Windows XP リモート アシスタンスの概要

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文書番号: 300546 - 対象製品
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目次

概要

Windows XP のリモート アシスタンス機能は、Windows XP ユーザーがインターネットを経由して助け合うための機能です。このツールを使用すると、"上級者" と呼ばれるユーザーは自分の画面上で依頼者のデスクトップを確認することができます。依頼者の許可があれば、上級者がユーザーのコンピュータをリモート操作して、問題を解決することもできます。

リモート アシスタンスには、ヘルプ デスクを開設してネットワーク上のユーザーをサポートするためのリモート アシスタンス提供機能もあります。

リモート アシスタンスを提供する機能の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301527 リモート アシスタンスの提供を受信するように Windows XP を構成する方法

詳細

リモート アシスタンスの要件

  • サポートを受ける側と提供する側の両方が、Windows XP または Windows Server 2003 を実行している必要があります。
  • サポートを受ける側と提供する側の双方が同じネットワークに接続されている必要があります。インターネットで接続されているコンピュータどうしでもかまいません。

    利用可能なネットワーク構成の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    301529 リモート アシスタンスでサポートされている接続シナリオ
  • Windows XP Home Edition の場合、サポートを受ける側は、Owner アカウントを使用する必要があります。
  • サポートを受けるユーザーは、上級者ユーザーにファイルを転送できなければなりません。この作業は、ヘルプとサポート センターから Microsoft Outlook Express または Windows Messenger を使用して自動的に実行することができます。ただし、この方法で実行するには Outlook Express または Windows Messenger をセットアップする必要があります。ファイルを保存して、別の方法でファイルを転送してもかまいません。
: この資料では、サポートを希望するユーザーが上級者を招待して、リモート アシスタンス セッションを開始する方法について説明します。同じドメインに所属するコンピュータどうしであれば、上級者側からリモート アシスタンスを提供できるため、サポートを受けたいユーザーが招待する手順を省くことができます。

リモート アシスタンスの提供についての関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301527 リモート アシスタンスの提供を受信するように Windows XP を構成する方法

リモート アシスタンスで友人を招待する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプとサポート] をクリックして、ヘルプとサポート センターを表示します。
  2. [ヘルプを依頼または検索します] の [リモート アシスタンスで友人を招待し、友人のコンピュータをこのコンピュータに接続する] をクリックします。
  3. [リモート アシスタンス] ページが表示されます。[友人を招待する] をクリックします。
  4. 連絡方法は 3 とおりあり、Windows Messenger を使用する方法、電子メールを使用する方法、招待をファイルとして保存する方法のいずれかを選ぶことができます。連絡方法を 1 つ選び、指示に従ってください。電子メールまたはファイルに保存する方法を選択すると、セッションをパスワードで保護することができます。また、招待の有効期限も設定する必要があります。有効期限内でも、手順 3. の [リモート アシスタンス] ページに表示されている [招待の状態を表示する] リンクをクリックすると、いつでも期限切れにすることができます。
  5. 招待を受け取った上級者には、依頼者が設定したパスワードの入力を求める画面が表示されます。パスワードを入力すると、リモート アシスタンスのセッションを開始できます。
  6. 上級者がセッションを開始すると、依頼者のコンピュータは、上級者が入力したパスワードを確認します。
  7. 依頼者のコンピュータは、上級者が使用している招待の有効性と有効期限も確認します。
  8. 招待が有効期限内にあることとパスワードが正しいことが確認されると、上級者がセッションの開始を希望していることを伝える通知が依頼者に送られ、リモート アシスタンスのセッションを開始してよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  9. 依頼者がセッションを開始すると、依頼者のコンピュータにリモート アシスタンスの許可を問い合わせるダイアログ ボックスが表示され、上級者のコンピュータにはリモート アシスタンス コンソールが開きます。この時点で、上級者は、依頼者のコンピュータのすべての情報をリアルタイムで確認できるようになります。
  10. ここで、上級者は、Expert コンソールの [制御] ボタンをクリックして、依頼者のコンピュータの制御を要求することができます。このボタンをクリックすると、依頼者に、上級者が制御を要求していることを示すメッセージが表示されます。メッセージには、上級者の制御を依頼者側から停止する方法として、次の 3 つが表示されます。
    Esc キーを押します。
    Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
    チャット ウィンドウの隣の [制御の停止] ボタンをクリックします。
  11. 依頼者がコンピュータの制御を許可すると、依頼者と上級者の両方がキーボードおよびマウスを使用してコンピュータを操作できるようになります。この状態では、どちらからの入力も受け付けられるため、マウスが正しく動作しなくなる可能性があります。上級者の操作中は、依頼者側ではマウスの操作やキーボード入力を行わない方が安全です。依頼者が制御を停止してもリモート アシスタンスのセッションそのものは停止されないため、上級者は引き続き依頼者のデスクトップを見ることができます。

招待方法の概要

Windows Messenger

Windows Messenger サービスのユーザーは、リモート アシスタンスを使用して、相手を招待することができます。以下の理由により、Windows Messenger を使用するのは望ましい招待方法であると言えます。
  • Windows Messenger はリアルタイムで動作するため、上級者が現在オンラインかどうかを確認することができます。
  • Windows Messenger を使用すると、依頼者と上級者がインターネット上で出会う機会が増えます。コンピュータが同じネットワーク上にない場合や、ファイアウォールまたは NAT コンピュータ経由でインターネットに接続する場合にも利用できます。

    関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    301529 リモート アシスタンスでサポートされている接続シナリオ
Windows Messenger サービスの使用中は、ヘルプとサポート センターを開く必要がありません。Windows Messenger を開き、次の手順で招待することができます。
  1. [ツール] メニューの [リモート アシスタンスを要求] をクリックします。
  2. リモート アシスタンスを依頼したい相手をクリックします。
選択された相手には、リモート アシスタンスのセッションを希望するメッセージが送信されます。相手は、[承諾] または [辞退] をクリックして応答できます。

この他、Windows Messenger で相手を右クリックし、[招待]、[リモート アシスタンス] の順にクリックして、リモート アシスタンスのセッションを開始することもできます。

電子メール

リモート アシスタンスは、依頼者が上級者宛ての電子メールを作成して送信するための手助けも行います。電子メールには、招待用のファイルが添付されます。上級者が添付ファイルを開くと、依頼者がパスワードを指定している場合にはパスワードの要求画面が表示され、「リモート アシスタンスで友人を招待する」で説明した順序で処理が進みます。

リモート アシスタンスでは、[インターネット オプション] の [プログラム] タブに指定されている電子メール クライアントが使用されます。電子メール クライアントが設定されていない場合は、設定用のウィザードが自動的に起動されます。リモート アシスタンスで使用する電子メール クライアントを変更するには、コントロール パネルで [インターネット オプション] をダブルクリックし、[プログラム] タブをクリックして、使用したい電子メール クライアントに変更します。

リモート アシスタンスは、簡易 MAPI (Simple Mail Advanced Programming Interface) を使用して電子メールの作成を手助けします。電子メール クライアントには簡易 MAPI をサポートしていないものや、コントロール パネルの [インターネット オプション] のオプションとして表示されないものもあります。

招待をファイルとして保存する

依頼者の電子メール クライアントで簡易 MAPI がサポートされていない場合や、依頼者が電子メール以外の方法で招待用のファイルを上級者に転送したい場合には、招待をファイルに保存することができます。

この方法を使用すると、電子メールを使用する場合に自動的に作成、添付されるファイルを、ローカル ドライブやネットワーク共有フォルダに保存することができます。保存されたファイルは、簡易 MAPI をサポートしていない電子メール クライアントを使用して電子メールに添付したり、ネットワーク共有フォルダやフロッピー ディスクなどに転送したりすることができます。上級者は、受け取ったファイルをダブルクリックして招待用のファイルを開き、リモート アシスタンスのセッションを開始できます。

技術的な概要

リモート アシスタンスの技術的な概要については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
300692 リモート アシスタンスの接続処理について
: リモート アシスタンスは DCOM を使用します。Windows XP の場合、DCOM のレジストリ パスは
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Ole
であり、文字列値 EnableDCOM に Y が設定されています。この値が N に設定されているか、値が設定されていない場合、リモート アシスタンスは動作しません。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 300546 (最終更新日 2004-05-10) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 300546 - 最終更新日: 2005年9月20日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
キーワード:?
kbenv kbinfo KB300546
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