Linux を削除して Windows XP をインストールする方法

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文書番号: 314458 - 対象製品
Microsoft Windows 2000 については、次の資料を参照してください。 247804.
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目次

概要

この資料では、コンピューターから Linux オペレーティング システムを削除し、Windows XP をインストールする方法について説明します。この資料では、コンピューターのハード ディスクに Linux がインストール済みであること、Linux ネイティブまたは Linux スワップ パーティション (Windows XP と互換性がない) が使用中であること、およびハード ディスクに空き領域がないことを前提としています。

注: Windows XP と Linux は同一コンピューター上で共存できます。詳細については、Linux のマニュアルを参照してください。

詳細

Linux がインストールされているコンピューターに Windows XP をインストールするには (Linux を削除することとしています)、Linux オペレーティング システムにより使用されているパーティションを手動で削除する必要があります。Windows 互換のパーティションは、Windows XP のインストール時に自動的に作成されます。

重要: この資料の手順を実行する前に、Linux オペレーティング システム用のブート可能ディスク、またはブート可能 CD-ROM を所有していることを確認します。これらの手順を実行することにより、コンピューターにインストールされている Linux オペレーティング システムは完全に削除されます。後日、Linux オペレーティング システムを復元する予定がある場合は、コンピューターに保存されているすべての情報の有効なバックアップが作成されていることも確認します。また、インストールには Windows XP の完全製品版を使用する必要があります。アップグレード版の Windows XP CD-ROM を使用する場合は、以前のバージョンの Windows 製品の CD-ROM が必要になります。アップグレード版の Windows XP CD-ROM からセットアップを実行すると、以前のバージョンの Windows 製品の CD-ROM を挿入するように求められます。

Linux ファイル システムは、ディスク パーティションの先頭のスーパーブロックを使用して、ファイル システムの基本サイズ、構造、および状態を識別します。

一般的に、Linux オペレーティング システムはパーティション タイプ 83 (Linux ネイティブ) または 82 (Linux スワップ) にインストールされます。Linux ブート マネージャー (LILO) は、以下のいずれかの場所から起動するように構成できます。
  • ハード ディスクのマスタ ブート レコード (MBR)

    または
  • Linux パーティションのルート フォルダ
Linux に含まれている Fdisk ツールを使用すると、パーティションを削除できます (MS-DOS 5.0 以降の Fdisk など、同様の機能を持つユーティリティは他にもあります。また、インストール中にパーティションを削除することもできます)。

コンピューターから Linux を削除し、Windows XP をインストールするには、次の手順を実行します。
  1. Linux により使用されているネイティブ、スワップ、およびブート パーティションを削除します。
    1. Linux セットアップ フロッピー ディスクを使用してコンピューターを起動し、コマンド プロンプトで「fdisk」と入力して、Enter キーを押します。

      : Fdisk ツールの使用方法に関するヘルプを参照するには、コマンド プロンプトで「m」と入力し、Enter キーを押します。
    2. コマンド プロンプトで「p」と入力し、Enter キーを押して、パーティション情報を表示します。一覧表示される最初の項目はハード ディスク 1、パーティション 1 の情報で、2 番目の項目はハード ディスク 1、パーティション 2 の情報です。
    3. コマンド プロンプトで「d」と入力し、Enter キーを押します。削除するパーティション番号を入力するように求められます。「1」と入力して Enter キーを押し、パーティション番号 1 を削除します。この手順を繰り返して、すべてのパーティションを削除します。
    4. w」と入力して Enter キーを押し、この情報をパーティション テーブルに書き込みます。(情報がパーティション テーブルに書き込まれるため) いくつかのエラー メッセージが表示される場合がありますが、次のステップでコンピューターを再起動して新しいオペレーティング システムを再インストールするため、問題ありません。
    5. コマンド プロンプトで「q」と入力し、Enter キーを押して Fdisk ツールを終了します。
    6. ブート可能フロッピー ディスクまたはブート可能 Windows XP CD-ROM を挿入し、Ctrl + Alt + Del キーを押してコンピューターを再起動します。
  2. 画面の指示に従って Windows XP をインストールします。

    インストール手順の中でコンピューターに適切なパーティションを作成します。

Linux パーティション テーブルの例

単一の SCSI ドライブ

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 500 4016218 83 Linux native (SCSI hard drive 1, partition 1)
/dev/sda2 501 522 176715 82 Linux swap (SCSI hard drive 1, partition 2)
				

複数の SCSI ドライブ

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 500 4016218 83 Linux native (SCSI hard drive 1, partition 1)
/dev/sda2 501 522 176715 82 Linux swap (SCSI hard drive 1, partition 2)
/dev/sdb1 1 500 4016218 83 Linux native (SCSI hard drive 2, partition 1)
				

単一の IDE ドライブ

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 500 4016218 83 Linux native (IDE hard drive 1, partition 1)
/dev/hda2 501 522 176715 82 Linux swap (IDE hard drive 1, partition 2)
				

複数の IDE ドライブ

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 500 4016218 83 Linux native (IDE hard drive 1, partition 1)
/dev/hda2 501 522 176715 82 Linux swap (IDE hard drive 1, partition 2)
/dev/hdb1 1 500 4016218 83 Linux native (IDE hard drive 2, partition 1)
				
また、Linux では 40 種類以上のパーティション タイプが認識されます。以下に一例を示します。
  • FAT 12 (タイプ 01)
  • FAT 16 > 32 M プライマリ (タイプ 06)
  • FAT 16 拡張 (タイプ 05)
  • FAT 32、LBA プライマリなし (タイプ 0b)
  • FAT 32、LBA プライマリあり (タイプ 0c)
  • FAT 16、LBA あり (タイプ 0e)
  • FAT 16、LBA 拡張あり (タイプ 0f)
Linux オペレーティング システムを削除して Windows XP をインストールする方法は他にもあります。この資料では、Linux オペレーティング システムが既に稼働中で、ハード ディスクに空き領域がないことを想定しているため、前述の方法を使用しています。パーティションを管理するためのソフトウェアを使用して、パーティションのサイズを変更する方法もあります。ただし、ディスク パーティション管理ソフトウェアを使用すると、Windows XP のインストールが不安定になる可能性があります。マイクロソフトでは、この方法で操作されたパーティションに Windows XP をインストールすることをサポートしていません。

Fdisk ユーティリティを含む MS-DOS 5.0 以降の起動ディスク、Microsoft Windows 95 起動ディスク、または Microsoft Windows 98 起動ディスクを使用して、ハード ディスクからオペレーティング システムを削除し、別のオペレーティング システムをインストールすることもできます。複数のドライブがインストールされているコンピューターで Fdisk を起動すると、5 つのオプションが表示されます。削除するパーティションが含まれているハード ディスクを選択するには、オプション 5 を使用します。次に (またはハード ディスクが 1 つしかない場合)、オプション 3 ([領域または論理 MS-DOS ドライブを削除])、オプション 4 ([非 MS-DOS 領域を削除]) の順に選択します。削除する非 MS-DOS パーティションが表示されます。通常、Linux オペレーティング システムには非 MS-DOS パーティションが 2 つありますが、それ以上存在する場合もあります。パーティションを 1 つ削除したら、同じ手順を実行して、削除する必要のある別の非 MS-DOS パーティションを削除します。

Fdisk ユーティリティの使用方法を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
255867 Fdisk ツールおよび Format ツールを使用して、ハード ディスクのパーティションを作成および再作成する方法
パーティションの削除後、パーティションを作成して目的のオペレーティング システムをインストールできます。MS-DOS 5.0 以降、Windows 95、または Windows 98 の Fdisk を使用すると、プライマリ パーティションを 1 つと複数の論理ドライブを持つ拡張パーティションを作成できます。FAT 16 プライマリ パーティションの最大サイズは 2 GB です。FAT 16 論理ドライブの最大サイズは 2 GB です。

関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
105074 MS-DOS 6.2 のパーティションに関する質問と回答
Windows XP をインストールする際に Linux パーティションを削除し、新しいパーティションを作成して適切なファイル システムでフォーマットすることができます。Windows XP では、複数のプライマリ パーティションを作成できます。また、Windows XP は FAT32 ファイル システムを認識します。Windows XP のインストール中に、大容量の FAT32 ドライブを作成することができます。インストール終了後、必要に応じて FAT32 ドライブを NTFS に変換できます。

Windows XP でマルチブートを行う方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
306559 [HOW TO] Windows XP とのマルチブート システムを作成する方法
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注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 314458 - 最終更新日: 2013年4月30日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
キーワード:?
kbhowto kbinfo kbsetup KB314458
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