POP3 コネクタを使用していて、同じ電子メール ドメインの外部受信者に電子メールを送信すると NDR メッセージが返される

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文書番号: 300681 - 対象製品
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目次

現象

Microsoft Small Business Server 2000 または Microsoft Windows Small Business Server 2003 ベースのコンピュータで POP3 コネクタを使用している場合、ローカル ネットワークのユーザーが、同じ電子メール ドメイン名を使用する外部受信者にメールを送信すると、送信したユーザーにエラーが返されることがあります。たとえば、LocalUser@Example.com という電子メール アドレスのローカル ネットワークのユーザーが ExternalRecipient@Example.com という電子メール アドレスの外部受信者にメールを送信すると、Microsoft Exchange 2000 Server または Microsoft Exchange 2003 Server から次のような内容の配信不能レポート (NDR) メッセージが返されます。
メッセージが本来の受信者に届いていません。

このメッセージの送信先の組織には、この電子メール アカウントが存在しません。電子メール アドレスを確認するか、または受信者に直接問い合わせて正しい電子メール アドレスを見つけてください。
<sbs.domain name.com #5.1.1>
ただし、ローカル ユーザーは他のすべてのローカル ユーザーと外部受信者にメールを送信できます。

原因

この現象は、Exchange が外部の POP3 メール サーバーでホストされている電子メール ドメインに関する処理を行うように構成されている場合に発生します。特定の電子メール ドメインの処理を Exchange で行う場合、Exchange はそのドメイン宛てのメールはすべてローカル受信者に配信しようとします。その電子メール アドレスのローカル受信者が存在しない場合、Exchange により「現象」に記載されている NDR メッセージが生成されます。

回避策

この現象を回避するには、次のいずれかの方法を実行します。

方法 1

Exchange の SMTP 仮想サーバーを、未解決の受信者のメールをインターネット サービス プロバイダ (ISP) のメール サーバーに送信するように構成します。この操作を行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] (または [すべてのプログラム])、[Microsoft Exchange] を順にポイントし、[システム マネージャ] をクリックします。
  2. [サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。

    : Exchange システム マネージャが管理グループを表示するように構成されている場合は、[サーバー] の前に [管理グループ] を展開する必要があります。次に、メール サーバーが含まれている管理グループを展開します。
  3. SMTP 仮想サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [メッセージ] タブをクリックし、[解決できない受信者を含むメールの転送先ホスト] に ISP のメール サーバーの名前または IP アドレスを入力して、[OK] をクリックします。

    指定する SMTP メール サーバーは、POP3 アカウントのメッセージを受信する ISP メール サーバーである必要があります。SMTP メール サーバーは、ISP からメッセージをダウンロードするときに接続する POP3 サーバーとは異なることがあります。
  5. SMTP 仮想サーバーを右クリックし、[停止] をクリックします。
  6. SMTP 仮想サーバーを右クリックし、[開始] をクリックします。

    : この場合、ローカル ユーザーによってサーバー上に存在しない受信者に送信されるすべての電子メールが ISP のメール サーバーに転送されます。

方法 2

Exchange 受信者ポリシーの既定のポリシーを、プライマリ アドレスとしてローカル電子メール ドメインを使用するように構成し、新たな受信者ポリシーを追加して、ローカル ユーザー アカウントに POP3 電子メール ドメインを適用します。これにより、ローカル ユーザーの電子メール ドメインは POP3 メール サーバーでホストされている電子メール ドメインと一致しますが、Exchange はこの電子メール ドメインを処理するメール サーバーではなくなります。

ユーザー アカウントが受信者ポリシーによって更新されるように構成する必要があることに注意してください。このオプションは、各ユーザーのプロパティの [電子メール アドレス] タブで設定できます。

Exchange の受信者ポリシー設定を構成するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] (または [すべてのプログラム])、[Microsoft Exchange] を順にポイントし、[システム マネージャ] をクリックします。
  2. [受信者] を展開し、左側のウィンドウで [受信者ポリシー] をクリックします。右側のウィンドウに [既定のポリシー] が表示されます。
  3. [既定のポリシー] をダブルクリックし、[電子メール アドレス] タブをクリックします。
  4. デフォルトで、内部ドメイン名と一致する SMTP 電子メール アドレスがアドレスの一覧に表示されます。たとえば、内部ドメイン名が mycompany.local である場合は、一覧に @mycompany.local というアドレスが表示されます。内部ドメイン アドレスが表示されない場合は、以下の手順を実行して追加します。
    1. [新規作成] をクリックします。
    2. [SMTP アドレス] をクリックし、[OK] をクリックします。
    3. [アドレス] ボックスに内部ドメイン アドレスを入力し、[OK] をクリックします。たとえば、@mycompany.local と入力します。
  5. 内部ドメイン アドレスをクリックし、[プライマリに設定] をクリックします。
  6. POP3 ドメイン アドレスをクリックし、[編集] をクリックします。
  7. [このアドレスへのメール配信すべてに、この Exchange 組織を使用する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
  8. [OK] をクリックして変更を適用します。
  9. [はい] または [OK] を 2 回クリックして、対応する受信者の電子メール アドレスをすべて更新します。
  10. 左側のウィンドウで [受信者ポリシー] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[受信者ポリシー] をクリックします。

    : Exchange 2000 Server Service Pack 1 (SP1) 以降を使用している場合は、作成する受信者ポリシーの種類を選択するように指示するダイアログ ボックスが表示されます。この場合は、[電子メール アドレス] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  11. 受信者ポリシーの名前を入力し、[変更] をクリックします。
  12. [Exchange 受信者を検索します] ダイアログ ボックスで [Exchange メールボックスを持つユーザー] をクリックし、他のすべてのチェック ボックスをオフにします。
  13. [OK] をクリックし、警告メッセージが表示されたら [OK] をクリックします。
  14. [電子メール アドレス] タブをクリックします。
  15. POP3 ドメイン アドレスをクリックし、[プライマリに設定] をクリックします。
  16. [OK] をクリックして変更を適用します。
  17. [はい] または [OK] を 2 回クリックして、対応する受信者の電子メール アドレスをすべて更新します。
: インターネット接続ウィザードまたは電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して、Exchange 設定を変更するように設定するたびに、ウィザードで入力した電子メール ドメイン アドレスが各受信者ポリシーのプライマリ アドレスとして設定されます。ウィザードが完了したら、この記事に記載されている手順を繰り返して、受信者ポリシーを変更する必要があります。

状況

この動作は仕様です。

プロパティ

文書番号: 300681 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 3.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Small Business Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
キーワード:?
kberrmsg kbenv kbnetwork kbprb KB300681
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