Windows Server 2003 ファミリで FTP PORT モードと FTP PASV モードを使用するように Internet Explorer を構成する方法

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 323446 - 対象製品
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

この資料では、Internet Explorer を構成して、FTP (File Transfer Protocol) で PORT モードを使用する方法と PASV モードを使用する方法について説明します。

FTP では、標準 (PORT またはアクティブ) とパッシブ (PASV) と呼ばれる 2 つのモードがサポートされています。標準モードの FTP クライアントは、FTP サーバーに PORT コマンドを送信します。パッシブ モードのクライアントは、FTP サーバーに PASV コマンドを送信します。これらのコマンドは、FTP セッションの確立時に FTP コマンド チャネルを経由して送信されます。

標準モードの FTP クライアントは、まず、FTP サーバー上の TCP ポート 21 への接続を確立します。この接続により、FTP コマンド チャネルが確立されます。その後、FTP クライアントは、フォルダ一覧やファイルなどのデータを送信または受信する必要が生じたときに、FTP コマンド チャネルを経由して PORT コマンドを送信します。PORT コマンドには、FTP クライアントがデータ接続を受信するポートの情報が含まれています。標準モードでは、FTP サーバーは常に TCP ポート 20 からデータ接続を開始します。FTP サーバーは、データを送信または受信するときに、クライアントとの接続を新しく開く必要があります。FTP クライアントは再び PORT コマンドを使用して、これを要求します。

パッシブ モードの FTP クライアントも、制御チャネルを作成するために、開始時に FTP サーバー上の TCP ポート 21 への接続を確立します。クライアントがコマンド チャネル経由で PASV コマンドを送信すると、FTP サーバーは一時的なポート (1024 〜 5000) の 1 つを開き、データ転送を要求する前にそのポートに接続するよう FTP クライアントに通知します。標準モードと同様に、FTP クライアントは、新しい転送のたびに、新しい PASV コマンドを送信する必要があります。FTP サーバーは、転送のたびに新しいポートで接続を待機します。

FTP クライアントまたはサーバーのファイアウォール構成によっては、FTP クライアントで使用するモードを変更する必要があります。Microsoft Internet Explorer 5 以降では、標準モードとパッシブ モードの両方がサポートされています。

Internet Explorer の FTP クライアント モードを変更する方法

  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. [ブラウズ] の [FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] チェック ボックスをオフにします。
  5. [パッシブ FTP (ファイアウォールおよび DSL モデム互換用) を使用する] チェック ボックスをオンにします。
  6. [OK] をクリックします。
[パッシブ FTP (ファイアウォールおよび DSL モデム互換用) を使用する] チェック ボックスをオンにしている場合でも、[FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] チェック ボックスをオンにしていると、Internet Explorer は標準モードの FTP クライアントとして動作します。[FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] チェック ボックスをオフにしたうえで [パッシブ FTP (ファイアウォールおよび DSL モデム互換用) を使用する] チェック ボックスをオンにすると、Internet Explorer はパッシブ モードの FTP クライアントとして動作します。

トラブルシューティング

ファイアウォールの多くは、外部インターフェイスを経由した新しい接続を受け付けません。ファイアウォールでは、このような接続は、送信を要求していない接続試行として検出されるため、接続が拒否されます。FTP サーバーから FTP クライアントに新しい接続を要求する必要があるため、標準モードの FTP クライアントはこのような環境では機能しません。

ファイアウォールの管理者は、FTP サーバーが任意の一時的なポート番号を開けるという理由から、パッシブ モードの FTP サーバーの使用を望ましくないと判断する場合があります。Microsoft Internet Information Server (IIS) 4.0 と Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 5.0 では、一時的なポートのデフォルト範囲として 1024 〜 5000 が使用されますが、FTP サーバーの多くは、1024 〜 65535 を一時的なポートの範囲とするように構成されています。送信を要求していない接続に対してすべての一時的なポートへの完全なアクセスを許可するようなファイアウォール構成は、セキュリティ上望ましくないと見なされる場合もあります。

IIS 4.0 と IIS 5.0 は両方とも、1024 〜 65535 の範囲内の一時的なポートを許可するように構成することができます。

5000 以降の TCP ポートに接続する際に発生する可能性のある問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
196271 5000 以降の TCP ポートを使用して接続できない

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 323446 (最終更新日 2004-10-05) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 323446 - 最終更新日: 2004年12月17日 - リビジョン: 5.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Internet Explorer 6.0?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
キーワード:?
kbhowtomaster kbftp kbwebservices kbappservices KB323446
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com