[HOWTO] サーバー クラスタ上で DFS を使用して、単一の名前空間を管理する方法

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文書番号: 301588 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows サーバー クラスタ上で分散ファイル システム (DFS) を構成して、ファイル共有に使用する単一の名前空間を管理する方法について説明しています。ユーザーおよび管理者は分散ファイル システムを構成することによって、ファイルの場所の管理、高可用性のファイル サーバーを管理、および複数のノードでファイル共有をホストして拡張することが簡単に行えるようになります。

このセクションの事例では、単一の接続ポイントを管理している場合に、4 つの異なるグループに対してクラスタ ファイル サーバーを作成する方法を説明しています。

事例

この事例では、EAST サイト、WEST サイト、NORTH サイト、SOUTH サイトの 4 つのクラスタ ノードの間で負荷を分散するユーザー ホーム ディレクトリの単一の名前空間を管理する方法について説明しています。この操作を行うには、6 つのクラスタ グループで構成される 4 つのノードを持つ Windows クラスタを作成します。
  • クラスタ グループ
  • DFS ルート グループ
  • EAST ファイル共有グループ
  • WEST ファイル共有グループ
  • NORTH ファイル共有グループ
  • SOUTH ファイル共有グループ
DFS ルート グループにあるネットワーク名リソースは、すべてのユーザー (またはログイン スクリプト) で接続に使用されるリソースです。ユーザーがこの仮想サーバーに接続すると、EAST、WEST、NORTH、および SOUTH フォルダが表示されます。それぞれのフォルダは、4 つのノードのいずれかでホストされます。この事例では、共有バス上に合計 6 つのディスクが必要です。この構成では、クラスタ グループおよび DFS ルート グループに 1 つのディスクを使用し、さらに、サイト グループごとに 1 つのディスクを使用することによって、最適な状況を構成できます。

以下の手順では、分散ファイル サーバーを作成する方法について説明しています。この手順では、クラスタ サービスがすべてのノードにインストールされていて、デフォルトの 5 つのグループ (クラスタ グループ、グループ 0、グループ 1、グループ 2、グループ 3) があることを前提にしています。各グループは、クラスタ グループの "ディスク Q" からグループ 3 の "ディスク V" までディスクを 1 つずつ所有します。

4 つの独立した仮想サーバーの作成

  1. "EASTUSERS" という名前のディスク S 上でフォルダを作成して、EASTUSERS で EAST 領域の各ユーザーにフォルダを作成します。
  2. クラスタ アドミニストレータを起動して、[ファイル] メニューの [アプリケーションの構成] をクリックします。
  3. クラスタのアプリケーション ウィザードで、[次へ] をクリックします。[新しい仮想サーバーを作成] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  4. [既存のリソース グループを使用] をクリックして、 グループの一覧で最初に表示されるグループ (グループ 0) をクリックして、[次へ] をクリックします。
  5. [名前] ボックスに、EAST FileShare Group と入力して、[次へ] をクリックします。
  6. [ネットワーク名] ボックスと [IP アドレス] ボックスに、"EASTFILESERVER" など、仮想サーバー名と IP アドレスを入力して、[次へ] をクリックします。

    : エンド ユーザーは、この仮想サーバーに直接接続することはできません。この仮想サーバーは、管理目的のためだけに存在します。
  7. [新しい仮想サーバーの詳細プロパティ] ページで、[次へ] をクリックします。
  8. [アプリケーション クラスタ リソースの作成] ページで、[はい、今すぐ作成します] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  9. [リソースの種類] ボックスで、[ファイル共有] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  10. [名前] ボックスに EAST FileShare と入力して、[詳細プロパティ] をクリックします。
  11. [依存関係] タブをクリックして、[変更] をクリックします。
  12. 依存関係として、物理ディスク (ディスク S) とネットワーク名 (EAST ファイル共有グループ名) を追加し、[OK] を 2 回クリックします。
  13. [次へ] をクリックします。
  14. [共有名] ボックスに EASTUSERS$ と入力します ($ 記号を追加すると、通常のブラウザでは共有が非表示になります)。
  15. [パス] ボックスに S:\EASTUSERS と入力します。
  16. [次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
  17. [EAST FileShare Group] を右クリックして、[オンラインにする] をクリックします。
  18. ディスク T ではグループ 1、ディスク U ではグループ 2、およびディスク V ではグループ 3 を使用して、WEST、NORTH、および SOUTH の領域で手順 1. 〜 17. を繰り返します。

DFS ルートの作成

現在、4 つの独立した仮想サーバーの設定が行われましたが、4 つのノード間ではそれぞれ失敗が発生する可能性があります。次に、ユーザーがスクリプトに接続またはログオンして、ドライブをマップするために使用する DFS ルートを作成する必要があります。
  1. "USERSHARE" という名前のディスク R でフォルダを作成します。
  2. クラスタ アドミニストレータで、[ファイル] メニューの [アプリケーションの構成] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  3. [新しい仮想サーバーを作成] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  4. [新しいリソース グループを作成] ボックスの選択されている項目をそのままにして、[次へ] をクリックします。
  5. [名前] ボックスに DFS Root Group と入力して、[次へ] をクリックします。
  6. NORTHAMERICA など、この仮想サーバーのネットワーク名と IP アドレスを入力して、[次へ] をクリックします。

    : この仮想サーバーは、ユーザーの所在地に関係なく、すべてのユーザーが接続する仮想サーバーです。
  7. [次へ] をクリックして、[はい、今すぐ作成します] を選択していることを確認して、[次へ] をクリックします。
  8. [リソースの種類] ボックスで、[ファイル共有] をクリックして、[次へ] をクリックします。
  9. [名前] ボックスに DFS Root FileShare と入力して、[詳細プロパティ] をクリックします。
  10. [依存関係] タブをクリックして、[変更] をクリックします。
  11. 依存関係として、[DFS Root Group 名前] と [Disk R] を追加して、[OK] を 2 回クリックします。
  12. [次へ] をクリックします。
  13. [共有名] ボックスに USERSHARE と入力します。
  14. [パス] ボックスに R:\USERSHARE と入力します。

    : ローカルにコピーしたデータがないので、各ノードでローカル ディスクを使用できます。DFS は、セットアップするために共有を必要としますが、実際のデータを共有にコピーしません。6 番目の共有ディスクを使用でき、それを使用することをお勧めします。
  15. [詳細設定] をクリックして、[DFS ルート] をクリックします。
  16. [OK] をクリックし、[次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
  17. [DFS Root Group] を右クリックして、[オンラインにする] をクリックします。
  18. 分散ファイル システム プログラムを起動します。\\NORTHAMERICA\usershare が、ルートの下に表示されます。
  19. [\\NORTHAMERICA\usershare] を右クリックして、[新しい DFS リンク] をクリックします。
  20. [リンク名] ボックスに EASTUSERS と入力します。 [ユーザーをこの共有フォルダに送信する] に EASTUSERS 仮想サーバーと共有名へのパス (\\EASTFILESERVER\EASTUSERS$) を入力して、[OK] をクリックします。
  21. 前の 2 つの手順に従って、関係する仮想サーバーと共有名を指定し、WEST、NORTH、および SOUTH の領域へのリンクを作成します。
  22. \\NORTHAMERICA\USERSHARE に接続して、DFS 共有をテストします。同様に、EAST、WEST、NORTH、および SOUTH の共有に接続します。
Windows 2000 以降のバージョンの Windows を実行しているクライアントは、最初の共有レベルを超えて、ドライブをマップできます。上記の例では、ログオン スクリプトによってドライブ文字を有効に次の場所にマップすることができました。
NET USE Z: \\NORTHAMERICA\USERSHARE\EAST\ユーザー名
手動で負荷を分散するために、EAST、WEST、NORTH、SOUTH のファイル共有グループを異なるクラスタ ノード上に配置できます。

Windows 2000 クラスタと同様に、DFS ドメイン ルートは、クラスタ リソースとしてサポートされません。DFS ドメイン ルートは、フォールト トレランスを伴う Active Directory で公開されます。DFS ドメイン ルート作成の詳細については、 [ヘルプ] を参照してください。

関連情報

Windows 2000 DFS を クラスタ上に構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
220819 How to Configure DFS Root on a Windows 2000 Server Cluster

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 301588 (最終更新日 2002-08-06) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号: 301588 - 最終更新日: 2004年3月2日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbhowtomaster kbtool KB301588
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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