Windows Server 2003 でネットワーク負荷分散パラメータを構成する方法

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文書番号: 323437 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows Server 2003 でネットワーク負荷分散パラメータを構成する方法を順を追って説明します。

ネットワーク負荷分散を使用すると、最大で 32 台のサーバーに着信要求を分散できます。これにより、Web サーバー、ターミナル サービス、ストリーミング メディア サーバーなどのエンタープライズ規模のサーバーを展開できます。また、ネットワーク負荷分散を使用すると、システムが高負荷の状態にあっても、サーバーが迅速に応答します。これは、1 台のサーバーが動作を停止した場合にその現象を自動的に検出し、残りのサーバーにクライアント トラフィックをすばやく再割り当てすることによって行われます。このような安全策によって、重要性の高いビジネス プログラムに中断のない継続的なサービスを提供できます。

ネットワーク負荷分散パラメータの構成

ネットワーク負荷分散パラメータを構成するには、クラスタ パラメータ、ホスト パラメータおよびポートの規則を構成する必要があります。

ネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
323431 [HOWTO] Windows Server 2003 でネットワーク負荷分散の TCP/IP を設定する方法

クラスタ パラメータの構成

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ネットワーク負荷分散] チェック ボックスをオンにして、[プロパティ] をクリックします。
  4. [クラスタ パラメータ] タブをクリックし、[IP アドレス]、[サブネット マスク] および [フル インターネット名] の各ボックスに値を入力します。
  5. [クラスタ操作モード] で、[マルチキャスト] をクリックし、マルチキャスト メディア アクセス コントロール アドレスをクラスタ操作に使用するかどうかを指定します。このオプションを選択すると、ネットワーク負荷分散が必要に応じてクラスタ ネットワーク アドレスをマルチキャスト アドレスに変換します。また、クラスタ IP (インターネット プロトコル) アドレスが ARP (アドレス解決プロトコル) の一部として、このマルチキャスト アドレスに解決されます。ネットワーク負荷分散ドライバがバインドされているネットワーク アダプタは、元のメディア アクセス コントロール アドレスを保持します。詳細については、Windows Server 2003 ヘルプとサポート センターでトピック「ネットワーク負荷分散クラスタ」を参照してください。
  6. リモート制御操作を有効にするには、[リモート制御を許可する] チェック ボックスをオンにします。[リモート パスワード] ボックスと [パスワードの確認入力] ボックスにパスワードを入力します。
警告 : ネットワーク負荷分散のリモート制御オプションには、多くのセキュリティ上の危険があります。マイクロソフトでは、リモート制御を有効にせずに、ネットワーク負荷分散マネージャまたは WMI (Windows Management Instrumentation) などの他のリモート管理ツールを使用することを推奨します。

ネットワーク負荷分散でのリモート制御の使用に関する詳細については、Windows Server 2003 ヘルプとサポート センターでトピック「ネットワーク負荷分散パラメータ : ネットワーク負荷分散クラスタ」を参照してください。

ホスト パラメータの構成

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ネットワーク負荷分散] チェック ボックスをオンにして、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ホスト パラメータ] タブをクリックします。
  5. [優先順位 (一意なホストの識別子)] ボックスに値を入力します。
  6. [専用 IP 構成] で、[IP アドレス] ボックスと [サブネット マスク] ボックスに値を入力します。
  7. [ホストの初期状態] で、Windows 起動時の、ネットワーク負荷分散クラスタに関するホストの状態を指定します。
重要 : ユニキャスト モードでネットワーク負荷分散にバインドされている単一のネットワーク アダプタを持つコンピュータを使用して作業している場合、問題が発生することがあります。ユニキャスト モードの単一のネットワーク アダプタは内部ホストと通信できないため、このコンピュータではネットワーク負荷分散マネージャを使用して他のホストの管理および構成を行うことはできません。ただし、クラスタ外部のコンピュータとは通信できます。

ネットワーク負荷分散マネージャに最新のホスト情報が表示されるようにするには、クラスタを右クリックし、[最新の情報に更新] をクリックします。ネットワーク負荷分散マネージャに表示されているホストのプロパティは、ネットワーク負荷分散マネージャが前回そのホストに接続したときにホストに構成されていたプロパティのコピーであるため、この作業を行う必要があります。[最新の情報に更新] をクリックすると、ネットワーク負荷分散マネージャがクラスタに再接続し、更新された情報が表示されます。

: ネットワーク接続ツールを使用して [ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスを開くこともできますが、ネットワーク負荷分散マネージャを使用することをお勧めします。ネットワーク接続ツールを使用する場合、すべてのクラスタ ホストの構成を同様に変更する必要があります。ネットワーク負荷分散マネージャとネットワーク接続ツールの両方を同時に使用してネットワーク負荷分散のプロパティを変更すると、予期しない結果になる場合があります。

[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスで設定されているパラメータは、各ホストのレジストリに記録されます。ネットワーク負荷分散パラメータへの変更は、[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックしたときに適用されます。[OK] をクリックすると、ネットワーク負荷分散が (実行中の場合は) 停止され、パラメータが再度読み込まれて、クラスタ操作が再開されます。

ポートの規則の構成

操作を続行する前に、Windows Server 2003 ヘルプとサポート センターでトピック「チェックリスト : ネットワーク負荷分散を有効にして構成する」の「ポートの規則」を再確認してください。そこで説明している内容を完全に理解していないと、ポートの規則を正しく構成できません。

ポートの規則の構成には、ポートの規則の作成、編集、削除があります。

ポートの規則を作成するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ネットワーク負荷分散] チェック ボックスをオンにし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ポートの規則] タブをクリックして、[追加] をクリックします。
  5. インストール チェックリストの情報を使用して、[ポートの範囲]、[プロトコル]、および [フィルタのモード] の [アフィニティ]、[負荷配分]、[処理の優先順位] でそれぞれの値をクリックまたは入力します。
  6. [OK] をクリックします。
ポートの規則を編集するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ネットワーク負荷分散] チェック ボックスをオンにし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ポートの規則] タブをクリックします。
  5. 規則の一覧で規則をダブルクリックすると、[ポートの規則の追加と編集] ダイアログ ボックスに規則のパラメータが表示されます。
  6. [ポートの範囲]、[プロトコル]、[フィルタのモード] の各パラメータを必要に応じて変更します。
  7. [OK] をクリックします。
ポートの規則を削除するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ネットワーク負荷分散] チェック ボックスをオンにし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ポートの規則] タブをクリックし、削除する規則をクリックして [削除] をクリックします。
重要 : 規則の数と種類はクラスタ内の各ホストで完全に同一である必要があります。ネットワーク負荷分散マネージャを使用してポートの規則を構成すると、このことを確実に行うことができます (下記の「注」を参照してください)。ネットワーク負荷分散マネージャを使用すると、新たにホストを追加したときに、クラスタのポートの規則が最初のホストから自動的に継承されます。

他のホストと数や種類の異なる規則を使用してクラスタに参加しようとしているホストは、クラスタの一部として許可されません。クラスタの残りのホストは、トラフィックの処理を以前と同様に続行します。同時に、Windows イベント ログにメッセージが記録されます。この現象が発生した場合、イベント ログを参照して、どのホストに他のクラスタ ホストとの不一致があるかを判断し、不一致を解決します。その後、ホストのネットワーク負荷分散を再開します。

ネットワーク負荷分散が IP フラグメントを正しく処理できるようにするには、[プロトコル] の設定で [UDP] または [両方] をクリックする場合に、[フィルタのモード] で [なし] をクリックしないようにします。

: ネットワーク負荷分散マネージャを使用するには、構成するホストの Administrators グループのメンバであるか、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティ上の最善策として、"RUNAS" (別のユーザーとして実行) を使用してこの手順を実行することを考慮してください。クラスタの一部ではないコンピュータからネットワーク負荷分散マネージャを実行してクラスタまたはホストを構成している場合、そのコンピュータの Administrators グループのメンバである必要はありません。

ネットワーク接続ツールを使用して [ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスを開くこともできますが、ネットワーク負荷分散マネージャを使用することをお勧めします。ネットワーク接続ツールを使用する場合、すべてのクラスタ ホストの構成を同様に変更する必要があります。ネットワーク負荷分散マネージャとネットワーク接続ツールの両方を同時に使用してネットワーク負荷分散のプロパティを変更すると、予期しない結果になる場合があります。

すべてのホストが Windows Server 2003 で製品を実行している場合、特定の IP アドレスのみに適用するポートの規則を指定できます。この機能は、仮想クラスタを作成する場合に役立ちます。Windows Server 2003 を実行していない場合は、すべての IP アドレスにポートの規則を適用する必要があります。仮想クラスタの詳細については、ヘルプとサポート センターで「仮想クラスタとは」を参照してください。

現在インストールされている全ポートの規則の一覧は、ポートの範囲順に表示されています。

[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスで設定されているパラメータは、各ホストのレジストリに記録されます。

ネットワーク負荷分散パラメータの変更は、[ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックしたときに適用されます。[OK] をクリックすると、ネットワーク負荷分散が (実行中の場合は) 停止され、パラメータが再度読み込まれて、クラスタ操作が再開されます。

ユニキャスト モードでネットワーク負荷分散にバインドされている単一のネットワーク アダプタを持つコンピュータを使用して作業している場合、ユニキャスト モードの単一のネットワーク アダプタは内部ホストと通信できないため、このコンピュータではネットワーク負荷分散マネージャを使用して他のホストの管理および構成を行うことはできません。ただし、クラスタ外部のコンピュータとは通信できます。

ネットワーク負荷分散マネージャに最新のホスト情報が表示されるようにするには、クラスタを右クリックし、[最新の情報に更新] をクリックします。ネットワーク負荷分散マネージャに表示されているホストのプロパティは、ネットワーク負荷分散マネージャが前回そのホストに接続したときにホストに構成されていたプロパティのコピーであるため、この作業を行う必要があります。[最新の情報に更新] をクリックすると、ネットワーク負荷分散マネージャがクラスタに再接続し、更新された情報が表示されます。

マルチキャスト サポートの有効化

  1. ネットワーク負荷分散マネージャを起動するには、コマンド プロンプトで nlbmgr と入力し、Enter キーを押します。
  2. ネットワーク負荷分散マネージャにクラスタが表示されていない場合は、クラスタに接続します。
  3. クラスタを右クリックし、[クラスタのプロパティ] をクリックします。
  4. [クラスタ パラメータ] タブの [クラスタ操作モード] で、[マルチキャスト] をクリックします。必要に応じて、[IGMP マルチキャスト] チェック ボックスをオンにすることにより、IGMP (Internet Group Management Protocol) サポートも有効にできます。
重要 : ユニキャスト モードでネットワーク負荷分散にバインドされている単一のネットワーク アダプタを持つコンピュータを使用して作業している場合、ユニキャスト モードの単一のネットワーク アダプタは内部ホストと通信できないため、このコンピュータではネットワーク負荷分散マネージャを使用して他のホストの管理および構成を行うことはできません。ただし、クラスタ外部のコンピュータとは通信できます。

: ネットワーク負荷分散マネージャを使用するには、構成するホストの Administrators グループのメンバであるか、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティ上の最善策として、"RUNAS" (別のユーザーとして実行) を使用してこの手順を実行することを考慮してください。クラスタの一部ではないコンピュータからネットワーク負荷分散マネージャを実行してクラスタまたはホストを構成している場合、そのコンピュータの Administrators グループのメンバである必要はありません。

ネットワーク接続ツールを使用して [ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスを開くこともできますが、ネットワーク負荷分散マネージャを使用することをお勧めします。ネットワーク接続ツールを使用する場合、すべてのクラスタ ホストの構成を同様に変更する必要があります。ネットワーク負荷分散マネージャとネットワーク接続ツールの両方を同時に使用してネットワーク負荷分散のプロパティを変更すると、予期しない結果になる場合があります。

IGMP サポートは、クラスタがマルチキャスト モードで構成されている場合にのみ有効にできます。IGMP サポートを有効にすると、許可されているマルチキャスト IP アドレスが標準のクラス D の範囲に制限されます。この範囲は、224.0.0.0 〜 239.255.255.255 です。

IGMP (Internet Group Management Protocol) サポートの有効化

  1. ネットワーク負荷分散マネージャを起動するには、コマンド プロンプトで nlbmgr と入力し、Enter キーを押します。
  2. ネットワーク負荷分散マネージャにクラスタが表示されていない場合は、クラスタに接続します。
  3. クラスタを右クリックし、[クラスタのプロパティ] をクリックします。
  4. [クラスタ パラメータ] タブで、[IGMP マルチキャスト] チェック ボックスをオンにし、クラスタのすべてのホストで IGMP サポートを有効にします。
重要 : ユニキャスト モードでネットワーク負荷分散にバインドされている単一のネットワーク アダプタを持つコンピュータを使用して作業している場合、ユニキャスト モードの単一のネットワーク アダプタは内部ホストと通信できないため、このコンピュータではネットワーク負荷分散マネージャを使用して他のホストの管理および構成を行うことはできません。ただし、クラスタ外部のコンピュータとは通信できます。

: ネットワーク負荷分散マネージャを使用するには、構成するホストの Administrators グループのメンバであるか、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティ上の最善策として、"RUNAS" (別のユーザーとして実行) を使用してこの手順を実行することを考慮してください。クラスタの一部ではないコンピュータからネットワーク負荷分散マネージャを実行してクラスタまたはホストを構成している場合、そのコンピュータの Administrators グループのメンバである必要はありません。

ネットワーク接続ツールを使用して [ネットワーク負荷分散のプロパティ] ダイアログ ボックスを開くこともできますが、ネットワーク負荷分散マネージャを使用することをお勧めします。ネットワーク接続ツールを使用する場合、すべてのクラスタ ホストの構成を同様に変更する必要があります。ネットワーク負荷分散マネージャとネットワーク接続ツールの両方を同時に使用してネットワーク負荷分散のプロパティを変更すると、予期しない結果になる場合があります。

IGMP サポートは、クラスタがマルチキャスト モードで構成されている場合にのみ有効にできます。IGMP サポートを有効にすると、許可されているマルチキャスト IP アドレスが標準のクラス D の範囲に制限されます。この範囲は、224.0.0.0 〜 239.255.255.255 です。

ネットワーク負荷分散マネージャでホスト一覧を使用して既存のクラスタを管理する

  • Windows インターフェイスからは、以下の手順を実行します。
    1. ネットワーク負荷分散マネージャを起動するには、コマンド プロンプトで nlbmgr と入力し、Enter キーを押します。
    2. [ファイル] メニューの [ホスト一覧の読み込み] をクリックします。
    3. ホスト一覧のテキスト ファイルが存在するディレクトリに移動して、そのテキスト ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。

      重要 : ユニキャスト モードでネットワーク負荷分散にバインドされている単一のネットワーク アダプタを持つコンピュータを使用して作業している場合、ユニキャスト モードの単一のネットワーク アダプタは内部ホストと通信できないため、このコンピュータではネットワーク負荷分散マネージャを使用して他のホストの管理および構成を行うことはできません。ただし、クラスタ外部のコンピュータとは通信できます。

      セキュリティ上の理由から、必ずローカル Administrators グループのユーザーのみがホスト一覧ファイルにアクセスできるようにしてください。

      : ネットワーク負荷分散マネージャを使用するには、構成するホストの Administrators グループのメンバであるか、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティ上の最善策として、"RUNAS" (別のユーザーとして実行) を使用してこの手順を実行することを考慮してください。クラスタの一部ではないコンピュータからネットワーク負荷分散マネージャを実行してクラスタまたはホストを構成している場合、そのコンピュータの Administrators グループのメンバである必要はありません。

      ホスト一覧のテキスト ファイルは、メモ帳または同様のツールを使用して作成するテキスト ファイルです。ファイルには各ホストの名前を入力します。各ホスト名は改行で区切る必要があります。ホスト一覧にはコメントを含めることができます。コメントを含めるには、コメントの前にセミコロン (;) を付けます。

      この手順を使用すると、複数のホストおよびそのホストのすべてのネットワーク負荷分散クラスタに接続できます。接続すると、クラスタとホストがネットワーク負荷分散マネージャに表示されます。これは、ホストのネットワーク負荷分散のネットワーク アダプタに接続の問題があり、そのホストで他のネットワーク アダプタが利用できる場合に特に役立ちます。また、この手順によって、個別に収束しているクラスタ ホストなどの問題の検出および診断を行うことができます。
  • コマンド プロンプトからは、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[コマンド プロンプト] をクリックします。
    2. コマンド プロンプトで、nlbmgr /hostlist host-list と入力し、Enter キーを押します。host-list は、メモ帳または同様のツールを使用して作成したテキスト ファイルへの完全なパスです。各ホスト名は改行で区切る必要があります。
重要 : セキュリティ上の理由から、必ずローカル Administrators グループのユーザーのみがホスト一覧ファイルにアクセスできるようにしてください。

: リモート コンピュータから Nlb.exe を実行するには、ネットワーク負荷分散を実行しているホストでリモート制御を有効にする必要があります。ネットワーク負荷分散のリモート制御オプションには、多くのセキュリティ上の危険があります。リモート制御は、ファイアウォール内のセキュリティで保護されたコンピュータのみで使用してください。リモート制御には多くのセキュリティ上の危険があるため、マイクロソフトでは、リモート制御の機能を有効にせずに、ネットワーク負荷分散マネージャまたは WMI (Windows Management Instrumentation) などの他のリモート管理ツールを使用することをお勧めします。

Nlb.exe を使用するには、構成するホストの Administrators グループのメンバであるか、適切な権限を委任されている必要があります。セキュリティの最善策として、"別のユーザーとして実行" を使用してこの手順を実行することを考慮してください。クラスタの一部ではないコンピュータから Nlb.exe を実行してクラスタまたはホストを構成している場合、そのコンピュータの Administrators グループのメンバである必要はありません。

このコマンドの完全な構文を参照するには、コマンド プロンプトで nlbmgr /help と入力して Enter キーを押します。

必ずローカル Administrators グループのユーザーのみがホスト一覧ファイルにアクセスできるようにしてください。

ホスト一覧にはコメントを含めることができます。コメントを含めるには、コメントの前にセミコロン (;) を付けます。

この手順を使用すると、複数のホストおよびそのホストのすべてのネットワーク負荷分散クラスタに接続できます。接続すると、クラスタとホストがネットワーク負荷分散マネージャに表示されます。これは特にホストのネットワーク負荷分散のネットワーク アダプタに接続の問題があり、そのホストで他のネットワーク アダプタが利用できる場合に特に役立ちます。また、この手順によって、個別に収束しているクラスタ ホストなどの問題の検出および診断を行うことができます。

トラブルシューティング

規則の数と種類はクラスタ内の各ホストで完全に同一である必要があります。他のホストと数や種類の異なる規則を使用してクラスタに参加しようとしているホストは、クラスタの一部として許可されません。クラスタの残りのメンバは、トラフィックの処理を以前と同様に続行します。同時に、Windows イベント ログにメッセージが記録されます。この現象が発生した場合、イベント ログを参照して、どのホストに他のクラスタ ホストとの不一致があるかを判断し、不一致を解決します。その後、ホストのネットワーク負荷分散を再開します。

また、1 つ以上のクラスタ IP アドレスをローカル エリア接続の TCP/IP 設定に追加する必要もあります。この操作を行うには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[ネットワーク接続] をダブルクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [ローカル エリア接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[インターネット プロトコル (TCP/IP)] チェック ボックスをオンにして、[プロパティ] をクリックします。
  4. [詳細設定] をクリックします。
  5. [追加] をクリックします。
  6. クラスタの IP アドレスおよびサブネット マスクを追加します。
  7. 変更内容を確認します。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 323437 (最終更新日 2004-07-15) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 323437 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 7.3
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
キーワード:?
kbhowto kbhowtomaster kbtool kbnetwork kbclustering KB323437
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