Visual C# .NET で OleDbConnection オブジェクトを持つデータ リンク ファイルを使用する方法

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文書番号: 308426 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、OLE DB Universal Data Link ファイル (.udl) を使用して、ADO.NET の OleDbConnection オブジェクトでデータベース接続を確立するために使用する接続文字列を指定する方法について、実例を使って説明します。

OLE DB Universal Data Link ファイル (.udl) は、OLE DB のデータ ソースへの接続に使用される、ADO (ActiveX Data Objects) 接続文字列の作成と確認に便利な方法を提供します。この接続文字列の情報は、.udl 拡張子を持つファイルに特定のフォーマットで保持されます。ADO.NET の OleDbConnection オブジェクトの ConnectionString プロパティで .udl ファイルを参照して、このオブジェクトがデータベースに接続するために使用する必要がある接続文字列を指定できます。この接続文字列の File Name パラメータを使用して、この接続文字列の情報を含む .udl ファイルの名前を指定します。

以下の情報は、NET Framework クラス ライブラリのマニュアル (「関連情報」を参照してください) 中の資料「OleDbConnection.ConnectionString プロパティ」から抜粋したものです。
UDL を参照するには、File Name = myfile.udl の書式で、UDL への参照を ConnectionString に追加します。接続文字列に複数の UDL が指定されている場合は、最後に出現する UDL だけが読み込まれます。UDL を指定し、続いて OleDbConnection オブジェクトを呼び出して ConnectionString を取得すると、ConnectionString には、ファイルの内容ではなく、UDL ファイルへの参照が含まれます。UDL を指定した接続文字列は、OleDbConnection を開くたびに解析されます。これはパフォーマンスに影響を与えることがあるため、ConnectionString では UDL を参照しないことをお勧めします。

サンプル プロジェクトをビルドする

以下の手順に従い、.udl ファイルを使用して ADO.NET の OleDbConnection オブジェクトに対する接続文字列の情報を指定する Visual C# .NET コンソール アプリケーションを作成します。
  1. Microsoft OLE DB Provider for SQL Server を使用し、ユーザーの Microsoft SQL Server データベースの 1 つに接続して、ドライブ C のルート フォルダに Test.udl という名前の .udl ファイルを作成します。

    SQL Server データベースにアクセスしない場合には、Microsoft OLE DB Provider for Jet 4.0 を使用して、Microsoft Access 97 または Microsoft Access 2000 のデータベースに接続するよう .udl ファイルを構成することもできます。 .udl ファイルの作成方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    189680 [VB] ADO 2.0 でデータ リンク ファイルを使用する方法
  2. 新しい Visual C# .NET コンソール アプリケーションを開きます。
  3. Class1 モジュールのデフォルトのコードを以下のコードに置き換えます。
    using System;
    using System.Data;
    using System.Data.OleDb;
    
    namespace DataLink
    {
        class Class1
        {
            static void Main(string[] args)
            {
                OleDbConnection myConnection = new OleDbConnection("File Name = d:\\test.udl");
    
                try
                {
                    myConnection.Open();
                    if (myConnection.State == ConnectionState.Open)
                        Console.WriteLine("Connection opened successfully!");
                    else
                        Console.WriteLine("Connection could not be established");
                }
                catch(Exception ex)
                {
                    Console.WriteLine(ex.Message.ToString());
                }
                finally
                {
                    myConnection.Close();
                }
                Console.ReadLine();
     
                return;
            }
        }
    }
    					
  4. .udl ファイルを異なる名前で作成する場合、または異なる場所に保持する場合は、OleDbConnection オブジェクトの ConnectionString プロパティを設定するステートメントで、.udl ファイルへのパスを変更します。
  5. Visual Studio.NET 統合開発環境 (IDE) の中からアプリケーションを実行します。コンソール ウィンドウが開き、OleDbConnection オブジェクトが .udl ファイル内の接続文字列の情報を使用してデータベース接続を確立できたことを示すテキスト " Connection opened successfully!" が表示されます。
  6. Enter キーを押して、コンソール ウィンドウを閉じ、アプリケーションを終了します。

関連情報

OleDbConnection.ConnectionString プロパティの詳細については、次の .NET Framework クラス ライブラリのドキュメントを参照してください。
http://msdn.microsoft.com/library/ja/default.asp?url=/library/ja/cpref/html/frlrfsystemdataoledboledbconnectionclassconnectionstringtopic.asp
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
189680 [VB] ADO 2.0 でデータ リンク ファイルを使用する方法

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 308426 (最終更新日 2004-07-14) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 308426 - 最終更新日: 2005年9月22日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft ADO.NET 1.0
  • Microsoft ADO.NET 1.1
  • Microsoft Visual C# .NET 2002 Standard Edition
  • Microsoft Visual C# .NET 2003 Standard Edition
キーワード:?
kbhowtomaster kbsystemdata KB308426
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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