[XL2003] Excel 2002 ブックまたは Excel 2003 ブックをネットワーク サーバーに保存するときに、エラー メッセージ "ほかのユーザーによって変更された可能性があります" が表示される

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文書番号: 324491 - 対象製品
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重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

現象

サーバーで Macintosh 用ファイル サービスなどの中間層のサービスを実行している場合、または Microsoft Excel ブックを開いているときにネットワーク接続に遅延が発生している場合に、ネットワーク サーバーにブックを保存すると、次のメッセージが表示されることがあります。
ファイル 'filename.xls' は、前回保存された後、ほかのユーザーによって変更された可能性があります。操作を選択してください。
  • コピーを保存する
  • 変更を上書きする
[コピーを保存する] がデフォルトで選択されています。

原因

Excel 2002 には、ネットワークの接続が切断された場合に、別のユーザーが変更した内容を上書きしないようにメッセージを表示する新機能が追加されています。

ネットワーク ドライブ上のファイルを開いた後にそのコンピュータのネットワーク接続が切断されると、最初にファイルを開いたユーザーへの確認なしに、別のユーザーが同じファイルを開き、変更を行って保存し、閉じることができます。

その後にファイルを保存する場合、ファイルのタイム スタンプとネットワーク ドライブ上のファイルのタイム スタンプが比較されます。タイム スタンプが異なっていると、前述のメッセージが表示されます。

このメッセージは、以下の 2 つの状況で誤って表示される場合があります。
  • 中間層のサービスを実行しているネットワーク サーバーにファイルを保存する場合、Excel によってタイム スタンプが取得された後で、サーバーによって追加情報がそのファイルに書き込まれることがあります。たとえば、Macintosh 用ファイル サービスを実行しているコンピュータは、Macintosh 関連の追加情報を各ファイルに書き込みます。この処理は、Excel によってタイム スタンプが取得された後で発生する可能性があります。
  • 書き込みアクセスでファイルを開いた場合、Excel によって所有者の情報がファイルに書き込まれ、最終変更日時のタイム スタンプに変更が加えられます。Excel では、この書き込み操作が正常に終了した後でタイム スタンプ情報が収集され、ブックの残りの部分が読み取られます。しかし、ネットワークに遅延が発生していると、Excel によってタイム スタンプの問い合わせが行われたときに、ローカルのファイル キャッシュからファイルが完全に更新されない可能性があります。その結果、最後に編集が行われる前に設定されたタイム スタンプ値がサーバーから返される場合があります。この時刻は、保存時の時刻を確認する際に Excel によって想定される時刻とは一致しません。特に、そのファイルが Network Appliance (NetAPP) ストレージに保存されている場合や、ファイルに WAN (広域ネットワーク) 経由でアクセスしている場合は、この問題が発生する可能性が高くなります。
ファイルを保存しようとすると、開いたときと保存時のタイム スタンプの相違が検出されて、メッセージが表示されます。

解決方法

: 警告メッセージが表示される根本的な原因を特定できていない限り、以下のレジストリ キーを展開しないでください。警告メッセージが表示される原因を特定できていない場合に、このレジストリ キーを展開すると、ネットワークまたはサーバーに関するより大きな問題が隠されてしまう可能性があります。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

Excel 2003

Excel 2003 でこの問題を解決するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、Enter キーを押します。
  2. 以下のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\11.0\Excel\Options
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. 名前として QFE_Saskatchewan と入力し、Enter キーを押します。
  5. [
    QFE_Saskatchewan
    ] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. Excel でタイム スタンプが取得される前に、常にファイル キャッシュがフラッシュされるようにする場合は、[値のデータ] ボックスに 2 と入力します (ほとんどの場合、これで問題が解決されます)。または、Excel のタイム スタンプ確認を無効にして常にダイアログ ボックスが表示されないようにする場合は、1 と入力します。

    : タイム スタンプ確認を無効にすることはお勧めしません。
  7. [OK] をクリックして、設定を保存します。

Excel 2002

この問題は、当初、修正プログラムで修正されましたが、その修正内容は現在 Service Pack に含まれています。Office XP の最新の Service Pack をインストールした場合、この修正プログラムをインストールする必要はありません。

Service Pack の情報

この問題は、Office XP Service Pack 3 で修正済みです。
この問題を解決するには、Microsoft Office XP の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
307841 [OFFXP] 最新の Office XP Service Pack の入手方法

修正プログラムを有効にする

この仕様変更を有効にするには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、Enter キーを押します。
  2. 以下のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\10.0\Excel\Options
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. 名前として QFE_Saskatchewan と入力し、Enter キーを押します。
  5. [
    QFE_Saskatchewan
    ] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. Excel でタイム スタンプが取得される前に、常にファイル キャッシュがフラッシュされるようにする場合は、[値のデータ] ボックスに 2 と入力します (ほとんどの場合、これで問題が解決されます)。または、Excel のタイム スタンプ確認を無効にして常にダイアログ ボックスが表示されないようにする場合は、1 と入力します。

    : タイム スタンプ確認を無効にすることはお勧めしません。
  7. [OK] をクリックして、設定を保存します。
  8. Excel を再起動して、そのユーザーに対する設定を有効にします。

修正プログラムの情報

修正プログラムの入手方法

この問題は、Excel 2002 Service Pack 2 以降の修正プログラム パッケージ (2003 年 6 月 7 日) で修正されています。
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
822347 Excel 2002 Service Pack 2 以降の修正プログラム パッケージ (2003 年 6 月 7 日)

回避策

この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • [ツール] メニューの [ブックの共有] をクリックして、Excel ファイルを共有します。共有のアクセス許可を使用することにより、ファイルへのアクセスを制限できます。共有されたブックでは、複数ユーザーによる編集が追跡記録され、タイム スタンプを確認する必要がありません。
  • LAN (Local Area Network) 上の Microsoft Windows 2000 または Microsoft Windows Server 2003 にファイルを保存し、予期せずファイルを変更する可能性のあるサービス (Macintosh 用ファイル サービスなど) を無効にします。
  • そのファイルへのアクセス許可のあるユーザーが自分だけであることが確認できる場合、または自分以外のユーザーがそのファイルを使用していないことを確認できる場合は、ダイアログ ボックスの [変更を上書きする] をクリックします。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題は、Microsoft Office XP Service Pack 3 で最初に修正されました。

: この修正プログラムを有効にするには、Office XP Service Pack 3 のインストール後に、この資料の「修正プログラムを有効にする」に記載されているレジストリ キーを追加する必要があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 324491 (最終更新日 2005-03-17) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 324491 - 最終更新日: 2006年4月17日 - リビジョン: 12.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Excel 2003
  • Microsoft Excel 2002 Standard Edition
キーワード:?
kbqfe kbhotfixserver kbbug kberrmsg kbnofix KB324491
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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