システム エラー (バグ チェック、システム クラッシュ、致命的なシステム エラー、および STOP エラー) が発生したときの Windows の対処方法を構成することができます。構成可能な対処方法は次のとおりです。
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システム ログにイベントを書き込む。
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管理者へ警告を送信する (管理警告が有効な場合)。
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詳しい知識があるユーザーがデバッグできるように、システム メモリをファイルにダンプする。
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自動的にコンピュータを再起動する。
この手順を完了するには、管理者または Administrators グループのメンバとしてログオンする必要があります。コンピュータがネットワークに接続されている場合は、ネットワーク ポリシーの設定のために、この手順を完了できないことがあります。
システム障害と回復のオプションを構成する
システム障害と回復オプションは、コントロール パネルの [システム] を使用して構成することができます。また、IT プロフェッショナルは、次のレジストリ キーの値を変更することにより、ローカル コンピュータまたはリモート コンピュータのシステム障害と回復の設定を変更することもできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl
以下の手順では、オプションごとに、レジストリ キーとコマンド ラインの例を示します。このコマンド ラインは、コマンド ライン ユーティリティ (Wmic.exe) を使用して Windows Management Instrumentation (WMI) にアクセスすることにより、ローカル コンピュータ上でそのオプションを変更します。詳細については、この資料の「
IT プロフェッショナル向けの補足情報」を参照してください。システム障害と回復のオプションを構成するには、以下の手順を実行します。
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[マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
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[詳細設定] (または [詳細]) タブをクリックし、[起動と回復] の下の [設定] (または [起動と回復]) をクリックします。
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[システム エラー] の下で、システム エラーが発生した場合に Windows が実行する操作に対応するチェック ボックスをオンにします。
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[システム ログにイベントを書き込む] チェック ボックスをオンにすると、システム ログにイベント情報が記録されます。このオプションは、デフォルトでオンになっています。Windows 2000 Server または Windows Server 2003 ファミリ オペレーティング システムを実行中のコンピュータでは、この機能を無効にできません。Windows は、イベント情報を常にシステム ログに書き込みます。Windows XP または Windows 2000 Professional ベースのコンピュータでレジストリを変更して、このオプションをオフにするには、DWORD 値 LogEvent を 0 に設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set WriteToSystemLog = False -
管理警告が構成されているときに、[管理者へ警告を送信する] (または [管理警告を送信する]) チェック ボックスをオンにすると、システム エラーが管理者に通知されます。このオプションは、デフォルトでオンになっています。レジストリを変更して、このオプションをオフにするには、DWORD 値 SendAlert を 0 に設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set SendAdminAlert = False
警告を設定する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
310490
(http://support.microsoft.com/kb/310490/
)
Windows XP で管理警告を設定する方法
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[自動的に再起動する] チェック ボックスをオンにすると、Windows がコンピュータを自動的に再起動します。このオプションは、デフォルトでオンになっています。レジストリを変更して、このオプションをオフにするには、DWORD 値 AutoReboot を 0 に設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set AutoReboot = False
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[デバッグ情報の書き込み] ボックスの一覧では、コンピュータが突然停止した場合に記録する情報の種類を選択します。
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[(なし)] を選択すると、メモリ ダンプ ファイルに情報を記録しません。レジストリを変更して、Windows がメモリ ダンプ ファイルに情報を記録しないように指定するには、DWORD 値 CrashDumpEnabled に 0 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugInfoType = 0 -
[最小メモリ ダンプ (64 KB)] を選択すると、問題の特定に役立つ最小限の情報が記録されます。このオプションを選択すると、コンピュータのブート ボリューム上に 2 MB 以上のページング ファイルが必要になり、システムが突然停止するたびに、Windows によって新しいファイルが作成されます。これらのファイルは、[最小ダンプ ディレクトリ] ボックスに指定されたフォルダ (%SystemRoot%\Minidump) に格納されます。Windows XP と Windows Server 2003 では、Windows エラー報告機能がこの最小メモリ ダンプ ファイルを使用します。レジストリを変更して、最小メモリ ダンプ ファイルを使用するように指定するには、DWORD 値 CrashDumpEnabled に 3 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugInfoType = 3
レジストリを変更して、最小ダンプ ファイルを保存するディレクトリとして D:\Minidump フォルダを指定するには、展開可能な文字列値 MinidumpDir に D:\Minidump を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set MiniDumpDirectory = D:\Minidump -
[カーネル メモリ ダンプ] を選択すると、カーネル メモリのみを記録します。このオプションは、最小メモリ ダンプよりも多くの情報を保存しますが、完全メモリ ダンプよりは時間がかかりません。ファイルは [ダンプ ファイル] ボックスで指定したディレクトリ (デフォルトでは %SystemRoot%\Memory.dmp) に保存されますが、[既存のファイルに上書きする] チェック ボックスがオンの場合、以前に保存したカーネル メモリ ダンプと完全メモリ ダンプ ファイルは、すべて上書きされます。このオプションを選択した場合、大きなページング ファイルを保存するのに十分な容量がブート ボリューム上に必要です。必要な容量はコンピュータの RAM サイズによって異なります (32 ビット システムのカーネル メモリ ダンプに必要な最大容量は 2 GB に 16 MB を加えた容量ですが、64 ビット システムでカーネル メモリ ダンプに必要な最大容量は RAM サイズに 128 MB を加えた容量です)。次の表にページング ファイル サイズのガイドラインを示します。
元に戻す全体を表示する
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RAM サイズ
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ページング ファイルの最小サイズ
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256 MB 〜 1,373 MB
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RAM サイズの 1.5 倍
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1,374 MB 以上
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32 ビット システム : 2 GB + 16 MB
64 ビット システム : RAM サイズ + 128 MB
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レジストリを変更して、カーネル メモリ ダンプを使用するように指定するには、DWORD 値 CrashDumpEnabled に 2 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugInfoType = 2
レジストリを変更して、メモリ ダンプ ファイルとして D:\Dump\Mem.dmp を指定するには、展開可能な文字列値 DumpFile に D:\Dump\Mem.dmp を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力し、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugFilePath = D:\Dump\Mem.dmp
レジストリを変更して、以前のカーネル メモリ ダンプや完全メモリ ダンプのファイルが上書きされないように指定するには、DWORD 値 Overwrite に 0 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力し、Enter キーを押します。
wmic recoveros set OverwriteExistingDebugFile = 0 -
[完全メモリ ダンプ] を選択すると、コンピュータが突然停止した場合に、システム メモリの内容がすべて記録されます。このオプションは、2 GB 以上の RAM を搭載したコンピュータでは使用できません。
この問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
274598
(http://support.microsoft.com/kb/274598/
)
2 GB 以上の RAM が搭載されたコンピュータでは完全メモリ ダンプを使用できない
このオプションを選択した場合、ブート ボリューム上に、物理 RAM の全容量に 1 MB を加えた容量のページング ファイルが必要です。このファイルは、[ダンプ ファイル] ボックスで指定したフォルダ (デフォルトは %SystemRoot%\Memory.dmp) に格納されます。
完全メモリ ダンプでは、メモリの内容のダンプに加えて Windows がヘッダーの書き込みを行うため、1 MB 余分に容量が必要となります。ヘッダーにはクラッシュ ダンプの署名が含まれ、いくつかのカーネル変数の値が指定されます。ヘッダー情報にこの容量すべてが必要となるわけではありませんが、Windows のページング ファイルは 1 MB 単位で設定されます。
レジストリを変更して、完全メモリ ダンプ ファイルを使用するように指定するには、DWORD 値 CrashDumpEnabled に 1 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力して、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugInfoType = 1
レジストリを変更して、メモリ ダンプ ファイルとして D:\Dump\Mem.dmp を指定するには、展開可能な文字列値 DumpFile に D:\Dump\Mem.dmp を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力し、Enter キーを押します。
wmic recoveros set DebugFilePath = D:\Dump\Mem.dmp
レジストリを変更して、以前のカーネル メモリ ダンプや完全メモリ ダンプのファイルが上書きされないように指定するには、DWORD 値 Overwrite に 0 を設定します。この操作を行うには、コマンド プロンプトで以下の情報を入力し、Enter キーを押します。
wmic recoveros set OverwriteExistingDebugFile = 0
注 : STOP エラーについて Microsoft Product Support Services に問い合わせる場合、[デバッグ情報の書き込み] のオプションで作成されたシステム メモリ ダンプ ファイルが必要になる場合があります。
Windows メモリ ダンプ ファイルのオプションの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
254649
(http://support.microsoft.com/kb/254649/
)
Windows Server 2003、Windows XP、および Windows 2000 のメモリ ダンプ ファイル オプションの概要
IT プロフェッショナル向けの補足情報
上の手順で説明したコマンド例では Wmic.exe を使用して、Windows レジストリのシステム障害と回復のオプションを構成しています。Wmic.exe は Windows XP と Windows Server 2003 に含まれています。Wmic.exe は Windows 2000 には含まれていませんが、Windows XP や Windows Server 2003 ベースのコンピュータから Wmic.exe を実行することで、リモートの Windows 2000 ベースのコンピュータ上のシステム障害と回復のオプションを設定することができます。Windows 2000 ベースのコンピュータでは、DebugInfoType プロパティはサポートされていません。
Wmic.exe ユーティリティの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
290216
(http://support.microsoft.com/kb/290216/
)
Windows Management Instrumentation (WMI) コマンド ライン ユーティリティ (Wmic.exe) の説明
ローカル コンピュータ上のシステム障害と回復の設定を表示するには、コマンド プロンプトで
wmic recoveros と入力して、Enter キーを押します。LAN にあるリモート コンピュータのシステム障害と回復の設定を表示するには、コマンド プロンプトで
wmic /node:"computer_name" recoveros と入力して、Enter キーを押します。この例にある Wmic.exe のコマンド ラインを使用するには、コンピュータの管理者権限を持つアカウントでログオンする必要があります。コンピュータの管理者権限のないユーザー アカウントを使用してログオンしている場合は、/user:
user_name スイッチと /password:
password スイッチを使用します。
レジストリ エディタやその他のユーティリティを使用して、Windows XP、Windows 2000、および Windows Server 2003 ベースのコンピュータ上のこれらのレジストリ値を編集することもできます。
Windows レジストリの編集の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756
(http://support.microsoft.com/kb/322756/
)
Windows XP および Windows Server 2003 でレジストリをバックアップ、編集および復元する方法
322755
(http://support.microsoft.com/kb/322755/
)
Windows 2000 でレジストリをバックアップ、編集、および復元する方法
トラブルシューティング
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ダンプ ファイル機能を活用するには、ページング ファイルがブート ボリューム上に存在する必要があります。ページング ファイルを他のボリュームに移動した場合は、この機能を使用する前に、ブート ボリュームに戻すようにしてください。
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[カーネル メモリ ダンプ] または [完全メモリ ダンプ] を設定して、[既存のファイルに上書きする] チェック ボックスをオンにすると、メモリ ダンプは常に同じ名前のファイルに書き込まれます。個別にダンプ ファイルを保存するには、[既存のファイルに上書きする] チェック ボックスをオフにし、STOP エラーが発生するたびにファイル名を変更します。
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[システム ログにイベントを書き込む] チェック ボックスおよび [管理者へ警告を送信する] チェック ボックスをオフにすると、メモリを節約することができます。節約できるメモリはコンピュータによって異なりますが、一般的に、これらの機能には約 60 〜 70 KB が必要です。
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テスト用のダンプ ファイルが生成されるようにコンピュータを構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
244139
(http://support.microsoft.com/kb/244139/
)
キーボード操作でメモリ ダンプ ファイルを作成できる Windows の機能
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最小メモリ ダンプの内容を読み取るために使用可能なツールの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
315263
(http://support.microsoft.com/kb/315263/
)
Windows でデバッグ用に作成された最小メモリ ダンプ ファイルを読み取る方法
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Microsoft Product Support Services に問い合わせる前に STOP メッセージの原因を特定する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
314103
(http://support.microsoft.com/kb/314103/
)
ブルー スクリーンで STOP メッセージが表示された後、マイクロソフトに問い合わせる前に準備すること
文書番号: 307973 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 6.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows XP Professional
- Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
- Microsoft Windows XP Media Center Edition
- Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server
- Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
- Microsoft Windows 2000 Professional
- Microsoft Windows 2000 Server
- Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
- Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
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