Windows XP で ATAPI ディスク ドライブに対して 48 ビット論理ブロック アドレス サポートを有効にする方法

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文書番号: 303013 - 対象製品
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はじめに

この資料では、現在の 137 GB (ギガバイト) の制限を超えるハード ディスク容量の使用を可能にする ATA パケット インターフェイス (ATAPI) ディスク ドライブ用の Microsoft Windows XP Service Pack 1 (SP1) の 48 ビット論理ブロック アドレス (LBA) サポートについて説明します。

: Windows XP SP1 を実行していない場合、48 ビット LBA サポートはサポートされません。48 ビット LBA サポートを使用する場合は、Windows XP SP1 以降を適用する必要があります。Windows XP Media Center Edition および Windows XP Tablet PC Edition には既に SP1 が含まれています。

最新の Windows XP Service Pack の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322389 最新の Windows XP Service Pack を入手する方法

詳細

Windows XP SP1 には ATAPI ディスク ドライブ用の 48 ビット LBA サポートが含まれています。このサポートによって、現在の 137 GB の制限より大きなハード ディスクを使用できます。SP1 ではサポートがデフォルトで有効にされています。SP1 が動作中であることを確認するには、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[全般] タブの [システム] の下に [Service Pack 1] と表示されます。

最新の ATAPI ドライバを使用しているかどうかを調べるには、%systemroot%\system32\drivers フォルダの Atapi.sys ファイルのバージョンが 5.1.2600.1135 (Windows XP 64-Bit Edition の場合は 5.1.2600.1152) 以降であることを確認します。これを確認するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックして、[ファイルとフォルダすべて] をクリックします。
  2. Atapi.sys と入力し、[検索] をクリックします。
  3. %systemroot%\system32\drivers フォルダに Atapi.sys ファイルが見つからない場合、検索コンパニオンで [詳細設定オプション] をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索] チェック ボックスをオンにして、手順 2. を繰り返します。

    隠しフォルダやシステム フォルダの検索方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    302347 Windows XP で隠しファイル、またはシステムファイルの検索方法
  4. %systemroot%\System32\Drivers フォルダの Atapi.sys を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. [バージョン情報] タブで、ファイルのバージョンを確認します。
Atapi.sys のバージョンが 5.1.2600.1135 (Windows XP 64-Bit Edition の場合は 5.1.2600.1152) でない場合、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) に記載されている修正プログラムを入手し、インストールします。

この修正プログラムの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
331958 スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリダンプの書込みでハード ディスク ドライブが破壊される可能性がある
デフォルトでは、オリジナル リリースの Windows XP Home Edition と Windows XP Professional には 48 ビット LBA サポートは含まれていません。48 ビット LBA ATAPI サポートを使用するには、以下の要件を満たしている必要があります。
  • BIOS が 48 ビット LBA に対応しています。
  • ハード ディスクの容量が 137 GB を超えています。
  • Windows XP SP1 がインストールされている必要があります。
Windows XP Home Edition および Windows XP Professional のオリジナル リリースでは、次のレジストリ サブキーの EnableBigLba というレジストリ値を 1 に設定することによって、48 ビット LBA をテスト目的で有効にできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters\
警告 : 以下のいずれかの状況が該当する場合、データが破損するおそれがあります。
  • Windows XP Home Edition および Windows XP Professional のオリジナル リリースで、このレジストリ値を使用して、48 ビット LBA サポートを有効にした場合
  • Windows XP SP1 など、48 ビット対応のオペレーティング システムによって作成された、現在のアドレス制限の 137 GB 以上のディスク パーティションに、Windows の以前のバージョンをインストールした場合
: Windows XP SP1 以降では、先述のレジストリ設定は無視されます。最小要件を満たしていない場合、Windows XP Home Edition または Windows XP Professional のオリジナル リリースで、上記のレジストリ設定を編集して 48 ビット LBA ATAPI サポートを有効にすると、次の現象が発生することがあります。
  • レジストリ値 EnableBigLba が無効になります。137 GB を超える容量のハード ディスクをサポートできる 48 ビット対応の BIOS が使用されている場合は、ハード ディスクの最初の 137 GB のみがアドレス指定可能で、ハード ディスクの残りの部分は使用されません。
  • レジストリ値 EnableBigLba は有効だが、48 ビット LBA 対応の BIOS が使用されておらず、ハード ディスクの容量が 137 GB 以下の場合。

    レジストリ設定を編集して 48 ビット LBA ATAPI のサポートを有効にしても、48 ビット LBA 対応の BIOS と容量が 137 GB を超えるハード ディスクを使用していない場合、システムは変更されません。ハード ディスクは、標準のハード ディスクと同じように機能し続けます。
  • レジストリ値 EnableBigLba は有効だが、48 ビット LBA 対応の BIOS が使用されておらず、ハード ディスクの容量が 137 GB を超える場合。

    容量が 137 GB を超えるハード ディスクを使用しているが、48 ビット LBA 対応の BIOS を使用していない環境で、レジストリで 48 ビット ATAPI のサポートを有効にした場合、ハード ディスクの最初の 137 GB のみがアドレス指定可能で、ハード ディスクの残りの部分は使用されません。
Microsoft システム準備ツール (Sysprep) を使用して、無人インストールで 48 ビット LBA のサポートを有効にするには、以下の手順を実行します。
  1. メモ帳に以下のテキストをコピーし、48bitLba.inf ファイルとして保存します。
    [version]
    signature="$CHICAGO$"
    SetupClass=BASE
    [DefaultInstall]
    AddReg=48bitlba.Add.Reg
    [48bitlba.Add.Reg]
    HKLM,"System\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters","EnableBigLba",0x10001,1
  2. 以下の行を含む、Cmdlines.txt という名前のファイルを作成します。

    [Commands]
    "rundll32 setupapi,InstallHinfSection DefaultInstall 128 .\48BITLBA.INF"
  3. Sysprep イメージの Sysprep\I386 フォルダに移動し、このフォルダに $OEM$ サブフォルダを作成します。
  4. 48bitlba.inf および Cmdlines.txt ファイルを Sysprep\I386\$OEM$ フォルダにコピーします。
  5. Sysprep.inf ファイルの [Unattended] セクションに InstallFilesPath という名前のキーを追加します。このキーには、InstallFilesPath = "C:\sysprep\i386" という値を入力します。
上記の設定を Riprep.exe プログラムで作成された Images フォルダに追加するには、以下の手順を実行します。
  1. Riprep イメージを含むリモート インストール サーバーの次のフォルダ内に、Sysprep\I386\$OEM$ フォルダを作成します。
    RemoteInstall\Setup\Language\Images\Riprep_dir_name\I386\Mirror1\UserData
    : Language は、英語の場合は "English" で、Riprep_dir_name は、Riprep イメージに対して選択した固有の名前です。
  2. 48bitlba.inf および Cmdlines.txt ファイルを $OEM$ フォルダにコピーします。
  3. 以下のフォルダの Riprep.sif ファイル (および作成した Riprep イメージのテンプレート ファイル) を修正します。
    RemoteInstall\Setup\Language\Images\Riprep_dir_name\I386\Templates\Riprep.sif
    これを行うには、OemPreinstall 値と InstallFilesPath 値を追加します。

    [Unattended]
    OemPreinstall = "Yes"
    InstallFilesPath = "C:\sysprep\i386"
  4. ファイルを保存して閉じます。
OEM では、Microsoft Windows OEM プレインストール キットを使用してこのサポートを有効にできます。

詳細については、OEM プレインストール キットまたは以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/oem/japanese/default.htm

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 303013 (最終更新日 2004-05-31) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 303013 - 最終更新日: 2004年6月25日 - リビジョン: 6.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
  • Microsoft Windows XP Media Center Edition
  • Microsoft Windows XP Home Edition SP1
  • Microsoft Windows XP Professional SP1
  • Microsoft Windows XP 64-Bit Edition Version 2002 SP1
キーワード:?
kbhowto kbregistry kbappcompatibility kbenv kbwinxpsp1fix KB303013
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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