Windows Server 2003 でネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する方法

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文書番号: 323431 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、ネットワーク負荷分散用の TCP/IP (伝送制御プロトコル/インターネット プロトコル) の設定方法について説明します。これは一般的に、ネットワーク負荷分散のインストールにおける最後の手順です。

ネットワーク負荷分散を使用すると、最大 32 台のサーバーに着信要求を分散できます。この機能によって、Web サーバー、ターミナル サービス、ストリーミング メディア サーバーなどの企業規模のサービスを展開できます。また、高負荷な状況でも、これらのサービスの応答が迅速に行われるようにすることができます。

ネットワーク負荷分散は、サーバーの障害を自動的に検出し、クライアント コンピュータのトラフィックを残りのサーバーにすばやく割り当て直します。この安全策により、重要なビジネス プログラムに対して無停止かつ連続したサービスを提供することができます。

重要 : ネットワーク負荷分散マネージャまたは [ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスでは、多数のネットワーク負荷分散オプションを設定できます ([ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスを表示するには、"ネットワーク接続" ツールを起動します)。マイクロソフトでは、ネットワーク負荷分散マネージャを使用することをお勧めします。

警告 : ネットワーク負荷分散マネージャとネットワーク接続ツールの両方を使用して、ネットワーク負荷分散のプロパティを設定しないでください。これらのツールを両方とも使用すると、予期しない結果になることがあります。ネットワーク負荷分散の設定を修正するための推奨ツールは、ネットワーク負荷分散マネージャです。

: ネットワーク負荷分散の設定が完了する前にサーバーの IP アドレスを設定し、ネットワーク負荷分散マネージャを使用してクラスタを設定する場合は、この資料の「複数のネットワーク アダプタでネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する」に記載されている手順 6. を行う必要はありません。

ネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する

アダプタが単一か複数かによって、手順が異なります。

: 手動でネットワーク負荷分散の設定を行い、クラスタ IP およびサブネット マスクを追加すると、以下のメッセージが表示されます。
このクラスタまたはホストの新しい IP アドレスまたはサブネット マスクを入力する場合、インターネット プロトコル (TCP/IP) コンポーネントで新しいアドレスも入力しなければなりません。

アドレスを入力するには、ヘルプの「ネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定するには」にある手順に従ってください。

単一のネットワーク アダプタでネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル]、[ネットワーク接続] の順にポイントして、ネットワーク負荷分散がインストールされている [ローカル エリア接続] をクリックします。
  2. [プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスの [インターネット プロトコル (TCP/IP)] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [IP アドレス] ボックスに、[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ホスト パラメータ] タブにある [専用 IP 構成] の [IP アドレス] ボックスに入力したアドレスを入力します。既に正しいアドレスが表示されている場合は、そのアドレスを変更せずにそのまま使用します。
  5. [サブネット マスク] ボックスに、使用している TCP/IP ネットワークのサブネット マスクとデフォルト ゲートウェイの情報を入力します。[詳細設定] をクリックし、[追加] をクリックします。
  6. [IP アドレス] ボックスにクラスタの IP アドレスを入力し、適切なサブネット マスクを入力します。また、必要に応じてデフォルト ゲートウェイも追加します。この IP アドレスは、[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスの [クラスタ パラメータ] タブで入力した、クラスタの "クラスタ IP アドレス" (以前は "プライマリ IP アドレス" と呼ばれていました) に対応します。
  7. クラスタに追加の仮想 IP アドレスを設定する必要がある場合 (マルチホーム Web サーバーを実行している場合など) は、この [TCP/IP 詳細設定] ダイアログ ボックスを使用して設定することができます。

複数のネットワーク アダプタでネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル]、[ネットワーク接続] の順にポイントして、ネットワーク負荷分散がインストールされている [ローカル エリア接続] をクリックします。
  2. [プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスの [インターネット プロトコル (TCP/IP)] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [IP アドレス] ボックスに、[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスの [クラスタ パラメータ] タブにある [クラスタ IP 構成] の [IP アドレス] ボックスに入力したアドレスを入力します。既に正しいアドレスが表示されている場合は、そのアドレスを変更せずにそのまま使用します。

    : この [IP アドレス] ボックスに、専用 IP アドレス ([ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ホスト パラメータ] タブで入力したアドレス) を入力し、[TCP/IP 詳細設定] ダイアログ ボックスで IP アドレスを入力する際に、クラスタのプライマリ IP アドレスを入力することもできます。
  5. [サブネット マスク] ボックスに、使用している TCP/IP ネットワークのサブネット マスクとデフォルト ゲートウェイの情報を入力します。
  6. クラスタに追加の仮想 IP アドレスを設定する必要がある場合 (マルチホーム Web サーバーを実行している場合など) は、[詳細設定] をクリックし、[追加] をクリックします。次に、このネットワーク アダプタに対する追加の仮想 IP アドレスを指定し、その他の情報を指定することができます。

トラブルシューティング

  • クラスタ アダプタには、TCP/IP 以外のネットワーク プロトコルが存在することはできません。このアダプタに、たとえば IPX (Internetwork Packet Exchange) などの他のプロトコルを追加しないでください。
  • 最初に ([TCP/IP 詳細設定] ダイアログ ボックスではなく) [インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ] ダイアログ ボックスに専用 IP アドレスを入力してください。これにより、このホストに代わって行われる送信接続 (たとえば、Telnet や FTP など) はすべて、この専用 IP アドレスで開始されます。


関連情報

Windows Server 2003 でネットワーク負荷分散を設定する場合は、ヘルプ ファイルで「ネットワーク負荷分散」を検索し、「チェックリスト : ネットワーク負荷分散を有効にして構成する」に記載されている指示に従うことをお勧めします。このトピックには、ネットワーク負荷分散を正常にインストールして設定するために役立つ情報と手順が記載されています。

プロパティ

文書番号: 323431 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 8.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
キーワード:?
kbhowto kbhowtomaster kbclustering KB323431
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