Windows XP での TCP/IP と NBT の構成パラメータ

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文書番号: 314053 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明

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目次

概要

この資料では、標準の TCP/IP ネットワーク プロトコルを実装したプロトコル ドライバである Tcpip.sys の構成に使用されるすべてのレジストリ パラメータについて説明します。

Windows XP の TCP/IP プロトコル スイートの実装では、すべての構成データがレジストリから読み取られます。この情報はセットアップの際に、コントロール パネルのネットワーク ツールによって、レジストリに書き込まれます。また、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) クライアント サービスが有効になっている場合は、DHCP クライアント サービスによって提供される情報もあります。

このプロトコル スイートの実装は、コントロール パネルのネットワーク ツールおよび DHCP によって収集された構成情報を使用するだけで、ほとんどの環境で正しく効率的に動作するようになっています。プロトコルの構成可能なその他すべての項目については、最適なデフォルト値がドライバのコードに記述されています。

インストール環境が一般的でなく、デフォルト値を変更したほうがよい場合もあります。そのような場合は、オプションのレジストリ パラメータを作成して、プロトコル ドライバのデフォルトの動作を部分的に変更することができます。

注意 : Windows XP の TCP/IP の実装は、大部分が自動的に調整されます。十分調べずにレジストリ パラメータを調整すると、コンピュータのパフォーマンスが低下する可能性があります。

詳細

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

パラメータを変更するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーを見つけます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、適切なデータの型をクリックし、適切な名前を入力します。その後、作成した値を右クリックし、[修正] をクリックし、[値のデータ] に値を入力します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. レジストリ エディタを終了します。
  6. コンピュータを再起動して、変更を有効にします。
TCP/IP パラメータはすべてレジストリ値であり、以下に示す 2 つのサブキーのいずれかの下にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services


Tcpip\Parameters
Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
: ID for Adapter は、TCP/IP がバインドされているネットワーク アダプタです。アダプタ ID とネットワーク接続の関係を特定するには、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Network\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\<ID for Adapter>\Connection
を確認します。このキーの Name 値により、[ネットワーク接続] で使用されているネットワーク接続のフレンドリ名がわかります。これらのキーの下にある値は、アダプタごとに異なります。DHCP で構成された値および静的に構成された値を持つパラメータは、存在する場合と存在しない場合があります。パラメータが存在するかどうかは、そのコンピュータまたはアダプタで DHCP が構成されているかどうか、および優先される静的な値が指定されているかどうかによって決まります。変更を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。

レジストリ エディタで構成可能な標準のパラメータ

以下のパラメータは、コントロール パネルのネットワーク ツールによって TCP/IP コンポーネントがインストールされるときに、インストールされ、デフォルト値が設定されます。これらの値は、レジストリ エディタで変更できます。

DatabasePath
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_EXPAND_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な Windows NT のファイル パス
デフォルト値 : %SystemRoot%\System32\Drivers\Etc
説明 : このパラメータでは、標準的なインターネット データベース ファイル (HOSTS、LMHOSTS、NETWORKS、PROTOCOLS) のパスを指定します。Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
ForwardBroadcasts
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : ブロードキャストの転送はサポートされていません。このパラメータは無視されます。
UseZeroBroadcast
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、IP により全 0 (ゼロ) ブロードキャスト (0.0.0.0) が使用されます (0 (False) の場合は、全 1 ブロードキャスト (255.255.255.255) が使用されます)。ほとんどのコンピュータでは全 1 ブロードキャストが使用されていますが、BSD 実装から派生したコンピュータには、全 0 (ゼロ) ブロードキャストを使用するものがあります。異なるブロードキャストを使用するコンピュータを同一のネットワーク上で相互運用することはできません。

レジストリ エディタで構成可能なオプションのパラメータ

通常、以下のパラメータはレジストリに存在しません。これらのパラメータを作成して、TCP/IP プロトコル ドライバのデフォルトの動作を変更することができます。

ArpAlwaysSourceRoute
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、TCP/IP は、トークン リング ネットワーク上で、ソース ルーティングを有効にして ARP クエリを送信します。デフォルトでは、まずスタックはソース ルーティングを有効にせずに ARP クエリを送信し、応答が返ってこなかった場合はソース ルーティングを有効にして再試行します。
ArpUseEtherSNAP
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、TCP/IP は 802.3 SNAP エンコーディングを使用してイーサネット パケットを送信します。デフォルトでは、スタックは DIX Ethernet 形式でパケットを送信します。常に両方の形式を受信することができます。
DefaultTTL
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 秒/ホップ数
有効な範囲 : 1 〜 255
デフォルト値 : Windows XP の場合 128
説明 : このパラメータには、送信 IP パケットのヘッダーに設定される Time to Live (TTL) のデフォルト値を指定します。TTL は、宛先に到達していない IP パケットがネットワーク内に存在できる最大時間を決定します。実質上は、IP パケットが通過できるルーターの数の上限です。この上限を超えた IP パケットは破棄されます。
EnableDeadGWDetect
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 1 (True)
説明 : このパラメータを 1 に設定すると、停止しているゲートウェイの検出機能が TCP で使用されます。この機能を有効にすると、TCP は、セグメントを数回再送しても応答を受信できない場合に、バックアップ ゲートウェイに変更するよう IP に要求します。バックアップ ゲートウェイを定義するには、コントロール パネルの [ネットワーク接続] から [インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ] ダイアログ ボックスを表示し、[詳細設定] をクリックします。
EnablePMTUBHDetect
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、TCP はパスの MTU の発見 (Path MTU Discovery) の実行中に "ブラック ホール ルーター" の検出を行います。"ブラック ホール" ルーターとは、Don't Fragment ビットがセットされた IP データグラムを分割する必要がある場合に、ICMP の Destination Unreachable メッセージを返さないルーターです。TCP がパスの MTU の発見を実行するには、このメッセージを受信する必要があります。この機能を有効にすると、TCP はセグメントを複数回再送しても ACK が返されない場合は、Don't Fragment ビットをセットせずにセグメントを送信します。セグメントに対する ACK が返された場合は、MSS の値を小さくし、接続でその後送信されるパケットに Don't Fragment ビットをセットします。ブラック ホール検出を有効にすると、特定のセグメントに対して実行される再送の最大回数が増加します。
EnablePMTUDiscovery
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 1 (True)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、TCP はリモート ホストへのパス上で最大転送ユニット (MTU または最大パケット サイズ) の検出を試行します。TCP は、パスの MTU を検出して TCP セグメントをこのサイズに制限することによって、MTU の異なるルーターがネットワークに接続されている場合にパス上のルーターでパケットの分割が行われないようにします。パケットが分割されると TCP のスループットに悪影響を与え、ネットワークの輻輳が発生する原因になります。このパラメータを 0 に設定すると、ローカル サブネット以外のコンピュータへのすべての接続に 576 バイトの MTU が使用されます。
ForwardBufferMemory
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 : ネットワーク MTU 以上、 0xFFFFFFFF 未満の適切な値
デフォルト値 : 74240 (1480 バイトのパケットを 50 個格納するのに 十分な 256 の倍数)
説明 : このパラメータには、IP がパケット データを格納するルーター パケット キューに割り当てるメモリの容量を指定します。このバッファ領域がいっぱいになると、ルーターはキューからパケットをランダムに破棄し始めます。パケット キューのデータ バッファは 256 バイト長であるため、このパラメータの値は 256 の倍数である必要があります。パケットのサイズが大きい場合は、複数のバッファが連結されます。パケットの IP ヘッダーは別々に格納されます。IP ルーターが有効でない場合、このパラメータは無視され、バッファは割り当てられません。
IGMPLevel
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 0、1、2
デフォルト値 : 2
説明 : このパラメータは、コンピュータが IP マルチキャストをサポートし、インターネット グループ管理プロトコル (IGMP) に参加するレベルを決定します。レベル 0 では、マルチキャスト サポートを提供しません。レベル 1 では、IP マルチキャスト パケットだけを送信できます。レベル 2 では、IP マルチキャスト パケットを送信でき、IGMP に完全に参加してマルチキャスト パケットを受信できます。
KeepAliveInterval
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 1000 (1 秒)
説明 : このパラメータには、応答を受信するまでの KeepAlive の再送間隔を指定します。応答を受信すると、次の KeepAlive 送信までの間隔は再度 KeepAliveTime の値によって制御されます。TcpMaxDataRetransmissions で指定した再送回数に達しても応答がない場合、接続は切断されます。
KeepAliveTime
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 7,200,000 (2 時間)
説明 : このパラメータでは、TCP が KeepAlive パケットを送信してアイドル状態の接続が損なわれていないかどうかを確認する頻度を制御します。リモート コンピュータが機能していて到達可能であれば、KeepAlive 送信に対して応答が返されます。KeepAlive パケットはデフォルトでは送信されません。プログラムで接続に対してこの機能を有効にできます。
MTU
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 68 以上、ネットワークの MTU サイズまで
デフォルト値 : 0xFFFFFFFF
説明 : このパラメータは、ネットワーク インターフェイスのデフォルトの最大転送ユニット (MTU) よりも優先されます。MTU はトランスポートがネットワーク上に送信するパケットの最大サイズ (バイト単位) です。このサイズにはトランスポート ヘッダーが含まれます。1 つの IP データグラムは複数のパケットにまたがることができます。ネットワークのデフォルト値より値が大きい場合は、トランスポートはネットワークのデフォルトの MTU を使用します。68 より値が小さい場合は、トランスポートが使用する MTU は 68 になります。
NumForwardPackets
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 1 以上、 0xFFFFFFFF 未満の適切な値
デフォルト値 : 50
説明 : このパラメータには、ルーター パケット キューに割り当てる IP パケット ヘッダーの数を指定します。すべてのヘッダーが使用されている場合、ルーターはランダムにキューのパケットを破棄し始めます。この値は少なくとも、ForwardBufferMemory の値をルーターに接続されたネットワークの最大 IP データ サイズで割った値と同じ大きさである必要があります。各パケットには少なくとも 256 バイトの転送バッファ メモリが使用されるため、ForwardBufferMemory を 256 で割った値より大きくしないでください。特定のサイズの ForwardBufferMemory に対して最適な転送パケットの数は、ネットワーク上のトラフィックの種類によって異なりますが、これらの 2 つの値の範囲内です。ルーターが有効になっていない場合、このパラメータは無視され、ヘッダーは割り当てられません。
TcpMaxConnectRetransmissions
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 2
説明 : このパラメータには、TCP が接続要求 (SYN) を再送する回数の上限を指定します。上限に達すると接続の試行は中止されます。再送タイムアウトは、ある接続の試行で再送が連続して行われるごとに長さが 2 倍になります。最初のタイムアウトは 3 秒です。
TcpMaxDataRetransmissions
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 5
説明 : このパラメータには、TCP が各データ セグメント (非接続セグメント) を再送する回数の上限を指定します。上限に達すると接続が中断されます。再送タイムアウトは、特定の接続で再送が連続して行われるごとに 2 倍になります。応答が返されるようになるとリセットされます。基本のタイムアウト値は、その接続で計測された往復時間 (RTT) を基に動的に決定されます。
TcpNumConnections
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 0 〜 0xfffffe
デフォルト値 : 0xfffffe
説明 : このパラメータには、TCP が同時に開くことができる接続の最大数を指定します。
TcpTimedWaitDelay
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (秒)
有効な範囲 : 30 〜 300 (10 進)
デフォルト値 : 0x78 (10 進表記では 120)
説明 : このパラメータには、接続の終了時に TIME_WAIT 状態を維持する期間を指定します。接続が TIME_WAIT 状態の間は、その接続で使用されているソケットは再利用されません。これは "2MSL" 状態とも呼ばれ、RFC793 では、ネットワークにおける最大セグメント生存時間の 2 倍と規定されています。詳細については、RFC793 を参照してください。

: Microsoft Windows 2000 のデフォルト値は 240 秒です。Windows XP と Microsoft Windows Server 2003 では、パフォーマンスを強化するために、IPv4 スタックのデフォルト値が 120 秒に変更されました。IPv6 スタックのデフォルト値は 240 秒です。
TcpUseRFC1122UrgentPointer
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータには、TCP で緊急データ用に RFC 1122 仕様を使用するか、または BSD コンピュータで使用されているモードを使用するかを指定します。2 つのメカニズムは TCP ヘッダー内の緊急ポインタと緊急データの長さの解釈がそれぞれ異なり、2 つのメカニズム間での相互運用はできません。Windows XP では BSD モードがデフォルトで使用されます。
TcpWindowSize
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFF
デフォルト値 : 次のいずれかの小さい数。0xFFFF
または
(次のいずれかの大きな数。ネットワーク上の最大 TCP データ サイズの 4 倍
または
8192 をネットワーク TCP データ サイズの倍数に切り上げた数)
イーサネットのデフォルト値は 8760 です。
説明 : このパラメータには、コンピュータの TCP 受信ウィンドウの最大サイズを指定します。受信ウィンドウは、送信側が受信確認を受信せずに送信できるバイト数を指定します。一般に、受信ウィンドウのサイズを大きくすると、遅延時間と帯域幅を掛けた値が大きいネットワークのパフォーマンスが向上します。効率を最大化するには、受信ウィンドウのサイズを TCP 最大セグメント サイズ (MSS) の偶数倍にする必要があります。

ネットワーク接続のプロパティから構成可能なパラメータ

以下のパラメータは、ユーザーが提供した情報を使用して、接続プロパティのインターフェイスによって自動的に作成および変更されます。これらのパラメータをレジストリで直接構成する必要はありません。

DefaultGateway
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 任意の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、コンピュータが直接接続されているサブネット宛てでなく、特定のルートが指定されていないパケットを転送するためのゲートウェイのリストを指定します。このパラメータは、DhcpDefaultGateway パラメータより優先されます。
Domain
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な DNS ドメイン名
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、コンピュータの DNS ドメイン名を指定します。Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
EnableDhcp
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、DHCP クライアント サービスは、DHCP を使用してアダプタの最初の IP インターフェイスを構成します。
Hostname
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : 有効な DNS ホスト名
デフォルト値 : コンピュータ名
説明 : このパラメータには、hostname コマンドを実行したときに返されるコンピュータの DNS ホスト名を指定します。
IPAddress
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 任意の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、アダプタにバインドされる IP インターフェイスの IP アドレスを指定します。リストの最初のアドレスが 0.0.0.0 の場合、アダプタのプライマリ インターフェイスは DHCP によって設定されます。1 つのアダプタに対して複数の IP インターフェイスを割り当てているコンピュータは "論理マルチホーム化" されたコンピュータと呼ばれます。このパラメータで指定した各 IP アドレスに対して SubnetMask パラメータで有効なサブネット マスクを指定する必要があります。
IPEnableRouter
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、コンピュータは、接続されているネットワーク間で IP パケットのルーティングを行います。
NameServer
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスを空白で区切ったリスト
有効な範囲 : 任意の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし (空白)
説明 : このパラメータは、Windows Sockets が名前を解決するために照会する DNS ネーム サーバーを指定します。
SearchList
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_SZ - DNS ドメイン名サフィックスを区切ったリスト
有効な範囲 : 任意の有効な DNS ドメイン名サフィックス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、非修飾名が解決できなかった場合に、DNS によって解決される名前に付加するドメイン名サフィックスのリストを指定します。デフォルトでは、Domain パラメータの値のみが付加されます。このパラメータは Windows Sockets インターフェイスで使用されます。
SubnetMask
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、アダプタにバインドされた IP インターフェイスで使用されるサブネット マスクを指定します。リストの最初のマスクが 0.0.0.0 の場合、アダプタのプライマリ インターフェイスは DHCP によって構成されます。IPAddress パラメータで指定した各 IP アドレスに対して有効なサブネット マスク値がこのパラメータに設定されている必要があります。

構成できないパラメータ

以下のパラメータは、TCP/IP コンポーネントにより内部的に作成および使用されます。これらはレジストリ エディタで変更しないようにしてください。以下のリストは参照用にのみ使用してください。

DhcpDefaultGateway
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_MULTI_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスのリスト
有効な範囲 : 一連の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、コンピュータが直接接続されているサブネット宛てでなく、特定のルートが指定されていないパケットを転送するためのデフォルト ゲートウェイのリストが設定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。DefaultGateway パラメータの値が有効な場合、このパラメータは無効になり、DefaultGateway パラメータの値が使用されます。
DhcpIPAddress
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、インターフェイスに対して DHCP が構成する IP アドレスです。IPAddress パラメータの最初の値が 0.0.0.0 以外の場合は、その値が使用され、このパラメータは無効になります。
DhcpNameServer
キー : Tcpip\Parameters
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレスを空白で区切ったリスト
有効な範囲 : 任意の有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、名前解決のために Windows Sockets が照会する DNS ネーム サーバーが指定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。このパラメータよりも NameServer パラメータの値が優先されます。
DhcpServer
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、DhcpIPAddress パラメータに指定された IP アドレスのリースを許可した DHCP サーバーの IP アドレスが指定されます。
DhcpSubnetMask
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP サブネット マスク
有効な範囲 : 構成された IP アドレスに対して有効なサブネット マスク
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、DhcpIPAddress パラメータに指定されたアドレスに対して DHCP が構成したサブネット マスクが指定されます。
IPInterfaceContext
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、TCP/IP ドライバによって書き込まれ、DHCP クライアント サービスで使用されます。
Lease
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DHCP クライアント サービスがこのアダプタ用の IP アドレスの有効なリース時間 (秒) を保存するために使用されます。
LeaseObtainedTime
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、このアダプタ用の IP アドレスのリースが取得された時刻が保存されます。
LeaseTerminatesTime
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは DHCP クライアント サービスによって使用され、このアダプタ用の IP アドレスのリースが期限切れになる時刻が保存されます。
LLInterface
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - NT デバイス名
有効な範囲 : 有効な NT デバイス名
デフォルト値 : 空の文字列 (空白)
説明 : このパラメータは、IP を組み込みの ARP モジュール以外のリンク レイヤ プロトコルにバインドするために使用されます。パラメータの値は、IP をバインドする Windows NT デバイスの名前です。このパラメータは、RAS コンポーネントなどと共に使用されます。
T1
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DHCP クライアント サービスによって使用され、アダプタ用の IP アドレスのリースを初めて更新する時刻が保存されます。DHCP クライアント サービスは、リースを更新する際に、リースを許可したサーバーと通信します。
T2
キー : Tcpip\Parameters\Interfaces\ID for Adapter
値の種類 : REG_DWORD - 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの絶対時間 (秒)
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータは、DHCP クライアント サービスによって使用され、アダプタ用の IP アドレスのリースを更新する時刻が保存されます。DHCP クライアント サービスは、リースを更新する際に、更新要求をブロードキャストで送信します。サービスが元のサーバーでリースを更新できなかった場合にのみ、時刻 T2 に達します。

NBT

NBT パラメータはすべてレジストリの値であり、以下に示す 2 つのサブキーのいずれかの下にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\computer\CurrentControlSet\Services

Netbt\Parameters
Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_ID for Adapter
ID for Adapter は、NBT がバインドされているネットワーク アダプタです。アダプタ ID とネットワーク接続の関係は、HKEY_LOCAL_MACHINE\computer\CurrentControlSet\Control\Network\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\ID for Adapter\Connection を調べることにより確認できます。このキーに含まれる Name の値は、[ネットワーク接続] で使用されるネットワーク接続の名前です。 後者のキーの下にある値は、アダプタごとに異なります。コンピュータが DHCP により構成されている場合は、コマンド シェルで ipconfig /renew コマンドを実行すると、パラメータの変更が有効になります。それ以外の方法でパラメータの変更を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。

レジストリ エディタで構成可能な標準のパラメータ

以下のパラメータは、コントロール パネルのネットワーク ツールによって TCP/IP コンポーネントがインストールされるときに、インストールされ、デフォルト値が設定されます。これらの値は、レジストリ エディタ (Regedit.exe) で変更できます。

BcastNameQueryCount
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - カウント
有効な範囲 : 1 〜 0xFFFF
デフォルト値 : 3
説明 : この値により、特定の名前照会に対して応答がない場合に、NetBT がその照会をブロードキャストする回数が決定されます。
BcastQueryTimeout
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 100 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 0x2ee (10 進表記では 750)
説明 : この値により、同一の名前に対して連続で名前照会をブロードキャストする際の時間間隔が決定されます。
CacheTimeout
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 60000 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 0x927c0 (600000 ミリ秒 = 10 分)
説明 : この値により、リモート名テーブルに名前がキャッシュされる時間間隔が決定されます。
NameServerPort
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - UDP ポート番号
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFF
デフォルト値 : 0x89
説明 : このパラメータにより、NetBT がネーム サービス関連のパケット (WINS に対する名前照会や名前登録など) を送信する宛先ポート番号が決定されます。Microsoft WINS はポート 0x89 でリッスンします。他社の NetBIOS ネーム サーバーは異なるポートでリッスンする場合があります。
NameSrvQueryCount
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - カウント
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFF
デフォルト値 : 3
説明 : この値により、特定の名前照会に対して応答がない場合に、NetBT が WINS サーバーにその照会を送信する回数が決定されます。
NameSrvQueryTimeout
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 100 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 1500 (1.5 秒)
説明 : この値により、特定の名前に対して WINS に連続で名前照会を送信する際の時間間隔が決定されます。
SessionKeepAlive
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 60,000 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 3,600,000 (1 時間)
説明 : この値により、1 つのセッションにおける KeepAlive の送信間隔が決定されます。この値を 0xFFFFFFF に設定すると KeepAlive は無効になります。
Size/Small/Medium/Large
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD
有効な範囲 : 1、2、3 (Small、Medium、Large)
デフォルト値 : 1 (Small)
説明 : この値により、ローカル名およびリモート名を保存する名前テーブルのサイズが決定されます。一般には Small で十分です。コンピュータがプロキシ ネーム サーバーとして動作している場合、この値は自動的に Large に設定され、名前キャッシュのハッシュ テーブルのサイズが増加します。ハッシュ テーブル バケットのサイズは次のとおりです。
Large : 256、Medium : 128、Small : 16

レジストリ エディタで構成可能なオプションのパラメータ

以下のパラメータは、通常レジストリには存在しません。これらのパラメータを作成すると、NetBT プロトコル ドライバのデフォルトの動作を変更することができます。

BroadcastAddress
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 4 バイト、リトル エンディアンでエンコードされた IP アドレス
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 各ネットワーク用の全 1 ブロードキャスト アドレス
説明 : このパラメータを使用して、NetBT が名前関連パケットのすべてのブロードキャストに使用するアドレスを指定できます。デフォルトでは、NetBT は各ネットワークに適した全 1 ブロードキャスト アドレスを使用します (つまり、アドレスが 11.101.0.0 でサブネット マスクが 255.255.0.0 のネットワークの場合、サブネット ブロードキャスト アドレスは 11.101.255.255 です)。このパラメータは、ネットワークで全 0 (ゼロ) ブロードキャスト アドレス (UseZeroBroadcast TCP/IP パラメータを使用して設定されます) を使用した場合などに設定されます。上記の例では、適切なサブネット ブロードキャスト アドレスは 11.101.0.0 になり、パラメータは 0x0b650000 に設定されます。このパラメータはグローバルで、NetBT がバインドされたすべてのサブネットで使用されます。
EnableProxy
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : この値を 1 (True) に設定すると、コンピュータは NBT がバインドされているネットワークのプロキシ ネーム サーバーとして動作します。プロキシ ネーム サーバーは、WINS によって解決された名前に対するブロードキャスト照会に応答します。プロキシ ネーム サーバーを使用すると、B ノード実装のネットワークから、WINS に登録されている他のサブネット上のサーバーに接続できます。
EnableProxyRegCheck
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータを 1 (True) に設定すると、名前が既に WINS に登録されているかプロキシのローカル名前キャッシュに異なる IP アドレスで存在する場合、プロキシ ネーム サーバーはブロードキャスト名前登録に対して否定応答を送信します。この機能を有効にすると、WINS に名前が登録されているコンピュータの IP アドレスを変更できなくなるため、デフォルトでは無効になっています。
InitialRefreshT.O.
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 960000 〜 0xFFFFFFF
デフォルト値 : 960000 (16 分)
説明 : このパラメータには、名前登録の際に NBT が使用する初期更新タイムアウトを指定します。最初に名前を登録する際、NBT から WINS サーバーへの接続試行は、この時間の 8 分の 1 の間隔で行われます。登録成功の応答を受信した場合、その応答には新しく使用する更新間隔が含まれています。
LmhostsTimeout
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 1000 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 6000 (6 秒)
説明 : このパラメータには、LMHOSTS と DNS の名前照会を行う際のタイムアウト値を指定します。このタイマの粒度はタイムアウト値と同じであるため、実際のタイムアウトはこの値の 2 倍になる可能性があります。
MaxDgramBuffering
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - バイト数
有効な範囲 : 0 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 0x20000 (128 KB)
説明 : このパラメータには、保留中のすべての送信データグラムに対して NetBT が動的に割り当てるメモリの最大量を指定します。この最大値に達すると、リソースが不足するため、以降の送信は失敗します。
NodeType
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 1、2、4、8 (B ノード、P ノード、M ノード、H ノード)
デフォルト値 : 1 または 8 (WINS サーバーの構成によって異なります)
説明 : このパラメータにより、NetBT が名前の登録と解決に使用する方法が決定されます。B ノード コンピュータはブロードキャストを使用します。P ノード コンピュータは、ネーム サーバー (WINS) に対するポイント ツー ポイントの名前照会のみを使用します。M ノード コンピュータは、まずブロードキャストを行い、次にネーム サーバーに照会します。H ノード コンピュータは、まずネーム サーバーに照会し、次にブロードキャストを行います。LMHOSTS や DNS 経由の名前解決は、これらの方法に従って行われます。このキーが存在する場合、DhcpNodeType キーはこのキーで上書きされます。どちらのキーも存在せず、ネットワークに WINS サーバーが構成されていない場合、コンピュータは B ノードを使用します。WINS サーバーが構成されている場合、コンピュータは H ノードを使用します。
RandomAdapter
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータは、マルチホーム ホストにのみ適用されます。このパラメータが 1 (True) に設定されている場合、NetBT はバインドされているすべてのインターフェイスからの名前照会の応答に、ランダムに選択した IP アドレスを含めます。多くの場合、照会を受信したインターフェイスのアドレスが応答に含まれます。この機能は、負荷分散の目的で、同一のネットワーク上にインターフェイスが 2 つあるサーバーでのみ使用されます。
RefreshOpCode
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 8、9
デフォルト値 : 8
説明 : このパラメータには、NetBT がネーム リフレッシュ パケットで使用する opcode を指定します。NetBT プロトコルの仕様では、この部分に若干のあいまいさがあります。マイクロソフトの実装においてデフォルトで使用されている 8 が意図された値のように思われますが、9 を使用している実装 (Ungermann-Bass など) もあります。相互運用を実現するには、2 つの実装が同一の opcode を使用する必要があります。
SingleResponse
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : このパラメータは、マルチホーム ホストにのみ適用されます。このパラメータを 1 (True) に設定すると、NBT は、バインドされているいずれかのインターフェイスの IP アドレスだけを名前照会の応答に含めます。デフォルトでは、バインドされているすべてのインターフェイスのアドレスが含まれます。
WinsDownTimeout
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 時間 (ミリ秒)
有効な範囲 : 1000 〜 0xFFFFFFFF
デフォルト値 : 15,000 (15 秒)
説明 : このパラメータには、NBT がすべての WINS サーバーへの接続に失敗した後、再度 WINS の使用を試みるまでの待ち時間を指定します。この機能により、一時的にネットワークから切断されたコンピュータは、WINS への各名前登録または名前照会のタイムアウトを待つことなく、起動処理を続行できます。

接続のプロパティで構成可能なパラメータ

以下のパラメータは、[ネットワーク接続] の接続のプロパティから設定できます。これらのパラメータを直接構成する必要はありません。

EnableDns
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 0 (False)
説明 : この値を 1 (True) に設定すると、NBT は WINS、ブロードキャスト、または LMHOSTS ファイルで解決できなかった名前を DNS に問い合わせます。
EnableLmhosts
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - ブール値
有効な範囲 : 0 または 1 (False または True)
デフォルト値 : 1 (True)
説明 : この値を 1 (True) に設定すると、NBT は WINS またはブロードキャストで解決できなかった名前について LMHOSTS ファイルを検索します (LMHOSTS ファイルが存在する場合)。デフォルトでは、LMHOSTS ファイルのデータベース ディレクトリ (Tcpip\Parameters\DatabasePath にパスが指定されています) は存在しないため、何も処理は行われません。この値は、コントロール パネルの [ネットワーク接続] の [TCP/IP 詳細設定] によって書き込まれます。
NameServer
キー : Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : 空白 (アドレスなし)
説明 : このパラメータにはプライマリ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。このパラメータに有効な値が含まれている場合、同じ名前の DHCP パラメータよりもこの値が優先されます。
NameServerBackup
キー : Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : 空白 (アドレスなし)
説明 : このパラメータには、バックアップ WINS サーバーの IP アドレスを指定します。このパラメータに有効な値が設定されている場合、同じ名前の DHCP パラメータよりもこの値が優先されます。
ScopeId
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : ドット区切りの 2 つの部分から成る有効な DNS ドメイン名、または "*"
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、ノードの NetBIOS ネーム スコープを指定します。この値はピリオドで始まらないようにします。このパラメータに有効な値が設定されている場合、同じ名前の DHCP パラメータよりもこの値が優先されます。空白の値 (空の文字列) は無視されます。このパラメータの値を "*" に設定すると、null のスコープが指定され、DHCP パラメータが上書きされます。

構成できないパラメータ

以下のパラメータは、NetBT コンポーネントにより内部的に作成および使用されます。これらのパラメータはレジストリ エディタで変更しないでください。以下のリストは参照用にのみ使用してください。

DhcpNameServer
キー : Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータにはプライマリ WINS サーバーの IP アドレスが設定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。NameServer の値が有効な場合、このパラメータは無効になり、NameServer の値が優先されます。
DhcpNameServerBackup
キー : Netbt\Parameters\Interfaces\Tcpip_ID for Adapter
値の種類 : REG_SZ - ドットで区切られた 10 進表記の IP アドレス (11.101.1.200 など)
有効な範囲 : 有効な IP アドレス
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータにはバックアップ WINS サーバーの IP アドレスが設定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。BackupNameServer の値が有効な場合、このパラメータは無効になり、BackupNameServer の値が優先されます。
DhcpNodeType
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_DWORD - 数値
有効な範囲 : 1 〜 8
デフォルト値 : 1
説明 : このパラメータには NBT のノードの種類が設定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。NodeType の値が有効な場合、このパラメータは無効になり、NodeType の値が優先されます。詳細については、「NodeType」を参照してください。
DhcpScopeId
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : ドット区切りの名前文字列 ("microsoft.com" など)
デフォルト値 : なし
説明 : このパラメータには、ノードの NetBIOS ネーム スコープが設定されます。DHCP クライアント サービスが有効になっている場合、このパラメータは DHCP クライアント サービスによって書き込まれます。この値はピリオドで始まらないようにします。詳細については、「ScopeId」を参照してください。
NbProvider
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : _tcp
デフォルト値 : _tcp
説明 : このパラメータは、RPC コンポーネントによって内部的に使用されます。デフォルト値を変更しないようにしてください。
TransportBindName
キー : Netbt\Parameters
値の種類 : REG_SZ - 文字列
有効な範囲 : 該当なし
デフォルト値 : \Device\
説明 : このパラメータは、製品開発時に内部的に使用されます。デフォルト値を変更しないようにしてください。

プロパティ

文書番号: 314053 - 最終更新日: 2007年2月20日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
キーワード:?
kbinfo kbregistry kbenv kbnetwork kbsyssettings KB314053
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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