文書番号: 301585 - 最終更新日: 2006年9月29日 - リビジョン: 2.0 [XADM] Mbconn.exe ユーティリティに関する問題の回避方法この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP301585 目次現象
この資料では、Mbconn 6.0.4417 で発生する以下の既知の問題を回避する方法について説明します。
回避策
「現象」に記載された Mbconn の問題を回避するには、以下に紹介する回避策を適宜実行してみてください。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスでログ ファイル名を入力すると Mbconn が突然終了するMbconn は、Mbconn.exe が保存されているフォルダにログ ファイルを生成します。Mbconn.exe が読み取り専用の共有フォルダに保存されているなどの理由でこの場所にファイルを書き込むことができない場合には、ログ ファイルの別の保存場所を選択する画面が表示されます。このときに表示されるのは、名前を付けて保存するときに通常使用されるダイアログ ボックスです。ここでどのような場所またはファイル名を選択しても、Mbconn は異常終了します。この問題を回避するには、Mbconn を書き込み可能な場所にコピーするか、ファイル選択ダイアログ ボックスで [キャンセル] をクリックして、ログを出力せずに Mbconn を使用するようにします。 「回避策」先頭のリストに戻る エクスポートするファイルの場所を指定しようとすると Mbconn が突然終了するエクスポート ファイルを作成するときに参照ボタンをクリックしてファイルを指定しようとすると、Mbconn が突然終了します。この問題を回避するには、ファイル名を入力して [Generate] をクリックする方法でエクスポート ファイルを作成します。 「回避策」先頭のリストに戻る Mbconn が Exchange データベースを列挙しない接続先のドメイン コントローラと Exchange コンピュータを定義した後で、次のいずれかのエラー メッセージが表示されることがあります。
No private databases found on this Exchange Server
または
Mailbox Reconnect
Connection to server failed. ExServer : Exchange1 DC : DC1 HRESULT : ERROR_DS_NO_SUCH_OBJECT AD Error : 0000208D: NameErr: DSID-031001C9, problem 2001 (NO_OBJECT), data 0, best match of: 'DC=domain,DC=domain,DC=com' There is no such object on the server.
「回避策」先頭のリストに戻る 再接続に成功していても、失敗したと Mbconn がレポートするMbconn は、再接続に成功したメールボックスがあった場合でも、すべての再接続が失敗したとレポートすることがあります。管理者が Exchange のシステム マネージャを起動し、クリーンアップ エージェントを使ってすべてのメールボックスの接続状態を確認しようとすると、クリーンアップ エージェントは動作せず、次のようなエラー メッセージが表示されます。
An internal processing error has occurred. Try restarting the Exchange System Manager or the Microsoft Exchange Information Store service, or both.
ID no: c1041724
種類 : エラー
ソース : MSExchangeIS 分類 : General イベント ID : 9562 日付 : 14.06.13 時刻 :6:30:42 PM ユーザー : N/A コンピュータ : EXCHANGE1 説明 : Failed to read attribute msExchUserAccountControl from Active Directory for /O=MICROSOFT/OU=EXCHANGE/CN=RECIPIENTS/CN=COMMONNAME.
このメールボックスは既に既存のユーザーに再接続されているため、この処理を実行できません。0}
ユーザーの homeMDB 属性と mailNickname 属性は、Ldifde ユーティリティで確認できます。これらの属性が設定されていれば、Mbconn の再接続プロセスは実際に成功しています。Ldifde ユーティリティを使ってユーザーの homeMDB 属性と mailNickname 属性を確認するには、対象となるユーザー アカウントの識別名が必要です。Mbconn のプレビュー モードでは、接続先となるメールボックスのユーザー アカウントの識別名が表示されます。たとえば、次のコマンドを実行するとします。
LDIFDE -F CON -D "CN=Common Name,OU=Container,DC=Domain,DC=COM" -L homeMDB,mailNickname
出力結果は次のサンプルのようになります。
E:\>LDIFDE -F CON -D "cn=Common Name,ou=Container,dc=domain,dc=com" -L homeMDB,mailNickname
注 : homeMDB 属性と mailNickname 属性があるかどうかにかかわらず、Ldifde ユーティリティは「1 entries exported」というメッセージを返します。「エントリがありませんでした」というメッセージが返された場合は、ディレクトリからのユーザー オブジェクトの読み取りに失敗したことを意味します。その場合の原因には、識別名の入力ミス、オブジェクトの表示に必要な権限がない、エスケープする必要のある文字をエスケープしていなかったことなどが考えられます。エスケープする必要のある文字の詳細については、この資料の「Active Directory のインポート中にエクスポート ファイルがエラーを返す」を参照してください。
"dc1.domain.com" に接続しています SSPI を使って現在のユーザーとしてログインしています ディレクトリをファイル con にエクスポートしています エントリを検索しています... エントリを書き出しています dn: CN=Common Name,OU=Container,DC=domain,DC=com changetype: add homeMDB: CN=Private Information Store (DC1),CN=First Storage Group,CN=InformationStore,CN=DC1,CN=Servers, CN=Exchange,CN=Administrative Groups,CN=Microsoft,CN=Microsoft Exchange,CN=Services,CN=Configuration, DC=domain,DC=com mailNickname: CommonName 1 entries exported コマンドが正しく完了しました homeMDB 属性と mailNickname 属性が存在していて、クリーンアップ エージェントが正常に実行できた場合は、ユーザー オブジェクト属性を追加する受信者更新サービスの再接続プロセスが完了できていないことが考えられます。ユーザー オブジェクトに proxyAddresses 属性が設定されていなければ、受信者更新サービスによるオブジェクトの処理は行われていません。 この問題や明白な再接続問題が発生しないようにするには、Mbconn エクスポート ファイルの各レコードに次の行を追加します。
msExchUserAccountControl: 0
msExchUserAccountControl 値の詳細については、この資料の「Active Directory のインポート中にエクスポート ファイルがエラーを返す」を参照してください。
「回避策」先頭のリストに戻る Active Directory のインポート中にエクスポート ファイルがエラーを返すエクスポート ファイルの LDIF レコードは一般に次のような書式になっています。
dn: CN=Common Name,OU=Container,DC=Domain,DC=com
ファイルのインポートに使う一般的なコマンド構文を次に示します。
changetype: add UserAccountControl: 66048 displayName: Common Name cn: Common Name objectclass: user samAccountName: CommonName givenName: Common sn: Name
LDIFDE.EXE -I -K -F MBCONN.TXT
インポート中に構文エラーまたはフォーマット エラーが発生した場合は、インポートが停止され、問題のレコードの開始行がレポートされます (最初のレコードで問題が発生した場合は、「1 行目にエラー」といった形でレポートされます)。Active Directory 内にエントリが存在している場合は、-K スイッチを使用しない限り、2 度目にファイルをインポートしようとしたときにエラーが発生します。レコードに属性を追加したりレコードを再インポートして、以前作成したエントリを変更することはできません。LDIF 規格には既存のディレクトリ オブジェクトの変更についての規定もありますが、その書式や構文はレコードの作成時のものとはかなり異なります。
一般に、LDIF インポートのトラブルシューティングでは、エラーが発生したレコードを格納している行を特定し、そのレコードに問題がないか調べる必要があります。 次に、Mbconn エクスポート ファイルで発生する一般的な問題を紹介します。
このバッチ ファイルには次の 4 つの機能があります。
このバッチ ファイルを実行するには、 Mbconn エクスポート ファイル名と変更内容を記述する新しいファイル名の 2 つのパラメータが必要です。指定例を次に示します。
E:\>MBCONNFIX.BAT MBCONN.TXT MBCONNFIX.TXT
バッチ ファイルをコピーしてテキスト エディタに貼り付け、Mbconnfix.bat という名前で保存します。
状況
マイクロソフトでは、これが Microsoft Exchange 2000 Server にかかわる問題であることを確認済みです。
詳細
Mbconn.exe ユーティリティは、Exchange 2000 Server の CD-ROM に収録されています。このユーティリティは一般に、代替サーバー データベースの回復時に Exmerge.exe と併用されます。代替サーバーの回復時には、データベース内のデータを取り出すため、Active Directory フォレスト内の Exchange 2000 データベースを別のフォレスト内の回復サーバー上で起動します。このような場合には、Mbconn を使ってまず回復対象の各メールボックスの Active Directory ユーザー アカウントを生成します。その後、Exmerge を使って、回復用のデータベースのデータを稼動中のデータベースにマージします。
Mbconn では LDIF 形式のファイルを生成することができるので、生成されたファイルを Ldifde.exe で Active Directory にインポートすることも可能です。Mbconn のエクスポート ファイルは、以前の Exchange Server の DS/IS 整合性調整機能と同じような機能を実行します。つまり、Mbconn のエクスポート ファイルは、Exchange データベース内で "孤立した" メールボックスに対応するディレクトリ アカウントを作成するので、再びそれらのメールボックスにアクセスできるようになります。生成されたファイルでアカウントの削除や属性の追加などを行ってから、インポートすることも可能です。 注 データベース内のメールボックス テーブルには特定のユーザー アカウントへの接続に必要な一部の属性しか格納されていません。それ以外の電話番号などの属性を自動的に再入力することはできません。 代替サーバー回復時のセットアップ手順については、次の Microsoft Web サイトのホワイト ペーパー 「Exchange 2000 Server Database Recovery」を参照してください。 http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/exchange/2000/support/dbrecovr.mspx
(http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/exchange/2000/support/dbrecovr.mspx)
関連情報
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