid [size=n] disk=n[,n[,...]] [noerr] create volume raid コマンドは、指定したディスクに Raid-5 セット ボリュームを作成します。"size" に等しい容量が各ディスクに割り当てられます。 size が指定されていない場合は、可能な限り最大サイズの Raid5 ボリュームが作成されます。使用可能な連続する空き容量のサイズが最も小さいディスクが判定されます。その空き容量サイズによって、Raid5 ボリュームのサイズが決まり、各ディスクから同じサイズが割り当てられます。実際に使用できるボリューム サイズは、size にディスク数を掛けた (*) 値より小さくなります。これは、容量の一部がパリティに使用されるためです。 delete disk [noerr][override] delete disk コマンドは、失われたダイナミック ディスクをディスク リストから削除できます。 override パラメータを指定した場合、ディスクに格納されているすべてのシンプル ボリュームが削除され、ミラー プレックスが削除されます。ディスクが Raid 5 ボリュームに使用されている場合、このコマンドは正常に終了しません。 delete partition [noerr] [override] delete partition コマンドは、現在フォーカスが置かれているパーティションを削除できます。 Diskpart では、既存のオンライン ダイナミック ボリュームが格納されているパーティションを削除することはできません。これらのボリュームを削除して、ディスクをベーシックに変換する必要があります。ESP、MSR、または既知の OEM パーティションを削除するには、override パラメータを指定する必要があります。 ダイナミック ディスクのパーティションを削除することはできますが、作成することはできません。たとえば、ダイナミック GPT ディスクの認識されていない GPT パーティションを削除できます。このようなパーティションを削除しても、使用可能な空き容量ができるわけではありません。このコマンドは、特に、clean コマンドが使用できないような緊急事態において、壊れたオフライン ダイナミック ディスクにスペースを再生することを目的としています。 delete volume [noerr] delete volume コマンドは、現在フォーカスが置かれているボリュームを削除できます。すべてのデータが失われます。 extend disk=n [size=n] [noerr] extend コマンドは、現在のシンプル ボリュームまたは拡張ボリュームを指定したディスクに拡張します。 size が指定されていない場合、ボリュームは指定したディスクの空き容量をすべて使用します。システム ボリュームまたはブート ボリュームの拡張はサポートしていません。既存のディスク フォーカスは失われます。 import [noerr] import コマンドは、外部のディスク グループからすべてのディスクをインポートできます。 外部ディスク グループの任意のディスクにフォーカスを設定した場合、そのグループのすべてのディスクをインポートできます。インポート後は、既存ボリュームまたはディスクのフォーカスは失われます。 online [noerr] online コマンドは、以前にオフラインにしたディスクまたはボリュームをオンラインにします。フォーカスの変更は発生しません。 remove [[letter=l]/[mount=path]/[all]] [noerr] remove コマンドは、現在フォーカスが置かれているボリュームから、ドライブ名またはマウント ポイントを削除します。"all" を指定した場合、現在のドライブ名およびマウント ポイントがすべて削除されます。ドライブ名またはマウント ポイントを指定しなかった場合は、最初に検出されたパスが削除されます。 システム ボリューム、ブート ボリューム、またはページング ボリュームでは、ドライブ名を削除することはできません。 retain retain コマンドは、ダイナミック シンプル ボリュームをブート ボリュームまたはシステム ボリュームとして使用できるように準備します。 x86 ベースのコンピュータでは、retain コマンドを使用して、ダイナミック シンプル ボリュームにフォーカスが置かれている MBR パーティションを作成することができます。MBR パーティションを作成するには、ダイナミック シンプル ボリュームはシリンダに一致するオフセットで開始され、サイズがシリンダの倍数でなければなりません。 Itanium ベースのコンピュータでは、retain コマンドを使用して、ダイナミック シンプル ボリュームにフォーカスが置かれている GPT パーティションを作成することができます。 ディスクの変換convert mbr [noerr]convert mbr コマンドは、現在のディスクのパーティション スタイルを MBR に設定します。ディスクはベーシックでもダイナミックでもかまいませんが、有効なデータ パーティションやボリュームを格納していてはいけません。 convert gpt [noerr] convert gpt コマンドは、現在のディスクのパーティション スタイルを GPT に設定します。ディスクはベーシックでもダイナミックでもかまいませんが、有効なデータ パーティションやボリュームを格納していてはいけません。このコマンドは IA64 コンピュータでのみ有効であり、x86 ベース コンピュータでは正常に終了しない場合があります。 convert dynamic [noerr] convert dynamic コマンドは、ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変更します。ディスクに、有効なデータ パーティションが格納されていてもかまいません。 convert basic [noerr] convert basic コマンドは、空白のダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変更します。 その他のコマンドexitexit コマンドは、Diskpart を停止し、コントロールをオペレーティング システムに返します。 clean [all] clean コマンドは、セクタをゼロで埋めることによって、現在フォーカスが置かれているディスクからすべてのパーティションまたはボリュームのフォーマット設定を削除します。デフォルトでは、MBR または GPT のパーティション情報のみが、また MBR ディスクでは、隠されたセクタ情報があればその情報も上書きされます。all パラメータを指定すれば、すべてのセクタをゼロで埋めて、ドライブに格納されているデータを完全に削除できます。 rem [...] rem コマンドは何も動作を実行せず、スクリプト ファイルのコメント挿入に使用できます。 rescan rescan コマンドはすべての I/O バスを再スキャンし、コンピュータに新たに追加されたディスクがあれば、それを検出します。 ヘルプの表示helphelp コマンドは、全コマンドのリストを表示します。 関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
300415
(http://support.microsoft.com/kb/300415/EN-US/
)
(最終更新日 2001-06-24) をもとに作成したものです。
プロパティ文書番号: 300415 - 最終更新日: 2007年12月1日 - リビジョン: 1.3 この資料は以下の製品について記述したものです。
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