Windows 2000 で Internet Explorer の FTP を PORT モードと PASV モードの両方を使用するように構成する方法

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文書番号: 309816 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Internet Explorer を構成して、FTP (File Transfer Protocol) で PORT モードを使用する方法と PASV モードを使用する方法について説明します。

FTP では、標準 (アクティブ) とパッシブ ("PASV") と呼ばれる 2 つのモードがサポートされています。標準モードの FTP クライアントは、FTP サーバーに PORT コマンドを送信します。パッシブ モードのクライアントは、FTP サーバーに PASV コマンドを送信します。これらのコマンドは、FTP コマンド チャネルを介して送信されます。

標準モードの FTP クライアントは、まず、FTP サーバー上の TCP ポート 21 との接続を確立します。この接続により、FTP コマンド チャネルが確立されます。その後、FTP クライアントは、フォルダ一覧やファイルなどのデータを受信する必要が生じたときに、FTP コマンド チャネルを介して PORT コマンドを送信します。PORT コマンドには、FTP クライアントがデータを受信するポートの情報が入っています。PORT モードでは、FTP サーバーは常に TCP ポート 20 からデータを送信します。FTP サーバーは、データを送信するときにクライアントとの接続を新しく開かなければなりません。

パッシブ モードの FTP クライアントも、FTP サーバー上の TCP ポート 21 との接続を確立して制御チャネルを作成することにより開始します。クライアントがコマンド チャネルを介して PASV コマンドを送信すると、FTP サーバーは一時的なポート (1024 〜 5000) を開いて、そのポートからデータ転送を要求するように FTP クライアントに通知します。そして要求に応答し、一時的なポートを送信元ポートとしてデータを転送します。これが行われた場合、FTP サーバーは、FTP クライアントとの新しい受信接続を確立する必要はありません。

FTP クライアントまたはサーバーのいずれかのファイアウォール構成によっては、FTP クライアントが使用するモードを変更する必要があります。Microsoft Internet Explorer 5 以上では、標準モードとパッシブ モードの両方がサポートされています。

Internet Explorer の FTP クライアント モードを変更する

Internet Explorer の FTP クライアント モードを変更するには、次の手順を実行します。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. [FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] をクリックします。
Internet Explorer の [FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] チェック ボックスがオンになっているときは、[パッシブ FTP を使用する] チェック ボックスの設定にかかわらずアクティブ モードの FTP クライアントになります。

Internet Explorer は、このチェック ボックスがオフになっているときには、パッシブ モードの FTP クライアントになります。

トラブルシューティング

多くのファイアウォールは、外部インターフェイスを介した新しい接続は受け付けません。このような接続は、ファイアウォールでは同意のない接続試行として検出されるため、接続が解除されます。FTP サーバーが FTP クライアントに新しい接続を要求する必要があるため、標準モードの FTP クライアントはこのような環境では正常に機能しません。

ファイアウォールの管理者は、FTP サーバーが任意の一時的なポート番号を開くことができるという理由から、PASV FTP サーバーの使用を望ましくないと判断する場合があります。Microsoft Internet Information Server (IIS) 4.0 と Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 5.0 では、デフォルトの一時的なポート範囲として 1024 〜 5000 が使用されますが、多くの FTP サーバーは、1024 〜 65535 を一時的なポート範囲とするように構成されています。同意のない接続に対してすべての一時的なポートへの完全なアクセスを許可するようなファイアウォール構成は、セキュリティ上望ましくないと見なされる場合もあります。

IIS 4.0 と IIS 5.0 は両方とも、1024 〜 65535 の範囲内の一時的なポートを許可するように構成することができます。

5000 以上の TCP ポートに接続しようとする際に発生する可能性のある問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
196271 5000 以降の TCP ポートを使用して接続できない

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 309816 (最終更新日 2004-07-15) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 309816 - 最終更新日: 2005年9月20日 - リビジョン: 3.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
キーワード:?
kbftp kbhowto kbhowtomaster KB309816
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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