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文書番号: 301940 - 最終更新日: 2002年3月8日 - リビジョン: 1.0

[HOW TO] あるドメインから別のドメインにオブジェクトを移行する方法

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP301940

目次

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概要

この資料では、Microsoft Windows NT 4.0 Resource Kit Supplement で提供されているツールを使って、あるドメインから別のドメインにドメイン オブジェクトをコピーする方法について説明します。

: この資料で説明されている手順は、まずテスト環境でテストすることをお勧めします。テスト後に、実稼動環境で手順を実行してください。

Resource Kit ツールには、次の項目が含まれています。
  • Addusers.exe ツールは、あるドメインから別のドメインにユーザー アカウントおよびグループ アカウントをインポートするために使用できます。
  • Rmtshare.exe ツールは、リモートで共有を作成または削除するために使用できます。
  • Scopy.exe ツールは、ある共有から別の共有に NTFS ファイルやフォルダのアクセス許可をコピーするために使用できます(ただし、このツールは共有のアクセス許可をコピーしません)。
  • Permcopy.exe ツールは、ある共有から別の共有に共有のアクセス許可をコピーするために使用できます。
  • Subinacl.exe ツールは、ファイル、レジストリ キー、およびサービスのセキュリティ情報を取得するため、またユーザーからユーザー、グループからグループ、さらにドメインからドメインにこの情報を転送するために使用できます。
リソース キット ツールの関連情報を参照するには、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
158388? (http://support.microsoft.com/kb/158388/JA/ ) ドメイン管理者に便利なリソース キット ユーティリティ

ユーザーとグループを別のドメインに移行する方法

  1. Addusers.exe ツールを使用してユーザーとグループを別のドメインに移行できます。既存のユーザー アカウントおよびグループ アカウントをファイルに転送するには、「addusers \\computer_name|domain_name/d filename」コマンドを使用します。コマンドの "computer_name|domain_name" は、指定したドメインのユーザーおよびグループの情報を含む PDC (プライマリ ドメイン コントローラ) コンピュータの名前を表します。コマンドの "filename" は、ユーザー アカウントおよびグループのアカウント情報を格納する新しいファイルを表します。

    ユーザーおよびグループの情報がファイルに転送されるときに、その情報はコンマ区切りの形式で保存されます。

    このようなユーザー アカウント情報の転送では、ユーザー アカウントのパスワードやセキュリティ情報はファイルに保存されません。この転送ファイルを使用して、ユーザーを別のドメインに移行する場合、新しく作成されるユーザー アカウントすべてが空のパスワードを持つことになります。デフォルトでは、新しく作成されるユーザーすべてが次回のログオン セッション時にパスワードを変更する必要があります。
  2. ユーザーおよびグループを新しいドメインに追加するには、「addusers \\computer_name|domain_name/c filename」コマンドを使用します。コマンドの "computer_name|domain_name" は、ユーザー アカウントを作成する PDCコンピュータとドメインの名前を表します。"filename" は、ユーザーおよびグループの情報を格納しているコンマ区切りの転送ファイルの名前を表します。

    : Addusers.exe ツールおよび追加ドキュメントは、Windows NT 4.0 Resource Kit Supplement 3 に含まれています。このツールで使用できる他のパラメータを参照するには、コマンド プロンプトで addusers /? と入力し、Enter キーを押してください。
関連情報を参照するには、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
199878? (http://support.microsoft.com/kb/199878/JA/ ) AddUsers による大量のユーザーの自動作成
245009? (http://support.microsoft.com/kb/245009/EN-US/ ) Batch Add Accounts Without Forcing a Password Change at Next Logon

リモートで共有を作成する方法

Rmtshare.exe ツールを使ってリモート サーバー上の共有を作成または削除するには、次の構文のコマンドを使用します。
rmtshare \\server[\sharename[=path [/printer]]] [/grant [user[:perms ]]] [/remove user][/users:number] [/unlimited] [/remark:"text"] /delete
以下は、上記のコマンドの構文についての説明です。
  • "\\server\sharename" 構文は、作成、検査、変更、または削除できるサーバーおよび共有の両方を示します。
  • "/grant user:perms" 構文は、アクセス許可を持つサーバーに、有効なユーザーまたはグループの名前を追加するか、またはアクセス制御リスト内のユーザーのアクセス許可を変更します。有効なアクセス許可は、"r=read"、"c=change (write)"、"f=full"、および "n=none" です。"read" と入力することもできますが、最初の文字だけが使用されます。
  • "/remove user" 構文は、特定のユーザーのエントリを削除します。その後、そのユーザーはアクセス許可を継承します (ユーザーに対してすべてのアクセスを拒否する "/grant user:none" とは対照的です)。
  • "/users:number" 構文は、サーバーおよび共有にアクセス許可を持つユーザー数です。
  • "/delete" 構文は、"\\server\sharename" 構文で指定された共有を削除します。
: 共有名またはパスがスペースを含む場合、その共有名またはパスを二重引用符で囲んでください。たとえば、\\server\"with space"="c:\with space" のように指定します。

関連情報を参照するには、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
155449? (http://support.microsoft.com/kb/155449/EN-US/ ) Batch Process to Create and Grant Access to Home Directories

ファイルおよび共有のアクセス許可をコピーする方法

NTFS および共有のアクセス許可をコピーするには、Scopy.exe と Permcopy.exe の 2 つのツールが必要です。Scopy.exe ツールは NTFS ファイルとフォルダのアクセス許可をコピーするために使用し、Permcopy.exe ツールは共有のアクセス許可をコピーするために使用します。

ファイルとフォルダをコピーし、それらの NTFS ファイルとフォルダのアクセス許可を保持するには、Scopy.exe ツールと 「scopy source destination/o /a /s」コマンドを使用します。コマンドの "source" はコピー元フォルダへのパスを表し、"destination" はコピー先フォルダへのパスを表します。/o オプションは所有者のセキュリティ情報をコピーし、/a オプションは監査情報をコピーし、/s オプションはサブ フォルダ内のすべてのファイルを含みます。

Scopy.exe ツールでは、FAT (ファイル アロケーション テーブル) および HPFS (ハイ パフォーマンス ファイル システム) などのセキュリティ機能を使用しないファイル システムをコピー先またはコピー元としてファイルをコピーすることはできません。Scopy.exe ツールは、NTFS ファイル システムのセキュリティ情報だけをコピーします。このツールを使って共有のアクセス許可をコピーすることはできません。

Permcopy.exe ツールを使ってある共有から別の共有に共有のアクセス許可をコピーするには、「permcopy \\source_server\share_name \\destination_server\share_name」コマンドを使用します。コマンドの "source_server\share_name" と "destination_server\share_name" は、コピー元の共有およびコピー先の共有への UNC (Universal Naming Convention) パスです。

: Permcopy.exe ツールを使って管理用共有 (sharename$、C$ または IPC$ など) のアクセス許可をコピーすることはできません。x86 ベースのコンピュータに存在する管理用共有にアクセス許可をコピーすると、Services.exe プログラムが応答を停止することがあります。

レジストリ キー、サービス、および他のオブジェクトを移行する方法

Subinacl.exe ツールは、ファイル、ディレクトリ、レジストリ キー、およびサービスのセキュリティ情報を取得するため、そしてこの情報をユーザーからユーザー、グループからグループ、さらにドメインからドメインに転送するために使用できます。

Subinacl.exe ツールを使って他のドメイン オブジェクトを移行するには、以下の構文のコマンドを使用します。
subinacl /object_type object_name /action=parameter /action=parameter
Subinacl.exe ツールで操作できるオブジェクトの種類は、以下のとおりです。
  • レジストリ キーとサブキー
  • ファイル
  • ディレクトリ
  • 共有
  • サービス
  • カーネル オブジェクト
上記のオブジェクトで実行可能な操作は、以下のとおりです。
  • 表示
  • 所有権の変更
  • オブジェクト内すべてのアクセス制御エントリの置き換え
  • オブジェクトのドメイン名の変更
  • あるドメインから別のドメインにオブジェクトを移行

"Domain1\Sales" を含むすべてのアクセス制御リストのセキュリティ ID を "Domain2\Sales" のアクセス制御リストのセキュリティ ID に置き換えるには、Subinacl.exe ツールと以下のコマンドを使用します。
subinacl /replace=domain1\sales=domain2\sales
これらのツールの構文および用途に関する詳細については、Windows NT Server 4.0 Resource Kit Supplement 3 の Rktools.hlp ファイルを参照してください。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 301940? (http://support.microsoft.com/kb/301940/EN-US/ ) (最終更新日 2001-11-02) をもとに作成したものです。


この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
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kbhowto kbhowtomaster jptrf KB301940
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