文書番号: 314482 - 最終更新日: 2005年9月22日 - リビジョン: 2.0

Windows XP で最適化と回復のためにページ ファイルを構成する方法

Microsoft Windows NT および Windows 2000 については、次の資料を参照してください。197379? (http://support.microsoft.com/kb/197379/ )
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概要

ページ ファイル (Pagefile.sys) は、コンピュータのハード ディスク上にある隠しファイルで、Windows XP ではこのファイルを RAM (Random Access Memory) であるかのように使用します。ページ ファイルと物理メモリは仮想メモリを構成します。Windows では、デフォルトで、ブート パーティション (オペレーティング システムとそのサポート ファイルが含まれているパーティション) にページ ファイルを格納します。デフォルトまたは推奨されるページ ファイルのサイズは、RAM の総量の 1.5 倍です。この資料では、システムの最適化と回復のためにページ ファイルを構成する方法について説明します。

パフォーマンスを向上させるには、ページ ファイルを別のパーティションおよび別の物理ハード ディスク ドライブに置くことをお勧めします。このようにすると、Windows は複数の I/O 要求をより高速に処理できます。ページ ファイルがブート パーティションにある場合、Windows はシステム フォルダとページ ファイルの両方に対してディスクの読み取り/書き込み要求を実行する必要があります。ページ ファイルを別のパーティションに移動すると、読み取り/書き込み要求の競合が減少します。

ただし、ブート パーティションからページ ファイルを削除すると、Windows でカーネル モード STOP エラー メッセージが発生した際にデバッグ情報を書き込むダンプ ファイル (Memory.dmp) を作成できなくなります。ダンプ ファイルを作成できないと、STOP エラー メッセージのトラブルシューティングのためにデバッグが必要な場合にダウン時間が長くなります。

最適な解決方法は、ブート パーティションに格納されるページ ファイルを 1 つ作成し、アクセス頻度の低い別のパーティションにもう 1 つページ ファイルを作成する方法です (別の物理ハード ディスクが使用できる場合は、このパーティションを別の物理ハード ディスク上に作成します)。また、2 つ目のページ ファイルを作成したパーティションをページ ファイル専用にして、データ ファイルやオペレーティング システム固有のファイルを混在させないのが最適な方法です。デフォルトでは、Windows は、頻繁にアクセスされるブート パーティション上のページ ファイルよりも、アクセス頻度の低いパーティション上のページ ファイルを多く使用します。仮想メモリ管理に使用するページ ファイルは、内部アルゴリズムによって決定されます。

また、専用のパーティションにページ ファイルを配置するとページ ファイルが断片化されません。これは、もう 1 つの決定的な利点となります。他のデータが含まれているパーティションにページ ファイルが存在すると、必要な仮想メモリを増やすために拡張する際にページ ファイルが断片化される可能性があります。断片化されていないページ ファイルを使用すると、仮想メモリのアクセスはより高速になり、重大なエラーなしでダンプ ファイルを作成できるようになります。

これらの推奨事項を実行することによって、最適化と回復のためにページ ファイルを構成する目的が次のとおり達成されます。
  • コンピュータでカーネル モード STOP エラーが発生した場合に、Memory.dmp ファイルが作成されるようにシステムが正しく構成される。
  • アクセス頻度の低いパーティションは使用頻度が最も低いため、そのパーティション上のページ ファイルが最も頻繁に使用される。

詳細

Windows XP のページング ファイルを移動する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
307886? (http://support.microsoft.com/kb/307886/ ) [HOW TO] Windows XP でページング ファイルを移動する方法
Windows XP でのパフォーマンス オプションの設定の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
308417? (http://support.microsoft.com/kb/308417/ ) Windows XP のパフォーマンス オプションの設定方法
Windows XP で回復方法を設定する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
307973? (http://support.microsoft.com/kb/307973/ ) Windows でシステム障害と回復のオプションを構成する方法

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 314482? (http://support.microsoft.com/kb/314482/EN-US/ ) (最終更新日 2004-05-13) を基に作成したものです。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
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