単一サイトの Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 でインフォメーション ストアを復元する方法

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文書番号: 313184 - 対象製品
Microsoft Exchange Server 5.5 および Microsoft Backoffice Small Business Server 4.5 については、次の資料を参照してください。272570
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目次

概要

この資料では、Microsoft Exchange 2000 Server および Microsoft Exchange Server 2003 のオフラインの復元手順を使用して、破損したインフォメーション ストアのデータを復元する方法について手順を追って説明します。

: この資料では、Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 の他の領域に関する障害復旧方法については説明していません。また、この資料で説明している解決方法を実行しても、すべての場合にインフォメーション ストアの破損が修復されるわけではありません。

Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 で障害が発生した場合、インフォメーション ストアは最も影響を受けやすいコンポーネントの 1 つです。インフォメーション ストアは次の 4 つのデータベース ファイルで構成されています。
  • Priv1.edb
  • Priv1.stm
  • Pub1.edb
  • Pub1.stm
Priv1.edb データベース ファイルには、処理中および保存済みの非 SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) メッセージが格納されています。Priv1.stm データベース ファイルには、SMTP メール メッセージ (処理中およびサーバーに保存されているメッセージ) が格納されています。Pub1.edb データベース ファイルには、SMTP 以外の形式のデータ用のパブリック フォルダ ストアが格納され、Pub1.stm には SMTP 形式の情報用のパブリック フォルダ ストアが格納されます。

これらのファイルのバックアップと復元の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
296788 Exchange のオフライン バックアップと復元処理
通常、.edb (Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 のデータベース) ファイルの一方または両方が破損します。ほとんどの場合、Priv1.edb ファイルまたは Pub1.edb ファイル (どちらも Program Files\Exchsrvr\Mdbdata フォルダにあります) のいずれかが破損します。

インフォメーション ストアが破損すると、以下の現象が発生することがあります。
  • Microsoft Exchange Information Store サービスが開始されません。
  • Information Store サービスを停止できません。また、POP3 (Post Office Protocol Version 3) および IMAP4 (Internet Message Access Protocol, Version 4rev1) などの依存するサービスを停止できません。
  • インフォメーション ストアが応答を停止し、CPU の使用率が 100% になります。
  • Information Store サービスを停止して再開しても、クライアントが電子メールを送受信できません。
  • オフライン バックアップから Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 のデータベースを復元し、インフォメーション ストア整合性チェッカー ユーティリティ (Isinteg.exe) のパッチを実行すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
    Error 4294966746: JET_errDatabaseInconsistent
  • Exchange システム マネージャでメールボックス ストアのマウントを試みると、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    Unable to Mount the Mailbox Store with error c104173c "The Information Store is Busy"
Exchange システム マネージャを使用して、データベースのマウントを試みると、次のエラー メッセージおよびイベントが表示されることがあります。
内部処理エラーが発生しました。Exchange システム マネージャまたは Microsoft Exchange Information Store サービスの一方、あるいは両方を再開してください。

ID 番号 : c1041724
Exchange システム マネージャ

イベント ID : 9175
ソース : Exchange SA
説明 : 次のエラーのため、MAPI コール 'openmsgstore' は正常に終了しませんでした : ネットワークの問題が生じているか、保守のため Microsoft Exchange Server コンピュータの電源を切っている可能性があります。
この資料に記載されている手順は、以下の条件を満たしている単一サイトかつ単一サーバーの環境で実行することを前提としています。
  • サイト コネクタを使用していません。
  • サイト レプリケーション (サイト複製) が無効になっています (単一のサイトのみが使用されています)。
  • Pub1.edb ファイルと Priv1.edb ファイルの両方のオフライン コピーが作成されています。
  • Key Management サーバー (KM サーバー) を使用していません。
  • サーバーで Microsoft Small Business Server 2000 を実行しています。
ただし、この原則は、単一の組織、単一のサイトとして構成されている他の多くの Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 コンピュータに該当する場合があります。

: この手順では、コネクタの設定を復元できません。

この資料に記載した手順を実行し、インフォメーション ストアの破損箇所を特定して、パブリック インフォメーション ストアおよびプライベート インフォメーション ストアの両方を復元します。この手順を開始する前に、別のソースからデータ ファイルを復元できるようにしておきます。たとえば、サイズの小さい Exchange 2000 データベース (1 GB 未満) を使用している場合は、Pub1.edb、Pub1.stm、Priv1.edb および Priv1.stm ファイルのコピーを作成します。データベースのサイズが大きく、ファイルをコピーするための十分なディスク領域がない場合は、テープ バックアップ システムまたは別のオフライン ストレージ ユーティリティを使用します。

インフォメーション ストアのトラブルシューティング

  1. Microsoft Exchange Information Store サービスを開始します。報告されたエラーとイベント ID を記録します。
  2. 手順 3. に記載されている Eseutil.exe プログラムを実行する前に、Information Store サービスが停止していることを確認します。

    : Information Store サービスが開始中の状態で応答を停止 (ハング) する場合、サービスを無効にしてサーバーを再起動することにより、サービスを停止できます。Information Store サービスを無効にするには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[サービス] をクリックします。
    2. [Microsoft Exchange Information Store] サービスをダブルクリックし、[スタートアップの種類] ボックスの一覧の [無効] をクリックします。
    3. [OK] をクリックします。
  3. データベースの整合性をチェックします。データベースが整合性の取れた状態にある場合、すべてのログ ファイルはストアにコミットされています。データベースが不整合な状態にある場合でも、データベースが破損しているとは限りません。ただし、ログ ファイルが存在しないか、破損しているか、データベースにコミットされていない場合があります。以下のコマンドを実行して、パブリック データベースおよびプライベート データベースの整合性をチェックします (コマンド ラインは、読みやすいように改行されています)。

    C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /mh
    "drive:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\priv1.edb"


    C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /mh
    "drive:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\pub1.edb"

    : この例では、C ドライブの Program Files\ExchSrvr\Bin フォルダのプログラムを実行し、.edb ファイルが Program Files\ExchSrvr\Mdbdata フォルダに保存されていることを前提としています。

    アップグレードした場合、データベース ファイルが C:\Exchsrvr\Mdbdata フォルダに保存されていることがあります。データベースを最適化した場合は、別のドライブに保存されている可能性があります。

    .edb ファイルが整合性の取れた状態にあることを確認するには、"State" というラベルの付いた出力行をチェックします。このコマンドの結果をテキスト ファイルに直接出力するには、コマンド ラインを次のように変更します (コマンド ラインは、読みやすいように改行されています)。
    C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /mh
    C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\priv1.edb > mypriv.txt


    C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /mh
    C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\pub1.edb > mypub.txt

    テキストを画面に直接表示するには、コマンドの最後に | more を追加します。

    Pub1.edb ファイルと Priv1.edb ファイルが、コマンドの実行元フォルダ ExchSrvr\Bin と同じドライブ上の Program Files\ExchSrvr\Mdbdata フォルダにない場合は、コマンドの "C:\program files\mdbdata\priv1.edb" の部分を Priv1.edb ファイルの完全なパスで置き換えます。Pub1.edb にも同様の変更を行います。Pub1.edb ファイルと Priv1.edb ファイルの両方が整合性の取れた状態にある場合は、手順 6. に進みます。

    いずれかのデータベースが不整合の状態にある場合は、ファイルに対しソフトウェア エラーからの回復を実行し、Mdbdata フォルダにログ ファイルのコピーが格納されていることを確認します。

    : ログ ファイルがない場合は、ソフトウェア エラーからの回復処理を完了できません。手順 6. に進みます。また、Information Store サービスを再起動する必要があります。

    ソフトウェア エラーからの回復を実行すると、すべてのコミットされていないログ ファイルがインフォメーション ストア データベースにコミットされます。

    ソフトウェア エラーからの回復を開始するには、次のコマンドを実行します。

    データベースとログ ファイルが保存されているフォルダを開き、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
    C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA>"C:\Program Files\exchsrvr\BIN\eseutil" /r E00
    [はい] をクリックして回復を実行します。ユーティリティで次のメッセージが表示されます。
    Microsoft (R) Exchange Server(TM) Database Utilities
    Version 6.0
    Copyright (C) Microsoft Corporation 1991-2000. All rights reserved.
    
    Initiating RECOVERY mode...
         Logfile base name: E00
                 Log Files: (current directory)
               System files: (current directory)
    
    Performing soft recovery...
    						
    ソフトウェア エラーからの回復が完了すると、次のメッセージが表示されます。
    Operation completed successfully in x.xxx seconds.
    データベースが完全に回復可能な場合は、このコマンドを使用してデータベースを回復することができます。これを確認するには、この手順を最初から繰り返し、eseutil /mh コマンドを再度実行します。パブリック インフォメーション ストアとプライベート インフォメーション ストアの両方の状態が "Consistent" に変更された場合は、手順 5. に進みます。
  4. いずれかのデータベースが不整合な状態にあり、eseutil /r コマンドを実行しても整合性の取れた状態に戻すことができない場合は、この手順に記載されている手順を実行します。

    : 以下のコマンドを実行すると、インフォメーション ストア データベースにまだコミットされていないログ ファイルに含まれているメッセージなど、Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 のデータの一部が失われる可能性があります。以下のコマンドはハードウェアからの回復または強制的な状態の回復コマンドです。マイクロソフトでは、前述の手順を実行してもパブリック インフォメーション ストアまたはプライベート インフォメーション ストアが整合性の取れた状態に戻らない場合にのみ、このコマンドを使用することをお勧めします。

    コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します (コマンド ラインは、読みやすいように改行されています)。
    1. Priv1.edb ファイルを整合性の取れた状態に戻すには、以下のコマンドを入力します。
      C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA>"C:\Program Files\exchsrvr\BIN\eseutil" /p priv1.edb
    2. Pub1.edb ファイルを整合性の取れた状態に戻すには、以下のコマンドを入力します。
      C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA>"C:\Program Files\exchsrvr\BIN\eseutil" /p pub1.edb
    3. [OK] をクリックして回復を実行します。ユーティリティで次のメッセージが表示されます。
      Microsoft (R) Exchange Server(TM) Database Utilities
      Version 6.0
      Copyright (C) Microsoft Corporation 1991-2000.  All right reserved.
      
      Initiating REPAIR mode...
              Database: priv1.edb
        Streaming File: priv1.stm
        Temp. Database: TEMPREPAIR1820.EDB
      
      Checking database integrity.
      
                           Scanning Status (% complete)
          0    10   20   30   40   50   60   70   80   90   100
          |----|----|----|----|----|----|----|----|----|-----|
          ....................................................
      							
    処理が完了すると、次のメッセージが表示されます。
    Integrity check successful.
    : .stm ファイルは自動的に回復処理に含まれます。
  5. Mdbdata フォルダのすべての .log ファイルを削除し、.chk ファイル、および Temp.edb ファイル (存在する場合) を順に削除します。
  6. データベースを一度マウントした後で、直ちにマウントを解除し、この処理を実行中にユーザーがデータベースにアクセスできないようにします。

    : データベースをマウントする前に SMTP サービスを停止することにより、新しい電子メール メッセージがデータベースに届かないようにすることができます。ハードウェア エラーからの回復 (eseutil /p) を実行し、修復によって実際にデータベースの破損が検出され、除去された場合は、修復後、他の操作を行う前に、オフラインでのディスクの最適化を実行する必要があります。
  7. Information Store サービスを停止して、プライベート ストアおよびパブリック ストアのデータベースに対するディスクの最適化を実行します。ディスク容量が少ない場合は、この手順は必須です。

    : eseutil /d を実行するには、データベース サイズの 110% 以上の空きディスク容量が必要です。"t" コマンドを使用してデータベース ファイルの一時的な場所を指定しない場合、一時的な場所は自動的に Exchsrvr/Bin フォルダに設定されます。

    コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します (コマンド ラインは、読みやすいように改行されています)。
    1. Priv1.edb を最適化する場合
      C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /d
      C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\priv1.edb
    2. Pub1.edb を最適化する場合
      C:\Program Files\exchsrvr\BIN>eseutil /d
      C:\Program Files\exchsrvr\MDBDATA\pub1.edb
    : プライベート インフォメーション ストアとパブリック インフォメーション ストアの両方のサイズが大きいと、この段階で時間がかかる場合があります。この手順の実行時に、ディスク領域が不足していることを示すエラー メッセージが表示される場合は、Program Files\ExchSrvr\Bin フォルダをディスク領域の大きいドライブにコピーし、そのコピー先のドライブでコマンドを実行します。 このエラー メッセージを解決する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    192185 Eseutil ユーティリティ (Eseutil.exe) で最適化を行う方法
  8. Isinteg.exe を実行して Pub1.edb データベースと Priv1.edb データベースを修復します。Isinteg.exe ユーティリティは、各データベースのすべての領域をテストし、その結果を報告します。Isinteg.exe は、検出された問題を修復することもできます。
    • Priv1.edb を修復するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します (コマンド ラインは、読みやすいように改行されています)。
      C:\Program Files\exchsrvr\BIN>isinteg -s (servername) -fix -test alltests
    : サーバー名を取得または確認するには、サーバー上のコマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します。
    nbtstat -n
    テストするデータベースの選択を求めるメッセージが表示されます。
    Index       Status       Database-Name
    Storage     Group Name:  First Storage Group
      1         Offline      Mailbox Store (servername)
      2         Offline      Public Folder Store (servername)
    Enter a number to select a database or press Return to exit.
    						
    テストできるのは、オフラインのデータベースのみです。また、Information Store サービスが開始されている必要がありますが、インフォメーション ストアのマウントは解除されている必要があります。

    データベースを選択すると、選択内容を確認するメッセージが表示されます。以下に例を示します。
    You have selected 最初のストレージ グループ / メールボックス ストア (サーバー名).
    Continue? (Y/N)"
    
    						
    Y キーを押してから Enter キーを押し、選択したデータベースのテストを実行します。

    実行されたテストの数、警告の数、検出されたエラーの数、修復の試行回数、およびプログラムの実行時間が表示されます。警告、エラー、または修復が表示された場合は、もう一度コマンドを実行します。警告、エラーまたは修復が報告されなくなり、次のような内容が表示されるまで、この手順を繰り返し実行します。
    Test reference table construction result:
    0 error(s); 0 warning(s); 0 fix(es); 0 row(s); time: 0h:0m:0s
    Test Folder Result: 
    0 error(s); 0 warning(s); 0 fix(es); 101 row(s); time: 0h:0m:0s
    
    Now in test 3 (reference count verification)of total 3 tests;
    100% complete.
    						
    : 場合によっては、プログラムを実行するたびに同じ警告、エラー、または修復が報告されることがあります。同じ警告、エラー、または修復が 3 回以上連続して表示された場合には、次の手順に進みます。これらのエラーは、電子メールの添付ファイルが破損しているなどの問題が原因で発生することがあり、インフォメーション ストアは正常に開始できます。

    Information Store サービスが開始され、インフォメーション ストアが正常なときに Isinteg.exe を数回実行し、同じエラーまたは警告が報告される場合は、ExMerge ユーティリティを使用してデータを .pst 形式にエクスポートし、新しいデータベース構成に再インポートすることによって、インフォメーション ストアを再構築します。ExMerge ユーティリティの使用方法に関する詳細については、この資料の後半を参照してください。

    : Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 では、Isinteg ユーティリティに -patch オプションは実装されていません。パッチは、インフォメーション ストアの起動時に Store.exe によって自動的に実行されます。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    251409 [XADM] オフライン バックアップの復元に Isinteg -patch は不要
  9. インフォメーション ストアを再起動します。
Exchange Server データベースの修復方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
812357 Exchange Server 5.5、Exchange 2000 Server、Exchange Server 2003 での Eseutil /p ツールによる修復後の Exchange データベースの管理方法

整合性調整機能を使用する

Exchange Server の以前のバージョンでは、DS/IS 整合性調整機能を使用してインフォメーション ストア データベースからフォルダ内にユーザー オブジェクトを作成していました。Exchange 2000 では、Mbconn.exe ユーティリティが同様の機能を備えています。詳細については、CD Drive\Support\Utils\i386 フォルダに保存されているメールボックスの再接続に関するヘルプ ファイル (Mbconn.chm) を参照するか、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
271886 [XADM] Mbconn ユーティリティを使用してインフォメーション ストアのメールボックス用の Active Directory アカウントを生成する方法


: Exchange Server 2003 のメールボックス回復センターは、Exchange 2000 Server で使用されている MBCONN ユーティリティに代わるものです。詳細については、Exchange Server 2003 のヘルプ ファイルを参照してください。

Eseutil を /G スイッチを指定して実行し、インフォメーション ストアの整合性を確認します。 使用可能なスイッチの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
182903 [XADM] ESEUTIL のコマンド ライン パラメータ

Exchange 2000 ディレクトリ サービス整合性チェッカー (E2kdsinteg) を使用する

E2kdsinteg ユーティリティは、Exchange 2000 SP2 で初めて導入されました。このユーティリティは、Exchange 2000 または Exchange 2000 Active Directory コネクタ (ADC) がインストールされ、実行されている場合に、Active Directory の状態について報告します。E2kdsinteg ユーティリティは、異常や問題のあるオブジェクトに関するテキスト ファイル形式の簡単なレポートを作成します。E2kdsinteg によって Active Directory のオブジェクトが変更されることはありません。Active Directory 内にあるメールを有効に設定したオブジェクトや構成オブジェクトの数によって、メールを有効に設定したオブジェクトの処理にかなりの時間がかかることがあります。

Exchange Server 2003 では、ConfigDSInteg ツールによって E2kDSInteg 構成オブジェクトが実行され、Active Directory 構成オブジェクトが検査されます。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
812593 Exchange Server 2003 デプロイメント ツールの概要

ExMerge ユーティリティを使用する

インフォメーション ストアを開始した後で、別の問題が発生した場合は、ExMerge ユーティリティを使用してすべてのユーザーのメールボックスを .pst ファイルにエクスポートします。次に、.pst ファイルの内容を新しく作成された Priv1.edb ファイル内にあるユーザーのメールボックスにマージします。この方法で、パブリック フォルダの内容を移動することもできます。

電子メールにオフライン フォルダ ファイル (.ost ファイル) を使用している場合は、この手順を開始する前に .ost ファイルを .pst ファイルに移動し、.ost データの損失を防ぐ必要があります。

ExMerge を使用して移動できるのはユーザーのメールボックスのみであることに注意します。ExMerge を使用して、コネクタ設定、Outlook の設定、またはクライアント側のルールなどの Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 固有の構成プロパティを移動することはできません。また、配布リスト、配布リストのメンバシップ、またはパブリック フォルダの移動にも ExMerge を使用することはできません。パブリック フォルダの内容をユーザーの個人用フォルダに移動し、パブリック フォルダの情報を .pst ファイルに含めることはできます。この方法を実行する場合は、配布リストを手動で再構築または再構成する必要があります。

: この手順を実行すると、その時点までに受信したメッセージの単一インスタンス ストアも削除されます。その結果、Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 のデータベースが大きくなり、必要なディスク領域が増加することがあります。

ExMerge ユーティリティの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
174197 [XADM] Microsoft Exchange Mailbox Merge Program (Exmerge.exe) について
316279 [XGEN] Exchange 2000 Server CD-ROM に含まれるツール
823143 Exchange 2003 で Exmerge 2003 を使用できるように管理者アカウントを構成する方法
273642 [XADM] ストア上で Receive As および Send As のアクセス権を持っていない場合に Exmerge 2000 が機能しない
ExMerge ユーティリティは、Exchange 2000 CD-ROM の、使用しているプラットフォームのサブフォルダの下にある Support\Utils フォルダで入手できます。マイクロソフトでは、最新の Exchange 2000 Service Pack に含まれている ExMerge ユーティリティを使用することをお勧めします。

: Small Business Server 2000 を使用している場合は、CD #3 の Exchsrvr60\Support\Utils\I386\Exmerge フォルダから ExMerge ユーティリティを入手できます。このフォルダには、このユーティリティの使用方法に関する詳細情報が記載された Exmerge.doc という名前の Microsoft Word 文書も含まれています。Exchange Server 2003 を使用している場合は、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスして Exmerge.exe をダウンロードします。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=en&familyid=429163EC-DCDF-47DC-96DA-1C12D67327D5
これらのファイルを \Exchsrvr\Mdbdata\Bin フォルダにコピーし、次の手順を実行します。
  1. 現在、電子メールにアクセスしているユーザーや、電子メール クライアント プログラムを起動しているユーザーがいないことを確認します。
  2. ExMerge を起動し、2 ステップ マージ手順のステップ 1 を実行し、すべてのユーザーを入力します。
  3. ExMerge の処理が終了したら、Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 の Information Store サービスを停止し、ExchSrvr\Mdbdata フォルダを探して開きます。次に、Pub1.edb ファイルおよび Priv1.edb ファイルの名前を変更します。

    このフォルダ内にある他のすべてのファイルを削除します。ただし、マージが正常に実行されたことを確認するまで、名前を変更した Pub1.edb ファイルおよび Priv1.edb ファイルは削除しないように注意します。
  4. Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 の Information Store サービスを再開します。
  5. クライアント コンピュータで Outlook を起動し、Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 のグローバル アドレス帳のすべてのユーザーに電子メール メッセージを送信します。

    : この手順を実行しないと、ExMerge の 2 ステップ マージ手順のステップ 2 において、復元可能なメールボックスが表示されません。
  6. ExMerge を起動し、2 ステップ マージ手順のステップ 2 を実行し、すべてのユーザーを入力します。

    この処理が終了すると、.pst ファイル内の電子メール メッセージが Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 のメールボックスに移動します。
これで、新しい Priv1.edb にすべての電子メール メッセージがコピーされました。

: ユーザーが空のメールボックスにログオンする場合、新しく作成されたメールボックスにアカウントが接続されていない可能性があります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
278447 [XADM] アップグレード失敗後にユーザーが空のメールボックスに接続される

Pub1.edb データベースを再作成する

  1. Outlook などのクライアントから、クライアント上にあるユーザーの個人用フォルダにパブリック フォルダをコピーします。
  2. Information Store サービスを停止して、既存の Pub1.edb ファイルと Pub1.stm ファイルの名前を変更します。
  3. 新しい Pub1.edb を作成するために、パブリック フォルダ データベースをマウントします。
  4. [OK] をクリックして新しい Pub1.edb を作成します。

    : パブリック ストアのアクセス許可を再設定する必要があります。 新しいデータベースが自動的に作成されない場合の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    261329 [XADM] インフォメーション ストア ファイルが自動的に作成不可
  5. クライアントから、フォルダをサーバー上の新しいパブリック フォルダ構造に移動し直します。
Exchange 2000 インフォメーション ストアの復元の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
316794 [XADM] Exchange 2000 SP2 では Exchange 2000 または Exchange 2000 SP1 を復元できない
253914 [XADM] Exchange 2000 の Restore.env ファイルを参照する方法
258529 [XADM] Information Store 開始時にイベント ID 9519が表示される
251403 [XADM] オフライン バックアップを復元後、データベースがマウントしない
253931 復元後のデータベースのマウントがエラー メッセージ c1041724 で失敗する
Exchange 2000 の障害復旧の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/exchange/2000/library/disrec00.mspx
Isinteg.exe および Eseutil.exe ユーティリティの詳細については、Exchange 2000 CD-ROM の以下の場所にあるドキュメントを参照してください。
CD Drive\ExchSrvr\Server\Support\Utils\Eseutil.rtf

CD Drive\ExchSrvr\Server\Support\Utils\ReadMe.doc
重要 : 電子メール フォルダとパブリック フォルダの両方にアクセスした後で、直ちにバックアップを実行し、正常に機能することを確認します。

最適な方法

インフォメーション ストアの定期保守

マイクロソフトでは、バックアップ処理を実行する時間帯を避けて定期保守を設定することをお勧めします。定期保守とバックアップ処理が同時に実行されると、Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 のデータベースで問題が発生する場合があります。

インフォメーション ストアの定期保守の間隔を変更するには、次の手順を実行します。
  1. Exchange システム マネージャで、[メールボックス ストア] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [データベース] タブをクリックします。
  3. [カスタマイズ] ボタンをクリックします。
  4. [パブリック フォルダ ストア] に対して手順 1. 〜 3. を繰り返します。
マイクロソフトでは、特にサイトのユーザーが数人の場合は、1 週間に 1 回 Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 の保守を実行することをお勧めします。

Service Pack を適用して最新の状態を維持する

Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 の Service Pack を使用すると、使用している Exchange Server システムを最新の状態に維持できます。Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 の Service Pack に関する詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 のホーム ページ

関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
192185 Eseutil ユーティリティ (Eseutil.exe) で最適化を行う方法
244525 Exchange Server がインストールされていないコンピュータで Eseutil を実行する方法
254132 Eseutil /d でデータベースとストリーム ファイルが両方とも最適化される
255224 パスに指定されたストレージ グループ フォルダの名前にスペースが含まれていると Exchange 2000 Server の Eseutil の実行時に "Usage Error: Invalid argument" が表示される
297336 [XADM] Eseutil ユーティリティを使ってストリーミング ファイルのチェックサムを計算する方法
256352 [XADM] オンラインでのディスクの最適化が .edb ファイルのサイズを削減しない
327156 [XADM] エラー メッセージ "The Database Files in this Storage Are Inconsistent"

プロパティ

文書番号: 313184 - 最終更新日: 2007年11月26日 - リビジョン: 13.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • Microsoft Small Business Server 2000 Standard Edition
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