Windows 2000 を実行しているクライアント コンピュータ上で 802.1x 認証を使用する

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文書番号: 313664 - 対象製品
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目次

現象

この資料の「対象製品」に記載されているバージョンの Windows 2000 を実行しているコンピュータ上で IEEE 802.1x 認証を有効にできません。IEEE 802.1x 認証を有効にせずに IEEE 802.11 ワイヤレス ローカル エリア ネットワークに接続した場合、送信したデータが、オフライン トラフィック分析、ビット反転、および悪質なパケットの挿入などの攻撃を受けやすくなります。

802.1x は、標準的なセキュリティ プロトコルであり、ユーザー ID の集中管理、認証、動的キー管理、およびアカウンティングを使用することにより 802.11 に関連するセキュリティ上の脆弱性を大幅に減少させる IEEE 標準です。企業環境での IEEE 802.11 ネットワークの構築に関する関連情報については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/itsolutions/network/deploy/depovg/ieee802.mspx

原因

Windows 2000 では 802.1x のサポートがデフォルトで提供されていないため、Windows 2000 を実行しているコンピュータ上で 802.1x 認証を有効にすることはできません。そのため、関連するユーザー インターフェイス ([認証] タブ) は、ネットワーク接続のプロパティ ダイアログ ボックスに表示されません。

解決方法

この修正プログラムを適用するには、Windows 2000 Service Pack 3 (SP3) が必要です。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
260910 最新の Windows 2000 Service Pack の入手方法
マイクロソフトでは、この製品のデフォルトの動作を変更する、サポートされた機能を用意していますが、この機能はこの資料に記載された動作のみを修正することを目的としており、この機能を必要とするコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この機能は、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この機能の不足により深刻な影響を受けていない場合は、この機能が含まれる次の Windows 2000 Service Pack がリリースされるまで待つことを推奨します。

この機能を入手するには、Microsoft Product Support Services にお問い合わせください。Microsoft Product Support Services の電話番号一覧およびサポート料金については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support

下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。
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リリース日 : 2002 年 11 月 5 日

マイクロソフトのサポート ファイルのダウンロード方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法
マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。
   日付          時刻    バージョン          サイズ      ファイル名

   ------------------------------------------------------------
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.5874     55,568  clusapi.dll     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034    678,672  clussvc.exe     
   2001/11/15  16:27                     5,149  empty.cat       
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6059    146,704  kdcsvc.dll      
   2002/09/05  18:18  5.0.2195.6048    200,976  kerberos.dll    
   2002/08/21  09:27  5.0.2195.6023     71,248  ksecdd.sys      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034    964,368  mprsnap.dll     
   2002/08/27  15:53  5.0.2195.6034    108,816  msv1_0.dll      
   2002/10/22  10:51                     3,906  ndisuio.inf     
   2002/08/27  15:54  5.0.2195.6034     11,984  ndisuio.sys     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6075    360,720  netlogon.dll    
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6073     99,600  netman.dll      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034    474,896  netshell.dll    
   2002/10/22  10:51                     7,534  netwzc.inf      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6066     60,176  raschap.dll     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034    528,144  rasdlg.dll      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034     58,128  rasman.dll      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6050    152,848  rasmans.dll     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034     54,032  rastapi.dll     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6082    100,112  rastls.dll      
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6034    144,656  rasuser.dll     
   2002/10/22  09:51  5.0.2195.6025    389,392  samsrv.dll      
   2002/10/22  10:51  5.0.2195.6034    993,552  sfcfiles.dll    
   2002/10/22  11:27  5.0.2195.6082    123,392  sp3res.dll      
   2002/10/22  10:40  5.0.2195.6034     52,496  wzcdlg.dll      
   2002/08/27  15:56  5.0.2195.6034     29,968  wzcsapi.dll     
   2002/08/27  15:56  5.0.2195.6034     33,552  wzcsetup.exe    
   2002/10/22  10:40  5.0.2195.6034    195,856  wzcsvc.dll      
この修正プログラムの適用後、次の手順を実行して、802.1x 認証を有効にします。
  1. この修正プログラムをインストールすると、802.1x サービスが無効な状態でインストールされます。802.1x サービスを有効にするには、Wireless Configuration サービスのスタートアップの種類を [自動] に変更します。この操作を行うには、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。次に [サービスとアプリケーション] を展開し、[サービス] をクリックします。Wireless Configuration サービスのプロパティで、[スタートアップの種類] を [自動] に設定した後、サービスを開始します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。[ネットワークとダイヤルアップ接続] をダブルクリックして、ネットワーク接続を開きます。
  3. 802.1x 認証を有効または無効にするワイヤレス接続を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [認証] タブで、次のいずれかの操作を行います。
    • この接続で 802.1x 認証を有効にするには、[ネットワーク アクセスの制御に IEEE 802.1X を使う] チェック ボックスをオンにします。デフォルトで、このチェック ボックスはオンになっています。
    • この接続で 802.1x 認証を無効にするには、[ネットワーク アクセスの制御に IEEE 802.1X を使う] チェック ボックスをオフにします。
  5. [EAP の種類] ボックスで、この接続で使用する拡張認証プロトコル (EAP) の種類をクリックします。
  6. [EAP の種類] ボックスで [スマート カードまたはその他の証明書] をクリックした場合、[プロパティ] をクリックすると、詳細なプロパティを設定できます。表示される [スマート カードまたはほかの証明書のプロパティ] ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
    • 認証にコンピュータ上の証明書ストアの証明書を使用するには、[このコンピュータの証明書を使う] をクリックします。
    • コンピュータに対して提示されたサーバー証明書が現在も有効であることを確認するには、[サーバーの証明書の有効化] チェック ボックスをオンにします。次に、サーバーが特定のドメインにある場合にのみ接続するかどうかを指定し、信頼されたルート証明機関を指定します。
    • 証明書内のユーザー名がログオンしているドメインのユーザー名と異なる場合に別のユーザー名を使用するには、[この接続で別のユーザー名を使う] チェック ボックスをオンにします。
  7. [EAP の種類] ボックスで [保護された EAP (PEAP)] をクリックした場合、使用中のユーザー名とパスワードが認証時に使用されます。
  8. ユーザーがログオンしていない場合、ユーザー情報かコンピュータ情報が使用できない場合、またはその両方の場合に、コンピュータがネットワークで認証を行うかどうかを指定するには、次の手順を実行します。
    • ユーザーがログオンしていない場合に、コンピュータがネットワークで認証を行うことを指定するには、[コンピュータの情報が利用できるときは、コンピュータとして認証する] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスは、デフォルトでオンになっています。
    • ユーザー情報またはコンピュータ情報が使用できない場合に、コンピュータがネットワークで認証を行うことを指定するには、[ユーザーまたはコンピュータの情報が利用できないときは、ゲストとして認証する] チェック ボックスをオンにします。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

適切なセキュリティ メカニズムが配備されていない場合、ワイヤレス ネットワークでは盗聴やリモート スニフィングなどの攻撃を受けやすくなります。このような攻撃の危険性を減らすため、802.11 標準規格では認証サービスが定義されています。暗号化については、WEP (Wired Equivalent Privacy) アルゴリズムが定義されています。802.11 標準規格ではこれらのメカニズムによってある程度の保護手段が提供されますが、802.1x ではさらに高度な保護機能が提供され、多くの脆弱性の問題が緩和されています。

802.11 認証

認証に関して、802.11 ではオープン システム認証と共有キー認証が定義されています。
  • オープン システム認証は、実際に認証を提供するものではありません。この認証では、発信側 (ワイヤレス クライアント) と受信側 (ワイヤレス アクセス ポイント) との間で 2 つのメッセージを交換することによって ID の検証が実行されるだけです。
  • 共有キー認証では、発信者が共有シークレットの情報を持っていることを確認することによって認証が提供されます。802.11 標準規格では、共有シークレットが、802.11 に依存しないセキュリティ保護されたチャネル経由でワイヤレス アクセス ポイントに送信されることを想定しています。実際には、共有キー認証のシークレットは手作業で配布され、入力されます。

802.11 の機密性 (暗号化) と整合性

WEP は、ワイヤレス クライアントとワイヤレス アクセス ポイント間で送信されるデータを暗号化することにより、有線ネットワークと同等の機密性を提供しています。暗号化については、WEP は標準の 40 ビットの暗号化キーと共に RC4 ストリーム暗号を使用するように定義しています。実装によっては、104 ビットの暗号化キーが使用される場合もあります。データの整合性は、ワイヤレス フレームの暗号化された部分に含まれる ICV (Integrity Check Value) によって提供されています。802.1x は 802.11 の暗号化なしでも使用できますが、両方同時に使用する方が優れた方法です。802.1x が有効になっていて、WEP 暗号化が無効な場合、ユーザー認証は強制されますが、ワイヤレス アクセス ポイントのポートに送信されるデータはクリア テキストになります。このような安全でない実装を防止するために、802.1x と共に WEP も有効にします。

: 一部の製造元は 128 ビットの暗号化キーを提供していますが、そのようなキーは 24 ビットの初期化ベクタを含むため、実質的には 104 ビットの暗号化キーになります。初期化ベクタとは、一連のデータを暗号化するための開始点として使用されるランダムな数値です。

ワイヤレス認証に 802.1x を使用する

802.1x は、有線イーサネット ネットワークとワイヤレス 802.11 ネットワークへのアクセス時に認証を使用するための標準規格です。802.1x は、以下の方法により、ワイヤレス 802.11 ネットワークのセキュリティを強化し、WEP の脆弱性に対処しています。
  • コンピュータとネットワークの相互の認証を可能にします。
  • ワイヤレス接続経由のデータを暗号化するためのキーを、ユーザーごとおよびセッションごとに生成します。
  • 短い間隔でキーを動的に変更する能力を提供します。
展開機能を強化するため、802.1x では、ユーザーの識別と認証、認証の集中管理、承認、およびアカウンティングがサポートされています。

802.1x では、認証処理時のメッセージ交換に拡張認証プロトコル (EAP) が使用されます。802.1x が EAP セキュリティに対して提供するサポートでは、証明書の使用などの認証方法が可能になります。

802.1x 認証のしくみ

802.1x は、ポート ベースのネットワーク アクセス制御を実装しています。ポート ベースのネットワーク アクセス制御では、スイッチイング LAN (Local Area Network) インフラストラクチャの物理的特性を使用して、LAN ポートに接続しているデバイスを認証し、また、認証処理が失敗した場合にはそのポートへのアクセスを防止します。

ポート ベースのネットワーク アクセス制御処理では、LAN ポートが、認証システムまたは認証要求者 (クライアント側) のいずれかの役割を持ちます。認証システムの役割を持つ LAN ポートでは、そのポート経由でアクセス可能なサービスへのアクセスをユーザーに許可する前に、認証が強制されます。クライアント側の役割を持つ LAN ポートでは、認証システムのポート経由でアクセス可能なサービスへのアクセスを要求します。認証サーバーは、個別に存在することも、認証システムと共存することもでき、認証システムの代わりにクライアントの資格情報を確認します。その後、認証サーバーは、クライアントが認証システムのサービスへのアクセス権限を持っているかどうかを、認証システムに伝えます。

認証システムのポート ベースのネットワーク アクセス制御では、単一の物理 LAN ポートを経由する、2 つの論理的なデータ パスが定義されています。1 つ目のデータ パス、非制御対象ポートは、LAN 上のコンピュータ (デバイス) が認証されているかどうかにかかわらず、認証システム (ポート上のサービスへのアクセスを許可する前に認証を強制するポート) とそのデバイスの間のデータ交換を許可します。EAPOL (EAP over LAN) メッセージは、この経路を取ります。2 つ目のデータ パス、制御対象ポートは、認証された LAN ユーザーと認証システムの間のデータ交換を許可します。これは、コンピュータ (デバイス) が認証された後、その他すべてのネットワーク トラフィックが取る経路です。

802.1x と IAS RADIUS

ワイヤレス ネットワークでは、Windows 2000 または Microsoft Windows Server 2003 ファミリのインターネット認証サービス (IAS) と共に 802.1x を使用することにより、RADIUS 認証が可能になります。RADIUS の実装では、有効な認証キーがない場合、ワイヤレス アクセス ポイントは有線ネットワークや別のワイヤレス クライアントにデータ トラフィックを転送しません。有効な認証キーを取得するプロセスは以下のとおりです。
  1. ワイヤレス クライアントがワイヤレス アクセス ポイントの範囲内に入ると、ワイヤレス アクセス ポイントはクライアントにチャレンジを送信します。
  2. ワイヤレス クライアントは、ワイヤレス アクセス ポイントに ID を送信します。この情報は、RADIUS サーバーに転送されます。
  3. RADIUS サーバーは、クライアントの ID を確認するために、ワイヤレス クライアントの資格情報を要求します。この要求の一部として、RADIUS サーバーは、必要な資格情報の種類を指定します。
  4. ワイヤレス クライアントは RADIUS サーバーに資格情報を送信します。
  5. RADIUS サーバーはワイヤレス クライアントの資格情報を検証します。資格情報が有効な場合、RADIUS サーバーは、暗号化された認証キーをワイヤレス アクセス ポイントに送信します。
  6. ワイヤレス アクセス ポイントは、ステーションごとのユニキャスト セッション認証キーおよびマルチキャストまたはグローバル認証キーを新しいクライアントに安全に転送するために、この認証キーを使用します。
Windows 2000 の場合、RADIUS の展開には以下の追加コンポーネントが必要です。
  • Windows 2000 Service Pack 2。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    260910 最新の Windows 2000 Service Pack の入手方法
  • Windows 2000 のインターネット認証サービス (IAS) 用の修正プログラム。IAS は Windows 2000 Server に含まれている RADIUS サーバーの機能です。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    304697 RADIUS 属性に対するワイヤレス値の一部が使用できない
  • コンピュータ アカウントにダイヤルインのプロパティを追加するための、Active Directory 用修正プログラム。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    306260 ワイヤレス ネットワークを使用するコンピュータのダイヤルインのアクセス許可を変更できない
  • ユーザーがログオンしていない場合にネットワーク上でコンピュータの認証を許可するための、Windows 2000 Server コンピュータ用修正プログラム。この修正プログラムは、Active Directory サーバーにインストールする必要があります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    304347 ユーザーがログオンしていないと、サーバーで LAN への EAP-OE 接続が行われない
詳細については、次のマイクロソフト Web サイト上のトピック「セキュリティ保護された 802.11 ネットワークを Microsoft Windows を使用して企業で展開する方法」を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/deploy/default.mspx

Windows 2000 802.1x クライアントの相違点

Windows 2000 プラットフォームに 802.1x 機能を追加するために、機能のサブセットには、Microsoft Windows XP プラットフォームの機能の一部が取り込まれています。802.1x エンジン自体は大部分同じですが、クライアントでの主な相違点は、ユーザー インターフェイスを使用したクライアントの操作方法です。Windows 2000 クライアントでの相違点は以下のとおりです。
  • サービスの状態 - Windows 2000 の 802.1x サービスは無効な状態でインストールされます。機能を使用するには、サービスのスタートアップの種類を [自動] に設定し、サービスを開始する必要があります。
  • Zero Configuration 機能 - Windows 2000 クライアントには、Wireless Zero Configuration 機能が含まれていません。これは、802.11 の設定に、製造元の提供するユーティリティを使用する必要があることを意味します。
  • サードパーティ ツール - 前述のとおり、Windows 2000 クライアントでは、802.11 の設定にサードパーティ製造元の設定ユーティリティが必要です。Windows XP とは異なり、多くのユーティリティでは 802.11 の設定がユーザーごとに保存されません。このため、複数のユーザーが同じコンピュータにログオンする運用環境では、ユーザー固有のプロファイルではなく共通のプロファイルに設定が保存される可能性があります。
  • グループ ポリシー - グループ ポリシーを使用してワイヤレス ネットワークの設定を行うことはできません。
  • 認証状態の通知 - タスク バー右端の通知領域で、[ネットワークとダイヤルアップ接続] アイコン上にマウス ポインタを置くと、認証の状態を表示することができます。
  • Windows 2000 クライアントでは、一度に 1 つのワイヤレス ネットワーク アダプタのみサポートされます。ラップトップ コンピュータで 2 つ以上のワイヤレス ネットワーク アダプタを使用することは技術的には可能ですが、Windows 2000 の 802.1x クライアントは、一度に 1 つのアダプタのみで動作します。
  • ベータ版からのアップグレード - Windows 2000 のベータ クライアントのいずれかをインストールしている場合は、最初にベータ版を削除してから、製品版クライアントをインストールする必要があります。ベータ版クライアントから製品版クライアントへのアップグレードはサポートされていません。
  • 状況依存ヘルプ - このクライアントに、状況依存ヘルプはありません。
ワイヤレス セキュリティの関連情報については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
WiFi ソリューションに関するマイクロソフトからの最新ニュースについては、http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/technologies/wifi/default.mspx を参照してください。
セキュリティのソリューションに関する最新ニュースについては、http://www.microsoft.com/japan/security を参照してください。

一般的な問題

  • [認証] タブが表示されない - 修正プログラムの適用時、802.1x サービスは無効な状態でインストールされます。この問題を解決するには、次の手順に従って、サービス スナップインで Wireless Configuration サービスを有効にする必要があります。
    1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
    2. [サービスとアプリケーション] を展開し、[サービス] をクリックします。
    3. Wireless Configuration サービスのプロパティで、[スタートアップの種類] を [自動] に設定し、サービスを開始します。
  • [認証] タブを使用できない - [認証] タブが表示されているにもかかわらず使用できない場合は、そのネットワーク アダプタのドライバが 802.1x を正しくサポートしていないことを示しています。次の一覧またはハードウェア製造元の Web サイトを参照し、ネットワーク アダプタ ドライバの正しいバージョンを確認してください。

テスト済みのドライバとユーティリティ

以下の一覧には、Windows 2000 の 802.1x クライアントでテスト済みのコンポーネントについてハードウェア製造元からの情報が含まれています。この一覧に含まれないコンポーネントもあります。リリース時点 (2002 年 11 月 4 日) での基礎的な情報の提供だけを目的としています。将来の更新については、製造元の Web サイトを参照してください。

デバイス製造元 : 3COM Corporation
デバイス名 : 3Com 3CRWE62092B Wireless LAN PC Card
クライアント ユーティリティのバージョン : 3Com Wireless LAN Manager Version 2.1 Wireless
ドライバのバージョン : 3Com 3CRWE62092B Wireless LAN PC Card (Windows 98 Second Edition、Windows Millennium Edition (Me)、Windows 2000 (Wlp92be.sys バージョン 2.1.0.9) 用)、Windows XP (Wlp92bf.sys (2.1.0.9) 用)
すべてのオペレーティング システムで、ファームウェアのバージョンは 5.2.0.0 です。
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.3com.com

デバイス製造元 : Cisco
デバイス名/種類 : Cisco 350 Series PCMCIA Wireless Adapter
クライアント ユーティリティ/バージョン : Cisco ACU 5.05.001
ドライバのバージョン : 8.2.3
すべてのオペレーティング システムで、ファームウェアのバージョンは 4.25.30 です。
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.cisco.com/jp/index.shtml

デバイス製造元 : Proxim
デバイス名 : Harmony 802.11a CardBus/PCI Card Software for Windows 98 Second Edition/Windows Me/Windows 2000/Windows XP/Windows NT 4.0
クライアント ユーティリティのバージョン : 1.4-B11
ドライバのバージョン : 1.4-B11

デバイス製造元 : Proxim Corporation
デバイス名 : - Harmony 802.11a Access Point
クライアント ユーティリティのバージョン : 2.0-B11
ファームウェアのバージョン : 2.0-B11

デバイス製造元 : Proxim Corporation
デバイス名 : Proxim Harmony 802.11a
クライアント ユーティリティのバージョン : Proxim 1.4-B11
ドライバのバージョン : Proxim Wireless 802.11a card 1.4-B11 (1.4.1.1)
ファームウェアのバージョン : ドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.proxim.com

デバイス製造元 : Intel
デバイス名 : Intel PRO/Wireless 2011B
ドライバのバージョン : 3.1.1.27
ファームウェアのバージョン : ファームウェアはドライバによって読み込まれる
ドライバ、ユーティリティ、および最新情報を入手できるサードパーティ Web サイト :
http://www.intel.co.jp/

デバイス製造元 : Intel
デバイス名 : Intel PRO/Wireless 5000 CardBus (802.11a)
ドライバのバージョン : 1.0.1.30
ファームウェアのバージョン : ファームウェアはドライバによって読み込まれる
ドライバ、ユーティリティ、および最新情報を入手できるサードパーティ Web サイト :
http://www.intel.co.jp/

デバイス製造元 : Enterasys Networks, Inc.
デバイス名/種類 : Enterasys RoamAbout R2 Access Point
ファームウェアのバージョン : v2.00.16
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.enterasys.com/wireless

デバイス製造元 : Enterasys Networks, Inc.
デバイス名/種類 : Enterasys RoamAbout AP2000 Access Point
ファームウェアのバージョン : v6.04
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.enterasys.com/wireless

デバイス製造元 : Enterasys Networks, Inc.
デバイス名/種類 : RoamAbout 802.11 DS CSIBD-AA-128
クライアント ユーティリティのバージョン : v8.01
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : Enterasys Networks Wireless Driver 7.44.18.403
ファームウェアのバージョン : ドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.enterasys.com/wireless

デバイス製造元 : Symbol
デバイス名 : AP-4131-1000 WW
クライアント ユーティリティのバージョン : 3.50-26
ワイヤレス ネットワーク アダプタのファームウェア バージョン : 3.50-26
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.symbol.co.jp

デバイス製造元 : Symbol
デバイス名 : LA-4121-1000 WW
クライアント ユーティリティのバージョン : 3.0.19.20a
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : 2.51-08
ファームウェアのバージョン : ファームウェアはドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.symbol.co.jp

デバイス製造元 : Symbol
デバイス名 : LA-4131-1000 WW
クライアント ユーティリティのバージョン : 3.18
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : 3.18
ファームウェアのバージョン : ファームウェアはドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.symbol.co.jp

デバイス製造元 : Broadcom Corporation
デバイス名 : Broadcom AirForce カード : BCM94301MP、BCM94301CB、BCM94301PC5
クライアント ユーティリティのバージョン : Broadcom AirForce OneDriver 3.08.27 (およびそれ以降)
ドライバのバージョン : Broadcom AirForce OneDriver 3.08.27+ (ファームウェアは不必要)
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://www.broadcom.com

デバイス製造元 : HP-Compaq
デバイス名/種類 : Compaq WL100 11Mbps Wireless LAN PC Card Adapter
クライアント ユーティリティのバージョン : 4.06.3.0
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : 0.29.4
ファームウェアのバージョン : ドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/welcome.html

デバイス製造元 : HP-Compaq
デバイス名/種類 : Compaq WL 110 PC Card Adapter
クライアント ユーティリティのバージョン : 2.58
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : 7.44.19.445
ファームウェアのバージョン : ドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/welcome.html

デバイス製造元 : HP-Compaq
デバイス名/種類 : Compaq WL 215 Wireless USB Adapter
クライアント ユーティリティのバージョン : 2.58
ワイヤレス ネットワーク アダプタ ドライバのバージョン : 7.64.19.329
ファームウェアのバージョン : ドライバによって読み込まれる
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/welcome.html

デバイス製造元 : HP-Compaq
デバイス名/種類 : HP Enterprise Access Point WL520
ファームウェアのバージョン : 2.0 (ビルド 267)
ドライバとユーティリティの最新情報を参照できるサードパーティ Web サイト :
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/welcome.html
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プロパティ

文書番号: 313664 - 最終更新日: 2007年10月29日 - リビジョン: 19.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 2
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 1
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 2
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 1
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
キーワード:?
kbfix kbwin2000presp4fix kbqfe kbprb kbproductlink KB313664
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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