Visual Basic .NET を使用してオブジェクトの配列を Windows フォームに連結する方法

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文書番号: 313639 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、オブジェクトの配列を Windows フォームに連結する方法について手順を追って説明します。この資料の例では、3 つのテキスト ボックスを含む Windows フォームを使用し、オブジェクトのプロパティを表示します。また、Array クラス内を参照する 4 つのコマンド ボタンも作成します。

必要条件

次の一覧では、推奨する必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク インフラストラクチャ、スキル、知識、および Service Pack を説明しています。
  • Microsoft Visual Basic .NET
  • Visual Basic プログラミングの概念に関する中程度の理解

コードの説明

ここでは、このタスクを実現するのに必要なコーディングの概念について説明します。

クラスの設計

フォームに連結されるクラスには、プロパティ アクセサが必要です。また、連結されるすべてのプロパティには、Property Set メソッドおよび Property Get メソッドが必要です。この資料の例で使用しているクラスには、3 つのプロパティがあります (ここではその 1 つについて説明しています)。この資料の例では、パラメータ化されたコンストラクタも使用していますが、これは必須ではありません。
Public Class guitar
    Private m_make As String
    Private m_model As String
    Private m_year As Short

    Public Sub New(ByVal make, ByRef model, ByVal year)
        Me.make = make
        Me.model = model
        Me.year = year
    End Sub
    Public Property make() As String
        Get
            Return m_make
        End Get
        Set(ByVal Value As String)
            m_make = Value
        End Set
    End Property 
End Class
				

配列にクラスのインスタンスを追加する

次に、オブジェクトを作成し、それらを Array クラスに追加します。
Dim al(2) As guitar

al(0)  = new guitar("Gibson", "Les Paul", 1958)
al(1)  = new guitar("Fender", "Jazz Bass", 1964)
al(2)  = new guitar("Guild", "Bluesbird", 1971)
				

オブジェクトのプロパティをフォーム コントロールに連結する

配列を作成した後、オブジェクトの個々のプロパティを Windows フォーム コントロールに連結できます。これには、TextBox コントロールの DataBindings プロパティの Add メソッドを呼び出します。さらに、連結されるコントロール プロパティ、Array の名前、およびオブジェクトのプロパティを渡す必要があります。
textBox1.DataBindings.Add("Text", al, "make")
textBox2.DataBindings.Add("Text", al, "model")
textBox3.DataBindings.Add("Text", al, "year")
				

配列内を参照する手段を提供する

この処理の最後の手順として、CurrencyManager クラスを使用して Array 内を参照します。これには、フォーム (この場合は Array) の BindingContext に CurrencyManager を関連付けます。
Private cMan As CurrencyManager

cMan = CType(Me.BindingContext(al), CurrencyManager)
				
CurrencyManager クラスには Position プロパティがあり、このプロパティを使用して Array のメンバに反復処理を行うことができます。Position の現在の値に対して加算または減算を行うことによって、フォーム上に Array の異なるメンバを表示できます。以下に例を示します。
'Move forward one element.
cMan.Position += 1
'Move back one element.
cMan.Position -= 1
'Move to the beginning.
cMan.Position = 0
'Move to the end.
cMan.Position = al.Length - 1
				

手順例

  1. Visual Basic .NET で新しい Windows アプリケーション プロジェクトを開きます。デフォルトで Form1 がプロジェクトに追加されます。
  2. プロジェクトにクラスを 1 つ追加します。
  3. Class1.vb のコードを以下のコードに置き換えます。
    Public Class guitar
        Private m_make As String
        Private m_model As String
        Private m_year As Short
    
        Public Sub New(ByVal make, ByRef model, ByVal year)
            Me.make = make
            Me.model = model
            Me.year = year
        End Sub
        Public Property make() As String
            Get
                Return m_make
            End Get
            Set(ByVal Value As String)
                m_make = Value
            End Set
        End Property
        Public Property model() As String
            Get
                Return m_model
            End Get
            Set(ByVal Value As String)
                m_model = Value
            End Set
        End Property
        Public Property year() As Short
            Get
                Return m_year
            End Get
            Set(ByVal Value As Short)
                m_year = Value
            End Set
        End Property
    End Class
    					
  4. Form1 に 3 つの TextBox コントロールを追加し、横に並べて配置します。
  5. Form1 に 4 つの Button コントロールを追加し、横に並べて配置します。
  6. ボタンの Text プロパティを次のように変更します。
    元に戻す全体を表示する
    ボタン Text
    Button1 次のスライド
    Button2 前のスライド
    Button3 1 番目のスライド
    Button4 最後のスライド

  7. Form1 の宣言セクションに以下のコードを追加します。
    Private al(2) As guitar
    Private cMan As CurrencyManager
    					
  8. Form_Load イベントに以下のコードを追加します。
    al(0)  = new guitar("Gibson", "Les Paul", 1958)
    al(1)  = new guitar("Fender", "Jazz Bass", 1964)
    al(2)  = new guitar("Guild", "Bluesbird", 1971)
    
    cMan = CType(Me.BindingContext(al), CurrencyManager)
    
    TextBox1.DataBindings.Add("Text", al, "make")
    TextBox2.DataBindings.Add("Text", al, "model")
    TextBox3.DataBindings.Add("Text", al, "year")
    					
  9. Form_Load イベントの後ろに、以下のコードを追加します。
    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _
    ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
            cMan.Position += 1
    End Sub
    
    Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, _
    ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
            cMan.Position -= 1
    End Sub
    
    Private Sub Button3_Click(ByVal sender As System.Object, _
    ByVal e As System.EventArgs) Handles Button3.Click
            cMan.Position = 0
    End Sub
    
    Private Sub Button4_Click(ByVal sender As System.Object, _
    ByVal e As System.EventArgs) Handles Button4.Click
            cMan.Position = al.Length - 1
    End Sub
    					
  10. プロジェクトをビルドして実行します。
  11. ボタンをクリックすると、異なる配列要素が表示されます。オブジェクトの値は編集できます。

関連情報

詳細については、Microsoft Visual Studio .NET オンライン ヘルプ ドキュメントのトピック「Windows フォーム上のデータのコンシューマ」を参照してください。

プロパティ

文書番号: 313639 - 最終更新日: 2014年2月24日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Visual Basic .NET 2002 Standard Edition
  • Microsoft Visual Basic .NET 2003 Standard Edition
キーワード:?
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