文書番号: 308260 - 最終更新日: 2009年10月15日 - リビジョン: 6.1

Windows ベースのコンピューターで Internet Explorer のスクリプト エラーをトラブルシューティングする方法

目次

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現象

Web ページが正しく表示されないか動作せず、以下のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
Web ページに問題があるため、正しく表示または機能しなくなる可能性があります。今後、ステータス バーに表示された警告アイコンをダブルクリックすると、このページを表示できます。
[詳細の表示] をクリックすると、次のようなエラーの詳細が表示されます。
行: 44
文字: 11
エラー: オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません。
コード: 0
URL: http://Webserver/page.htm
ランタイム エラーが発生しました。
デバッグしますか?
行: 44
エラー: オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません。
また、Microsoft Internet Explorer のステータス バーに、次の警告メッセージが表示されることもあります。
実行しましたが、ページでエラーが発生しました。

対処方法

この資料では、この問題を解決するための 5 つの方法を紹介します。また、高度なトラブルシューティングのヒントもいくつか取り上げます。問題が解決するまで、それぞれの方法を記載されている順に実行してください。1 つの方法を実行して問題が解決しなかった場合に、次の方法を試します。

この資料は初級レベルから中級レベルのコンピューター ユーザーを対象にしています。この資料を最初に印刷しておくと、手順を実行しやすい場合があります。

方法 1: スクリプトのデバッグを無効にする

エラー メッセージが表示されることだけが問題の場合、つまり、Web サイトが正しく動作している場合、このエラーは無視できます。また、1 つか 2 つの Web ページでのみ問題が発生するときは、そのページに問題がある可能性があります。エラーを無視する場合は、スクリプトのデバッグを無効にできます。

: この問題が発生するサイトが 1 つか 2 つだけでないときは、スクリプトのデバッグを無効にせず、方法 2 に進みます。

Internet Explorer 6 でスクリプトのデバッグをオフにするには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブで、[スクリプトのデバッグを使用しない] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
Internet Explorer 7 でスクリプト エラーごとに通知を表示しないようにするには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブで、[スクリプト エラーごとに通知を表示する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

方法 2: 他のユーザー アカウント、ブラウザー、およびコンピューターから Web ページをテストする

スクリプト エラーが発生している Web ページを、他のユーザー アカウント、ブラウザー、またはコンピューターを使って表示し、問題が発生するかどうかを確認します。依然としてスクリプト エラーが発生する場合は、Web ページの作成方法に問題がある可能性があります。方法 1 で説明したように、このエラーを無視し、スクリプトのデバッグを無効にできます。

その Web ページを他のユーザー アカウント、ブラウザー、またはコンピューターから表示したときに、スクリプト エラーが発生しない場合は、コンピューター上のファイルまたは設定が問題の原因である可能性があります。この場合は、方法 3 に進んで、トラブルシューティングを続行します。

方法 3: アクティブ スクリプト、ActiveX、および Java が Internet Explorer によってブロックされていないことを確認する

Web ページに情報をどのように表示するかを決定する処理には、アクティブ スクリプト、ActiveX、および Java がすべてかかわっています。これらがコンピューター上でブロックされていると、Web ページの表示が崩れる場合があります。そこで、Internet Explorer のセキュリティ設定をリセットし、これらのブロックを解除します。この作業は、以下の手順で実行します。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [インターネット オプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブをクリックします。
  4. [既定のレベル] をクリックします。
  5. [OK] をクリックします。
: Internet Explorer でセキュリティのレベルが [高] に設定されている場合、ActiveX コントロールおよび Java プログラムは無効になっています。

スクリプト エラーが発生していた Web ページを開き、エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、方法 4 に進みます。

方法 4: インターネット関連のすべての一時ファイルを削除する

ブラウザーを開いて Web ページを表示するたびに、コンピューターの一時ファイルに Web ページのローカル コピーが保存されます。インターネット一時ファイル フォルダーのサイズが大きすぎると、Web ページを開くときに表示に関する問題が発生する可能性があります。フォルダー内の一時ファイルを定期的に消去することが、問題の解決に役立つ場合があります。

Internet Explorer 6 でインターネット関連のすべての一時ファイルをコンピューターから削除するには、次の手順を実行します。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [全般] タブをクリックします。
  4. [インターネット一時ファイル] の [設定] をクリックします。
  5. [ファイルの削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
  6. [Cookie の削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
  7. [履歴] の [履歴のクリア] をクリックし、[はい] をクリックします。
  8. [OK] をクリックします。
Internet Explorer 7 でインターネット関連のすべての一時ファイルをコンピューターから削除するには、次の手順を実行します。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [全般] タブをクリックします。
  4. [閲覧の履歴] で [削除] をクリックし、削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  5. [閲覧の履歴の削除] ダイアログ ボックスで、[インターネット一時ファイル] の [ファイルの削除] をクリックし、削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  6. [Cookie] で [Cookie の削除] をクリックし、削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  7. [履歴] で [履歴の削除] をクリックし、削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  8. [閉じる] をクリックし、[OK] をクリックして、[インターネット オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
スクリプト エラーが発生していた Web ページを開き、エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、方法 5 に進みます。

方法 5: Internet Explorer 6 または Internet Explorer 7 の最新のサービス パックおよびソフトウェア更新プログラムをインストールする

Internet Explorer 6 または 7 の最新のサービス パックまたはソフトウェア更新プログラムがインストールされていない場合は、ダウンロードしてインストールします。このサービス パックまたはソフトウェア更新プログラムに、問題の解決に役立つ更新が含まれている可能性があります。

Internet Explorer 6 Service Pack 1 をインストールするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=1e1550cb-5e5d-48f5-b02b-20b602228de6 (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=1e1550cb-5e5d-48f5-b02b-20b602228de6)
: Windows XP より前の Windows のバージョンを実行しているシステムでは Internet Explorer 6 Service Pack 1 を使用することをお勧めします。

Internet Explorer 6 または Internet Explorer 7 の最新のソフトウェア更新プログラムをインストールするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://windowsupdate.microsoft.com (http://windowsupdate.microsoft.com)

高度なトラブルシューティング

以下の説明は、上級レベルのコンピューター ユーザーを対象としています。ここでは、問題を解決するための 5 つの方法を紹介します。高度なトラブルシューティングに自信がない場合は、「次の手順」セクションに進んでください。

方法 1: アクティブ スクリプト、ActiveX、および Java がウイルス対策プログラムまたはファイアウォールによってブロックされていないことを確認する

スクリプト、ActiveX コントロール、および Java プログラムのブロックを解除する方法については、使用しているファイアウォールまたはウイルス対策プログラムのドキュメントを参照してください。スクリプト、ActiveX コントロール、および Java プログラムは、Web ページの表示方法を決定するのに役立ちます。これらがブロックされていると、Web ページの表示が崩れる場合があります。必要な変更を行ったら、スクリプト エラーが発生していた Web ページを開きます。エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、高度なトラブルシューティングの方法 2 に進みます。

方法 2:ウイルス対策プログラムがインターネット一時ファイルまたはダウンロードされたプログラム ファイルのフォルダーをスキャンするように設定されていないことを確認する

ウイルス対策プログラムによってスクリプトがウイルスと見なされ、実行できないようになっていると、スクリプト エラーが発生する場合があります。この動作を回避するには、ウイルス対策プログラムでインターネット一時ファイルまたはダウンロードされたプログラム ファイルのフォルダーをスキャンしないようにします。

ウイルス対策プログラムによってこれらのフォルダーがスキャンされないようにする方法については、使用しているウイルス対策プログラムのドキュメントを参照してください。必要な変更を行ったら、スクリプト エラーが発生していた Web ページを開きます。エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、高度なトラブルシューティングの方法 3 に進みます。

方法 3:スムーズ スクロールをオフにする

ビデオ ディスプレイに関する問題がある場合は、スムーズ スクロールによってスクリプトのタイミングがずれ、これによりエラーが発生している可能性があります。Internet Explorer 6 でスムーズ スクロール機能を無効にするには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブをクリックし、[スムーズ スクロールを使用する] チェック ボックスをオフにします。
  3. [OK] をクリックし、Internet Explorer を終了します。
Internet Explorer 7 でスムーズ スクロール機能を無効にするには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブをクリックし、[ブラウズ] の下の [スムーズ スクロールを使用する] チェック ボックスをオフにします。
  3. [OK] をクリックし、Internet Explorer を終了します。
: これにより問題が解決した場合は、ビデオ アダプターの更新版ドライバーがないかどうかを確認してください。更新版ドライバーを入手するには、ビデオ アダプターまたはコンピューターの製造元に問い合わせてください。

スクリプト エラーが発生していた Web ページを開き、エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、高度なトラブルシューティングの方法 4 に進みます。

方法 4: ハードウェア アクセラレータを無効にする

多くのアプリケーションがハードウェア アクセラレータを使用して、コンピューターが処理速度を高め、ユーザーが快適にコンピューターを操作できるようにしています。ただし、ハードウェア アクセラレータの設定が間違っていると、Web ページの表示に問題が発生することがあります。そこで、ハードウェア アクセラレータを無効にして、スクリプト エラーが解決するかどうかを確認します。使用しているオペレーティング システムに応じて、次の手順を実行してください。

Windows XP または Windows Server 2003 でハードウェア アクセラレータを無効にするには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[名前] ボックスに「desk.cpl」と入力し、Enter キーを押します。
  2. [設定] タブをクリックし、[詳細設定] をクリックします。
  3. [トラブルシューティング] タブをクリックし、[ハードウェア アクセラレータ] のスライダーを [なし] に移動します。
  4. [OK] を 2 回クリックします。
Windows Vista でハードウェア アクセラレータを無効にするには、次の手順を実行します。
  1. コントロール パネルのディスプレイ項目を開きます。それには、[スタート] ボタン
    元に戻す画像を拡大する
    [スタート] ボタン
    をクリックし、[検索の開始] ボックスに「desk.cpl」と入力し、[プログラム] ボックスの一覧の [desk.cpl] をクリックします。
  2. [画面の設定] をクリックし、[詳細設定] をクリックします。

    元に戻す画像を拡大する
    ユーザー アクセス制御の許可
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
  3. [ハードウェア アクセラレータ] のスライダーを [なし] に移動します。
: この手順を実行することによって問題が解決した場合、ビデオ アダプターのドライバーの更新が必要になることがあります。使用しているビデオ アダプターの更新版ドライバーの入手方法については、ビデオ アダプターまたはコンピューターの製造元に問い合わせてください。

スクリプト エラーが発生していた Web ページを開き、エラーが発生しなかったら、問題は解決しています。問題が引き続き発生する場合は、高度なトラブルシューティングの方法 5 に進みます。

方法 5: Microsoft DirectX の最新版をインストールする

DirectX により、Web ページの表示が向上します。最新版の Microsoft DirectX のインストール方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/windows/directx/default.mspx (http://www.microsoft.com/windows/directx/default.mspx)

次の手順

これでも問題が解決しない場合は、このコンテンツに記載されている方法では、発生している問題を解決できません。この場合は、サポートに問い合わせることができます。サポートへのお問い合わせ方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus (http://support.microsoft.com/contactus)

詳細

この問題の原因に関する情報

この問題は、Web ページの HTML ソース コードが Microsoft JScript スクリプトまたは Visual Basic スクリプトなどのクライアント側スクリプトで正常に動作しないことが原因で発生します。この問題は、以下のいずれかまたは複数の原因によって発生することがあります。
  • Web ページの HTML ソース コードに問題があります。
  • アクティブ スクリプト、ActiveX コントロール、または Java プログラムが、コンピューターまたはネットワークでブロックされています。Internet Explorer、またはウイルス対策プログラムやファイアウォールなど、その他のプログラムが、アクティブ スクリプト、ActiveX コントロール、または Java プログラムをブロックするように構成されている可能性があります。
  • ウイルス対策ソフトウェアが、インターネット一時ファイルまたはダウンロードされたプログラム ファイルのフォルダーをスキャンするように構成されています。
  • コンピューターのスクリプト エンジンが破損しているか、最新のものではありません。
  • コンピューター上のインターネット関連のフォルダーが破損しています。
  • ビデオ カードのドライバーが破損しているか、最新のものではありません。
  • コンピューターの DirectX コンポーネントが破損しているか、最新のものではありません。
: ASP (Active Server Pages) の Visual Basic スクリプトなど、サーバー側のスクリプトは、Web サーバー上で実行されます。サーバー側のスクリプトのエラーが原因で発生するスクリプト エラーの場合、Internet Explorer にエラー メッセージは表示されませんが、そのエラーが原因で Web ページが正しく表示されないか、正常に機能しないことがあります。この資料に記載されているトラブルシューティングの情報は、クライアント側のスクリプト エラーを対象としています。サーバー側のスクリプトに問題がある可能性がある場合は、Web サーバーの管理者に問い合わせてください。

関連情報

811311? (http://support.microsoft.com/kb/811311/ ) サポート ウェブキャスト: Microsoft Internet Explorer: Web コンテンツの問題のトラブルシューティング
810395? (http://support.microsoft.com/kb/810395/ ) Internet Explorer 6 の使用中にスクリプト エラーが表示される (英語)
933873? (http://support.microsoft.com/kb/933873/ ) [FIX] Internet Explorer 7 がインストールされているコンピューターでスクリプトを実行すると、スクリプト エラーが表示されることがある

この資料で問題が解決しなかった場合、または、この資料に記載されている現象とは異なる現象が発生する場合は、詳細についてサポート技術情報を検索してください。サポート技術情報番号を検索するには、以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。
http://support.microsoft.com (http://support.microsoft.com/)
次に、検索フィールドに、表示されるエラー メッセージを入力するか、問題の詳細を入力してください。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Internet Explorer 7 for Windows XP
  • Windows Internet Explorer 7 for Windows Server 2003
  • Windows Internet Explorer 7 in Windows Vista
  • Microsoft Internet Explorer 6.0
  • Windows Internet Explorer 8
  • Windows 7 Enterprise
  • Windows 7 Home Basic
  • Windows 7 Home Premium
  • Windows 7 Professional
  • Windows 7 Starter
  • Windows 7 Ultimate
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