[PRB] Visual Basic .NET を使用してパラメータを追加する前に Command.Prepare を呼び出すと SQL Server 7.0 でエラーが発生する

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 310368 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP310368
この資料は、アーカイブされました。これは "現状のまま" で提供され、更新されることはありません。
Microsoft Visual C# .NET については、次の資料を参照してください。311348

この資料では、次の Microsoft .NET Framework クラス ライブラリの名前空間を参照しています。
  • System.Data.OleDb
  • System.Data.SqlClient
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

現象

Microsoft SQL Server 7.0 に対してパラメータ付きのコマンドを作成する場合、コマンドにパラメータを追加する前に Prepare メソッドを呼び出すと、次のエラー メッセージが表示されます。
'System.Data.SqlClient.SqlException' のハンドルされていない例外が system.data.dll で発生しました。
追加情報 : システム エラーです。
この問題は、SQL Server 2000 では発生しません。

原因

SQL Server 7.0 でこの問題が発生するのは、仕様により、パラメータを追加する前に Prepare メソッドを実行できないためです。これは、ほとんどのデータベース システムに該当します。

SQL Server 2000 では、最初のコマンドが実行されるまで Prepare を実行しないため、上記の例外は発生しません。この最適化により、後続のコマンドが実行されなかった場合の Prepare のオーバーヘッドが回避されます。

解決方法

この問題を解決するには、パラメータを追加するまで Prepare メソッドを呼び出さないようにします。

詳細

現象の再現手順

以下のサンプル コードでは、Northwind サンプル データベースの Region テーブルを使用します。
  1. Microsoft Visual Studio .NET を起動します。
  2. 新しい Visual Basic Windows アプリケーション プロジェクトを作成します。Form1 がデフォルトでプロジェクトに追加されています。
  3. プロジェクトに System.Data 名前空間への参照が含まれていることを確認し、含まれていない場合は追加します。
  4. Form1 に Button コントロールを配置します。コントロールの Name プロパティを btnTest に、Text プロパティを Test にそれぞれ変更します。
  5. System、System.Data.OleDb および System.Data.SqlClient 名前空間に Imports ステートメントを使用して、その後コードでこれらの名前空間で宣言を修飾する必要をなくします。Form1 の一般宣言セクションに次のコードを追加します
    Imports System
    Imports System.Data.OleDb
    Imports System.Data.SqlClient
    					
  6. コード ウィンドウの "Windows フォーム デザイナで生成されたコード" の後に以下のコードを追加します。

    : このコードを実行する前に、User ID =<username> および password =<strong password> を正しい値に変更する必要があります。User ID に、データベースでこの操作を実行するための適切なアクセス許可があることを確認してください。
        Private Sub btnTest_Click(ByVal sender As System.Object, _
        ByVal e As System.EventArgs) Handles btnTest.Click
            Dim myConnString As String = _
                "User ID=<username>;password=<strong password>;Initial Catalog=Northwind;Data Source=myServer"
            Dim id As Integer = 25
            Dim desc As String = "myFirstRegion"
            Dim rConn As SqlConnection = New SqlConnection(myConnString)
            rConn.Open()
            Dim command As SqlCommand = New SqlCommand("", rConn)
            command.CommandText = "insert into Region (RegionID, RegionDescription)" & _
                                  "values (@id, @desc)"
    
            'SQL Server 7.0 throws an exception here.
            'Comment the following line to resolve this problem against SQL Server 7.0.
            command.Prepare()
    
            command.Parameters.Add("@id", SqlDbType.Int, 4)
            command.Parameters.Add("@desc", SqlDbType.Char, 50)
            'You can call Prepare after you set up CommandText and parameters.
            command.Prepare() 
    
            command.Parameters(0).Value = id
            command.Parameters(1).Value = desc
            command.ExecuteNonQuery()
            MessageBox.Show("Updated Successfully")
        End Sub
    					
  7. 使用している環境に合わせて接続文字列 (myConnString) を変更します。
  8. プロジェクトを保存します。[デバッグ] メニューの [開始] をクリックし、プロジェクトを実行します。
  9. [Test] をクリックします。SQL Server 7.0 データベースに接続している場合は、前述の例外が発生します。

    SQL Server 2000 データベースに接続している場合には、コードが正常に実行され、"Updated Successfully" メッセージ ボックスが表示されます。
  10. SQL Server 7.0 でこの問題を解決するには、パラメータを追加するコードの前にある command.Prepare の呼び出しをコメントにした後、再びプロジェクトを実行します。

関連情報

ADO.NET の各オブジェクトおよび構文の詳細については、次の Microsoft .NET Framework SDK (Software Development Kit) のドキュメントを参照してください。
ADO.NET を使用したデータのアクセス
http://msdn.microsoft.com/library/ja/cpguide/html/cpconaccessingdatawithadonet.asp

プロパティ

文書番号: 310368 - 最終更新日: 2014年2月24日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft ADO.NET (included with the .NET Framework)
  • Microsoft Visual Basic .NET 2002 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
キーワード:?
kbnosurvey kbarchive kbnofix kbsqlclient kbsystemdata kbprb KB310368
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com