Excel 2000 SR-1 のマクロ問題を修正するセキュリティ更新プログラム (2002 年 4 月 25 日) の詳細

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文書番号: 306604 - 対象製品
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目次

概要

マイクロソフトは、Microsoft Excel 2000 SR-1 更新プログラムを再リリースしました。この更新プログラムは、Excel ファイルで悪質なコードを警告なく実行することを可能にする脆弱性を修正するものです。通常 Excel 2000 では、マクロを含む文書を開くときに警告が表示されますが、悪意のあるユーザーがこの脆弱性を利用すると、警告なしでマクロが実行されるようにマクロを修正することが可能となります。これにより、ユーザーが Web サイトにアクセスしたときや電子メールを開いたときに、データが破壊されたり、ユーザーのコンピュータから許可なくデータが取得されたりする可能性があります。この更新プログラムを適用すると、マクロを含む Excel ファイルが開かれる前に警告が表示されるようになります。

この問題の詳細については、「不正な Excel または PowerPoint の文書がマクロのセキュリティを無視する (MS01-050)」を参照してください。

この更新プログラムは、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) に記載される問題を修正するために 2002 年 4 月 25 日に再リリースされました。
318474 [XL2000] マクロ問題を修正するセキュリティ修正プログラムの適用後に AutoFormat メソッドが動作しない

この資料では、Excel 2000 SR-1 のマクロ問題を修正するセキュリティ更新プログラムのダウンロード方法およびインストール方法について説明します。

最新の Microsoft Office 2000 Service Pack の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
276367 [OFF2000] 最新の Office 2000 Service Pack の入手方法

詳細

更新プログラムのダウンロード方法とインストール方法

以下に挙げる方法のうち、使用中の環境に該当する方法を使用して更新プログラムをインストールしてください。 以下の操作はオペレーティング システムによって手順が異なる場合があります。使用しているオペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

クライアント用更新プログラム

Microsoft Office 2000 を CD-ROM からインストールした場合は、次の手順に従ってクライアント用更新プログラムのダウンロードおよびインストールを行います。
  1. Web ブラウザを使用して、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。
    http://download.microsoft.com/download/excel2000/e2kmac/1/w98nt42kme/en-us/e2kmac.exe
  2. [このプログラムをディスクに保存する] をクリックして、[OK] をクリックします。
  3. E2kmac.exe ファイルを保存するフォルダを選択し、[保存] をクリックします。
  4. エクスプローラで、e2kmac.exe をダブルクリックします。
  5. 更新プログラムのインストールを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  6. [Yes] をクリックして、使用許諾契約に同意します。
  7. Office 2000 の CD-ROM を挿入するように指示されたら、CD-ROM を挿入し、[OK] をクリックします。
  8. 更新プログラムが正しく適用されたというメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
: この更新プログラムは、いったんインストールすると削除できません。

管理者用更新プログラム

Office 2000 をサーバーからインストールした場合、サーバーの管理者が管理者用更新プログラムを使用してサーバーを更新した後、更新プログラムをクライアント コンピュータに展開する必要があります。

サーバーの管理者は、次の手順を実行して管理者用更新プログラムをダウンロードしてください。
  1. 次のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。
    http://download.microsoft.com/download/excel2000/e2kmac/1/w98nt42kme/en-us/e2kmac_a.exe
  2. ファイルをデスクトップにダウンロードします。
  3. エクスプローラで、e2kmac_a.exe ファイルをダブルクリックします。
  4. [Yes] をクリックして、使用許諾契約に同意します。
  5. [Please type the location where you want to place the extracted files] ボックスに C:\e2kmac_a と入力し、[OK] をクリックします。
  6. フォルダを作成するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  7. 管理者用インストールの更新手順を十分に理解している場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、[名前] ボックスに次のコマンドを入力します。
    msiexec /a admin path\MSI file /p C:\e2kmac_a\excel_admin.msp SHORTFILENAMES=1
    admin path は、Office 2000 SR-1 の管理者用インストール ポイントへのパス (C:\Office など)、MSI file は、Office 2000 製品用の MSI データベース パッケージ (Data1.msi など) です。
  8. この更新プログラムをクライアント ワークステーションに展開するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、[名前] ボックスに次のコマンドを入力します。
    msiexec /i admin path\MSI file REINSTALL=EXCELFiles REINSTALLMODE=vomus
    admin path は、Office 2000 SR-1 の管理者用インストール ポイントへのパス (C:\Office など)、MSI file は、Office 2000 製品用の MSI データベース パッケージ (Data1.msi など) です。
管理者用インストールの更新方法およびクライアント ワークステーションへの展開方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
304165 [OFF2000] 管理者用アップデートを適用する方法
この資料に記載されているのは、管理者用更新プログラムの標準的なインストール手順です。Microsoft Office リソース キットの次の資料を参照することもできます。
http://office.microsoft.com/en-us/assistance/HA011525021033.aspx

更新プログラムがインストールされているかどうかを確認する方法

この更新プログラムを適用すると、Excel.exe ファイルが変更されます。Excel.exe のプロパティが更新され、バージョンが 9.0.0.5519 となります。また、更新後の Excel.exe のファイル サイズは 7,159,853 バイトとなります。

更新プログラムが正しくインストールされていることを確認するには、システム上の Excel.exe ファイルのバージョンの下 4 桁が 5519 以上であることを確認します。デフォルトでは、Excel.exe はコンピュータ上の次の場所にあります。
C:\Program Files\Microsoft Office\Office
バージョンの下 4 桁を確認するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントして、[エクスプローラ] をクリックします。
  2. エクスプローラで確認するファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [バージョン情報] タブをクリックします。
: [Microsoft Excel のバージョン情報] ダイアログ ボックス ([ヘルプ] メニューから表示) に表示されるバージョン番号は、更新プログラムを適用した後も変更されません。更新後のバージョンは、Excel.exe ファイルのプロパティ ウィンドウにのみ表示されます。

この更新プログラムで修正される問題

この更新プログラムを適用すると、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) で説明されている問題が修正されます。

272189 [XL2000] JPN: Excel 95 ブック内のネストされたグループ オブジェクトが異なる場所に表示される
268079 [XL2000] Excel ピボットテーブルに誤った OLAP データが表示される
278679 [OFF2000] ブックまたは文書を開くと "このブック (文書) はパスワードで保護されています" というメッセージが表示される
280825 [XL2000] WorkbookBeforePrint イベントを使用すると Excel が予期せず終了する
279673 [XL2000] [JPN] セル内のデータを削除すると Excel が終了する
276603 [XL2000] 韓国語版 Excel 2000 で長い数式または文字列に置換コマンドを使用すると強制終了
283838 [XL2000] 表のレイアウトとともにデータを保存しない場合ピボットテーブルを展開できない
248207 XL2000: Lookup 関数があるリンク先ファイルの更新が旧バージョンの Excel の場合より非常に遅い
290570 [XL2000] PowerPoint で Excel の埋め込みグラフを編集すると正しく表示されなくなる

このリリースで修正されるその他の問題

上記に加え、下記の問題も修正されます。

HTML 形式のブックを Internet Explorer で開くと、埋め込みグラフがデフォルトの色で表示される
グラフが埋め込まれたワークシートを含むブックを HTML 形式で保存した後、そのブックを Microsoft Internet Explorer で開くと、ユーザー設定した色が保持されません。同じ HTML ファイルを Microsoft Excel 2000 で開いた場合には、ユーザー設定した色が正しく表示されます。

Excel グラフを Word に貼り付けるとサイズが変更される
Excel でグラフのサイズをユーザー設定した後、そのグラフをコピーして Microsoft Word に貼り付けると、Excel グラフの大きさがウィンドウのサイズに変更されます。

グラフを含むワークシートを Excel 5.0/95 形式で保存するとエラーが発生する
Excel 2000 で、グラフを含むファイルを Excel 95 形式で保存すると、その Excel 95 ファイルでページ違反が発生する場合があります。

日本語版 : VBA マクロの実行時エラー
日本語版 Excel で、VBA (Visual Basic for Applications) マクロを使用してワークシートを表示しようとすると、"実行時エラー '1004': 'Visible' メソッドは失敗しました: '_Worksheet' オブジェクト" が発生します。

サイズをユーザー設定したグラフを Word で編集するとグラフのサイズが変更される
サイズをユーザー設定した Excel グラフを Word で編集すると、ユーザー設定したグラフのサイズが失われます。

日本語版 : アウトライン グループ内でウィンドウを固定すると正しく再描画されない
Excel でグループ化を行ってアウトラインを作成した後、そのグループ内の列を固定すると、100% 以下の状態から拡大した場合に、固定したウィンドウの左側の列が正しく再描画されません。数字の中には表示されないものがあります。

日本語版 : 印刷プレビュー画面で水平方向にスクロールすると、Excel が突然終了する
印刷プレビュー画面で水平方向のスクロール バーが表示されていないときに、ラップトップ コンピュータのタッチ パッドで水平方向にスクロールしようとすると、Excel が突然終了します。

マウスのボタンを押したままにすると、Excel プログラムが CPU 時間をすべて使用する
Excel のワークシートのセル上でマウスのボタンを押したままにすると、Excel プログラムが利用可能な CPU 時間をすべて使用します。

リンクを含むワークシートが IIS サーバー上に存在する場合、Web ブラウザでリンクを更新するとエラーが発生する
ある Excel ワークシートから別のワークシートへのリンクを更新するとき、それらのファイルが基本認証を使用する Microsoft インターネット インフォメーション サービス サーバー上にあり、ファイルを Internet Explorer で開いている場合、"予期しないエラー" が表示されます。

日本語版 : Windows Messaging をフックするプログラムの実行中に集計フィールドを挿入すると、Excel が突然終了する
Windows Messaging をフックするプログラムの実行中に、[集計フィールドの挿入] ダイアログ ボックスの [フィールドの追加] をクリックすると、Excel が突然終了します。

バイナリ ファイルの変更によってマクロ制御が迂回される
Excel ブックのストリームが変更され、ファイル内のマクロが、マクロの警告の表示やマクロ制御による停止を迂回して実行される可能性があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 306604 (最終更新日 2005-01-28) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 306604 - 最終更新日: 2014年2月24日 - リビジョン: 3.8
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Excel 2000 Service Pack 1
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbupdate kbpubtypekc kbmsccsearch kboffice2000sp3fix kbhowto kbsechack kbsecurity kbsecvulnerability KB306604
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