COM+ の問題とエラー コード 0xc103798A が原因で Exchange のセットアップが行われない

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 318731 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 をインストールする場合や、Exchange 2000 Service Pack を適用する場合に、セットアップが行われず、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
サブコンポーネント その他のアトム のインストール中にエラー コード 0xc103798A (詳細情報については、インストール ログを参照してください) が発生したため、セットアップに失敗しました。インストールをキャンセルするか、または失敗した手順を再度実行してください。
Exchange 2000 Setup Progress.log ファイルに、次のいずれかが出力される場合があります。
  • 一連のタイムアウト
    [23:49:27] ++++ インタプリタを開始します: ファイル d:\server\setup\i386\exchange\Misc.ins ++++
    [23:49:27] インタプリタ実行中: 行 <CreateProcess:D:\EXCHSRVR\bin;regsvr32 /s cdowf.dll;60000>
    [23:49:27] Process created ... waiting (60000)
    [23:49:28] Process has exited with 00000000
    [23:49:28] インタプリタ実行中: 行<CreateProcess:D:\EXCHSRVR\bin;regsvr32 /s cdowfevt.dll;60000>
    [23:49:28] Process created ... waiting (60000)
    [23:49:30] Process has exited with 00000000
    [23:49:30] インタプリタ実行中: 行 <CreateProcessSafe:d:\server\setup\i386\exchange\wmi;d:\server\setup\i386\exchange\wmi\wmicons.exe /s;4294967295>
    [23:49:30] Process created ... waiting (-1)
    [23:49:35] Ignoring exit code 00000000
    [23:49:35] インタプリタ実行中: 行 <CreateProcess:D:\EXCHSRVR\bin;regsvr32 /s exwmi.dll;60000>
    [23:49:35] Process created ... waiting (60000)
    [23:49:35] Process has exited with 00000000
    [23:49:35] インタプリタ実行中: 行 <CreateProcess:C:\WINNT\System32\WBEM;C:\WINNT\System32\WBEM\mofcomp.exe "C:\WINNT\System32\WBEM\exwmi.mof";600000>
    [23:49:35] Process created ... waiting (600000)
    [23:59:35] 生成されたプロセスが完了する前に、CreateProcess がタイムアウトしました。
  • Cdowfevt.dll の登録失敗
    [19:21:33] コマンド

    regsvr32 /s cdowfevt.dll

    に失敗しました。エラー コードは 5 (アクセスが拒否されました。) です。
    [19:21:33] mode = 'Update' (61957) CBaseAtom::ScSetup (N:\admin\src\udog\setupbase\basecomp\baseatom.cxx:782)
    Error code 0XC103798A (31114): 内部コンポーネントが失敗しました。

解決方法

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
この問題を解決するには、以下の手順を実行します。
  1. Microsoft 分散トランザクション コーディネータ サービス (MS DTC) が開始していることを確認します。デフォルトでは、このサービスが Microsoft Windows 2000 と共にインストールされます。このサービスが停止していると、この資料の「現象」に記載されたエラー メッセージが表示されることがあります。MS DTC サービスは、Microsoft Exchange セットアップに必要です。MS DTC サービスは、Exchange の修正プログラムや Service Pack をインストールする際にも必要です。

    MS DTC サービスが開始していない場合は、このサービスの再インストールが必要になることもあります。

    このサービスの再インストールについての関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    279786 クラスタ化されていない Windows 2000 Server に MSDTC を再インストールする方法
    Cdowfevt.dll を登録するには COM+ が必要であり、COM+ ではサーバー上で MS DTC サービスが実行されている必要があります。Exchange のセットアップや、Exchange 2000 Service Pack のインストールを正常に行うには、MS DTC サービスが実行されている必要があります。このことは、クラスタ化された Exchange サーバーにも、クラスタ化されていない Exchange サーバーにも該当します。

    クラスタ環境では、MS DTC サービスが両方のノードで実行されている必要があります。 クラスタ化された Exchange 2000 Server でのこの問題、およびクラスタに MS DTC サービスをインストールする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    312316 [XADM] MSDTC リソースが動作していない場合に Exchange 2000 をクラスタにインストールできない
  2. MS DTC サービスが実行されている場合、COM+ カタログが破損していると、「現象」に記載されたエラー メッセージが表示されることがあります。コンポーネント サービス管理コンソール (COM+ エクスプローラ) を問題なく使用できる場合でも、COM+ カタログの破損が原因であることがあります。通常、COM+ を再インストールすると、破損した COM+ カタログは修復されます。 COM+ を再インストールするには、以下の手順を実行します。
    1. %SystemRoot%\System32 フォルダ内で、Clbcatq.dll ファイルの名前を ~clbcatq.dll に変更します。ファイル名の先頭に波ダッシュ記号 (~) を付けてください。既に %SystemRoot%\System32 フォルダ内に ~clbcatq.dll ファイルがある場合は、最初にそのフォルダから ~clbcatq.dll ファイルを移動するか、~clbcatq.dll ファイルの名前を変更します。このファイルが使用中の場合は、MS-DOS プロンプトから rename コマンドを使用して、必要に応じてファイル名を変更します。
    2. HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
      キーを保存して削除します。削除するには、次の手順を実行します。
      1. レジストリ エディタ (Regedit.exe) を起動します。
      2. レジストリで次のキーを見つけてクリックします。
        HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
      3. [レジストリ] メニューの [キーの保存] をクリックし、このキーをファイルに保存します。
      4. HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
        キーが選択されたままであることを確認します。Del キーを押すか、このキーを右クリックして [削除] をクリックします。
      5. レジストリ エディタを終了します。
    3. コントロール パネルで、[プログラムの追加と削除] を開き [Windows コンポーネントの追加と削除] を開きます。何も変更せずに [次へ] をクリックします。これで COM+ が再インストールされます。
  3. COM+ が正常に再インストールされない場合は、COM+ カタログ全体の再構築が必要になることがあります。通常は、Windows ファイル保護によって変更が元に戻されないように、セーフ モードで起動する必要があります。COM+ カタログを再構築するには、以下の手順を実行します。
    1. セーフ モードで起動します。
    2. %SystemRoot%\System32 フォルダ内で、Clbcatq.dll ファイルの名前を ~clbcatq.dll に変更します。このファイルはセーフ モードでも使用されますが、コマンド プロンプトから rename コマンドを使用してファイル名を変更できます。
    3. %SystemRoot% フォルダ内で、Registration フォルダのバックアップ コピーを作成し、そのフォルダの内容を試しに削除してみます。通常、Registration フォルダには使用中のファイルが 1 つあり、削除することはできません。しかし、サーバーを通常モードで再起動した後は、ファイルを削除できます。
    4. HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
      キーを保存して削除します。
      1. レジストリ エディタを起動します。
      2. レジストリで次のキーを見つけてクリックします。
        HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
      3. [レジストリ] メニューの [キーの保存] をクリックし、このキーをファイルに保存します。
      4. HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\COM3
        キーが選択されたままであることを確認します。Del キーを押すか、このキーを右クリックして [削除] をクリックします。
      5. レジストリ エディタを終了します。
    5. 通常モードで起動します。
    6. %SystemRoot% フォルダ内で、Registration フォルダを削除します。この時点でこのフォルダに残っているファイルは、以後使用できなくなります。
    7. コントロール パネルで、[プログラムの追加と削除] を開き [Windows コンポーネントの追加と削除] を開きます。何も変更せずに [次へ] をクリックします。これで COM+ が再インストールされ、新しい登録カタログが構築されます。
  4. 上記の手順が完了したら、COM+ に登録する必要のあるプログラムを再インストールする必要があります。Exchange サーバー上で、少なくとも次の操作を実行する必要があります。
    1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) を削除し、再度インストールします。
    2. Exchange セットアップ プログラムで、Exchange を再インストールします。
    3. 必要な Exchange 2000 Service Pack を適用します。
クリーンな COM+ カタログを作成した後は、Exchange 2000 と Service Pack 修正プログラムを正常に再インストールできます。

: この資料が適用されるのは、次の場合です。
  • Microsoft Windows 2000 Server を実行しているコンピュータ上で Exchange が動作しています。

  • Microsoft Small Business Server 2000 を実行しているコンピュータ上で Exchange が動作しています。

プロパティ

文書番号: 318731 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 5.3
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
キーワード:?
kbprb KB318731
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com