Active Directory が有効な Windows Server 2003 で、既存の DNS インフラストラクチャに DNS を統合する

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文書番号: 323418 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Active Directory が有効になっている既存の DNS サーバー環境に、新規の Windows Server 2003 ベースのドメイン ネーム サービス (DNS) コンピュータをインストールして構成する方法について、手順を追って説明します。Windows Server 2003 ベースの新規 DNS サーバーは、既存の DNS サーバー環境と協調して動作し、Windows クライアントおよび Windows サーバーにローカルの名前解決サービスを提供します。

Windows Server 2003 ベースの DNS サーバーを既存の環境に追加する方法

Windows Server 2003 ベースの DNS サーバーを新規に作成するには、ネットワークに接続しているサーバーに Windows Server 2003 をインストールする必要があります。DNS は、Windows Server 2003 のインストール時にデフォルトではインストールされないため、サーバーに DNS をインストールする必要があります。Windows Server 2003 ベースの DNS サービスは、Windows Server 2003 のインストール中または最初のインストール後のどちらでもインストールできます。

既存の Windows Server 2003 コンピュータに Windows Server 2003 ベースの DNS サービスをインストールする方法

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [プログラムの追加と削除] をクリックし、[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。
  3. [Windows コンポーネント ウィザード] の [コンポーネント] ボックスの一覧で [ネットワーク サービス] をクリックして、[詳細] をクリックします。
  4. [ネットワーク サービス] ダイアログ ボックスで、[ドメイン ネーム システム (DNS)] チェック ボックスがオンになっていない場合はオンにして、[OK] をクリックします。
  5. [Windows コンポーネント ウィザード] で [次へ] をクリックして、Windows Server 2003 のセットアップを開始します。Windows Server 2003 CD-ROM を挿入するように求めるメッセージが表示されたら、CD-ROM ドライブまたは DVD-ROM ドライブに CD-ROM を挿入します。

    セットアップ プログラムによって、DNS およびツールのファイルがコンピュータにコピーされます。
  6. インストールが完了したら [完了] をクリックします。

Windows Server 2003 の DNS を既存の DNS ドメインに統合する方法

現在の環境に DNS ドメインおよび既存の DNS インフラストラクチャが既にあり、Active Directory が有効な場合は、既存の DNS ドメインのサブドメインを Windows Server 2003 ドメインに委任できます。以下の手順を完了するためには、Windows Server 2003 DNS サーバーが既にインストールされている必要があります。

Windows Server 2003 ベースの DNS ドメインに、委任されたサブドメインを作成する方法

既存の DNS ドメインがある場合、既存の DNS サーバーから Windows Server 2003 ベースの DNS サーバーにサブドメインを委任できます。たとえば、ドメイン名が mycompany.com の場合、windowsNET.mycompany.com という名前のサブドメインを作成できます。Windows Server 2003 ベースの DNS サーバーはそのサブドメインに対する権限を持ちます。

サブドメインを作成するには、組織内のメイン DNS サーバーのいずれかをフォワーダとして使用するように DNS サーバーを構成します。フォワーダは、DNS サーバーが受信したクエリのうち、そのサーバーのローカル ゾーンでは解決できないクエリに対して、再帰的な検索を実行します。フォワーダをセット アップ後、Windows Server 2003 DNS サーバーのローカル ドメイン内のコンピュータまたはリソースに対するクエリの解決は、Windows Server 2003 DNS サーバーが実行します。ただし、この範囲外のクエリはすべて組織内のメイン DNS サーバーに直接転送され、解決されます。

: この資料に記載した手順では、Windows Server 2003 DNS サーバーについてのみ説明しています。親の DNS 名前空間をホストしているメイン DNS サーバーに委任レコードを設定する必要もあります。この委任レコードによって、Windows Server 2003 ベースの DNS 名前空間のレコードを、メイン DNS サーバーから Windows Server 2003 ベースの DNS サーバーに渡すことができます。設定方法については、使用している DNS サーバーのヘルプ ファイルで名前空間の委任方法について参照してください。

組織内のメイン DNS サーバーを Windows Server 2003 コンピュータのフォワーダ一覧に追加する方法

  1. [スタート] ボタンをクリックして [すべてのプログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[DNS] をクリックして DNS 管理コンソールを開きます。
  2. 使用するサーバーに対応する DNS サーバー オブジェクトを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  3. [フォワーダ] タブをクリックして、ローカルではないクエリの転送先の DNS サーバーの IP アドレスを入力して [追加] をクリックします。
  4. フォワーダとして使用する DNS サーバーの IP アドレスをすべて追加するまで、上記の手順を繰り返します。
  5. [OK] をクリックして設定を保存し、DNS 管理コンソールに戻ります。

トラブルシューティング

ルート ヒントまたはフォワーダを構成するオプションを利用できない

Windows Server 2003 DNS の初回構成時に DNS サーバーが検出されなかった場合、通常は新しい DNS サーバーが、すべての名前解決に対して最高の権限を持つ "ルート サーバー" に指定されます。その結果、新しい DNS サーバーは、そのサーバーで解決できない名前解決クエリを他のサーバーやインターネット上のルート サーバーに転送できません。このため、ルート サーバーとして構成された Windows Server 2003 DNS サーバーでは、自動的にフォワーダを追加するオプションが無効になります。

その後、この DNS サーバーをインターネットなどの、より大きな DNS 環境に統合する場合は、"ルート" 前方参照ゾーンを削除する必要があります。

ルート前方参照ゾーンを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール] の順にポイントします。次に [DNS] をクリックし、DNS 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールの左側のウィンドウで、サーバーの DNS サーバー オブジェクトを展開します。
  3. [前方参照ゾーン] を展開します。
  4. ピリオド (.) のみを持つゾーンをクリックして Del キーを押します。
  5. [OK] をクリックしてそのゾーンを削除します。

プロパティ

文書番号: 323418 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 8.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
キーワード:?
kbhowtomaster kbactivedirectory KB323418
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