この資料では、インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0 を使用してメタベースのバックアップを作成する方法について手順を追って説明します。
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IIS 6.0 管理メタベースのバックアップ
メタベースは、IIS 構成設定を格納するための階層構造です。メタベースでは、Windows システム レジストリと同じ機能がいくつか実行されますが、メタベースは IIS 固有のものです。
Microsoft IIS 4.0 および Microsoft IIS 5.0 のメタベースの構成とスキーマは、読み込みや編集が困難なバイナリ ファイルに格納されていました。IIS 6.0 では、1 つのバイナリ ファイル (MetaBase.bin) を、MetaBase.xml および MSSchema.xml という名前でテキスト形式の拡張マークアップ言語 (XML) に置き換えます。これらのファイルは、コンピュータの %SystemRoot%\System32\Inetsrv フォルダ (通常は C:\Windows がシステムのルート フォルダ) に格納されています。Administrators グループのメンバであるユーザーだけが、これらのファイルを表示したり変更することができます。IIS の管理者は、IIS マネージャまたはプログラム的なスクリプトを使用してバックアップ ファイルを作成することができます。バックアップ ファイルは、メタベース構成ファイル (MetaBase.xml) と対応するメタベース スキーマ ファイル (MSSchema.xml) のコピーです。この資料では、管理設定を回復できるように、メタベースのバックアップを簡単に作成する方法を説明します。
IIS 6.0 メタベースの管理バックアップを作成する
注 : この作業を行うには、Administrator のアクセス許可が必要です。IIS サービスを停止する必要はありません。
| 1. |
[スタート] ボタンをクリックして、[管理ツール] をポイントし、[インターネット インフォメーション サービス] をクリックします。
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IIS マネージャで、対象のコンピュータ名を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして、[構成のバックアップまたは復元] をクリックします。
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| 3. |
[構成のバックアップ/復元] ダイアログ ボックスで [バックアップの作成] をクリックして、バックアップ名を入力します。
注 : セキュリティ保護されたバックアップを作成する場合は、[構成のバックアップ] ダイアログ ボックスで [パスワードを使用してバックアップを暗号化する] チェック ボックスをオンにして、[パスワード] ボックスにパスワードを入力し、[パスワードの確認] ボックスに同じパスワードを入力します。バックアップ名には記号は使用できません。文字または数字のみ使用可能です。
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| 4. |
[OK] をクリックすると、すぐにメタベースの管理設定のバックアップが作成されます。
バックアップ名、および作成日付と時刻が、[前回のバックアップ] ダイアログ ボックスに表示されます。
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| 5. |
[閉じる] をクリックして、IIS マネージャを終了します。
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メタベースのバックアップを復元するには、IIS マネージャで対象のコンピュータの名前を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして、[構成のバックアップまたは復元] をクリックします。[前回のバックアップ] で、必要なファイル名を選択して、[復元] をクリックします。パスワード入力画面が表示されたら、パスワードを入力します。
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プログラムを使用してメタベースのバックアップを作成する
IIS 6.0 では、Iisback.vbs という Vbscript ファイルを実行して、メタベースのバックアップを作成できます。
注 : この作業を行うには、Administrator のアクセス許可が必要です。
| 1. |
コマンド プロンプトで、cd %Systemroot%\System32 と入力します。
Iisback.vbs はこのディレクトリにあります。
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| 2. |
メタベースのバックアップを使用するには、次の構文とパラメータを使用します。
構文 : IIsBack [/s <server> [/u <user name> [/p <password>]]] /backup
[/b <BackupName>] [/v <VersionNumber>] [/e <BackupPassword>]
[/overwrite]
パラメータ :
値の説明
/s <server> <server> というコンピュータに接続 [デフォルト : このシステム]
/u <user name> <user name> または <domain>\<user name> として接続
[デフォルト : 現在のユーザー]
/p <password> <user name> ユーザーのパスワード
/b <BackupName> バックアップ ファイルの説明
[デフォルト : "SampleBackup"]
/v <VersionNumber> バックアップに割り当てるバージョン番号を指定
任意の整数、HIGHEST_VERSION、
NEXT_VERSION のいずれかを指定可能 [デフォルト : NEXT_VERSION]
/e <BackupPassword> 指定のパスワードでバックアップ ファイルを暗号化
/overwrite 指定の場所に同じ名前とバージョンのバックアップが
存在する場合であってもバックアップを作成し、
必要に応じて上書きする [デフォルト : 無効]
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| 3. |
たとえば、次のようなスクリプトを実行できます。
Cscript.exe iisback.vbs /s <YourServerName> /u Administrator /p <YourAdminPassword> /backup /b NewBackup0606202
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メタベース履歴機能
デフォルトでは、IIS 6.0 ではメタベース履歴機能が有効になっています。MaxHistoryFiles プロパティのデフォルト値は 10 に設定されています。メタベース履歴機能では、ディスクに書き込まれるメタベースの変更内容が自動的に追跡されます。メタベースがディスクに書き込まれると、IIS は新しい Metabase.xml ファイルにバージョン番号を付け、このファイルのコピーを履歴フォルダに保存します。履歴ファイルのそれぞれに固有のバージョン番号が付けられ、メタベースのロールバックや復元の処理に利用されます。履歴ファイルは、メジャー バージョン番号とマイナ バージョン番号が同じ MetaBase.xml と MBSchema.xml の組み合わせで構成され、履歴フォルダに格納されます。これらのコピーを表示できるのは、Administrators グループのメンバのみです。履歴フォルダは次の場所にあります。
%Systemroot%\system32\inetsrv\history
履歴ファイルからメタベースをロールバックできます。これを行うには、次の手順を実行します。
| 1. |
IIS マネージャで、[インターネット インフォメーション サービス] の下のコンピュータ名をクリックします。
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| 2. |
[操作] メニューの [すべてのタスク] をポイントし、[構成のバックアップまたは復元] をクリックします。
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| 3. |
[前回のバックアップ] で、一覧にある自動バックアップ ファイルのうち 1 つをクリックして、[復元] をクリックします。
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