Visual Basic .NET または Visual Basic 2005 を使用して簡易 Web サービスを作成する方法

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 301273 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP301273
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

この資料では、MathService という名前の簡易 Web サービスを作成する方法について説明します。MathService は 2 つの数字の加減乗除を行うメソッドを公開するサービスです。

必要条件

必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク インフラストラクチャ、技術と知識、および Service Pack は次のとおりです。
  • Microsoft Windows 2000 Professional、Windows 2000 Server、Windows 2000 Advanced Server、Microsoft Windows Server 2003、または Windows NT 4.0 Server
  • Microsoft Internet Information Server 4.0 またはインターネット インフォメーション サービス 5.0 以降
  • Microsoft Visual Studio .NET または Microsoft Visual Studio 2005
この資料は、次のトピックについて詳しい知識のあるユーザーを対象としています。
  • Visual Studio .NET または Visual Studio 2005 の統合開発環境の使用方法

簡易 Web サービス .asmx の作成手順

  1. Visual Studio .NET または Visual Studio 2005 を起動します。
  2. 新規の ASP (Active Server Pages) .NET Web サービス プロジェクトを作成し、MathService という名前を付けます。必要に応じて、ASP.NET を実行している Web サーバーの場所を格納先に指定します。
  3. 整合性を維持するために、ソリューション ファイル名を MathService に変更します。
  4. 作成されたデフォルトの Web サービスの名前を Service1.asmx から MathService.asmx に変更します。
  5. デザイン ビューをダブルクリックし、コード ビューに切り替えます。

    クラス名を [Public Class Service1] から Public Class MathService に変更します。
  6. 作成中のサービスの機能をカプセル化するメソッドを定義します。サービスから公開されるメソッドには、各メソッドの前に、必ず WebMethod 属性を付けます。この属性がないとサービスからメソッドが公開されません。

    : 必ずしもすべてのメソッドに WebMethod 属性を付ける必要はありません。実装に関する詳細が Web サービスのパブリック メソッドによって呼び出される場合、または WebService クラスがローカル アプリケーションでも使用されている場合には、実装に関する詳細の一部を隠すことをお勧めします。ローカル アプリケーションでは任意のパブリック クラスを使用できますが、リモートから Web サービスとしてアクセスできるのは WebMethod メソッドだけです。

    上記で作成した MathService クラスに次のメソッドを追加します。
    <WebMethod()> Public Function Add(a As Integer, b As Integer) As Integer
       Return(a + b)
    End Function
    
    <WebMethod()> Public Function Subtract(A As System.Single, B As System.Single) As System.Single
           Return A - B
    End Function
    
    <WebMethod()> Public Function Multiply(A As System.Single, B As System.Single) As System.Single
           Return A * B
    End Function
    
    <WebMethod()> Public Function Divide(A As System.Single, B As System.Single) As System.Single
    If B = 0
    Return -1
    End If
    Return Convert.ToSingle(A / B)
    End Function
    					
  7. [ビルド] メニューの [MathService のビルド] をクリックして Web サービスをビルドします。
  8. MathService.asmx Web サービスのページを参照して Web サービスをテストします。ローカル コンピュータでページをホストするように設定している場合、URL は http://localhost/MathService/MathService.asmx です。

    ASP.NET ランタイムが Web サービスに関して解説した Web サービス ヘルプ ページを返します。また、このページを使用して別の Web サービス メソッドをテストすることもできます。

Web サービスの使用

  1. Visual Studio .NET または Visual Studio 2005 を起動します。
  2. 新規のコンソール アプリケーション プロジェクトを作成します。
  3. 新規に作成したコンソール アプリケーションに、MathService Web サービスへの参照を追加します。

    この手順により、クライアント コンピュータ上にプロキシ クラスが生成され、生成されたプロキシ クラスを基にプロジェクトを作成できるようになります。オブジェクトと共に送信されるメソッド呼び出しは、通常は SOAP 要求として Web サービスの URI (Uniform Resource Identifier) に送られます。
    1. [プロジェクト] メニューの [Web 参照の追加] をクリックします。
    2. [Web 参照の追加] ダイアログ ボックスの [URL] ボックスに Web サービスの URL を入力し、Enter キーを押します。ローカル コンピュータで Web サービスをホストするように設定している場合、URL は http://localhost/MathService/MathService.asmx です。
    3. [参照の追加] をクリックします。
    4. ソリューション エクスプローラで [Web References] を展開し、使用された名前空間を確認します。
  4. 作成されたプロキシ オブジェクトのインスタンスを作成します。Module1 モジュールの Main プロシージャに次のコードを挿入します。
    Dim myMathService As localhost.MathService = New localhost.MathService()
    					
  5. 先述の手順で作成したプロキシ オブジェクトでメソッドを実行します。
    Console.Write("2 + 4 = {0}", myMathService.Add(2,4))
    					
  6. プロジェクトを閉じて保存します。

関連情報

Visual Studio .NET ドキュメントの「XML Web サービスを利用した Web のプログラミング」

Microsoft .NET Framework ドキュメントの「ASP.NET を使用して作成した XML Web サービスと XML Web サービス クライアント」

Extreme XML: 「UDDI: XML Web サービス」 (MSDN Voices コラム)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/columns/xml/xml12182000.aspx
Web Services Description Language Tool (Wsdl.exe) (Microsoft .NET Framework ツール)

DHTML Dude: 「DHTML から Web サービスへのアクセス」 (MSDN Voices コラム)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/columns/dude/dude01222001.aspx
詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Developing XML Web Services Using Microsoft ASP.NET」 (Microsoft Corporation)
詳細については、以下の書籍を参照してください。
プログラミング Microsoft Visual Basic .NET』 (Francesco Balena 著、Microsoft Press 発行、2002 年)

プロパティ

文書番号: 301273 - 最終更新日: 2007年2月20日 - リビジョン: 9.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Visual Basic 2005
  • Microsoft Visual Basic .NET 2003 Standard Edition
  • Microsoft Visual Basic .NET 2002 Standard Edition
キーワード:?
kbhowtomaster kbvs2005applies kbvs2005swept KB301273
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com