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[HOW TO] 2 つのホスト間で IPSec を使用してセキュリティで保護された通信を行う方法文書番号: 301284 - 対象製品 この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP301284 目次概要 この資料では上級ユーザーを対象に、インターネット プロトコル セキュリティ (IPSec) を構成して、2 つのホスト
コンピュータ間の通信のセキュリティを確保する方法を手順を追って説明しています。 IPSec の用語説明この後で説明している手順を実行する前に、以下の単語の意味を確認してください。
Microsoft 管理コンソールで IPSec を使用するIPSec の構成は、Microsoft 管理コンソール (MMC) で行います。Windows 2000 のインストールの際に IPSec スナップインを含む MMC が作成されます。IPSec を表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし [管理ツール] をクリックした後、[ローカル セキュリティ ポリシー] をクリックします。MMC が開いたら、左側のウィンドウで [ローカル コンピュータの IP セキュリティ ポリシー] をクリックします。MMC で、既存のデフォルトのポリシーが右側のウィンドウに表示されます。IP アドレス、コンピュータ名、ユーザー名の変更この例では、Alice は名前が "Alicepc" で IP アドレスが 172.16.98.231 のコンピュータのユーザーで、Bob は名前が "Bobslap" で IP アドレスが 172.31.67.244 のコンピュータのユーザーである、という状況を想定しています。また、コンピュータの接続には、Abczz というプログラムを使用しています。Alice と Bob は、Abczz プログラムを使用して互いに直接接続する場合は、トラフィックを必ず暗号化する必要があります。Abczz が接続を作成する際に、発端側は任意の高位のポートを自身に使用し、(この例では) 宛先ポートである 6667/TCP または 6668/TCP (TCP は Transmission Control Protocol の略語です) に接続します。通常、これらのポートは IRC (Internet Relay Chat) で使用されます。Alice も Bob も接続を開始することができるため、ポリシーはどちらにも必要です。 フィルタ一覧の作成IPSec ポリシー作成用のメニューは、MMC コンソールで [ローカル コンピュータの IP セキュリティ ポリシー] を右クリックすると表示されます。最初のメニューは [IP セキュリティ ポリシーの作成] です。このメニューから作業を開始すると良いように見えますが、実際には正しくありません。ポリシーを作成して規則に対応付ける前に、どの IPSec ポリシーのコンポーネントでも必要となるフィルタ一覧とフィルタ操作を定義しなければなりません。メニューの [IP フィルタ一覧とフィルタ操作の管理] をクリックして作業を開始します。タブが 2 つあるダイアログ ボックスが表示されます。1 つはフィルタ一覧の管理用、もう 1 つはフィルタ操作の管理用のタブです。最初に、[IP フィルタ一覧の管理] タブを開きます。使用していない 2 つの事前定義フィルタが表示されます。これらの代わりに、接続先のコンピュータに対応したフィルタ一覧を作成できます。 Alice のコンピュータのポリシーを作成すると仮定します。
フィルタ操作の作成セキュリティを保護する必要のあるトラフィックの種類を定義しましたので、セキュリティの機構を指定する必要があります。[フィルタ操作の管理] タブをクリックします。デフォルトで 3 つのフィルタ操作が表示されます。[セキュリティが必要] 操作を使用する代わりに、より厳密な操作を新規作成する必要があります。新しいフィルタ操作を作成するには
IPSec ポリシーを作成するポリシーの要素が揃ったので、ポリシー自体を作成できます。MMC の右側のウィンドウを右クリックして、[IP セキュリティ ポリシーの作成] をクリックします。ウィザードが起動したら、以下の手順を実行します。
規則を [プロパティ] ダイアログ ボックスで指定するには
ほかのエンドポイントを構成するBob のコンピュータで、Alice のコンピュータで行った上記の手順をすべて再度実行します。当然ながら、ここでは手順の変更が必要となります (たとえば、"Abczz to Bob's PC" は "Abczz to Alice's PC" に変更する必要があります)。ポリシーを割り当てる両方のエンドポイントでポリシーの定義が完了したので、次にポリシーを割り当てる必要があります。
注意点IPSecMon を使用してポリシーをテストするWindows 2000 には、IPSec の SA が正常に確立されているかどうかをテストするユーティリティ (IPSecMon.exe) が含まれています。IPSecMon を起動するには、次の手順を実行します。
SA が確立されていることが予想されるにもかかわらず何の変化もない場合、各エンドポイントのフィルタ一覧に戻って、設定内容を見直してください。送信元と宛先のアドレスやポートを簡単に反転できるように、使用するプロトコルに対して正しい定義が行われていることを確認します。ここで、すべてのトラフィックを指定したフィルタ一覧を新規に作成することをお勧めします。また、このフィルタ一覧を使用する新しい規則をポリシーに追加し、既存のルールを無効にすることもできます。これらの手順は、両方のエンドポイントで行います。次に、ping コマンドを使用して接続性のテストを行います。SA のフェーズの間に、ping コマンドでは "Negotiating IP Security" と表示され、SA が確定されると通常の結果が表示されます。 NAT と IPSec で互換性がないNAT (Network Address Translation) が 2 つのエンドポイント間にあると、IPSec は動作しません。IPSec はエンドポイントのアドレスをペイロードの一部として埋め込みます。また IPSec では、パケットを回線に乗せる前にパケットのチェックサムを計算する際にも、発信元のアドレスが使用されます。NAT によって送信パケットの発信元アドレスが変更される可能性があるため、宛先では自身のチェックサムを計算する際にヘッダー内のアドレスが使用されます。パケットによって送信されてきた、"元の" 送信元が計算したチェックサムは、宛先側で計算したチェックサムとは一致せず、宛先側ではそのパケットは破棄されます。NAT デバイスでは IPSec は使用できません。関連情報 この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の
Article ID
301284
(http://support.microsoft.com/kb/301284/EN-US/
)
(最終更新日 2001-07-19) をもとに作成したものです。 プロパティ文書番号: 301284 - 最終更新日: 2006年2月26日 - リビジョン: 4.0 この資料は以下の製品について記述したものです。
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