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文書番号: 315396 - 最終更新日: 2006年12月11日 - リビジョン: 5.1

Windows 2000 における起動時の問題をトラブルシューティングする方法

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP315396

目次

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概要

この資料では、Windows 2000 の起動時における問題のトラブルシューティングに使用できる一般的な手順を説明します。

Windows 2000 の正常な起動は、以下の 4 つのフェーズで構成されています。
  • 初期フェーズ
  • ブート ローダー フェーズ
  • カーネル フェーズ
  • ログオン フェーズ
これらのフェーズのいずれかで問題が発生すると、Windows が正常に起動せず、次のいずれかの現象が発生することがあります。
  • コンピュータが応答を停止 (ハング) します。
  • エラー メッセージが表示されます。
ブート ローダー メニューで、またはメッセージ "オペレーティング システムの選択" に対して [Microsoft Windows 2000] を選択したときに問題が発生する場合は、オペレーティング システムで必要なファイルが見つからないか破損していることがあります。Windows 2000 には、セーフ モード、回復コンソール、システム修復ディスクなど、問題のトラブルシューティングに使用できるさまざまなオプションが用意されています。

前回正常起動時の構成を使用してコンピュータを起動する方法

新しいドライバをインストールした場合など、コンピュータに変更を加えた直後に起動の問題が発生する場合は、前回正常起動時の構成機能を使用してコンピュータを起動してみてください。

前回正常起動時の構成機能を使用することにより、前回の有効な設定でコンピュータが起動されます。この機能は、前回コンピュータが正常に起動したときのレジストリ情報およびドライバ設定を復元します。デバイス ドライバのインストールやアップグレードなど、コンピュータに変更を加えた後、Windows を起動できなくなった場合は、この機能を使用してください。

前回正常起動時の構成を使用してコンピュータを起動するには、以下の手順を実行します。
  1. コンピュータを再起動します。
  2. 次のメッセージが表示されたら、F8 キーを押します。
    オペレーティング システムの選択
  3. [Windows 拡張オプション メニュー] で、方向キーを使用して [前回正常起動時の構成] を選択し、Enter キーを押します。
  4. コンピュータ上で他のオペレーティング システムを実行している場合は、表示される一覧の [Microsoft Windows 2000] をクリックし、Enter キーを押します。

    警告 : 前回正常起動時の構成でコンピュータを起動すると、前回の正常起動時以降に行った変更の内容は失われます。

    前回正常起動時の構成を使用してコンピュータの起動に成功した場合、コンピュータに最後に行った変更 (ドライバのインストールなど) が、正常に起動しない原因であると考えられます。ドライバまたはプログラムを削除するか更新し、Windows が正常に起動するかどうかをテストすることをお勧めします。

コンピュータをセーフ モードで起動する方法

コンピュータをセーフ モードで起動すると、基本的なドライバとコンピュータ サービスだけが読み込まれます。セーフ モードは、自動的に起動するドライバ、プログラム、またはサービスが原因で発生する問題を識別し、解決する必要がある場合に使用できます。

コンピュータがセーフ モードでは起動し、通常モードでは起動しない場合、コンピュータにハードウェアの設定またはリソースの競合がある可能性があります。プログラム、サービス、またはドライバのいずれかに互換性がないか、レジストリが破損している可能性があります。セーフ モードを使用すると、コンピュータが正常に起動しない原因となっているプログラム、サービス、またはデバイス ドライバを無効にするか、削除することができます。

セーフ モードを使用して起動時の問題のトラブルシューティングを行うには、以下の手順を実行します。
  1. コンピュータを再起動します。
  2. 次のメッセージが表示されたら、F8 キーを押します。
    オペレーティング システムの選択
  3. [Windows 拡張オプション メニュー] で、方向キーを使用して [セーフ モード] を選択し、Enter キーを押します。
  4. コンピュータ上で他のオペレーティング システムを実行している場合は、表示される一覧の [Microsoft Windows 2000] をクリックし、Enter キーを押します。
  5. 次の手順のどちらかを実行します。
    • コンピュータをセーフ モードで起動できない場合は、デバイスの欠陥やインストール、ケーブル、コネクタの問題など、ハードウェアに問題がないかどうかを確認します。新しく追加したハードウェアを取り外し、コンピュータを再起動して、問題が解決されたかどうかを確認してください。
    • コンピュータをセーフ モードで起動できる場合は、次の手順に進んで起動時の問題のトラブルシューティングを続行します。

イベント ビューアを使用して起動時の問題の原因を特定する方法

イベント ビューアでイベント ログを参照すると、問題の原因の特定や診断に役立つ情報が表示されることがあります。イベント ログに記録されたイベントを参照するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [管理ツール] をダブルクリックし、[イベント ビューア] をダブルクリックします。

    または、イベント ビューア Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを起動します。
  3. コンソール ツリーで [イベント ビューア] を展開し、[システム ログ] または [アプリケーション ログ] など、参照するログをクリックします。
  4. 詳細ウィンドウで、表示するイベントをダブルクリックします。

    イベントの詳細をコピーするには、矢印ボタンの下にある [コピー] をクリックし、コピーしたイベントを貼り付ける先のプログラム (Microsoft Word など) で新しいドキュメントを開きます。次に、[編集] メニューの [貼り付け] をクリックします。
  5. 前のイベントの説明を表示するには上向き矢印ボタンをクリックし、次のイベントの説明を表示するには下向き矢印ボタンをクリックします。
イベント ビューアを使用してシステムの問題を診断する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
302542? (http://support.microsoft.com/kb/302542/ ) Microsoft Windows 2000 のイベント ビューアでシステムの問題を診断する方法

システム情報を使用して起動時の問題の原因を特定する方法

システム情報ツールには、コンピュータのハードウェア、システム コンポーネント、およびソフトウェア環境が包括的に表示されます。このツールは、問題のあるデバイスやデバイスの競合を特定する際に役立ちます。このツールを使用するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに msinfo32 と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 以下の手順に従って、問題のあるデバイスやデバイスの競合をチェックします。
    1. コンソール ツリーの [コンポーネント] を展開し、[問題のあるデバイス] をクリックします。

      右側のウィンドウに表示されているデバイスをすべてメモします。
    2. コンソール ツリーの [ハードウェア リソース] を展開し、[競合/共有] をクリックします。

      右側のウィンドウに表示されているリソースの競合をすべてメモします。
    3. 問題のあるデバイスを特定したら、適切な操作 (デバイスの削除、無効化、再構成、またはドライバの更新) を実行し、コンピュータを通常モードで再起動します。

      デバイス マネージャを使用して、問題のあるデバイスやドライバを削除することや、無効にすることができます。デバイス マネージャの詳細については、この資料の「デバイス マネージャを使用して起動時の問題の原因を特定する方法」を参照してください。

      コンピュータが正常に起動する場合は、そのデバイスが起動の問題の原因であると考えられます。

      デバイスを無効にして問題を解決した場合、そのデバイスが Windows Server 2000 ハードウェア互換性リスト (HCL) に記載されていること、およびそのデバイスが正常にインストールされていることを確認します。また、デバイスの製造元に連絡してその現象を報告し、起動の問題を解決するための更新プログラムについて問い合わせてください。 コンピュータ ハードウェアの製造元の問い合わせ先を参照するには、次のうち該当する「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
      65416? (http://support.microsoft.com/kb/65416/ ) ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (A 〜 K)

      60781? (http://support.microsoft.com/kb/60781/ ) ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (L 〜 P)

      60782? (http://support.microsoft.com/kb/60782/ ) ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (Q 〜 Z)
      他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載している情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。
  4. システム情報ツールにデバイスの競合や問題のあるデバイスが表示されない場合は、Windows の起動時に自動的に起動されるプログラムをチェックします。これを行うには、以下の手順を実行します。
    1. コンソール ツリーの [ソフトウェアの環境] を展開し、[スタートアップ プログラム] をクリックします。

      右側のウィンドウに、Windows の起動時に自動的に起動されるプログラムの一覧が表示されます。
    2. 一覧に表示されるプログラムを無効にし、コンピュータを再起動します。

      プログラムを無効にする方法については、プログラムのマニュアルを参照するか、製造元に問い合わせてください。
    3. スタートアップ プログラムを無効にすることにより、起動の問題が解決される場合は、無効にしたプログラムを 1 つずつ有効にしていきます。

      プログラムを 1 つ有効にするたびにコンピュータをシャットダウンして再起動し、コンピュータが正常に起動するかどうかを確認します。コンピュータが正常に起動しない場合、最後に有効にしたプログラムが原因であると考えられます。

セーフ モードのブート ログ ファイルを参照する方法

起動時の問題のトラブルシューティングを行うには、ブート ログ ファイル Ntbtlog.txt を参照し、コンピュータをセーフ モードで起動したときに読み込まれなかったドライバとサービスをメモします。このログ ファイルは、%SystemRoot% フォルダ (デフォルトでは、Windows フォルダ) に保存されています。このログ ファイルには、セーフ モードでコンピュータを起動したときに読み込まれたデバイスとサービス (および読み込まれなかったデバイスとサービス) が記載されています。このログ ファイルを開いて参照するには、メモ帳を使用できます。

起動時に読み込みが失敗したドライバとサービスの一覧を使用すると、原因の特定に役立ちます。

: 起動処理の初期段階で問題が発生することがあります。この場合、Windows によりハード ディスクにブート ログ ファイルが保存されないことがあります。

デバイス マネージャを使用して起動時の問題の原因を特定する方法

デバイス マネージャには、コンピュータにインストールされているハードウェアがグラフィック表示されます。このツールを使用することで、問題の原因となっているデバイスの競合を解決することや、互換性のないデバイスを特定することができます。

デバイス マネージャを起動するには、以下の手順を実行します。
  1. デスクトップで [マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. [システム ツール] を展開し、[デバイス マネージャ] をクリックします。

    右側のウィンドウに、コンピュータにインストールされているデバイスが表示されます。デバイスの隣に記号が表示される場合、そのデバイスに問題がある可能性があります。たとえば、黄色の背景に黒の感嘆符 (!) が表示されている場合、そのデバイスに問題があることを示しています。

    : デバイス マネージャでデバイスを無効にするには、デバイスを右クリックし、[無効] をクリックします。
  3. デバイスの競合が発生しているかどうかを確認します。確認するには、右側のウィンドウでデバイスをダブルクリックし、[リソース] タブをクリックします。

    デバイスの競合が発生している場合、競合しているデバイスが [競合するデバイス] ボックスに表示されます。

    [自動設定] チェック ボックスに注意してください。Windows により正常にデバイスが検出されると、このチェック ボックスがオンになり、デバイスは正常に機能します。ただし、リソースの設定が基本構成 n (n は 0 〜 9 の任意の数値) に基づいている場合、構成の変更が必要な場合があります。構成を変更するには、一覧に表示される別の基本構成をクリックするか、リソースの設定を手動で変更します。

    警告 : この手順では、コンピュータの CMOS 設定 (Complementary Metal Oxide Semiconductor) と BIOS (Basic Input/Output System) 設定の変更を伴う場合があります。コンピュータの BIOS を誤って変更すると、深刻な問題が発生する可能性があります。コンピュータの CMOS 設定の変更は、自己の責任において行ってください。

    リソースの競合が解決されない場合は、Windows でコンピュータ内のデバイスを列挙できるようにコンピュータが構成されていることを確認します。確認するには、コンピュータの BIOS セットアップ ツールで [Plug and Play OS] の設定を有効にします。コンピュータの BIOS の設定を変更するには、コンピュータのマニュアルを参照するか、コンピュータの製造元に問い合わせてください。
  4. 問題のあるデバイスを特定して無効にした後、コンピュータを通常モードで再起動します。

    コンピュータが正常に起動する場合、無効にしたデバイスが起動の問題の原因であると考えられます。

    デバイスが Windows Server 2000 ハードウェア互換性リスト (HCL) に記載されていること、およびそのデバイスが正常にインストールされていることを確認します。また、デバイスの製造元に連絡してその現象を報告し、起動の問題を解決するための更新プログラムについて問い合わせてください。
デバイス マネージャの使用方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
199276? (http://support.microsoft.com/kb/199276/ ) [HOWTO] Windows でのデバイスの管理方法
244601? (http://support.microsoft.com/kb/244601/ ) Windows 2000 のデバイス マネージャに表示された不明なデバイスのトラブルシューティング方法
125174? (http://support.microsoft.com/kb/125174/ ) デバイス マネージャで表示されるエラー コードの説明

コンピュータの CMOS および BIOS の設定が正しいことを確認する方法

警告 : この手順では、コンピュータの CMOS と BIOS 設定の変更を伴う場合があります。コンピュータの BIOS の変更を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があります。コンピュータの CMOS 設定の変更は、自己の責任において行ってください。

CMOS および BIOS の設定の誤りまたは破損が原因で、起動時に問題が発生することがあります。使用しているコンピュータでの適切な CMOS および BIOS の設定、また設定の確認方法および変更方法については、コンピュータのマニュアルを参照するか、製造元に問い合わせてください。

コンピュータで最新の BIOS を使用するために、BIOS の最新の更新プログラムについてコンピュータの製造元に問い合わせてください。

回復コンソール

回復コンソールは、コンピュータが正常に起動しない場合に Windows を修復するためのコマンド ライン ツールです。回復コンソールは、Windows 2000 セットアップ ディスク、または Windows Server 2000 の CD から起動できます。また、コンピュータにインストールされている場合は、コンピュータの起動時に回復コンソールを起動できます。

回復コンソールの使用法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301645? (http://support.microsoft.com/kb/301645/ ) Windows 2000 で起動できないコンピュータで回復コンソールを使用する方法
229716? (http://support.microsoft.com/kb/229716/ ) Windows 2000 回復コンソールについて
216417? (http://support.microsoft.com/kb/216417/ ) Windows 回復コンソールのインストール方法

システム修復処理

システム修復ディスク (ERD) を作成してある場合は、これを使用してトラブルシューティングを行い、起動時の問題を解決することができます。システム修復処理は、システム ファイル、パーティション ブート セクタ、およびスタートアップ環境の修復に限られることに注意してください。 システム修復機能の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
231777? (http://support.microsoft.com/kb/231777/ ) Windows 2000 でシステム修復ディスクを作成する方法

Microsoft Product Support Services の Web サイトを使用して解決策を見つける方法

この資料に記載されている手順を実行し、この資料の「関連情報」にある「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照しても問題を解決できない場合は、Microsoft Product Support Services Web サイトを使用して問題の解決方法を検索できます。Microsoft Product Support Services Web サイトが提供するサービスの一部を以下に示します。
  • サポート技術情報検索 (http://support.microsoft.com/default.aspx?pr=kbinfo&) - マイクロソフト製品のサポート技術情報とセルフ サポート ツールを検索できます。
  • 製品別のサポート情報 (http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=fh%3bja%3bfaqs) - よく寄せられる質問と重要なサポート情報を製品別に参照できます。
  • マイクロソフト ニュースグループ (http://www.microsoft.com/japan/communities/newsgroups/default.mspx) - 他のユーザーや MVP (Microsoft Most Valuable Professionals) から情報を得ることができます。
  • ソフトウェアと更新プログラム (http://www.microsoft.com/downloads/search.aspx?displaylang=ja) - ダウンロード センターでソフトウェアおよび更新プログラムを検索できます。
  • サポート オンライン (http://support.microsoft.com/) - Web を介して、または電話で、Microsoft Product Support Services にサポートに関して質問できます。

関連情報

Windows 2000 における起動の問題のトラブルシューティングの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
202485? (http://support.microsoft.com/kb/202485/ ) Windows 2000 のセーフ ブート モードの説明
199175? (http://support.microsoft.com/kb/199175/ ) Windows がセーフ モードで起動できない状況
244905? (http://support.microsoft.com/kb/244905/ ) Windows 2000 の起動を妨げるサービス/デバイスを無効にする方法
216417? (http://support.microsoft.com/kb/216417/ ) Windows 回復コンソールのインストール方法
266169? (http://support.microsoft.com/kb/266169/ ) Windows 2000 コンピュータのスタンバイ モード、休止状態モード、シャットダウンで発生する問題のトラブルシューティング方法

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
キーワード:?
kbenv kbhowtomaster KB315396
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