イベント ログ ユーティリティ (Logevent.exe) を使用して、Windows 2000 のイベント ビューアにカスタム イベントを作成し、ログに記録する方法

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 315410 - 対象製品
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP315410
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

この資料では、イベント ログ ユーティリティ (Logevent.exe) を使用して、イベント ビューアのアプリケーション ログにカスタム イベントを作成し、記録する方法について手順を追って説明します。Logevent.exe は Windows 2000 リソース キットに含まれています。Logevent.exe はコマンド プロンプトかバッチ ファイルを使用して起動できます。このツールを使用して、ローカルまたはリモートの Windows 2000 ベースのコンピュータのアプリケーション ログにエントリを作成することができます。

Logevent.exe は、ログオン スクリプトや AT コマンドを使用して実行するバッチ プログラムからのエラー情報やステータス情報を記録する場合に役立ちます。バッチ ファイルから Logevent.exe を呼び出し、それを使用して、情報をアプリケーション ログに記録することができます。Logevent.exe は他のコンピュータのログにエントリを保存することができるため、データを 1 つの場所にまとめて記録することができます。

Logevent.exe の概要

Logevent.exe では、以下の構文を使用します。
logevent -m \\computername-s severity-c categorynumber-r source-e eventID-t timeout"event text"
Logevent.exe で使用できるパラメータを以下に示します。
  • -m \\computername: このパラメータは、イベントをログに記録するコンピュータの名前を指定する場合に使用します。このパラメータを省略すると、イベントはローカル コンピュータに記録されます。このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [コンピュータ] セクションにマップされます。
  • -s severity: このパラメータは、ログに記録するイベントの重大度を指定する場合に使用します。severity は次のいずれかの分類になります。
    • S: 成功
    • I: 情報 (これがデフォルトの設定です。重大度を指定しなかった場合、Logevent.exe は I を使用します。)
    • W: 警告
    • E: エラー
    • F: 失敗
    このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [種類] セクションにマップされます。
  • -c categorynumber: このパラメータは、ログに記録するイベントのカテゴリ番号を指定する場合に使用します。数値を入力しなかった場合、Logevent.exe はデフォルト値の 0 (なし) を使用します。このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [分類] セクションにマップされます。
  • -r source: このパラメータは、ログに記録するイベントのソース (プログラムやスクリプトの名前など) を指定する場合に使用します。スペースを含む文字列は二重引用符で囲む必要があります。文字列を指定しなかった場合、Logevent.exe はデフォルトの文字列の User Event を使用します。このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [ソース] セクションにマップされます。
  • -e eventID: このパラメータはログに記録するイベントにイベント ID 番号を割り当てる場合に使用します。整数の 0 から 65535 までを使用できます。値を割り当てなかった場合、Logevent.exe は 1 (デフォルト値) を使用します。このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [イベント ID] セクションにマップされます。
  • -t timeout: このパラメータは Logevent.exe がログ エントリの作成を待機する時間を指定します。ログ エントリの作成後、Logevent.exe が終了します。デフォルトで Logevent.exe は 60,000 ミリ秒 (1 分) 待機します。
  • "event text": このパラメータはログに記録するイベントの説明を入力する場合に使用します。スペースを含む文字列は、"This is my message." のように、二重引用符で囲む必要があります。このパラメータは、イベント ビューアでイベントを表示したときに、イベント ヘッダーの [説明] セクションにマッピングされます。

ローカル コンピュータ上でエントリをログに記録する方法

ローカル コンピュータのアプリケーション ログに情報エントリを記録するには、バッチ ファイルで次の行を使用するか、コマンド プロンプトに次の行を入力し、Enter キーを押します。
logevent "This is a test"
イベント ビューアでこの例のイベントの詳細を表示した場合、次のようなエントリが表示されます。
   日付 :          01/01/2002   ソース :       User Event
   時刻 :          8:16         分類 :         なし
   種類 :          情報         イベント ID :  1
   ユーザー :      N/A          
   コンピュータ :  MYCOMPUTER 
				
   説明 :
   イベント ID (1) (ソース User Event 内) に関する説明が見つかりませんでした。
   リモート コンピュータからメッセージを表示するために必要なレジストリ情報
   またはメッセージ DLL ファイルがローカル コンピュータにない可能性があります。
   次の情報はイベントの一部です: This is a test.
				

リモート コンピュータ上でエントリをログに記録する方法

リモート コンピュータ上で、名前 "Server1"、分類コード 100、イベント ID 番号 88 の警告エントリをログに記録するには、バッチ ファイルで次の行を使用するか、コマンド プロンプトで次の行を入力して、Enter キーを押します。
logevent -m \\server1 -s W -c 100 -r "my batch program" -e 88 "batch program failed!"
イベント ビューアでこの例のイベントの詳細を表示すると、次のようなエントリが表示されます。
   日付 :          01/01/2002   ソース :       my batch program
   時刻 :          8:30         分類 :         (100)
   種類 :          警告         イベント ID :  88
   ユーザー :      N/A          
   コンピュータ :  SERVER1
				
   説明 :
   イベント ID (88) (ソース my batch program 内) に関する説明が見つかりませんでした。
   リモート コンピュータからメッセージを表示するために必要なレジストリ情報
   またはメッセージ DLL ファイルがローカル コンピュータにない可能性があります。
   次の情報はイベントの一部です: batch program failed!
				

イベント ビューアでアプリケーション ログ イベントを表示する方法

イベント ビューアのアプリケーション ログにイベントを表示するには、以下の手順に従います。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [管理ツール] をダブルクリックし、[イベント ビューア] をダブルクリックします。

    : イベント ビューア スナップインを含む Microsoft 管理コンソール (MMC) プログラムを起動して、イベント ビューアを起動することもできます。
  3. [イベント ビューア] が展開されていない場合は、展開します。
  4. [アプリケーション ログ] をクリックします。

    アプリケーション ログに記録されたイベントが右側の詳細ウィンドウに表示されます。
  5. 特定のイベントの詳細を表示する場合は、表示するイベントをダブルクリックします。
  6. イベントの詳細をコピーするには、[コピー] ボタンをクリックし、イベントを貼り付けるプログラム (Microsoft Word など) を使用して新規文書を開き、[編集] メニューの [貼り付け] をクリックします。
  7. 前のイベントまたは次のイベントの説明を表示するには、上向きまたは下向き矢印をクリックします。

関連情報

Logevent.exe の詳細を表示するには、次の行をコマンド プロンプトに入力し、Enter キーを押します。
logevent /?
イベント ビューア内のログの参照方法および管理方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
302542 Microsoft Windows 2000 のイベント ビューアでシステムの問題を診断する方法
Windows 2000 リソース キットの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/windows2000/techinfo/reskit/default.mspx

プロパティ

文書番号: 315410 - 最終更新日: 2006年10月13日 - リビジョン: 6.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
キーワード:?
kbhowto kbhowtomaster KB315410
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com