サポートされるファイバ チャネル構成

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文書番号: 317162 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、サーバーを構成する際に使用可能な、サポートされるファイバ チャネル記憶域構成を示しています。ファイバ チャネル記憶域構成のセットアップおよび構成には多くのオプションがあるため、Windows サーバー オペレーティング システムを含むさまざまな構成を検討する際に、この資料を参考にしてください。

詳細

推奨およびサポートされる構成

  • 任意のトポロジ (Point-to-Point、FC-PLDA または FC-FLA、FC-PLA、または Fabric) を介して専用の記憶域に接続された 1 台のコンピュータを使用できます。
  • Point-to-Point Fabric 接続または Point-to-Point FC-AL 接続のみを使用するファイバ チャネル システム上では、複数のコンピュータ (クラスタ コンピュータ、独立コンピュータ、またはその両方) を使用できます。クラスタ コンピュータや独立コンピュータとその記憶装置は分離する必要があるため、ゾーニングを使用することをお勧めします。記憶装置には LUN マスク機能が組み込まれているものもあり、これを使用してコンピュータを分離することもできます。
  • 1 つのハブまたは動的 Point-to-Point FC-AL スイッチに 1 つのクラスタとその記憶装置のみが接続されている場合、2 ノード クラスタにはループ接続を使用できます。これらのデバイスにパーティション分割されたハブまたはゾーニングを使用すると、複数の 2 ノード クラスタを構成できます。この場合、各クラスタとその記憶装置を他のクラスタやコンピュータ システムから完全に分離する必要があります (たとえば、LIP 伝達が発生しないことが必要です)。
  • Fabric スイッチの FL_Port にはシングル ループ専用記憶装置を接続できます。これは他のスイッチ ポートに複数のホストがあっても可能ですが、それらのホストをすべて Fabric 接続 (N_Port としての Point-to-Point) 対応に構成する必要があります。FC-AL スイッチには、LIP の伝達を制御し、ホストを他のホストの LIP から保護するために、アクティブな LIP 分離システムとゾーニングの両方または一方を適用する必要があります。
  • パーティション分割またはゾーニングが可能なハブを使用する場合、この構成は複数のハブを利用できる場合と同様に扱うことができます。各パーティションには 1 台のコンピュータとその専用記憶域のみを接続できます。

サポートされない構成

  • 前述した 2 ノード クラスタ、パーティション分割/ゾーニング ハブ、アクティブな LIP 分離システムが組み込まれた FC-AL スイッチを除き、ループ トポロジ (FC-PLDA、FC-AL、FC-FLA、または FC-PLA) を使用して同じ記憶装置に接続された複数のコンピュータ (クラスタ コンピュータ、独立コンピュータ、またはその両方) を使用することはできません。記憶装置側で LUN マスクを使用していても、同一のパーティションおよびゾーン内の複数のコンピュータについて動作の信頼性を保証するうえで、クラスタ化されていないシステム間の分離は十分ではありません。
  • ファイバ チャネル ループ構成では、3 つ以上のノードから成るクラスタはサポートされません。Datacenter クラスタは、前述したように、アクティブな LIP 分離システム、ゾーニング システム、またはその両方が組み込まれた FC-AL スイッチの場合を除き、いずれの構成でもファイバ チャネル ループをサポートしません。

マルチポート デバイス

記憶域によっては、各ポートを別個のデバイス接続として扱うことができます。たとえば、32 のポートを持つ EMC Symmetrix デバイスには 32 台のコンピュータを直接接続できます (各ポートに 1 台ずつ)。デュアル ループ JBOD デバイスは、この資料の観点からはマルチポート デバイスではありません。

FC-AL テクノロジは Windows サーバー オペレーティング システムで完全にサポートされていますが、トポロジの相違により、ループの有用性が低く、問題が生じることがあります。構成に 2 つのエンドポイント (サーバーとその専用記憶装置 (JBOD)) しかない場合は、どのようなトポロジでもサポートされます。ハブまたはループ スイッチを使用し、アクティブな LIP 分離システム、ゾーニング機能、またはその両方を適用せずに、追加のサーバーまたは記憶装置を接続すると、次のような問題が発生することがあります。
  • ループに入るデバイスまたはコンピュータにより Loop Initialization Primitive (LIP) が発生します。LIP はオペレーティング システムにバス リセットとして通知され、タイムアウトやデータ損失の原因となることがあり、コンピュータの応答停止 (ハング) を引き起こすこともあります。デバイスは、電源投入、再起動、またはループへの物理的な接続により、ループに入ったと認識されます。LIP が発生すると、システムの安定性およびデータの整合性が危険にさらされます。これはループ上のすべてのサーバーに当てはまります。FC-AL スイッチにアクティブな LIP 分離システム、ゾーニング機能、またはその両方が組み込まれていると、記憶域システム内の LIP の伝達方法が制御され、そうした初期化上の問題が回避されます。
  • 前述の理由で、マイクロソフトではループのオペレーティング システム ページング ファイルをサポートしていません。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    305547 記憶域ネットワーク (SAN) からの起動のサポート
  • モノリシック ファイバ チャネル HBA ドライバは、マイクロソフトのマルチパス I/O 実装用に設計されていません。したがって、テストは IHV が提供できるものに限られます。さらに、マイクロソフトではモノリシック ドライバのテストを行わないため、また IHV が提供する付加価値機能が HCT の機能を超えるため、ユーザーの使用で明らかになったオペレーティング システムの問題を修復できないことがあります。
これらの実装に関連する問題は、変更管理によって、クラスタ、コンピュータ グループ、および SAN におけるループ トポロジの誤った使用を防ぐだけでは、完全に防止することはできません。そのため、マイクロソフトでは、アクティブな LIP 分離機能が組み込まれていないループ ソリューションについて、次のような方針と推奨事項を提示しています。
  • マイクロソフトでは、ループではなく、ファイバ チャネル Fabric スイッチまたは FC-AL スイッチにアクティブな LIP 分離機能を組み込んだ実装および構成を使用することを強くお勧めします。

定義

  • FC-AL: Fibre Channel Arbitrated Loop
  • FC-FLA: Fibre Channel Fabric Loop Attachment
  • FC-PLA: Fibre Channel Private Loop Attachment
  • FC-PLDA: Fibre Channel Private Loop SCSI Direct Attachment
  • FL_Port: Fabric Loop Port
  • JBOD: Just a Bunch of Disks
  • IHV: 独立系ハードウェア ベンダ
  • HCT: ハードウェア互換性テスト
SAN の構成の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
305547 記憶域ネットワーク (SAN) からの起動のサポート
310072 Windows Server 2003 および Windows 2000 で 8 つを超える LUN のサポートを追加する

プロパティ

文書番号: 317162 - 最終更新日: 2006年3月17日 - リビジョン: 4.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
キーワード:?
kbenv kbinfo kbnetwork KB317162
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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